十和田湖冬物語に行ってみたい!
夏の新緑、秋の紅葉と、多くの観光客で人気の十和田湖。でも冬はあまり見どころがないような印象をもっていませんか? 実は冬の十和田湖を彩る、ステキなイベントがあるのです。今回はそのイベントである十和田湖冬物語の見どころやアクセスなどを調べてみました。
十和田湖冬物語とは?
まちあわせハチ公ガールズ ゆき
— まちあわせハチ公ガールズ 公式 (@oip_mhg) February 22, 2017
『十和田湖冬物語*.:snowflake:』#十和田湖冬物語
⇒
https://t.co/sdB81GdBNl
十和田湖冬物語は、冬の青森県をアピールするイベントとして始まりました。1998年7月に青森県が「文化観光立県」を宣言したことから、1999年に第1回目の十和田湖冬物語が開催されました。2017年で18回目の開催となります。
この時期、いろいろなところで雪まつりが行われますが、十和田湖冬物語はその中でも期間が長く、特に夜の花火やイルミネーションの人気が高く、毎年たくさんの観光客が訪れます。近年では北東北最大の雪まつりと言われることもあるようです。
十和田湖冬物語へのアクセス
すごい雪きれいなんだけど。十和田湖冬物語会場後にします。#十和田湖冬物語 pic.twitter.com/r76KuMGMGZ
— Hisae.. (@kotobuki2209) February 21, 2017
十和田湖冬物語の会場は十和田湖畔の休屋にある特設イベント会場になります。休屋だからいろいろなルートでアクセスできるのでは? と思うかもしれませんが、実はそう簡単ではないのです。というのは冬期間通行止めになるルートがあるからなのです。
簡単に言ってしまうと、国道454号線、国道102号線(黒石温泉郷方面行き)は通行止めとなります。したがって、弘前、黒石方面から行こうとするともろに通行止めに引っかかります。八戸市、もしくは秋田方面から大きく迂回する必要があるのです。また、青森方面からの場合も時間が多くかかります。
#十和田湖冬物語 もう何年も行っているけど、駐車場が満杯というのは初めて。#冬花火 の知名度が上がってきたせいなのか、それともこの日が土曜日だったせいなのか。 それにしても、吹雪の発荷峠越えドライブはシンドかった。 pic.twitter.com/5Y0dl9TQIZ
— べにぼたん (@fw_red_peony) February 25, 2017
八戸市から行く場合は国道45号線、102号線を経由して、2時間前後見ておくといいでしょう。また青森市からであれば国道4号線、もしくはみちのく有料道路を通り102号線(奥入瀬渓流方面)に出ます。3時間程度かかります。東北自動車道を使うなら、最寄りICは十和田IC、もしくは小坂ICとなり、ここから国道、県道を使います。
が、一番の問題は、文字通りの雪道運転であるということ。ふだん雪道運転をしたことがない、と言う方には車でのアクセスはおすすめしません。一応、十和田湖までのアクセスについては除雪されていますが、どのルートも途中で峠道があり、道路はおそらく圧雪、凍結していると考えられます。
もちろん、スタッドレスタイヤを使う、チェーンを装着するなどの方法はありますが、スタッドレスタイヤは地面をこすって止めるので、交差点など停車と発車を繰り返すところはより滑りやすいです。スタッドレスタイヤが減っていないかの確認とともに、スピードを落として安全運転を心がけましょう。
では、運転に自信がない方はどうするか、ということなのですが、残念ながら冬はバスもあまりありません。青森方面から出ているバスは冬期間運休になってしまいます。そこで、バスで行くという場合にはシャトルバスを利用することになります。
【十和田湖冬物語2017】
— 十和田市観光推進課 (@visit_towada) February 16, 2017
十和田湖冬物語へお越しの際は、シャトルバス「スノーライナー」https://t.co/fPNDyFDxM1、JRバス「おいらせ号」https://t.co/kdSV01GLbtをぜひご利用ください^^#towadatabi #十和田湖冬物語 pic.twitter.com/zDIj4aHchZ
これは2017年の情報なのですが、東北新幹線の七戸十和田駅から十和田市現代美術館を通るシャトルバス「スノーライナー」が出ていました。ただ、このシャトルバス、会場に行く方しかなく、帰りの便は翌日の午前中発。つまり、シャトルバスを利用して日帰り、というのはできない日程になっているということなのです。
十和田湖冬物語は夜のイベントが多く、それを見る場合は近くのホテルなどを利用するということが多いかと思います。その場合は、八戸駅などに無料送迎バスを出しているところも多くあります。そういったホテルを取れば、自分で運転することなく、会場に行くことができます。冬道の運転が不安という方はこういったアクセスを利用するのがおすすめです。
また同様に秋田県側からは十和田湖冬物語のシャトルバスツアーがあります。湯瀬温泉郷、道の駅かづの、鹿角花輪駅などを通って会場まで行く便で、こちらは往復あります。予約が必要で、2月の中旬に運休する時期がありますので、もし使うならば早めに予定を確認しましょう。
このほかにも2017年には弘前、八戸などから土日限定でシャトルバスの運行があったようです。これらの予定も時期が近くなってくるといろいろと出てくるかもしれません。いずれにしてもアクセスに関しては時間があるうちからいろいろ調べておきましょう。
十和田湖冬物語の開催はいつ?
2017年の十和田湖冬物語は2月3日から26日の日程で行われました。2018年の日程はまだ出ていませんが、例年期間がわりと長いので、おそらく2月いっぱいの間になるのではないでしょうか。期間が長いので、予定は立てやすいです。天候なども考慮しつつ、人気のイベントを体験しましょう。
一点、気をつけてほしいのは開催時間。十和田湖冬物語は期間は長いのですが、開催時間が平日と土日祝日で違います。土日祝日は11時からですが、平日は15時からで、いずれも21時までとなっています。花火やイルミネーションは夜がきれいなのでいいですが、他にも楽しみたいというのであれば土日祝日の方がいいかもしれません。
十和田湖冬物語の見どころ
アクセスが決して便利とは言えない十和田湖冬物語が、これだけ人気を集めるのは、なんといっても見どころが多いためです。中でも花火やイルミネーションは、十和田湖を真っ白に包む雪を照らし出し、なんとも幻想的な風景を作りだします。
また、昼間は迷路やホーストレッキング、雪の滑り台など、子どもでも楽しめる体験コーナーがたくさんあります。たくさん遊んでおなかがすいたら「ゆきあかり横丁」で郷土料理を食べて、身も心も温まるのがおすすめです。
十和田湖冬物語のイルミネーション
*#十和田湖 の花火すごいきれいだった:fireworks::snowflake:️
— RINA (@25_nxn) February 26, 2017
冬の花火も好きだなあ〜#十和田湖冬物語 https://t.co/JHOm4Doseq pic.twitter.com/LfAasIK43c
さて、十和田湖冬物語の中でも人気のイベント、イルミネーションを紹介します。光のゲートと光のトンネルということで、毎日17時から21時まで行われます。また、有名な乙女の像周辺や、雪像、雪灯籠などのライトアップも行われ、人気です。
【十和田湖冬物語2017】
— 十和田市観光推進課 (@visit_towada) February 15, 2017
開幕して半分が過ぎました!たくさんの方にご来場いただき嬉しいです^^18日(土)は桜田マコトさんのLiveがあります♪ I miss youの生歌も聞けるかもしれませんね♡#towadatabi #十和田湖冬物語 pic.twitter.com/AfE4IxKJYn
特に「雪と光のトンネル」はイルミネーションがまたたくトンネルをくぐるということで、特にカップルに人気です。周囲が雪なので、イルミネーションのカラフルな光が白に映えて、昼間とは違った幻想的な雰囲気を醸し出しています。外せない見どころの一つです。
十和田湖冬物語の花火
イルミネーションと共に外せない見どころなのが花火です。ふつう花火というと夏のものというイメージが強いですが、冬の花火は澄んだ空気と白い雪に光が映えて、これもまた得も言われぬ美しさだと言われます。
この花火なのですが、十和田湖冬物語では期間中毎日行われます。時間は20時から10分ほど。約200発の花火が打ち上げられます。毎日ということなので、集中的に混雑するという状況にはなりにくいかもしれませんが、十和田湖冬物語にくる人はこれを見るためにくると言うほどの人気イベントですから、ぜひとも体験してきてください。
十和田湖冬物語のイベント
ライブ
こんなクソ寒い中、よくやるよ。頭が下がります。
— ざっく (@ksozac) February 25, 2017
夜も頑張れ。#十和田湖冬物語 #北里三源色 pic.twitter.com/DlWZf6eOSb
メイン会場にあるライブステージでは、地元の演奏家によるライブが行われます。太鼓や津軽三味線の演奏のほか、よさこいなどもあり、観客と一緒に盛り上がります。他の地方からくるのであれば、はねとステージも見どころ。夏の青森ねぶたを思い出しつつ、一緒にはねるのも楽しめます。
バナナボート
金土日祝日の11時から17時まで特設コースで行われている体験イベントです。バナナボートに乗ってスノーモービルに引っ張ってもらうというもので、一面の雪原を疾走するのはまさに爽快な体験。大人も子どもも楽しむことができます。
ホーストレッキング
ホース、とは文字通り馬のこと。馬に乗ったり馬そりに乗ったりすることができるのです。実は十和田周辺は古くから馬の産地として知られていたところで、凍てつく寒さの中でたくましく走る馬の姿は頼もしいもの。雪の中を馬とたわむれてみませんか。
ワックスボール
ワックスボールとは、ろう細工で作る丸い入れ物のこと。小さな風船をふくらませ、その風船をロウに何度もつけて、丸いボールを作ります。そこに葉や花、紙でできた飾りを張り付け、上からロウをかけて完成。世界に一つだけのオリジナルアイテムを作ることができます。お友達や家族と一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。
ゆきあかり横丁とかまくらBar
☆十和田のバラ焼き☆
— ゆきと支配人 (@yukitomanager) February 23, 2017
そろそろ夜食の時間なので飯テロ!
十和田湖冬物語で食べたバラ焼き美味しかったなぁ(*´ω`*)
ご飯はもちろん特A米の青天の霹靂!!#青森県 #十和田市 #十和田湖冬物語 #バラ焼き #焼き肉 #青天の霹靂 #Panasonic #LUMIX #GX8 pic.twitter.com/ZpDzl9kg3n
たくさん走り回っておなかがすいたらやはりグルメ。せっかくなので、体の芯から温まりたいものです。そんなときにはゆきあかり横丁へ。青森、秋田の食材を使ったご当地料理が食べられます。きりたんぽ鍋やもつ鍋、おでんなど、アツアツの料理を楽しみましょう。
また、かまくらBarはその名の通り、かまくらの中でお酒が飲めます。しかもカクテルはなんと氷のグラス入り。まさに十和田湖冬物語でないと楽しめません。また、ワインバーでは「十和田湖冬物語」の名前入りグラスでグリューワインを楽しむこともできます。グラスは持ち帰り可能。いいお土産になりそうです。
十和田湖冬物語の注意点
#十和田湖冬物語 #雪を食す pic.twitter.com/vOGqL0NEHj
— 195 (@u_ikku) February 26, 2017
このように楽しいイベント目白押し、見どころいっぱいの十和田湖冬物語を楽しむための注意点といえば、やはり雪と寒さへの対策ということになるでしょうか。雪道の運転に関しては前述しましたが、運転して行く場合には時間に余裕を持たせて無理をしないようにしましょう。
寒さ対策に関してですが、特にこの時期の十和田湖の夜はマイナス10℃近くまで下がることもあります。また、路面は凍結しています。温かい服装と雪道用の靴は必須。帽子や手袋、カイロなどもお忘れなく。
今年は十和田湖冬物語へ
冬の十和田湖の魅力がいっぱいに詰まった十和田湖冬物語。花火やイルミネーションなど、楽しいイベントもたくさんです。大人も子どもも、今年はぜひ十和田湖冬物語で雪と思いきりたわむれてきてください。
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