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ミンサー織りの柄の特徴は?魅力まとめ!沖縄八重山地方の伝統工芸!

ミンサー織りの柄の特徴は?魅力まとめ!沖縄八重山地方の伝統工芸!
投稿日: 2017年6月16日最終更新日: 2020年9月6日

ミンサー織りは沖縄の伝統的な織物で、素材は木綿でたて畝(うね)織りという、縦横に土を盛り上げた畑の畝のような柄です。厚みがあり素朴な風合いです。沖縄県八重山地方では、八重山ミンサーと呼ばれています。今回は、ミンサー柄の特徴やミンサー織りの魅力をまとめました。

沖縄の伝統工芸品のミンサー織りとは?見出し

現在、全国には経産省指定伝統的工芸品が225品目あります。沖縄にはこのうちの15品の工芸品があります。その中で、沖縄の伝統的な織物の「ミンサー織り」は、読谷村の「読谷山ミンサー」と八重山地方の「八重山ミンサー」の2品です。沖縄の「ミンサー織り」は、伝統的な帯やバッグ、財布、服、インテリアなどに使用されている全てをご紹介いたします。

沖縄伝統のミンサー柄の特徴は?見出し

ミンサー柄とは?

ミンサー柄の「ミンサー」は、「綿(ミン)」が中国の言葉で綿、「サー」は狭を意味します。アフガニスタン地方の小さな腰ひもがチベットや中国を経て沖縄に伝えられたと考えられています。昔あった通い婚の風習から、想いを込めて、女性から男性に対して贈ったのがこの「ミンサー」と言われています。

ミンサーの意味は「愛を重ねて」

「ミンサー柄」の特徴は、5つの市松柄が「いつの」を表し、4つの市松柄が「世」を意味します。両側に配されている竪縞が、ムカデの足をあらわし、足しげく通うという意味を持っています。このようなことから、ミンサー柄には、「いつの世までも、足しげく私の元に通ってください」という意味が込められています。

「ミンサー織り」は、藍を何度も重ねて染めることから、「愛を重ねて」という意味が含まれると言われています。このように、沖縄のミンサー織りは、ロマンチックな伝統工芸品として愛されています。服飾製品だけにはとどまらず、ミンサー柄の雑貨なども街のいたるところで見ることができ、お土産としてもとても人気が高いです。

八重山地方の伝統工芸品の八重山ミンサー見出し

竹富島発祥の八重山ミンサー

「ミンサー織りは」アフガニスタンを経て中国に伝わりました。同時期にはすでに、八重山地方で「八重山ミンサー」が織られていたと考えられています。「八重山ミンサー」は、沖縄の伝統工芸品の「ミンサー織り」の一種で、沖縄県八重山地方の竹富島発祥です、現在は竹富島のほか、西表島、石垣島などでも織られています。

400年の伝統のある八重山ミンサー

「八重山ミンサー」はかすりの一種で、400年近い歴史がありますす。八重山地方の織物には「八重山上布(じょうふ)」もありますが、当時、上布は琉球王朝への献上品でした。それに対して、庶民たちに親しまれていたのがミンサーです。現在八重山地方では、この伝統を維持しつつ、現代的な手法を取り入れながら製作されています。

ミンサー織りを使った帯見出し

オールシーズン使えるミンサー帯

「ミンサー帯」は1年を通して使えるカジュアル帯です。夏は、浴衣や麻の着物などに合わせます。他の季節には綿の着物や紬、小紋などにも相性がぴったりです。ミンサー帯1枚あるだけで、どんな着物にも合わせられるので、とても重宝します。お土産にも喜ばれまる品です。

使い勝手の良いミンサー帯

また、「ミンサー帯」は、自由な色使いで、手織りの素朴な風合いと、軽い締め心地が魅力です。ミンサー帯の種類には、名古屋帯や浴衣から紬、小紋まで幅広くコーディネートし易い半幅帯、男性用の角帯などがあります。どの帯も使い込むうちに体に馴染んできて、ズレることもありません。

ミンサー織りを使ったウェア見出し

ミンサー柄のかりゆしウェア

沖縄の夏の定番のかりゆしウエアには、沖縄の伝統工芸の織物をあしらったものも多くあります。衿の裏や袖口に、ミンサー柄をモチーフにしたかりゆしウエアも人気があります。また、ショップにお気に入りのミンサー織りを持ち込んで、オリジナルのかりゆしウエアを作る人もいるそうです。

ミンサー柄のゴルフ用品

沖縄のゴルフクラブのショップには、ミンサー柄があしらわれたウエアやゴルフバックが販売されています。沖縄のゴルフブランドなどが、ミンサー織とコラボをしてをしています。また、オリジナルバッグもセミオーダーで作ることが出来るようです。その場合は製作から手元の届くまでに、3カ月から半年以上を要することもあるようです。

ミンサー柄がモチーフの指輪見出し

バリエーション豊富なミンサー柄の指輪

沖縄の「ミンサー柄」をモチーフにした指輪が人気です。セレクトショップや雑貨店にある「ミンサー柄」のカジュアルなシルバーリングを手軽に購入したり、指輪専門店で「ミンサー柄」のペアリングや、結婚指輪までをオーダーするこだわりのある人も多くなっています。

一生の宝物にミンサー柄の結婚指輪

ミンサー柄の「愛を重ねて」という言葉の意味に魅かれ、一生の宝物にということで、「ミンサー柄」の指輪を選ぶカップルが多く、結婚記念日のプレゼントとしてもとても喜ばれます。部分的に自分でカスタマイズするセミオーダーと、全てを職人にお任せする完全フルオーダーが、選択できるショップもあります。

人気のミンサー織りのお土産見出し

カラフルなミンサー柄の名刺入れ

カラフルでかわいい「ミンサー柄」の名刺入れは通販でも人気の商品です。上の写真の商品は、沖縄市知花に伝わる織りの「知花花織」で作られた名刺入れです。「ミンサー柄」の名刺入れもデザインが豊富で、シーサーの表皮が入っていたりと、沖縄色がよく出ている商品がとても多いです。お土産にもとても喜ばれます。

使い勝手の良いポーチ

沖縄のお土産には工芸品もとても人気があります。小物入れなどに役立つポーチは、男性ならバッグ内をまとめる小物入れとして、女性は化粧ポーチなどにピッタリです。ポーチは様々な用途で使えるので、ミンサー織りのポーチはお土産としてもおすすめです。

シンプルなミンサー柄の島ぞうり

島ぞうりは、沖縄のビーチサンダルのことです。島ぞうりは、白色と下地に色付きを使っており、白色部分をナイフで彫ってデザインされた「島ぞうりアート」もお土産として人気です。このミンサー柄を掘った島ぞうりも、沖縄ならではのデザインで、シンプルなのに、履きやすいぞうりです。

素朴な風合いのミンサー織りのコースター

「ミンサー織り」のコースターは、素朴な風合いと 色彩が人気です。「ミンサー織り」は染めから織りまでが全てが手仕事のため、1枚1枚若干色合いが違う場合もあります。ミンサー柄の湯のみなどと一緒に使うと、素敵です。また、ミンサー織りのコースターは、ミンサー織りの験で作ることが出来ます。

人気のミンサー柄のネイル見出し

ミンサー柄のネイルが人気です。沖縄県外でも、このミンサー柄のネイルは人気で、好んでする人も多いようです。沖縄旅行に行った時や友人の結婚式などで、ミンサー柄のネイルをして出かける人もいるそうです。日本らしいデザインで、色使いも派手すぎず、とてもかわいいです。ミンサー織りの帯などにも合いそうです。

ミンサー織りを体験しよう!見出し

八重山ミンサーの織元のミンサー工芸館

「ミンサー工芸館」では、ミンサー織りの手織りが体験できます。コースは、AコースからDコースまであり、コースターやテーブルクロス、タペストリーの手織りが出来ます。料金は1,500円から8,500円です。体験時間は9時から16時半までです。事前の電話予約をおすすめします。

住所:沖縄県石垣市登野城909 電話番号:0980-82-3473

花織りミンサー織りが体験できるみね工房

「みね工房」では、かすり模様を昔ながらの花織りにした「花織りミンサー」のはた織り体験が出来ます。はた織り体験では、しおりやコースター、花瓶敷などを作ります。時間は10分から40分です。小学生から体験が可能で、体験終了後には「体験証がもらえます。体験は電話予約をおすすめします。

住所:沖縄県石垣市新川湧川原1129-2 電話番号:0980-83-0039

ミンサー織りの人気ショップ見出し

品揃えが豊富なみんさー工芸館

「みんさー工芸館」は、団体旅行のコースに入っているほど、人気があります。ミンサー織りのお土産を買うならここ!というくらい、ミンサー織りのお土産品が豊富です。手染め作業を見学したり、工場の一部を見学でき、資料展示室ではミンサーの歴史が学べます。

また、資料室には、石垣島出身の歌手、夏川りみさんの紅白歌合戦出場時の衣装や、美智子皇后様ご愛用のバッグが展示されています。1階の土産物ショップでは、着物や帯、シャツ、バック、雑貨類などが販売されています。お土産探しには最適な品揃えです。営業時間は9時から18時までで年中無休です。店舗は石垣店の他に那覇店もあります。

ミンサー柄の指輪を探すなら天久加工所

「天久加工所」は、沖縄で30年以上続く老舗のジュエリー工房です。結婚指輪と婚約指輪の専門店です。品揃えが豊富で、好きなリングを手にとって選べる点が評判です。職人さんにアドバイスを受けながら、2人で作る完全ハンドメイドも可能です。「世界にたった1つだけの結婚指輪」が作れるととても人気があるお店です。

住所:沖縄県那覇市西1-15-3 電話番号: (098)866-6251

シンプルで存在感が魅力のミンサー織り見出し

沖縄の伝統工芸品「ミンサー織り」の魅力をまとめてみました。いかがでしたか?「ミンサー織り」の魅力は何と言っても、シンプルで、存在感のある風合いです。また、「ミンサー柄」の由縁にもとても魅かれます。沖縄にお出かけの際には、是非、魅力的な沖縄の伝統的な織物「ミンサー織り」に触れてみてはいかがでしょうか。

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投稿日: 2017年6月16日最終更新日: 2020年9月6日

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