北関東道おすすめサービスエリアに立ち寄ろう！充実のグルメや人気のお土産も！

高速道路のドライブに欠かせないのがサービスエリア。北関東道には波志江PA、出流原PA、壬生PA、笠間PAという4つのサービスエリアがあります。北関東道の4つののサービスエリアのおすすめグルメやお土産情報などをたっぷりご紹介します。北関東道のサービスエリアをもっと活用しちゃいましょう!

北関東道は、群馬県、栃木県、茨城県を東西に結ぶ高速道路です。群馬県の高崎JCTから茨城県のひたちなかICまで約150kmの道のりで、関越道、東北道、常磐道と接続しています。北関東道の起点は高崎JCTになるので、茨城県から群馬県に向かう西行きが上り、群馬県から茨城県に向かう東行きが下りとなります。

北関東道の駒形ICと伊勢崎ICの間にある波志江PAは、上り線PAにはミニストップ、下り線PAにはセーブオンがあるサービスエリアです。コンビニ内には銀行ATM、Wi-Fiスポットがあって便利!駐車スペースは上下線とも小型車37台、大型車は36から37台です。ガソリンスタンドはありませんが、24時間稼働の給電スタンドがあります。

波志江PAの2つのコンビニには軽食も充実。惣菜パンやレジ前のホットスナックは運転中にも手軽に食べられて人気です。店内にはイートインコーナーがありますが少人数向け。天気が良ければ赤城山を眺めながら外で食事するのもおすすめです。コーヒーにもこだわりがあり、下り線セーブオンのコーヒーはミカド珈琲、上り線ミニストップはフェアトレードのコーヒーです。

コンビニはどこも同じ品揃えと思うなかれ。波志江PAのミニストップとセーブオンにはご当地群馬の限定品やお土産が揃っていて、サービスエリアとしての役割をしっかり果たしています。群馬県のゆるキャラ「ぐんまちゃん」をかたどった大判焼きは1個98円。中にはこしあんがたっぷり入っています。

食べるのに少し勇気が必要なこのお菓子も、波志江PAで手に入る群馬土産です。今や世界遺産にもなっている富岡製糸場のある群馬県ならではのお土産「かいこの王国お蚕様チョコレート」!見た目のインパクトと味の美味しさはお土産に申し分なし。かいこの王国シリーズには、幼虫、まゆ、蛾のチョコレートがセットになった「かいこの一生チョコレート」もあります。

出流原PAは足利ICと佐野田沼ICの間にあるパーキングエリア。平成23年、北関東道の太田桐生ICから佐野田沼ICが開通した時にオープンした新しい施設です。駐車スペースは小型車20台、大型車17です。買い物は自動販売機のみで、食事処やお土産店はありません。施設のあちこちに折り紙で飾りつけしてあり、温かみが感じられるサービスエリアです。

都賀ICと壬生ICの間にある壬生PAは「道の駅みぶ」の一部。駐車スペースこそ小型車20台、大型車14台と多くはないものの、北関東道の通行客だけでなく一般道からも多くの人が訪れるおすすめサービスエリアです。上り線、下り線、一般道と駐車スペースがエリア分けされていて、同じ施設を利用します。24時間稼働の給電スタンドもあります。

壬生PA一帯は「みぶハイウェイパーク」と呼ばれる観光施設になっています。地元で採れた野菜の直売やお土産が売っている他、レストランで食事もできます。壬生町では町の特産品を「壬生ブランド」として展開していて、壬生産のしいたけと国産野菜をたっぷり使ったレトルトカレー「野菜としいたけの匠カレー」などはお土産におすすめ!

みぶハイウェイパークで食事するなら「みぶのおばちゃんち」がおすすめ!おいしい食事と店名通りのアットホームな雰囲気で、ドライブの疲れも吹き飛びます。人気メニューは限定20食の「ゆず塩ひすいラーメン」。みぶ菜を練り込んだきれいな緑色の麺とあっさりスープが美味!他にも、大洗から直送されたしらすがたっぷり乗った「しらす丼」や「かみなり汁」などのご当地グルメが人気です。

みぶハイウェイパークにあるウッドデッキのおしゃれな「Mibu-TOWN」は、いちごスイーツのお店。地元壬生町でグルメに人気の「ケーキハウスヒガノ」がプロデュースするお店です。おすすめは「将軍の苺氷」。一見、いちごのかかったかき氷と思いきや、凍らせたいちごを削ってかき氷風にしたものです。練乳の甘味といちごのほのかな酸味が絶妙!

道の駅みぶの中には公園もあり、壬生PAに車を停めて遊びに行くことができます。ドライブの休憩で立ち寄るにはあまりにも広い「とちぎわんぱく公園」は、大人も子供も楽しめる地元の憩いの場です。巨大迷路やカヌー、アスレチックなど、体を動かして遊べるアクティビティが豊富で、時間を忘れて遊んでしまいそう!

とちぎわんぱく公園にある屋内施設「こどもの城」では、雨の日や寒い日でも安心して遊べます。室内でひときわ目を引くのは、巨大なピンクの恐竜モモちゃん。モモちゃんの正体は滑り台で、しっぽを滑り下りた先は砂場、モモちゃんの足元には広いボールプールがあります。壬生PAを目的地にしてしまいたくなるような、遊びもグルメもいっぱいの道の駅みぶですね。

壬生町にはおもちゃ工場が多く、おもちゃの町として知られています。とちぎわんぱく公園の隣にある「壬生町おもちゃ博物館」には、世界中の古いおもちゃから最新のおもちゃまで勢揃い!毎月第3日曜にはおもちゃを修理してくれるおもちゃ病院も開かれます。入館料は大人600円、4歳から中学生までは300円です。

笠間西ICと友部ICの間にある笠間PAは上り線と下り線が一体となっているパーキングエリアです。北関東道で唯一ガソリンスタンドがある給油ポイント。24時間営業のセルフ式なので安心です。給電スタンドもあります。駐車スペースは小型車32台、大型車21台と広々。Wi-Fiスポットもあって便利な休憩ポイントです。

食事コーナーは広々とした明るい雰囲気。厨房で製麺されるモチモチ食感の本格うどんはグルメに人気です。揚げたての天ぷらもサクサクで、帰り道にもまた立ち寄りたくなりそう。食事コーナーは朝7時から営業していて、ホットドッグにハッシュドポテト、コーヒーがセットになったモーニングが朝10時まで販売しています。朝から元気が出そう!

笠間PAで味わえる限定グルメのひとつが「エスプレッソ珈琲ソフトクリーム」。ほろ苦いエスプレッソ味のソフトクリームに砕いたコーヒー豆をトッピングしたものです。このトッピングのコーヒーは、なんと幻のコーヒーと名高いコピルアック!コーヒー好きにはたまらない、コーヒーの香りと苦みが効いた絶品です。

お土産におすすめなのは笠間PA限定の「おみたまバーム」。一口サイズのバームクーヘンで、外はカリッと中はしっとり!小美玉市の菓子店「「菓子のはしもと」製のご当地スイーツです。また、笠間PAがあるのは茨城県ですが栃木のお土産も品揃え豊富なので、買いそびれた人はぜひどうぞ。

高速道路のETC化が進むにつれて、既存のIC以外にサービスエリアやパーキングエリアから高速道路へ出入りできる「スマートIC」が普及してきました。北関東道では上り線、下り線共に波志江PAがスマートICに対応しています。利用できるのはETC車のみで、高速道路から出る時だけパーキングエリアの施設が利用できるようになっています。

上り線の波志江PAからスマートICで出てみましょう。南へ2kmほど進むと「華蔵寺公園遊園地」に到着します。この遊園地は入園料無料で、乗りたい分だけ乗り物券を購入する仕組み。観覧車やジェットコースターなどもあって十分楽しめる上、乗り物の料金は70円から350円とコスパ抜群のおすすめスポットです。春は桜の名所で、花見客で賑わいます。

北関東道にある4つのサービスエリアは、上り線と下り線で異なるお店が入っていたり公園が直結していたりと、それぞれ特徴がありました。限定のお土産を買ったり給電スタンドで充電したり、サービスエリアでゆっくり休息をとって安全運転で出発して下さいね!