九州自動車道のおすすめサービスエリア特集！名物グルメやお土産など

福岡県北九州市の門司ICを起点として、終点の鹿児島ICまでの約350キロの区間を一般的に「九州自動車道」と呼びます。九州をドライブする際必ずお世話になる道ですが、同時に利用者の休憩所としてサービスエリアが充実し、グルメや地元のお土産も発達しました。グルメ目当てに九州自動車道を走ってみませんか？

こちらのサービスエリアは九州自動車道上りの最後にあるサービスエリアで、お土産の買い忘れ防止にと九州中のお土産を並べてあります。また、外国からのお客様にも安心して買い物をしていただけるよう免税店まで入っています。しかも食事関係はあの「ロイヤル」からの出店なので間違いありません。

アメリカから上陸し、東京、大阪、福岡などで店舗展開しているフローズンヨーグルトの名店「ピンクベリー」が古賀サービスエリアで味わえてしまいます。様々なトッピングを選んでオリジナルの物を作れる楽しさもさることながら、無脂肪牛乳・無脂肪ヨーグルトを使った身体に良いフローズンヨーグルトをドライブの途中でどうぞ！

サービスエリアの場所が福岡県ということで、当然のようにお土産の筆頭にくるのが「左衛門の博多ぶらぶら」です。柔らかく練った求肥をくどくない餡で絡めてある懐かしい味のする博多名物です。この他にも「ヒヨコ」や「博多もん」など有名菓子が並びますが、どれもあっさりといただけるおすすめのお菓子です。

平成30年春までリニューアル工事中のため、ウェルカムゲートが閉じていたりドッグランが閉鎖になっていたりと情報が不安定なため記事にしにくいのですが、仮設店舗でがんばっていますので一つだけ紹介しておきたいと思います。

確認できているだけで横浜から沖縄までのご当地サイダーがずらりと並んでいます。つい「端から端まで」と買いたくなるほどサイダー好きにはたまらない光景だと思います。下り線なので、これからドライブやツーリングで長距離を走る前の気合い入れに1本。お土産にもおすすめです。

広川サービスエリアはお茶処八女に位置していて、随所にお茶を使ったグルメが見受けられます。抹茶をふんだんに使ったソフトクリームや茶そばなど、茶処ならではのグルメがたくさんあります。またドッグランなどもありますので、愛犬と共に休憩するには最適のサービスエリアです。

八女といえばお茶、お茶といえば茶そばが旅行先でのランチの定番ですよね（ですよね！）。こちらの茶そばはトッピングが豊富で画像の様に肉、ゴボウ天、わかめなどの他にノリや明太子などご当地グルメの代表格的なものも乗せる事ができます。おすすめは明太子です。

いただいた方が必ず驚くお土産の紹介です。「オレはメロンパンなら何個でも食える」とか言ってる人に持って行ってあげると「ごめんなさい、ボクがバカでした」と涙ながらに謝るメロンパン。でもこのパンふわっふわでギュッと握ると手の平に納まっちゃいそうなくらい軽いんです。広川の上り線に来たなら絶対にチェックして下さい。

八女の特産品はお茶だけではありません。お茶と同じくらい有名なのがフルーツです。広川サービスエリアの下り線ではフレッシュフルーツそのものの販売などもしています。「名物・名産にうまいもの無し」などと言う方がおられますが、ここは違います。うまいものだらけのサービスエリアをご堪能下さい。

広川サービスエリア下り線には福岡の三越などに出店している「古蓮」が入っています。「茶房古蓮」として落ち着いた雰囲気の中で食事や甘味を楽しませてくれるお店です。選りすぐりの食材を使った和食ももちろんおすすめですが、1番のおすすめは無添加アイス使用の「月見あんみつ880円」です。ドライブの疲れを甘味で癒して下さい。

広川サービスエリア下り線ではフレッシュフルーツの販売をしています。特に押しているのが「あまおう」。すべてのグルメをうならせる福岡を代表するブランドいちごです。ドリンクやソフトクリームなどの加工品も美味しいのですが、お土産に生のいちごパックはいかがでしょうか。1パック580円前後で販売されています。

先の熊本地震により一時閉鎖されていたサービスエリアも、今は元気に営業再開しています。九州自動車道のちょうど真ん中辺りに位置するこのサービスエリアは訪れるお客様も多く、そのすべてが満足いくように様々な営業努力をしています。その一つが地元に特化したグルメやお土産品などです。たくさんのくまモンが出迎えてくれますよ。

熊本の宣伝部長くまモンのコーナーがある北熊本サービスエリア上り線ですが、「水曜どうでしょう」という番組で対決の舞台にもなった場所ですのでご存じの方も多いでしょう。ここには恐ろしいほどのくまモングッズが並んでいます。可愛いくまモンの顔に騙されないよう要注意のサービスエリアです。

こちらのレストランは古賀サービスエリアと同じ「ロイヤル」さんの出店なので全ての料理に間違いがないのですが、おすすめグルメは熊本名物「太平燕1274円」です。太平燕はコクのある塩味でたっぷりの野菜とあっさりした麺をいただく料理です。麺は春雨で、お腹にもたれないのでドライバーさんに特におすすめします。

先の震災後7か月以上の閉鎖をしていた北熊本サービスエリア。熊本県の中央に位置していることから熊本の特産品や地場産業の担い手の一つになっているのは上り線も下り線も同じことです。元々地域密着型サービスエリアとして頑張っていましたが、再開後ますますその感は強くなりました。近くを通りましたらその目でお確かめ下さい。

ここに来たらこいつを食え、と絶対おすすめのグルメが「熊本県産牛ローストビーフ丼1480円」です。再開後に登場したこの丼は、デビューと同時に話題のグルメナンバーワンになりました。肉1.5倍の大盛り（1980円）、肉2倍の特盛り（2480円）もラインナップされていますから、SNSにあげるのにも最適ですよ。

北熊本サービスエリア下り線限定のお土産スイーツがこちら、「阿蘇くまもとろーる1080円」です。原材料はすべて熊本産、可愛いくまモンも熊本産です。お届け先でカットして食べる時にきっと笑いが起こるでしょう。切るのがかわいそうになるほど可愛いロールケーキです。先方様にもきっと喜んでいただけるおすすめのスイーツです。

2012年11月にリニューアルされたこのサービスエリアは上り線も下り線も「はらぺこ」に優しいサービスエリアになっています。うまいものをガッツリ食べたい利用者が、それだけを目的に車を走らせることもあるグルメ御用達の有名サービスエリアです。

震災からの復興を目指し、食で地元を元気にしようと始められた大盛り飯。レストラン三南が送る大盛りグルメが「ソースカツ丼880円」です。ノーマルから順にギガサイズまで6段階のカツとご飯の盛りが選べ、ノーマルでもカツは5枚乗っています。画像のメガは30分完食で無料、カツ50枚のせのギガは1時間完食で無料となります。

熊本土産の定番といえばこれ、「いきなり団子（ダゴ）」。柔らかい皮の中にふかした薩摩芋とあんこがぎっしり詰まった熊本の郷土菓子です。普通のいきなり団子は一つ150円ですが、おすすめは画像の「焼きなり団子250円」です。饅頭の皮をパイ生地のようなクロワッサン生地に変えて新しい食感を生み出しました。ご贈答にも使えます。

上りに続いて下りもまたガッツリ系グルメがずらりと並ぶ宮原サービスエリア（下り）です。もともと宮原サービスエリアは南九州最大を誇るサービスエリアで、立ち寄るお客様の多いサービスエリアです。来客ひとりひとりに満足を与えられるよう、出店や品ぞろえに並々ならぬ気配りのされているサービスエリアです。

今では宮原サービスエリア（下り）の代表的名物になりました「いきなりステーキ」です。1グラム6.5円のリブロースなどお得に美味しいステーキが味わえます。その他宮原サービスエリアでは数量限定ですが、「くまもと赤牛サーロインステーキ」など地産地消グルメもおすすめです。

さて、いきなり団子、いきなりステーキと続いた「いきなり」シリーズ第3弾は「日奈久ちくわパン」です。お土産用に5本入り650円の絶品ちくわが売られていますが、このサービスエリアではその日奈久ちくわを丸ごと一本使った「ちくわパン180円」が大人気です。いきなり飛び出るちくわに驚いて下さい。

ヤマザキデイリーストアが出店している山江サービスエリア（上り）はコンビニが経営しているために当然24時間営業の形態をとっていますから、深夜のトラック便などに重宝されています。そして何と言っても特筆すべき名物が「山江の栗」です。これは上下線とも言える事ですが、栗グルメがすごい！

栗がグルメの筆頭にくる「山江」、その中でも山江サービスエリアでは山江栗を贅沢に使った「山江の栗ソフト350円」がおすすめの一品です。ドライブで疲れた体に栗タップリのスイーツグルメ、最高です。

上りのヤマザキデイリーストアに対するのは下りのファミリーマートです。やはりこちらも24時間営業でドライバーの心と体を労わってくれます。コンビニ系のサービスエリアであれば全てに通ずることなのですが、「いつもの場所」感がとても落ち着かせてくれます。

同じ熊本県内のいきなり団子と同じような作りの栗バージョン「びっくり団子216円」は栗が丸ごと一個入った小豆餡のお饅頭です。食べ応えのあるもっちりとした薄皮の中に、「これでもか！」と栗が入っています。ふかしたてを食べるもよし、お土産にして温め直して食べてもよしの逸品です。

山江サービスエリア上下線で一個140円にて販売されている「栗まんじゅう」。どちらの販売所でも、どうしても食べたければ午前中には買い求めないと無くなってしまうほどの人気商品。お土産に、自分使いにほっとできるおまんじゅうです。栗の山江の面目躍如グルメといっていいでしょう。

桜島サービスエリアは、九州最南端のサービスエリアです。鹿児島を出発して北を目指す旅行者が、市内で買いそびれたお土産を探すのもこのサービスエリアです。「いわさき」という観光グループの経営なので、いわさきホテルで出される秘伝のカレーなどもおいしいのですが、やはりこちらは風景が一番のごちそうになっています。

晴れた日は駐車場から正面に桜島を望むことができ、鹿児島を後にする前にじっくりと桜島を見物していって下さい。運が良ければ（良ければ？）爆発的噴火なども見られます。桜島を眺めながら、350円の安納芋ソフトを片手に旅のルート確認などすれば心に余裕も出るのでは。

先にお知らせしておきますが、このサービスエリアにはガソリンスタンドがありません。後は鹿児島市内に入って行くばかりなので仕方がないのですが、もしも燃料がギリギリだなと思ったら手前のサービスエリアで燃料の補給はしておいて下さい。

え、この小さいお餅がジャンボ餅？と思った方、いえいえこのジャンボは大きさのことではありません。お餅一つに二本の棒が刺さっているのがお分かりでしょうか。二本差しは昔の武士のたしなみ。ですからお餅に刺す棒も二本。これを「両棒」と書いて「りゃんぼう」と読ませたのがジャンボ餅の由来。出世餅なので、ぜひ桜島でご購入を。

九州自動車道のサービスエリアを北から順に紹介して参りましたが、パーキングエリアの名物をどうしても一つ紹介しておきたかったのでここで紹介させていただきます。北熊本サービスエリアと宮原サービスエリアのガッツリ系エリアのど真ん中に位置する緑川パーキングエリアがそれです。

こちらは上下線とも(株)ヒライというおべんとうのお店がパーキングエリアをやっています。数々のテレビ番組でご当地グルメとして紹介されてきた「ちくわサラダ」のお店です。その名物惣菜「ちくわサラダ150円」が緑川パーキングエリアで味わえちゃうんです。ガッツリ系に挟まれて苦しいお腹にムチ打ってどうぞ召し上がれ！

行楽のシーズンでは特に渋滞でイライラがつのったり、疲れが溜まったりと高速道路での移動でもストレスは少なくありません。そんな時に頼りになるのがSA・PAと呼ばれている「簡易休憩所」です。九州自動車道のSA・PAにはグルメスポットが多く存在します。ぜひ旅の安全とお腹の満足を得に九州自動車道のサービスエリアをご利用下さい。