モートン島でイルカの餌付け体験！ダイビングやシュノーケリングも人気！

モートン島は、面積の約98%がモートン島国立公園に指定されており、モートン島の99%は、残り1%が岩という珍しい島です。ブリスベン東部より約40kmの沖合にあり環境汚染が少なく、手付かずの自然を楽しめる島でもあります。フェリーで簡単にアクセスでき、特にエメラルドグリーンの美しい海が魅力的です。そんなモートン島について詳しく掘り下げていきます。

モートン島の中央に位置するタンガルーマリゾートが人気が高く、アクティビティも豊富です。一番人気のあるアクティビティはイルカの餌付けで、日が暮れる頃にやってくる野生イルカにエサを与える体験ができます。ボディボードと呼ばれる板を使って砂丘を滑るアクティビティも人気が高いです。スピードが出るため、思ったよりも楽しかったという声が多いです。

モートン島では、ダイビングはもちろん、シュノーケル道具を持っていけば、いつでも透明度の高い海で鮮やかな色の魚が泳ぐ姿を見ることができます。浅いところが多いため、女子が海でちゃぷちゃぷ遊んだり、晴れていれば写真映えする海も撮影でき、色々なアクティビティを楽しめる島です。フェリー以外にも小型飛行機・ヘリコプターで遊覧してアクセスする事もできます。

モートン島へのアクセスは、高速船フェリーが一般的で、所要時間は約1時間15分から1時間30分ほどです。ブリスベン・ピンケンバのホルトストリート(Holt St,Pinkenba)を出発し、モートン島のタンガルーマ港に到着します。毎日4便運航しており、ブリスベン港からの出発時刻は午前7時、午前10時、正午、午後5時です。

タンガルーマ港からの出発時刻は午前8時30分、午後2時、午後4時、午後7時です。フェリー料金は、モートン島に宿泊する場合、2018年3月までは往復で大人1名80ドル、子供1名45ドルです。ちなみに、モートン島への日帰りなどはフェリー料金が異なるため、事前の確認が必要です。ツアーに参加するとフェリー料金込みで楽しめるので、フェリーを予約するのが面倒な場合は、ツアーへの参加がおすすめです。

モートン島で一番人気があるアクティビティは、イルカの餌付け体験です。日没後にビーチの浅瀬にやってくる野生のバンドウイルカにエサをあげる体験ができます。野生のイルカのため、デオドラントや香水、虫よけスプレーなどを肌にふらないなど色々なルールに従う必要があり、指導員の指示に従って餌付けをする必要があります。

ちなみにオーストラリアの中でも野生のイルカへ餌付けできる許可が出ているのは数ヶ所しかなく、モートン島ではタンガルーマアイランドリゾートのみとなっています。ツアーの内容によっては、イルカの餌付け体験とイルカを遠くから眺めるツアー内容があり、料金は餌付け体験の方が50ドル程高いです。

モートン島に宿泊する場合は、申込さえすれば無料でイルカの餌付け体験ができます。宿泊する場合に、イルカの餌付けの無料体験を行うためには、イルカの餌付けを希望する日の夕刻までに、ドルフィンセンターにて申し込みをする必要があります。なお、モートン島に滞在期間中、1人1回限りの体験となっています。ウェットスーツなどの貸し出しは有料で、子供用がないとの声が多くありました。

砂で出来たモートン島には、高さ約280メートルもの巨大で真っ白な砂丘があり、その砂丘の一部を使用してソリや板のようなボードで滑って楽しむアクティビティがあります。高さ約50メートルからスタートし、約150メートルもの距離を滑り降りるサンドボーディングは、ダイナミックでスピード感を楽しめます。

サンド・トボガン(小型のそり）を使って砂をすべる事からサンドトボガニングとも呼ばれ、砂の上でサーフィンをするような感じです。見た目以上にスリルがあり、砂まみれになって楽しめ、一度体験するとスピード感が忘れられず、小さい子どもから大人までハマってしまうとの声が多いです。

モートン島の近海は、野生のイルカをはじめ、クジラやジュゴンなどの海洋哺乳類が多く生息しています。特にジュゴンは、数百匹生息しているとも言われています。さらに6月から10月上旬頃は、ザトウクジラがモートン島付近に現れることから、ホエールウォッチングクルーズツアーも実施されています。ホエールウォッチングクルーズツアーの所要時間は約3時間で、クジラのパフォーマンスは迫力があると人気です。

モートン島では透明度の高い海を楽しめる事から、シュノーケリングも人気のアクティビィです。特に、タンガルーマ難破船付近の周りで行うシュノーケリングが好評です。ガイド付きのツアーもあり、シュノーケリング初心者や泳ぎが苦手な方には、透明なボディボードで海を楽しむこともできます。イルカやウミガメ、サンゴ礁をはじめ、多くの魚が見られるシュノーケリングに最適なポイントなども紹介してもらえます。

モートン島の人気アクティビティの1つに、スキューバーダイビングもあります。ダイビングは、シュノーケリングよりも深く潜ってじっくり魚を楽しみたい方向けです。スキューバダイビングのライセンスがない場合は、講習を1時間受けて、スキューバダイビングを楽しむ流れとなります。天気によって変わりますが、基本的に砂地で透明度が高いため、ダイビングで多くの異なる種類の魚をきれいな海の中で見て楽しめます。

ヘリコプターからモートン島を遊覧し、空から楽しむアクティビティもあります。飛行時間によりもよりますが、大人1名90ドルくらいから遊覧飛行のツアーに参加できます。モートン島を囲むエメラルドグリーンの綺麗な海や、海の上を走るフェリー、白い砂のビーチ、難破船スポットなど見どころがたくさんあります。

パラセイリングとは、海上でモーターボートに綱で引かれたパラシュートに乗り、空から海と空を楽しむアクティビティです。モートン島の特徴でもある透明度が高くエメラルドグリーンの海を、程よい高さから眺められます。運が良ければ野生のイルカやジュゴンも見れるとあり、人気です。6分間飛行で大人1人65ドル程です。

モートン島はブリスベンやゴールドコーストから日帰りツアーで楽しむことができます。イルカの餌付け体験、イルカ見学、シュノーケリング体験や透明のカヤックで魚の餌付け体験、砂滑り体験、ホエールウォッチングクルーズなど、色々なアクティビティがツアーに組み込まれています。

ツアーの内容は会社によって異なるため、自分が体験したい内容のアクティビティがツアーに含まれているのかを、スケジュール詳細を確認しておくのは大切です。また、そのアクティビティがスケジュールに入っていたとしてもツアー代に含まれているのか、または別途追加料金することになるのかもしっかり調べることも大事です。

ツアー代が安い場合、モートン島でのアクティビティ代は含まれていないツアーも存在します。ツアー代とアクティティ代が別になっており、現地にてアクティビティへ申込をして、アクティビィ参加費用を別途支払うプランもあります。ですから、ツアー代とは別に、内容もあるので、ツアー申込前に分からない事はしっかりと把握する事は大事です。

モートン島では、夕日がおちる夕暮れ時の海を見るのもおすすめです。茜色に焼けた空と海が1日の疲れを癒してくれるような光景が広がります。日没後には、浅瀬に野生のイルカもやってくるので、天気が良い日の夕食後は、外できれいな夕焼けを見たあと、野生のイルカを見るのがおすすめです。

モートン島は、ゴールドコーストやブリスベンから日帰りツアーで楽しめるリゾートアイランドです。宿泊するとイルカの餌付けが滞在期間中1回、申し込みをすれば無料で体験できるのも魅力的です。ジュゴンやクジラが出現するポイントへ行くアクティビティや、砂丘をボディーボードで滑って遊べる体験もできます。ブリスベン近辺でイルカに餌付け体験をしたい方におすすめです。