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オーストラリアワイン特集!お土産にもおすすめ!種類や産地は?

オーストラリアワイン特集!お土産にもおすすめ!種類や産地は?
投稿日: 2017年7月27日最終更新日: 2020年10月7日

オーストラリアワインは「フランスやイタリア産と比べると知名度が低く安価なもの」と思い込んでいませんか?実はオーストラリアワインは世界中に多くのコレクターを持ち、稀少価値の高い銘柄も多く香りと味わいは特徴的なものばかり。そんな魅力あるワインの全てをお届けします。

オーストラリアワインの特徴とは?見出し

ワインというとフランスやイタリア産のイメージが強いですが、実はオーストラリアは国土が広大なため他国に比べてブドウ収穫高が安定しているという特徴があります。今回はそんなオーストラリア産ワインに使用されるブドウの種類・産地など、お土産におすすめ銘柄をお届けします。

オーストラリア白ワインを造るブドウの種類と特徴見出し

【シャルドネ】

「シャルドネ」は世界で最も栽培が多い、白ワインの品種です。さまざまな気候や土壌でも適応能力が高く、産地によっては醸造過程により香りや味わいに大きな変化を与える品種と言っても過言ではありません。オーストラリアではニューサウス・ウェールズ州などが産地です。

【ソーヴィニヨン・ブラン】

「ソーヴィニヨン・ブラン」は白ワインの中でも、独特的な香りをもつ品種として知られています。その特徴はグレープフルーツのような柑橘系果実やハーブのような清涼感のある香り。爽やかな切れ味と辛口の味わいは、梅雨の時期から真夏にかけて冷やして飲むのがおすすめです。

【リースリング】

「リースリング」は白ワインの中でも有名な品種で、主にヨーロッパ、とりわけドイツやアルザス地方(仏)で生産の多い品種です。冷涼な気候と痩せた土壌での栽培に適し、晩熟で耐寒性にも優れた言わば優等生。オーストラリアでは、冷涼でないクレア・ヴァレーでの栽培が盛んです。

【セミヨン】

「セミヨン」はボルドー地方(仏)を代表する品種で、主にソーヴィニヨン・ブランとブレンドで使用されます。香りと甘美な風味が特徴で、「ワインの帝王」と呼ばれるほど希少価値のある品種。オーストラリアへは19世紀頃導入され、産地としてはハンター・バレーが有名です。

【シュナン・ブラン】

「シュナン・ブラン」はフランス・ロワール地方を中心に世界各国で栽培されている品種で、その特徴はフレッシュな香りと酸味の強い爽やかさ。辛口・甘口・スパークリングワインと、様々な種類のワインを造ることができ、そのフルーティさは他の品種にも負けません。

オーストラリア赤ワインを造るブドウの種類と特徴見出し

【カベルネ・ソーヴィニヨン】

「カルベネ・ソーヴィニヨン」は世界で最も多く栽培されている、赤ワインの品種です。フランス・ボルドー地方が栽培の始まりで、カベルネ・フランとソーヴィニヨン・ブランが自然交配したもの。適応性が高く、オーストラリアでは「シラーズ」とブレンドされることが多いようです。

【シラーズ】

「シラーズ」はフランス・ローヌ地方を原産地とし、次いでオーストラリアでも栽培されている品種です。ローヌ地方では「スパイシーでエレガント」な風味を持つ品種として知られていますが、オーストラリアのものは「濃密でなめらかなタンニン」という特徴があります。

【ピノ・ノワール】

「ピノ・ノワール」は、カベルネ・ソーヴィニヨンと肩を並べるブルゴーニュ原産の赤ワインの品種です。土壌や気候を選ぶ品種のため栽培には手間がかかり、香りや味わいに大きく影響を与えるのだとか。最高のコンディションで栽培されたものは、官能的な味わいと芳香が楽しめます。

【メルロー】

「メルロー」は、カベルネ・ソーヴィニヨンと栽培面積を争うほどポピュラーな品種。湿度が高く冷涼な気候条件を嫌うカベルネに対し、そのような環境条件でも栽培が可能なため、カベルネとのブレンドが多々あります。もちろん単独でも、酸味が低くやわらかいタンニンが特徴です。

【カベルネ・フラン】

「カベルネ・フラン」はフランスでの栽培が7割を占め、カベルネ・ソーヴィニヨンとよく似た品種です。ソーヴィニヨンよりも軽やかな味わいと清涼感が特徴で、フランスでは他の品種とのブレンド用として栽培されていますが、オーストラリアでは単一品種として栽培されています。

【グルナッシュ】

「グルナッシュ」はスペイン原産で、オーストラリアではシラーズに続くポピュラーな品種となっています。暑く乾燥した気候でも栽培が可能で、致命的な病気にも耐性をもつ一方、穏やかな気候でもよく育つという利点も持ち、アルコール度は高くタンニンが低めという特徴があります。

【ジンファンデル】

「ジンファンデル」は主にアメリカ・カリフォルニア州で主に栽培されている品種で、果皮が薄く果粒の熟成度にばらつきがあるのが特徴です。湿気に弱く乾燥に強い種類で、アルコール度は高く長期熟成タイプ。オーストラリアではこの品種からスパイシーなワインを製造されています。

オーストラリアワインの主な産地見出し

【ハンター・バレー】

「HUNTER VALLEY(ハンター・バレー)」は、ニューサウス・ウェールズ州にあるオーストラリアで最も長い歴史を持つワインの産地です。世界トップクラスのワインを醸造し、約150ヵ所ものワイナリーがあります。ハンター・バレーの代表品種はセミヨンで、「Wyndham Estate」は世界的有名なワイナリーです。

【バロッサ・バレー】

「BAROSSA VALLEY(バロッサ・バレー)」は、世界的に良質なワインの産地として有名です。南オーストラリア州に位置し19世紀にヨーロッパからの移民によって開拓され、バロッサ地方の代表品種はシラーズ、「The Louise」というブドウ畑に囲まれた豪華ホテルでは最高級のワインとお料理が味わえます。

【モーニントン半島】

「Mornington Peninsula(モーニントン半島)」は、ビクトリア州メルボルンの郊外に位置し、なだらかな丘陵地を利用した果樹園・オリーブ畑が広がる景勝地です。温暖な気候のもと、ピノ・ノワールやシャルドネが代表品種です。一年を通じて、食とワインにまつわるイベントが多く開催されています。

【ヤラ・バレー】

「YARRA VALLEY(ヤラ・バレー)」はビクトリア州に位置し、オーストラリア最高級のピノ・ノワールの産地として知られ、スパークリングワインが特に有名。大小さまざまなワイナリー周辺では、有機栽培のフルーツや野菜・ワインに良く合う手作りチーズも盛んです。地ビールもおすすめです。

【クレア・バレー】

「CLARE VALLEY(クレア・バレー)」はアデレードから北へ約120キロ、オーストラリア最高のリースリング産地として知られています。ブドウ栽培に適した地中海性気候のもと、質の高いシャルドネ、シラーズ、メルロー種なども生産され、一年を通し伝統的なイベントも多く開催されています。

【マクラーレン・ヴェイル】

「MCLAREN VALE(マクラーレン・ヴェイル)」は南オーストラリア州のマウント・ロフティ山脈とセント・ビンセント湾の間にあり、世界でも最古のブドウの木が栽培されています。シラーズはこの地域を代表する品種で、小規模ワイナリーを中心にテイスティングやガイド付ツアーも楽しめます。

【マーガレット・リバー】

「MARGARET RIVER(マーガレット・リバー)」は、西オーストラリア州・パースから約3時間の距離にある「食とワイン」の中心地。このエリアには世界トップクラスのワイナリーやレストランが軒を連ね、美食家が集まることでも知られています。主たる品種は、カベルネ・ソービニョンです。

【スワン・バレー】

「SWAN VALLEY(スワン・バレー)」はパースの北・スワン川沿いにある、開拓村ギルフォードを玄関口とした美しい景観が広がるエリア。シュナン・ブラン、シャルドネ、シラーズといった種類のブドウが栽培され、のんびりとした雰囲気が漂うワイナリーやカフェ、地ビールの醸造所は必見です。

【ペンフォールズ】オーストラリアを代表するワイン①見出し

19世紀にイギリスから移民してきた、医師ペンフォールズ氏が医療用ワインを醸造したことが始まりとされているワインメーカー「Penfolds(ペンフォールズ)」。バロッサ・バレーを中心に複数地域に畑を所有し、長期熟成タイプ「Grange(グランジ)」は世界中にコレクターを持つ最高峰ワインです。

PenfoldsのGrangeは無理でも、お手頃なオーストラリアワインを味わいたいという方におすすめなのが、Binスタイルのワイン。Binの後に続くナンバーは、現在ではPenfolds独自の仕様番号ですが、もともとは樽ごとの管理番号が由来となっています。お土産や贈り物としてもぴったりでどれも香り豊かです。

【ヘンチキ】オーストラリアを代表するワイン②見出し

「HENSCHKE(ヘンチキ)」家のワインは、ブレンドワインが主流だった時代に最高級の単一畑にこだわると同時にスティルワインの製造に力を入れてきました。畑の立入制限をし、樹齢130年の最高級シラーズのみを使用した「ヒル・オブ・グレイス」は日本では入手困難なアイテムとなっています。

HENSCHKEのおすすめ銘柄の一つ、「Mount Edelstone(マウント・エーデルストーン)」はバロッサ・バレー東に位置する丘の名前でもあり、そこは単一のブドウ畑としても有名です。オーストラリア国内で最も評価の高い種類のシラーズを生産し、スパイシーな風味がお土産としても喜ばれているようです。

【バス・フィリップ】オーストラリアを代表するワイン③見出し

ブルゴーニュのワインプロデューサーに魅せられたフィリップ・ジョーンズは、それまで畑に植えられていた品種全てをピノ・ノワールに植え替えたことがワインメーカーとしての始まりです。1979年にはワイナリーを創設し、「BASS PHILLIP」としてその後も厳しい基準のもと情熱を注いでいます。

BASS PHILLIPのおすすめ銘柄の一つは、スパイシーな香りとジューシーな果実感を味わえる「Crown Prince(クラウン・プリンス)」です。バランスのとれたスタイルは値段も張るアイテムですが、滅多にお目にかかれないカルト的ピノ・ノワールを味わえるのでお土産としても喜ばれること間違いなしです。

【マウント・メアリー】オーストラリアを代表するワイン④見出し

「MOUNT MARY(マウント・メアリー)」は、1971年にジョン・ミドルトンによって設立したワインメーカー。年間生産量はたった3500ケースのため、オーストラリアでもほとんど見かけることのない伝説的な存在です。高品質な種類のブドウで醸造される絶品のワインは、コレクターの間でも人気です。

【トルブレック】オーストラリアを代表するワイン⑤見出し

「TORBRECK(トルブレック)」はデイヴィット・パウエルが設立したワイナリーで、スコットランドにある思いで深い森の名前に由来しているのだとか…。収量制限をし、ヨーロッパの繊細さとエレガントさを兼ね備えた高品質なワインが人気です。お土産として贈り物にも喜ばれる逸品です。

オーストラリア産ワインが飲みたい!見出し

旅行お土産にもぴったりなオーストラリアワイン特集はいかがでしたか?以外にもその種類はとても豊富で、ヨーロッパワインにも負けていません。世界中にファンを持つオーストラリアワインから今後も目が離せず、お土産にもおすすめ銘柄とやらを是非味わってみたいですね!

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投稿日: 2017年7月27日最終更新日: 2020年10月7日

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