スペイン巡礼の旅攻略法！ルートやツアーの予約の仕方・装備など！

「カミーノ」と呼ばれている、スペインの聖地へと続く道。スペイン北部ガリシア州ににあるサンティアゴコンポステーラとその大聖堂を目指す旅は、世界中から注目を集める旅です。巡礼旅行のルートや、ツアー情報など、実際に旅行に参加する際に便利な情報をご紹介いたします。

キリスト教の聖地として知られているサンティアゴコンポステーラへと向かう巡礼の旅は、世界的にも注目を集めています。バチカンや、イスラエルなど、キリスト教の3大聖地と呼ばれる場所としても知られています。巡礼の旅は、キリスト教信者の方にとっては歴史のある重要な旅として、今も続いています。歴史ある旅には、一体どんな魅力が隠れているのでしょうか。気になるところです。

世界遺産としても注目を集める「カミーノ」。サンティアゴコンポステーラの大聖堂がある聖地へと続く道は、世界遺産ンとして登録されており、スペインの他の世界遺産を巡る旅と同じように注目を集めています。道として世界遺産に登録されているのは、世界的にも珍しいようで、そんな点も旅行者にとっての魅力となっていることでしょう。

様々なルートを通って、スペイン聖地旅行の最終地点として知られているサンティアゴコンポステーラへと歩く旅。サンティアゴコンポステーラの、中世の街並みと、歴史ある大聖堂も、旅行者にとっては重要な目的地となっていることでしょう。魅力溢れる中世の街にも、聖地を目指す巡礼旅行の魅力が隠れているはずです。聖ヤコブが眠っているといわれている、大聖堂にも注目です。

「道」と聞くと、一つの行き方があると思いそうですが、巡礼の旅にはいくつかのルートがあります。スペイン国内や、周辺の国から歩くルートなど、いろいろです。また最終地点を目指して歩く距離も、どこから歩くかで変わってきます。巡礼の旅に参加したいと考えている方は、どんなルートを歩きたいのか確認してみましょう。

巡礼の旅は、歩いて目指す方が多いようですが、他の交通手段を使って巡礼の旅を行う方もいるようです。ルートにもよりますが、歩く場合は、一か月から数か月にわたる旅となる事も。巡礼の旅に出かけたいと考えている方は、歩いた方の情報などを参考に、どんなルートで、どれだけ時間をかけて歩きたいのか、など考えておく事をおすすめします。

スペインとフランスの国境から巡礼の旅をスタートさせる「フランス人の道」と言われるルートは、旅行者にとっても人気のルートとなっています。距離は800KM以下で、たくさんの巡礼者が歩いたことがあるルートと言う事もあり、計画の立て方などの情報がたくさんある、と言う点でも初めて巡礼の旅に参加する方に人気です。旅をしながら、各観光名所を見ることができると言う点でも注目です。

一番人気のフランス人の道を歩く巡礼の旅。それでも、険しい道を超えなくてはならない場面もあるようなので、歩く準備を万端にして臨みたいところです。他にも約600KMを歩くポルトガル人の道は、首都であるリスボンの大聖堂を出発して、サンティアゴコンポステーラを目指します。ルートには、他にもイギリス人の道や、マドリードの道など、いろいろです。

フランス人の道などは、約一か月ちょっとで歩き終える事も可能のようです。しかし、じっくりと時間をかけて観光がてら歩きたい、と言う方は少し時間をかけて歩く事もおすすめです。サンティアゴコンポステーラを目指しつつ、ゴールへの道を楽しんでみましょう。他のルートは、フランス人の道より若干短いようですが、どれも観光名所を楽しみながら歩く事も可能のようです。

数十日間巡礼の旅に行こうとすると、ある程度旅の予定を立てる必要がありそうですよね。一人で巡礼の旅に行くのも人気ですが、ツアーに参加してみるのもおすすめです。ツアーの中には、人気の「フランス人の道」を途中から歩くツアーなどもあるようです。日本からのツアー参加者との交流だけでなく、世界中から来る巡礼者との交流も楽しめるように、少人数で企画されているツアーなどもあるようです。

巡礼の旅は、100km以上歩けば照明書を発行してもらえるとの事で、ツアーに参加して歩いても、証明書はもらえるようです。聖地であるサンティアゴコンポステーラだけを訪ねるツアーだと、巡礼の道を歩かないので、証明書は発行されない場合もあるので、どんなツアーに参加したいのか、細かく調べてみましょう。

インターネットを通して、オンラインでも予約できる巡礼ツアー。日本から現地まで行くツアーなら、旅の最初から最後まで、安心して参加することが出来そうですね。予約するツアーによっては、手荷物以外持たなくても良い、などのメリットがあるので、一人で旅行するよりも、体力的にも負担が軽くなる事も。旅行会社を通して予約する、または現地のツアーなども予約できるので、そちらも利用してみましょう。

歩きがメインとなる巡礼の旅を企画している方は、リュックを出来るだけ軽くして、身軽に参加するのがおすすめです。荷物は10キロほどの重さを超えないようにすると無理なく参加できそうです。歩く道によっては、ハイキング向きの荷物の準備が必要となることも。登山用のアイテムなども荷物に加わることを想定しておきましょう。歩くための巡礼旅行と、普通の旅両方の準備が必要のようです。

歩くルートにもよるかと思いますが、荷物には、防寒具なども準備しておくことがおすすめです。他にも、歩くときに便利なトレッキングシューズや、サンダルなど、旅を快適にしてくれるアイテムを揃えておきましょう。太陽の下を歩く場合の日焼け止めクリームなどもおすすめです。数日間掛けて旅する場合、日常に必要な服や、洗顔セットなども荷物に入れておく必要がありそうですね。

聖地として知られている大聖堂を目指して歩く旅。数十日かかる旅から、数日間で終わる旅、などいろんな計画を立てることが出来るというのも、魅力の一つとなっています。どのルートや道を選んでも歴史が深く、聖地を目指す旅を楽しむことができそうですね。中世の街並みのサンティアゴコンポステーラに近づくと、世界中からいろんな道を通って聖地を目指してきた旅人たちに出会えることでしょう。

聖地のゴール地点としても知られているサンティアゴコンポステーラにある大聖堂。入場料は無料との事です。訪ねる年や日によっては、巡礼者を祝福する、特別なイベントも行われているようなので、大聖堂の年間の予定も確認しておくことをおすすめします。朝は市場。夜は大聖堂のライトアップなど、サンティアゴコンポステーラでは、中世の素敵な街並みを満喫してみましょう。

アーモンドタルトは、日本でも食べたことがある方もいるかもしれません。実は、サンティアゴコンポステーラが発祥の地との事。大聖堂にある修道院で作られていたアーモンドタルト。シンプルな食材を使って作られているタルトは、今も食べることができるようで、旅で訪ねる方にも人気のスイーツとなっています。旅の思い出に、一つ味見してみるのはいかがですか?

サンティアゴコンポステーラにある大聖堂に眠っていると言われている聖ヤコブ。キリストの12弟子であったヤコブとホタテ貝には関係があるようで、シンボルとして、巡礼の旅でもよく見かけるはずです。そんなホタテ貝は、巡礼のルートを歩く際にも、足元を導いてくれます。巡礼のルートで進む方向が分からなくならないように、道しるべの役割を果たしてくれているようです。

世界各国から、聖地を目指す巡礼の旅に参加している方々と出会う貴重な機会も、旅の魅力となっています。旅には、いろんな理由で参加している方がいるはずです。観光目的であったり、何かの記念に参加している方もいるかもしれません。旅をしながら、出会った人たちとの交流も楽しんでみましょう。人との出会いは、スペインの聖地を目指す巡礼旅行の良い思い出となる事でしょう。

数十日間の長旅となる場合、旅に送り出してくれた人達にお土産を探して送ってみるのもおすすめです。旅の途中で見つけたポストカードやちょっとしたお土産を、持ち帰ったり、旅の途中で送ってみたり。スケッチブックを荷物に入れて、自分でポストカードを描いてみるのもおすすめです。歩きながら、旅のお土産も探してみましょう。

サンティアゴコンポステーラを目指す巡礼の旅。一人で参加したり、ツアーを通して参加したり。スペインの聖地を目指す旅には魅力が溢れています。旅の計画を始めて、巡礼の旅を実現してみましょう。