香川県の香南楽湯は天然温泉が楽しめる道の駅！マッサージも人気！

「香南楽湯」は「道の駅」の敷地内にある「天然温泉施設」の名称で、この道の駅そのものの名称でもあります。高松空港に近い、この道の駅香南楽湯は、天然温泉にレストラン、おみやげなど、この写真の看板に書かれていることの他に、どんな楽しみがあるのか、さっそく探ってみることにしましょう。

車で行かれる方は「国道193号線」を塩江方面へ向かって行くと「川東下交差点」に差し掛かるので、そこを西へ2kmのところ行きますと、県道13号線(さぬき街道)の南側に「香南楽湯」があります。バスで行かれる方は、JR高松駅から「ことでんバス」の「由佐、高松空港行き」で45分。高松空港から10分で、「香南楽湯バス停」のすぐ前です。

住所：香川県香川郡香南町横井997-2 電話番号：087-815-8585

湯どころは、「石の風呂」と「木の風呂」があって、週替わりで男女の浴室が替ります。2つの風呂に共通しているのは露天風呂と大浴槽、ひなた湯(低温風呂)、サウナ、水風呂で、「石の風呂」にはその他に立湯、打たせ湯、足湯があります。「木の風呂」には寝湯、泡湯があり、大浴槽が檜(ひのき)湯になっています。

「香南楽湯」の源泉名は「月見丘温泉」、泉質は「 弱アルカリ性低張性冷鉱泉」です。湯量が多く1日180トンもの湯が湧き出ているのだそうですよ。弱アルカリ性で低張性なので、サラサラとしたお肌に優しい低刺激のお湯ということのようですが、冷鉱泉は皮膚病やアトピーに効能があるとも言われていて、全体的に美肌の湯といえるでしょう。

入館料や営業時間は上記の通りです。浴室には、ボディソープ、リンスインシャンプーがあり、脱衣所にはドライヤーやティッシュペーパー、クシも用意されています。また、男性用化粧品としてはトニック、リキッド、アフターシェーブローションなど、女性用化粧品としては乳液、化粧水、洗顔フォームなども脱衣室に用意されています。

入浴回数券は10枚の料金で11回入浴できます。宴会プランもお得になっています。食事の料金ひとり3000円で宴会プランを選ぶと、温泉料金が無料になります。しかも、 15名以上で無料の送迎バスが付きます。お祝いや同窓会などを食事のあとの温泉付きで計画するのはいかがでしょう。送迎範囲については問い合わせが必要です。　

レストラン「楽湯旬彩」は「香南楽湯」の付帯施設ですが、入口がお湯の方とは別になっています。なので、レストランのみでの利用ももちろん可能です。さらに、お風呂の利用者がこちらで食事をし、またお風呂に入りたくなったというような場合には、スタッフに一声かけるだけで、また入浴できるそうです。追加料金は、なしです。

「楽湯旬彩」のメニューは、パスタやカレー、ハヤシライスと肉、魚、ハンバーグなどの各種定食で、お子様プレートもあります。値段はどれも900円前後と、とてもリーズナブル。しかもサラダバーとドリンクバーまで付いているんです。コスパ抜群ですよね。テーブル席しかありませんが子供用の椅子もあります。

写真は人気メニューの「豚テキ」で、期待を裏切らない定番のうまさがあるそうです。また、サラダバーを中心に、野菜がとても新鮮でおいしいようです。ドレッシングが10種類近くあるのも魅力的です。ドリンクバーはソフトドリンクやコーヒー、お茶類で、こちらも軽く10種類以上あります。デザートやお酒もメニューにあります。

レストラン「楽湯旬彩」の営業時間は10時30分から21時までとなっています。ただし、ラストオーダーは20時30分までなので、ご注意下さい。また、平日の15時から17時まではティータイムとなっています。入浴施設に併設されているレストランにしては残念ながら閉店時間が早いので、夜は食事を先に済ませると良いかもしれませんね。

1階の「楽湯旬彩」の他に、2階にも軽食コーナーがあります。メニューは麺類や軽食、ビールを含む飲み物などがメインで、「楽湯旬彩」に比べると休憩所としてくつろげる空間になっているようです。営業時間は11時から21時まで。ラストオーダーは20時30分までです。

湯上りのビールやコーヒー牛乳も格別ですが、ソフトクリームも美味しいですよね。このほか、軽食コーナーには、ドーナツや変り天ぷら、栗おこわなど、小腹を黙らせるのに絶妙な品々が、たくさん陳列され、訪れる人を誘惑します。湯上りの危険タイム、ダイエット中の方は要注意です。

「香南楽湯」内の2階と3階にある「ボディーケアこころ」は身も心もリラックスできると人気のマッサージ施設です。受付時間は、朝10時から20時まで、定休日は第3水曜日です。料金のめやすは、20分2200円から120分11200円まで、段階的にかなり細かく決まっていますが、コースなどについては相談してみましょう。

休憩スペースにマッサージチェアが数台用意されています。手元のナビゲーションを見ますと、全身疲労回復コースなど、いろいろなコースがありそうですね。手もみのような確かな効果は期待できなくても、居眠りの間に動かしておいて損はないかも。時間のない方も、少し座ってみるとスッキリしそうですね。

このシュールな光景は、まさに簡易マッサージなう、とでもいいましょうか。おなじみマッサージ器具です。この足つぼマッサージは、乗るだけで、今弱っているところが発見できるすぐれモノとして家庭でも人気ですが、これに乗ってみた結果、やっぱりしっかりマッサージを受けたい方は「ボディーケアこころ」へどうぞ。

おみやげショップには、折箱入りのお菓子を始め、スタンプやシール、キーホルダーなど、人気のご当地おみやげグッズが並んでいますが、注目なのは特産品コーナーです。高松市だけではなく香川県全域の特産品が数多く揃っており、特に地元で有名な「石丸うどん」本社工場のうどん製品が充実していて県外からの旅行者に人気です。

おみやげショップのすぐ横にある、どことなくレトロなゲームたちが温泉気分を盛り上げてくれます。多くのツイートがこのゲームについて呟いているので、実際に目の前に立ってみると、しみじみとした気持ちになるのかもしれませんね。「香南楽湯」来館記念品をゲームでゲットして帰りましょう。

レストラン「楽湯旬彩」でサラダバーや付け合わせに使われる野菜は、新鮮でとても美味しいと人気です。そんな「香南楽湯」の野菜をお土産にするのはいかがでしょうか。野外では朝8時か15時まで、「香南朝市」という朝市が開かれています。人気の新鮮野菜が並びますので、ぜひゲットしてお土産にしましょう。

「香南楽湯」では、毎年多くのイベントが行われます。ホームページのお知らせ欄には、臨時休業や、季節の代わり風呂、お子様向けの小さなイベントなどについての案内が書かれていますが、時にはコンサートやB1グルメのお店出店、りんご即売会などもあります。チョッと調べてから出かけてみるのもいいですね。

現在毎週水曜日が、お子様無料入浴デーになっています。そして、さらに水曜日を盛り上げるために、これから飲食フロアでの水曜サービスデーをスタートするようです。1階レストラン「楽湯旬彩」も2階軽食コーナーも、一部のメニューが割引になるので、ぜひご家族ご一緒に楽しみたいですね。

最後に、もう少し知っておきたい「香南楽湯」豆知識をお届けします。外から来てもトイレは常時利用可です。ゆうちょ銀行も利用できる百十四銀行のATMがあります。さらに、スマホなどの急速充電が24時間利用可です。料金が30分500円かかりますが、困ったときには便利です。そして、以前あった短時間利用の100円割引はなくなりました。

いかがでしたか?「香南楽湯」の楽しみ方がおわかりいただけたでしょうか。2014年にリニューアルしたこともあって、清潔感あふれる温泉施設でした。温泉やグルメやリラクゼーションといった主要要素のバランスも程よく、一日いてもゆっくり過ごせるよう工夫されています。いいなと思われた皆さん、ぜひお出かけくださいね。