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パスポート紛失!再発行の仕方は?海外での届け出は?悪用されない為の対処!

パスポート紛失!再発行の仕方は?海外での届け出は?悪用されない為の対処!
投稿日: 2017年8月18日最終更新日: 2020年10月7日

海外旅行の必需品のパスポートは、紛失すると大変です。パスポートを紛失してしまった時に役立つ再発行などの手続きを海外・国内それぞれ調べました。紛失届に必要な書類やはもちろん、パスポートの再発行以外にも悪用防止の為の対処をご紹介します。

パスポートを紛失した時の手続き見出し

海外旅行では必ず必要な物といえばパスポートですね。そんなパスポートを紛失してしまった時の対処方法を調べました。国内での紛失と、海外旅行中に紛失した時とでは対処方法も変わってくるんです。パスポートを悪用されないようにするためにも正しい手続きを紹介します。

パスポートは再発行できる?見出し

パスポートは実は紛失しても同じ旅券番号では再発行は出来ないんです。パスポートを紛失してしまった場合は、悪用防止のためにも紛失届を提出しパスポートを失効させて、パスポート新規申請をし新しいパスポートを作成することになります。この時に、紛失届をしっかりと提出しないと悪用される可能性があります。新規作成が必要でなくても、紛失届は提出しましょう。

パスポート再発行:国内で紛失したら?見出し

紛失届の手続き

国内でパスポートを紛失した場合は、悪用されるのを防ぐために紛失してしまったパスポートを、失効させる必要があります。パスポートを失効させるためには、パスポートセンターの窓口で「紛失届」の手続きが必要になります。「紛失届」の手続きにはいくつかの書類を添付しなければいけません。

パスポート再発行:国内での紛失届提出の必要書類見出し

1.紛失一般旅券等届出書

「紛失一般旅券等届出書」は、紛失届を出すために提出する書類です。「紛失一般旅券等届出書」は郵送やインターネットでダウンロードは出来ない書類になっています。パスポートセンターでのみ受け取れる書類になります。パスポートの名義人や本籍、住所などの他、紛失の経緯などを記入する欄や裏面には署名欄があります。

2.紛失・消失を立証する書類

「紛失・消失を立証する書類」は、警察署や消防署が発行する「遺失物証明書」や「罹災証明書」の事です。紛失した時は警察署に行って「遺失届出書」を提出し「遺失物証明書」を発行してもらいます。火災で焼失した場合は、消防署で「罹災証明書」を発行してもらいます。

3.パスポート用写真

6カ月以内に撮影された、縦45mm・横35mmの顔写真を用意します。白黒の写真でも可能ですが、不鮮明な物は取り直しになりますので、なるべく鮮明な写真を選びます。パスポート用の写真は、「無帽で正面を向いていること」や「無背景であること」などいくつか条件があります。

4.本人確認書類

本人確認書類は「運転免許証」や「マイナンバー個人番号カード」など顔写真付きかつ、張り替え防止措置取られたの身分証明書が必要になります。「運転免許証」などの身分証明書がない場合は、「健康保険証」や「国民年金手帳」「学生証」などの確認書類を2点用意します。

パスポート再発行:新規申請をしよう見出し

「紛失届」の手続きが終わったら、パスポートの新規申請を行います。パスポートの新規申請もパスポートセンターで行えます。紛失届の手続きと同時に行えるので、紛失届の書類と一緒に新規申請に必要な書類も揃えておくと手続きがスムーズに行えます。また、パスポートの受け取りまでには約10日程かかるので急いでいる方は早めの手続きをお勧めします。

パスポート再発行:新規申請の必要書類と申請方法見出し

1.一般旅券発給申請書

「一般旅券発給申請書」は、パスポートの新規申請に必要な書類です。紛失届で必要な「紛失一般旅券等届出書」と同じく、郵送やインターネットからダウンロードで入手できない書類になります。パスポートセンターの窓口で受け取り、氏名や本籍、現住所などを記入します。

2.戸籍謄本・抄本

「戸籍謄本・抄本」は、市区町村の窓口で交付される書類になります。「戸籍謄本・抄本」の交付には1通当たり450円の手数料がかかります。各自治体によっては、事前登録を済ませていれば、市区町村の窓口の他コンビニエンスストアでも交付ができるそうです。

3.パスポート用写真

紛失届と同じく、申請日から6ヶ月以内に撮影された縦45m・横35mmの顔写真が必要になります。白黒でも可能ですが、パスポート用の写真ですので、出来るだけ鮮明な写真を用意します。せっかく撮影してきた写真でも不鮮明だった場合は、撮り直しになってしまいます。

4.本人確認書類

紛失届と同じで、本人確認書類は「運転免許証」や「マイナンバー個人番号カード」など顔写真付きかつ、張り替え防止措置取られたの身分証明書が必要になります。本人確認書類はコピーは不可なので必ず原本を提示・提出します。戸籍謄本・抄本と記載内容がが異なるものは本人確認書類にはならないそうです。

申請方法

パスポートセンターの窓口で受け取った「一般旅券発給申請書」に名前や住所などの記入欄を黒インクか黒ボールペンで記入しその他必要書類と一緒に窓口へ提出します。約10日ほどで新しいパスポートの受け取りになります。受け取る際に手数料が必要になってきます。「旅券(パスポート)引換証」に収入印紙を貼り受け取り窓口へ提出します。

パスポート再発行:海外で紛失したら?見出し

現地警察へ届出よう

海外でパスポートを紛失したらまずは現地警察へ「紛失届」提出します。紛失届を提出したらこの後の手続きで必要になる「ポリスレポート」の発行をしてもらいます。この「ポリスレポート」がないとその後の手続きに移れないので忘れないようにしましょう。

現地にある日本大使館もしくは領事館へ

警察署で「ポリスレポート」を発行してもらったら、その他の必要書類を持って現地の日本大使館もしくは領事館へ行きます。日本大使館や領事館では「帰国のための渡航書」か「新しいパスポート」の申請の2通りの申請方法が出来ます。今回は「帰国のための渡航書」の申請方法を紹介します。

「帰国のための渡航書」と「新しいパスポート」の違い

海外で申請することの出来る「帰国のための渡航書」は申請から交付まで期間が短く、1日から2日程で交付してもらえます。また手数料も現地金額で約2500円程となっています。また、新しく「パスポート」を申請した場合は交付まで約1週間と長く、手数料も約16000円と高額になっています。

パスポート再発行:「帰国のための渡航書」の発行見出し

帰国するための渡航券を発行してもらおう

海外旅行中にパスポートを紛失してしまったら帰国することが出来ません。そんなときは、「帰国のための渡航書」を発行してもらい帰国します。発行には、様々な書類を用意し。手続きをする必要があります。「帰国のための渡航書」に必要な書類や申請方法を紹介します。

1.紛失一般旅券等届出書

海外でもパスポートの悪用防止の為、紛失したパスポートを失効させる必要があります。そのために必要な「紛失一般旅券等届出書」は現地の日本大使館もしくは領事館に用意されています。国内での記入と同じように、氏名や本籍、パスポートの紛失理由などを記入します。また用紙裏面の署名欄には、戸籍に記載どおりに署名します。

2.渡航書発給申請書

帰国するための渡航券の発給に必要な「渡航書発給申請書」も現地の日本大使館もしくは領事館に用意されています。氏名・本籍地・現住所の他、現地の滞在先や帰国日、航空機の便名、日本国内の連絡先、パスポートの紛失理由などを記入します。

3.警察署発行のポリスレポート

現地警察で発行してもらった「ポリスレポート」を用意します。警察署に行く際、英語や現地語に自信のない方は、日本語のわかるホテルコンシェルジュや旅行保険に加入している場合は保険会社に相談してみてください。また、スマーフォンの翻訳アプリも便利です。

4.パスポート用写真

国内と同じく縦45mm・横35mmのパスポート用の写真を用意します。慣れない土地で写真を撮影するのは大変なので、万が一を考えてパスポート用写真を2枚持って海外旅行に行くと安心です。

5.国籍を証明できる身分証明書

日本に国籍があることを証明できる「戸籍謄本・抄本」や「運転免許証」本籍地が記載された「住民票」などを用意します。「健康保険証」などの身分証明書でも大丈夫だそうです。国籍を証明する書類が無くても発給はしてもらえますが、日本入国時に家族の迎えが必要になります。

6.旅行の日程が確認できる書類

「帰りの航空券」や「日程表」など旅行の日程がわかる書類のコピーを1部用意します。こちらの書類は、実際に利用する航空会社・便名・搭乗日時・搭乗者名が記載されている事が条件になっています。

「帰国のための渡航書」の申請方法

上記6つの必要書類を用意したら、現地の日本大使館もしくは領事館へ提出し手続きをします。「帰国のための渡航書」は帰国便出発日の前日もしくは前々日に交付されます。「帰国のための渡航書」は本人が窓口で受領します。その際に手数料が必要になってきます。大使館内で手数料分の収入印紙を購入し受領書に添付し提出します。

パスポート再発行:帰国後にする手続きは?見出し

「帰国のための渡航書」は日本に帰国後失効します。新たにパスポートの発給申請をするときにパスポートセンターへ返却します。紛失したパスポートについての手続きは現地の日本大使館もしくは領事館で済ませているので帰国後に必要な手続きはありません。

パスポートをしっかり管理して海外旅行を楽しもう見出し

国内・国外問わずパスポートを紛失した時の手続きは警察署に行ったりパスポートセンターに行ったりと大変です。また交付までに時間やお金もかかります。パスポートも大切な貴重品なのでしっかりと管理をして、海外旅行をより楽しい思い出に出来ると良いですね。国内外問わず、悪用防止のためにも紛失に気が付いたら早急に「紛失届」の手続きをしましょう。

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