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江田島の海軍兵学校を見学!アクセス方法や見どころなど徹底ガイド!

江田島の海軍兵学校を見学!アクセス方法や見どころなど徹底ガイド!
投稿日: 2017年8月28日最終更新日: 2020年10月7日

江田島の海軍兵学校は現在は自衛隊の施設ですが、一般公開されている施設もあり見学ツアーが大人気。当時の貴重な資料が一般公開されている教育参考館という資料館など見どころがたっぷりです。そんな江田島の海軍兵学校について訪問時の参考になるような情報を一挙大公開です!

海軍兵学校で日本の歴史を学ぶ見出し

広島市内から高速船で30分ほどでアクセスできる自然豊かな江田島。そして、そこにあるのが海軍兵学校です。日本の歴史、特に第二次世界大戦についてあまり知らないという人でも教育参考館という資料館等を通じて深く学べる海軍兵学校。この記事では、そんな海軍兵学校のアクセスや営業時間、見どころなどについてご紹介します。

江田島の海軍兵学校とは見出し

海軍兵学校とは、1876年から第二次世界大戦終戦の年である1945年まで続いた海軍将校を養成するための教育機関でした。東京築地から江田島に海軍兵学校が移転してきたのは1888年。それ以来、1945年12月1日の閉校までの57年間江田島の海軍兵学校は数多くの優秀な人材を輩出し続け、若い人の憧れの学校でもありました。

その名は世界にも知られ、アメリカ、イギリスの兵学校と共に世界三大兵学校ともされていたほどです。海軍兵学校の閉校後は、海上自衛隊の第1術科学校や幹部候補生学校などとして使用されているほか、教育参考館と呼ばれる資料館には、神風特攻隊など旧海軍に関連する貴重な資料が数多く展示されています。 住所:広島県江田島市江田島町国有無番地 海上自衛隊第1術科学校 電話番号:0823-42-1211(内線2016)

江田島の海軍兵学校のアクセス見出し

江田島の海軍兵学校へのアクセスですが、車でアクセスする方法と広島や呉からフェリーや高速船でアクセスする方法があります。まずは雰囲気たっぷりにフェリーや高速船でのアクセスからご紹介しましょう。江田島といっても大きいので港は複数あるのですが、海軍兵学校へのアクセスは小用港が便利です。

広島方面からフェリーでアクセスする場合ですが、広島宇品港から江田島の小用港まで瀬戸内シーラインという会社が運行している高速船で約22分間で行くことができます。そこから海軍兵学校までは、タクシー(約7分間)に乗る方法と、市営バスに乗って「術科学校前」バス停で下車後、100メートルほど歩いてアクセスする方法があります。

車で広島方面からアクセスする場合は、広島の宇品港から江田島切串港まで車ごと乗り込めるフェリー(上村汽船フェリー、ファーストビーチフェリーが運行)で渡る方法と、呉市内を経由して音戸大橋か早瀬大橋を渡って江田島へアクセスする方法の2つの方法があります。

車で呉方面からアクセスする方法は、呉港中央桟橋から江田島小用港まで車ごと瀬戸内海汽船フェリーに乗って渡る方法、呉市内の天応桟橋から江田島切串港までせとうち物流フェリーの乗って渡る方法、音戸大橋か早瀬大橋を渡る方法の合計3つの方法があります。どのルートでも瀬戸内海を満喫できそうですね。

ちなみに、呉市内の天応港の近くにはスペインの雰囲気たっぷり、じゃぶじゃぶ池が大人気の「呉ポートピアパーク」があります。子供さんが元気に遊べる施設が充実していることもあって、海軍兵学校と併せて観光する人も多いですよ。時間に余裕がある人はぜひチェックしてみてください。

呉ポートピアパークとは?じゃぶじゃぶ池や釣りが楽しめる憩いの場を紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
呉ポートピアパークとは?じゃぶじゃぶ池や釣りが楽しめる憩いの場を紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
広島県呉市にある呉ポートピアパークは、監視員常駐のじゃぶじゃぶ池など充実の設備ながら無料で利用できるとあって子供連れを中心に大人気です。スペインの雰囲気たっぷりの呉ポートピアパーク。各種講座も実施されているほか、目の前の桟橋からは江田島へフェリーも出ています。

江田島の海軍兵学校の営業時間&見学時間見出し

海軍兵学校は年間約7万人が訪れる江田島の中でも一番の人気スポットです。海軍兵学校の営業時間(問い合わせ可能な時間帯)は平日の午前8時30分から午後12時までと午後1時から午後4時30分までです。ただ、一般の観光客にとっては営業時間よりも大切なのは見学ツアーの出発時間です。

実は、海軍兵学校は営業時間内にいつ訪れてもいい場所ではありません。というのは、海軍兵学校のメインの役割は海上自衛隊の教育機関なのです。よって、教育を邪魔しないように営業時間内にいくつか設定されている見学ツアーに参加することになります。見学ツアーは、平日は3回、土日祝日は4回開催されていて、参加は無料です。

見学ツアーですが、平日は第1回目が午前10時30分から午後12時まで、第2回目が午後1時から午後2時30分まで、第3回目が午後3時から午後4時30分までです。土日祝日は第1回目が午前10時から午前11時30分まで、第2回目が午前11時から午後12時30分まで、第3回目が午後1時から午後2時30分まで、そして最終が午後3時から午後4時30分です。

見学ができる場所は平日も土日祝日もほぼ変わらず、大講堂、幹部候補生学校庁舎(旧海軍兵学校生徒館)、資料館である教育参考館ですが、平日のみ表桟橋と戦艦陸奥の主砲も見学することが可能です。また、教育参考館は平成28年1月から第2と第4火曜日は休館となりますので、代わりに戦艦陸奥の主砲と表桟橋が見学コースに加わります。

江田島の海軍兵学校を見学する時の注意事項見出し

先ほども触れたように、海軍兵学校は現在でも現役で使用されている教育機関が一般公開されている場ですので、営業時間内であっても個人で自由に見学をしてまわることはできません。必ず見学ツアーに参加をすることになります。見学時間は約1時間30分で、途中で抜けることができません。

また、教育参考館では写真撮影や携帯電話の使用が禁止されているほか、ドローン等での撮影は全面的に禁止となっています。更に、海軍兵学校は教育機関であるということを踏まえた適切な服装が求められています。具体的には、タンクトップや短パン、サンダルなどのカジュアルすぎる服装は控えるようにしてください。

江田島の海軍兵学校の見どころ①幹部候補生学校庁舎(旧海軍兵学校生徒館)見出し

江田島の海軍兵学校と言えばこの印象的な赤レンガの建物、旧生徒館が一番有名なのではないでしょうか。観光パンフレットなどにも常に登場する迫力ある建物は明治26年に建てられ、通称「赤レンガ」とも言われています。建物に使われている赤レンガはイギリスからわざわざ輸入されたという説や広島で作られたという説があります。

広角カメラを使っても一枚の写真におさめるのが難しいぐらい大きな建物は、横が約140メートルもあります。その迫力から映画やテレビの撮影に使われることも多く、「坂の上の雲」や「海猿」のロケ地にもなりました。見覚えがあるという人も多いのではないでしょうか。館内は残念ながら一般公開されていません。

江田島の海軍兵学校の見どころ②教育参考館見出し

教育参考館は、赤レンガの後ろにある資料館で写真撮影は禁止されています。見学ツアーの所要時間は約1時間30分ですが、そのうちの約50分はこちらの資料館での滞在となっており、海軍兵学校見学のメインとも言える位置づけです。館内には、旧海軍に関する資料が16000点収蔵されており、そのうち約1000点が一般公開されています。

一般公開されている資料には、特攻隊員の遺書や戦地から家族へとしたためられた手紙、勝海舟の書などが展示されています。また、資料館を出てすぐのところには、戦艦大和の主砲砲弾が展示されており、その大きさから戦艦がいかに巨大であったかをはかり知ることができます。

江田島の海軍兵学校の見どころ③大講堂見出し

卒業式などの式典が行われていない時は内部も一般公開されている大講堂。建築は1917年という大変歴史の長い建物ですが、非常に綺麗に保たれています。御影石で出来ているので重厚感に溢れ、厳かな雰囲気が漂います。中に入ると印象的なのが美しい装飾の施された高い天井。皇族専用の入り口もありますよ。

江田島の海軍兵学校の見どころ④レストラン江田島の海軍カレー見出し

資料館などが見学できるツアーの集合場所となっているのが海軍兵学校内にある江田島クラブ。その中のレストラン江田島は、一般の人も利用が可能です。営業時間は午前11時から午後8時まで、ラストオーダーは午後7時30分です。水曜日と金曜日の営業時間は少し異なり、午前11時から午後9時までで、ラストオーダーは午後8時30分です。

こちらのおすすめはもちろん海軍カレー。サラダ付きで600円というコスパの良さです。海軍兵学校の中で食べる海軍カレーですから、これ以上ないホンモノが食べられるということですね。また、レストランの横にあるお土産屋では「兵学校のカレー」という名前のレトルトカレーも売っていますのでぜひお土産にどうぞ。

江田島の海軍兵学校で平和に思いを馳せる見出し

一般公開されている貴重な資料等から当時のことを学ぶことができ、戦争を知らない現代人にとって平和について改めて考えてみるよい機会になりそうです。とはいっても、案内してくれるボランティアの方々はユーモアたっぷりで堅苦しい雰囲気ばかりではありませんよ。江田島訪問を機に戦争と平和について考えてみるのもいいですね。

投稿日: 2017年8月28日最終更新日: 2020年10月7日

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