レナーズ（ハワイ）ベーカリーは人気店！名物のマラサダを食べよう！

レナーズ(ハワイ)といえば、ハワイでも超が付くほどの人気のベーカリーです。そしてレナーズの代名詞ともいえる人気メニューの『マラサダ』は地元の人達だけでなく、観光客にも大人気です。こちらではレナーズについてや『マラサダ』について、またその他の人気メニューに関して等の情報をご紹介していきます。

レナーズ(Leonard's)は1952年創業の老舗のベーカーリーです。創業者のレナードの祖父母はポルトガルのサンミゲル島からサトウキビ畑で働くためにハワイ(マウイ)にやってきました。その33年後、レナードとその妻マーガレットはホノルルに移り住みベーカーリーを開いたのです。

レナードの始めたベーカーリーは大成功し、開業して間もなく、ポルトガルにルーツを持つ彼の母親は"パンケーキデイ(キリスト教の習慣)"のために"マラサダ"を作ってはどうかと提案しました。それは挑戦でしたが、レナードはそれを実行し、"マラサダ"は大ヒットし、現在ではハワイの名物にまでなりました。

マラサダは穴のないポルトガルのドーナツです。ボールのような大きさのドーナツを外はさっくりと中はふわふわになるように揚げたものです。先ほども少しご説明したように、1953年に"パンケーキデイ"のために作ったポルトガルの伝統のお菓子です。また、すべてのマラサダは最高級の材料を使用した生地を使用しています。

レナーズベーカリーのマラサダは注文すると揚げたての熱々のマラサダを提供してくれます種類は大きく分けて2種類あり、揚げたてのマラサダの外側に味付けをしたものと、中にフィリングを入れたものとがあります。通常ポルトガルのマラサダにはフィリングは詰めないので、レナーズのオリジナルのアイデア商品と言えるでしょう。それぞれご紹介しましょう。

通常のマラサダは3種類あります。1種類目は『プレーン』です。揚げたてのマラサダに砂糖をまぶしたものです。砂糖の甘さと熱々のマラサダが良く合います。一番基本のマラサダで、店の看板メニューともいえるでしょう。

通常のマラサダ2種類目は『シナモンシュガー』です。ドーナツの定番の味付けのシナモンシュガーはもちろんマラサダにもよく合う定番の味付けです。熱々のマラサダのもちもち感とシナモンの鼻に抜ける香りが食欲をそそります。

3種類名は『リヒムイ』(Li Hing)です。リヒムイは日本でいうと"干し梅"のようなものなのですが、これを粉状にしたもの(赤い粉)がハワイの人々は大好きです。フルーツにかけたり、キャンディーに練りこんだりして甘酸っぱさと独特の香りを楽しみます。日本では珍しいので、ぜひ試してみてください。

別のタイプのマラサダは"マラサダパフ"とよばれ、揚げたてのマラサダの中にフィリングを詰めたものです。1番人気はやはり『カスタード』です。熱々のマラサダの中にトロトロのカスタードクリームが詰められています。なめらかなカスタードともちもちの生地が良く合います。

フィリング系で次に人気なのは『Dobash(チョコレート』です。さっくり軽く揚げられたマラサダに甘すぎないチョコレートフィリングは、トロトロの柔らかめになっていますので、食べるときにこぼさないように注意してくださいね。

そしてハワイらしいフィリングは『Haupia(ココナッツ)』です。ハウピアはココナッツミルクからできたハワイの伝統的なデザートで、真っ白でトロトロのココナッツクリームは、一番ハワイらしさを感じるメニューです。他にもその月限定のパイナップルやマンゴーなどのフィリングがあったりします。

マラサダは注文すると揚げたてが出てきますので、お店の外ですぐに熱々のものをいただくのが一番おいしいのですが、普通のマラサダは1個1.15ドルでマラサダパフは1個1.50ドルですので、色々買って持ち帰りたいと思う方も多いでしょう。持ち帰ってからもお店で食べる揚げたての状態にする方法や裏技をご紹介します。

1つ目の方法は、「レンジでチンする」です。レンジで15秒程度チンすると揚げたてのふわふわ触感が戻ってきます。フィリング入りの場合はクリームが熱いのでご注意ください。2つ目の方法は、「オーブンで焼く」です。オーブンで焼くと揚げたてのものよりさらにカリッとした表面になって食感が楽しめます。

さらなる上級者には、3つ目の方法「周りになにもつけないマラサダを注文する」という裏技を使い、家に持ち帰ってから1つ目と2つ目の方法を駆使し、ベーコンとや卵を挟んでみたり、アイスクリームを乗せたりして独自のマラサダを楽しみます。ハワイの滞在先にキッチンが付いている方はぜひ"お持ち帰り"をしてマラサダを楽しんでください。

レナーズはマラサダで有名になったお店ですが、『レナーズベーカリー』の名前の通り、"ベーカリー"ですので、マラサダ以外にもペストリー、クッキー、ケーキ、パイ、パンなどと言った人気のメニューも、数多く取り揃えています。特にマフィンやカップケーキは見た目もキュートで美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。

レナーズベーカリーのお店の屋根のピンクと白のストライプはとってもキュートです。また、そのピンクと女子が大好きな水色のロゴの組み合わせのオリジナルグッズはとてもおすすめです。また、お店のヒット商品マラサダのキャラクター"マラサダベイビー"のぬいぐるみやイラストが入ったグッズは大人気です。

レナーズベーカリー(レナーズのマラサダが買える場所)はハワイに2店舗あります。1店舗目はワイキキ近郊のカパフル通り(933 Kapahulu Avenue　Honolulu, HI 96816)にあり、ワイキキからだと歩いて30分ほどかかってしまいますので、バスかタクシーで5分(片道10ドル)を使うのをおすすめします。

ザ・バスの場合はワイキキからクヒオ通りのバス停まで歩き、バス停で13番バス"WAIKIKI-UH Manoa"に乗り、"Kapahulu Ave+Olu St"で降りると目の前にレナーズがあります。帰りは反対車線のバス停から13番バス"LILIHA-Puunui Avenue"に乗れば、またクヒオ通りに帰ってくることができます。所要時間は片道10分前後で、1時間に4本ほどの運行間隔です。

もう一か所はワイケレプレミアムアウトレット(94 Lumiaina Street Waipahu, HI 96797)を出たところの"Kマート"の駐車場にワゴンでお店を出しています。赤と白のストライプのワゴンはとても目立ちます。ケーキなどは置いていませんが、こちらでレナーズベーカリーの揚げたてマラサダをいただくことができます。

ワイケレプレミアムアプトレットに行くにはワイキキの中心にあるTギャラリア（免税店)」の横から出ているシャトルバスを利用するのが便利です。運行はワイキキ出発は9時、10時、11時、12時、13時、14時、15時半。ワイキキへ戻るには(月から土曜日)は12時、14時半、16時半、19時。(日曜日)12時半、14時半、16時半、18時ですのでお気を付けください。

レナーズベーカリー(ハワイ)の営業時間はとても長く、日曜日から木曜日までは朝5時半から夜10時までで金曜日と土曜日は朝5時半から夜11時までです。そのため朝食の時間から夕方くらいまでは結構混みますが、時間を外すと行列せずに購入することができます。

マラサダモバイルのワゴンの営業時間も、日曜日から木曜日までは朝6時から午後9時まで、金曜と土曜日は朝6時から夜10時までですので、日本の"ベーカリー"と比べるとやはり便利ですね。

やはりハワイの青空の下でいただくマラサダは格別なのですが、なかなかハワイに行く時間がないという方のために、横浜のワールドポーターズにレナーズjapanのご紹介です。レナーズjapan横浜の"横浜ワールドポーターズ"に出店しています。

"横浜ワールドポーターズ"はJR桜木町駅から徒歩10分、みなとみらい線の馬車道駅もしくはみなとみらい駅から徒歩5分でアクセスすることができます。レナーズベーカリーのマラサダはもちろんオリジナルのキャラクターグッズなども販売していますので要チェックです。

ハワイでも大人気で、日本国内にも店舗を持つレナーズですが、やはり、青い空の南国の雰囲気の中でいただくマラサダは、国内店舗でいただくのとは一味もふた味も違います。ハワイに行ったらぜひレナーズに揚げたてのマラサダを食べに行きましょう。