東京の天丼名店ランキング！行列のできる絶品ランチや老舗店まで！

日本の丼物グルメは様々ありますが、丼物定番と言えば天丼でしょう。発祥のお店は諸説あるようですがいずれも東京です。古い時代から東京で食べられてきたグルメなので、東京には50年以上100年以上もの歴史を持つ老舗店が多くあります。この記事では東京で一度は食べておきたいおすすめの天丼名店をご紹介していきますので、さっそくご覧ください。

赤坂駅から徒歩3分ほどの場所にお店を構える天茂。創業50年の歴史を持つお店で、父親である先代の味と技を受け継いだ娘さんが店主を勤めています。大女将と並んで厨房に立ち絶品天ぷらを揚げてくれます。ランチタイムは天丼とかき揚げ丼の2種類が用意されています。

天丼も美味しいと人気ですが多くのっ人はかき揚げ丼を目当てに訪れます。かき揚げには小エビに小柱とシンプルな具。ふんわりとした衣がたっぷりで表面はほどよくサクッとしています。天丼はキス、穴子、しし唐、茄子となっています。衣は薄すぎず厚すぎず。天丼を食べる時はぜひ赤だしを注文していただいて下さい。

住所:東京都港区赤坂3-6-10 電話番号:03-3584-3746

人形町にお店を構える天ぷら中山は1000円弱で美味しい天丼が食べられる人気店。このお店の天丼は黒いビジュアルが特徴で黒天丼とも呼ばれています。天ぷら自体は綺麗なきつね色で他のお店とさほど変わらない色をしているのですが、真っ黒なタレをかけることで画像の様な黒い色に色づくのです。一瞬焦げているのかとも思えるような黒さです。

天ぷら中山のタレは創業してから現在まで継ぎ足しで受け継がれているそうです。創業以来変わらない味が楽しめますので昔ながらの天丼が味わえます。天ぷらのネタは海老、穴子、鱚、茄子などです。甘辛の濃いタレですのでご飯がよく進みますよ。海老天丼や穴子天丼なども用意されています。

住所:東京都中央区日本橋人形町1-10-8 電話番号:03-3661-4538

三越前駅から徒歩2分ほど、日本橋にお店を構える金子半之助は長蛇の列ができる有名な天丼専門店です。毎日行列ができる人気の理由はなんと言ってもお値段。老舗店の天丼を食べるのであれば3000円を握りしめていかなければ食べられないでしょう。しかし、金子半之助では1000円を切る値段でボリューム満点の天丼が食べられます。

天丼メニューは1種類のみ。画像にある通りのボリュームで950円ですからコスパ最強と言っても良いでしょう。穴子、海老2本、玉子、以下、かき揚げ、海苔、しし唐などネタの種類も豊富です。玉子は半熟状態になっていますので、割ると中から黄身がとろりと出てきます。玉子を崩しながら食べるのがおすすめです。

住所:東京都中央区日本橋室町1-11-15 電話番号:03-3243-0707

京橋駅から徒歩1分ほどの場所にある深町は、ミシュラン1つ星を獲得した天ぷら屋です。このお店は山の上ホテルの伝統の味を受け継いでいることでも有名で、洗練された絶品天ぷらが楽しめます。ランチタイムの「特製かき揚げ天丼」は厚みがあって迫力満点のビジュアル。一見天ぷらがいくつも重なっているのかとも捉えられます。

かき揚げには小エビ、カニ、帆立、マイタケ、タラの芽など豪華な食材を使用されています。かき揚げとは別に一番上にアスパラの天ぷらが乗っています。タレは濃いめで甘い風味が強いです。たぷりとかけられていますのでかき揚げによく染み込みしっとりとした食感になっています。アスパラの天ぷらはサクッとした食感が残っています。

住所:東京都中央区京橋2-5-2 電話番号:03-5250-8777

全国的に有名な天一。天ぷらの天一と言えば都内にいくつも店舗を構えていますから、気軽に利用できるイメージがあるかもしれませんが本店は空気が違います。率直に言って他の店舗に比べて敷居が高い天ぷら屋です。入店すると天ぷら目当てか天丼目当てか聞かれます。天丼の場合は地下のテーブル席、天ぷらの場合はカウンター席に通されます。

ランチタイムの天丼は1種類4860円となっています。海老が、野菜が数種類入った天丼で赤出汁とお漬物がセット。濃いめのつゆがかかっていますが天ぷらの味を邪魔しない絶妙な量がかけられていますのでくどさがりません。浅草の天丼の様なしっとりとまではいきませんが、ほどよくしっとりとしています。

住所:東京都中央区銀座6-6-5 電話番号:03-3571-1949

明治3年に創業した天麩羅中清。浅草にある老舗天ぷら屋の中でも有名です。数寄屋造りの離れもありますから接待などにぴったり。都会にいながら風情感じる中庭や池を眺めながら天丼をいただくこともできます。天麩羅中清の名物は「雷神揚げ」です。芝海老と青柳の貝柱が入ったかき揚げのことで、もっちりとした特有の食感となっています。

雷神揚げ定食も人気ですが「上天丼」も人気です。車海老2本、穴子、キス、かき揚げがネタ。甘めの天つゆがたっぷりをかけられています。たっぷりついている衣にほどよく染み込んでおり、絶妙な食感が楽しめます。ランチタイムは混雑していますが夜は比較的落ち着いています。

住所:東京都台東区浅草1-39-13 電話番号:03-3841-4015

台東区にお店を構える土手の伊勢屋は、128年の歴史を持つ老舗天ぷら屋です。創業当時の建物は関東大震災で全壊してしまったものの、新しく建てられた現在の建物は登録有形文化財に認定されてい立派な木造建築です。情緒あるお店で昔ながらの天丼を贅沢に味わってみませんか。

土手の伊勢屋の天丼の主役は穴子です。お店の外に穴子専用の水槽を設置しており、いつでも新鮮な穴子がさばけるようにしているそうです。穴子天ぷらが入っていない天丼もありますが、このお店に来たら穴子天ぷらは食べておきたいところです。おすすめは「天丼」(ロ)。朝〆の穴子はとってもジューシーで絶品。衣はたっぷりとついていてザクザクとした食感。

住所:東京都台東区日本堤1-9-2 電話番号:03-3872-4886

浅草で大人気の天ぷら屋まさる。昭和22年に創業した老舗店で、ランチ時は行列ができることでも有名です。お店の外には「天丼のうまい店」と大きく掲げられていますので期待して並ぶ人も多いでしょう。店内は日本料理屋ならではの清潔感溢れるヒノキのカウンターが出迎えてくれます。子供は入店お断りの大人なお店です。

人気のメニューは「江戸前クルマエビ天丼」です。4800円と良いお値段をしますが、大きな車エビが綺麗に盛り付けられた天丼にはお値段のことを忘れて感動するでしょう。まさるでは胡麻油を主体とした油でカラッと揚げられています。きつね色に染まった美しいビジュアルが、これぞ天丼と物語っています。

住所:東京都台東区浅草1-32-2 電話番号:03-3841-8356

銀座にお店を構える茂竹(もちく)は1913年に創業した老舗天ぷら店です。丁寧に下ごしらえされた食材を使用した上品な天丼が楽しめます。画像を見てわかる通り、茂竹の天ぷらは衣がとても薄付きです。野菜の色が綺麗にわかるほど薄く付いた衣ですが、さくさくとした食感をしっかりと楽しませてくれます。

高級店ではありますがランチタイムはディナーよりもリーズナブルに利用できます。人気の「野菜天丼」は1500円。旬の野菜がふんだんに入っていますから季節の味を堪能できる1品となっています。カラッと揚げられているので中の野菜のみずみずしさを損なわずに揚げられています。薄付きの衣ですから野菜のカラフルな色が華やかさを演出してくれます。

住所:東京都中央区銀座6-5-16三楽ビル 電話番号:03-3571-1578

東京の天丼名店ランキングはいかがでしたでしょうか。東京には天丼の名店と呼ばれるお店がたくさんあり、どのお店も甲乙つけがたいのでとても悩みましたが、筆者の独断と偏見でランキングを付けました。天丼の好みは人それぞれ違いますので、名店を回って自分好みの天丼を見つけて下さい。最後までご覧いただきありがとうございました。