光の道は観光におすすめ！年2回現れる神秘の道は宮地嶽神社の魅力！

福岡県福津市にある宮地嶽神社は、海まで一直線に続く道を夕日が照らす神秘の道、光の道で話題となり人気観光地となっています。宮地嶽神社についてや光の道の情報をまとめてご紹介します。光の道が見られる期間でなくても魅力がたくさんあるので、福岡に行く予定がある方は、ぜひパワースポットとも言われる宮地嶽神社に行ってみてください。

宮地嶽神社の光の道とは、神社から海岸まで参道が一直線に続いており、そこを夕日が照らした時に現れるものとされています。夕日がちょうど参道の先に沈むのは年に2回だけで、貴重な光景となっています。知名度が上がり人気となった光の道が見られる数日間は神秘の道を見ようと遠方からも多くの人が訪れます。

光の道が話題になったきっかけは嵐の5人が出演したJALのCMです。嵐の5人が宮地嶽神社で光の道を見たり、名物の松ケ枝餅を食べたりしているシーンが放映されてから、宮地嶽神社の知名度が急上昇しています。5人が座った椅子で写真を撮ったり、松ケ枝餅を食べたり、とCMと同じ体験をしていく人が多いようです。

光の道が見られるのは、年に2回で2月頃と10月頃とされています。年によって日にちが変わります。2017年は10月13日から22日とされておりその期間は光の道ウィークとされ様々なイベントが開催されます。祭り中はステージでのトークショーや人気の食べ物屋台の出店もあり、多いに盛り上がります。

光の道が見られる時期に行くことができない方も多いかと思いますが、神社から海岸、海岸から相の島まで一直線に見られる光景は絶景なので、時期が外れても行ってみてください。日中も島まで見られてとても綺麗な景色を楽しむことができます。光の道のお守りはお土産におすすめです。

宮地嶽神社は福岡県福津市にあり、全国にある宮地嶽神社の総本宮です。ご祭神は息長足比売命(おきながたらしひめのみこと)、勝村大神(かつむらのおおかみ)、勝頼大神(かつよりのおおかみ)で、この神のご加護があればどんなことにも打ち勝てる開運の神として信仰されてきたそうです。

宮地嶽神社には約300年前に出土した巨石の古墳もあり、その中の石室から見つかった太刀や馬具、瑠璃壺など20点が国宝に指定されているそうです。日本一の大きさを誇るしめ縄が宮地嶽神社のシンボルとなっています。奥之宮では八社をお参りすることもできるので、日々多くの参拝者が訪れています。

宮地嶽神社の最寄駅はJR福間駅です。博多駅から快速電車で約20分ほどで、福間駅からはタクシーまたはバスを利用するといいでしょう。約2kmの道のりなので歩いて行くことも可能ですが、極端に暑い日や寒い日はバスで行った方がいいでしょう。神社についてからも階段があるので体力を残しておきましょう。

宮地嶽神社には光の道以外にも見どころがたくさんあります。まず、日本一のものが3つあります。大注連縄は直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンもあり宮地嶽神社のシンボルとなっています。毎年掛け替えられている大注連縄は遠くから見てもその大きさがわかるほど迫力があります。

大注連縄の他に、大太鼓、大鈴が日本最大となっています。直径2.2メートルある大太鼓は1月1日の午前零時に打ち鳴らされ、その音は数キロ先まで響くそうです。大鈴は重さは450kgもある銅製のものでかつてはしめ縄とともに拝殿に飾られていたそうですが、現在は鈴堂がに奉安されています。

宮地嶽神社には本殿の他に、奥之宮八社と呼ばれる社が祀られており、これら一社一社をお参りすると願い事がかなうと信仰されてきたそうです。福を運ぶ七福神、食べ物を守る神様、子どもを守る神様、あらゆる病難から救ってくれる神様などが祀られています。本殿をお参りした後は奥之宮八社をお参りをしましょう。

宮地嶽神社の奥之宮八社のあるところは緑に囲まれており、神秘的でパワースポットとしても有名です。福岡県の三社参りで多くの人が訪れる宮地嶽神社で、パワーをもらい、願い事が叶うよう祈願しましょう。奥之宮の先には宮地嶽自然歩道があり、宮地岳の山頂までハイキングすることもできます。

奥の宮の中でも5番社の恋の宮には多くの人の願いが込められたハート形の絵馬があります。女性の心を守る神様と身体を守る神様がお祀りされており、心身ともに守ってもらえるそうです。女性特有の病や恋愛について何かお願いごとがある方はこちらで絵馬に願いを込めましょう。

JALのCMの中でも出てきた松ケ枝餅というものも宮地嶽神社の名物となっています。太宰府天満宮の梅ヶ枝餅と似たもので、宮地嶽神社の参道に人気のお店が何軒かあります。できたて熱々の松ケ枝餅は特に柔らかく絶品です。宮地嶽神社に来た時はぜひ味わってみてください。

宮地嶽神社で行われる一大イベント秋季大祭は神様のお恵みに感謝するお祭りで約600年前から行われているそうです。期間中は多くのイベントが開催されます。女性が十二単をまとった祭王となって行列をなす伝統の御神幸祭で、2017年は広瀬アリスさんが祭王の役を務めました。

秋季大祭のイベントの一つとして開運花火大会も開催されます。次々と打ち上がる華やかな花火を見ながら多くの人が願いを込めます。期間中は特設ステージでのライブパフォーマンスなどを楽しむこともできます。秋に行く予定のある方は放生会とも呼ばれる秋季大祭の情報をチェックしてみてください。

宮地嶽神社で撮影された映画「巫女っちゃけん。」が2018年2月3日より劇場公開の予定となっています。アルバイトで巫女さんをしている主役を広瀬アリスさんが演じています。主役と5歳の少年の関係が気になる映画をぜひ劇場で見てみてください。宮地嶽神社で見た場所が映画内で見られるでしょう。

2017年10月にオープン予定の光カフェは、プレオープンから話題となっています。光の道を見に行く前におしゃれなお店で美味しいコーヒーを飲んでひと休憩するのはいかがでしょうか。小腹が空いた時は松ケ枝餅とドリンクでホッとする時間を過ごすことができるでしょう。

光の道の先端の鳥居のところまで行くと、鳥居の向こうに綺麗な海を見ることができます。夏には多くの人が海水浴を楽しんでおり、海上から打ち上げられる花火がとても有名な花火大会も人気があります。周辺にはとても新鮮で美味しい海鮮が食べられるお店があります。

神秘的な光の道が見られると言われている10月と2月に宮地嶽神社に行くと人の多さに驚きます。人が多いところが苦手という方はこの鳥居に来て鳥居から海上にのびる光の道をお楽しみください。鳥居がシルエットになったここの夕日もとても神秘的で言葉にならないほど美しく観光客にも人気となっています。

福間海岸沿いには、綺麗な海を眺めながら食事を楽しめるカフェやレストランが並んでいます。光の道に行く前に海を眺めながらランチをするのはいかがでしょうか。おしゃれなお店が多く、南国のリゾートにいるような気分になります。福岡にこんな海岸があるとは知らなかったと言う人も多いようです。

福間海岸は夕日絶景スポットとしても人気があります。夕暮れ時には写真を撮りに来ている人が多くいます。ここでも夕日が創り出す神秘的な色の空を楽しむことができます。福岡の湘南とも言われており、サーファーにも人気があります。海岸で夕日を眺めながらゆったりとした時間をお過ごしください。

宮地嶽神社のある福津市のお隣、福岡県宗像市にある宗像大社は世界遺産に登録されたことで知名度が上がっています。最寄駅はJR東郷駅で福間駅から快速で1駅のところです。東郷駅からはバスで行くことができます。福岡のおすすめ神社である宗像大社と宮地嶽神社を一日で訪れてはいかがでしょうか。

いかがでしたか?宮地嶽神社では年に2回現れる光の道はもちろん、その時期でなくてもおすすめできる魅力がたくさんあります。福岡で観光の予定がある方はぜひ宮地嶽神社を計画に入れてみてください。自然豊かなパワースポットでお参りし、美味しいものを食べてリフレッシュしましょう。