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宝満山の登山ルートやアクセスを解説!初心者でも楽しめる人気の山!

宝満山の登山ルートやアクセスを解説!初心者でも楽しめる人気の山!
投稿日: 2017年9月14日最終更新日: 2020年10月7日

宝満山(ほうまんざん)は福岡県の筑紫野市と太宰府市にまたがる山です。宝満山は「福岡県で最も登山客の多い山」と言われる人気の山で、初心者からベテラン登山者まで幅広く愛されている山です。そこで宝満山の登山ルートやアクセス、おすすめスポットを紹介します。

宝満山ってどんな山?見出し

宝満山(ほうまんざん)は福岡県の筑紫野市と太宰府市にまたがる山です。宝満山は「福岡県で最も登山客の多い山」と言われる人気の山で、初心者からベテラン登山者まで幅広く愛されている山です。そこで宝満山の登山ルートやアクセス、おすすめスポットを紹介します。

宝満山の概要と歴史見出し

霊峰と崇められてきた宝満山

宝満山の山頂には、麓にある竈門神社の上宮が鎮座しています。霊峰として崇められており、古くから山頂に至る修験道があったと言われている、歴史の深い山です。また大宰府と密接に関わっていたとされており、古代から近世にかけての遺構や遺跡をあちこちで見ることができます。

宝満山の概要と人気の秘密

宝満山の標高は829.6mと、初心者でもチャレンジしやすい高さとなっています。人気の秘密は、宝満山山頂に至るルートの多さにあります。宝満山で最も人気の「正面ルート」は整備されていて登りやすく、なおかつところどころ急な坂もあるので、初心者がちょっと背伸びして登る山としてちょうど良いのです。

「本道寺ルート」と呼ばれる裏からのルートからは、上級者向けの岩場や沢登りが楽しめるルートに入ることも出来ます。様々なレベルの人が、自分に合ったルートで登れるのが、宝満山の魅力で人気の秘密です。また、山頂からの景色が良いことも、宝満山の人気の理由です。

宝満山登山前に竈門神社をお参りしよう見出し

宝満山と竈門神社の歴史

竈門神社(かまどじんじゃ)は宝満山の大宰府市側にある神社のことです。麓には下宮と呼ばれる社殿があり、宝満山の山頂には上宮と呼ばれる社殿があります。言い伝えによれば、7世紀半ば頃に大宰府が現在の場所に移って来た際、大宰府の鬼門(北東)にあるこの宝満山に神社を置き、大宰府の鎮護の神として祀るようになったのが始まりと言われています。

様々な登山ルートがある宝満山ですが、この竈門神社から登り始める「正面ルート」が王道にして初心者でも登りやすい最速ルートでもあります。初めて宝満山に登る方は、是非この竈門神社をお参りして、正面ルートから登って行きましょう。

紅葉の名所でもある竈門神社

竈門神社は実は紅葉の名所でもあり、福岡県の紅葉の名所としても知られています。特に参道の階段周辺に紅葉が集中しており、見頃の季節は辺り一面真っ赤な紅葉に囲まれます。例年11月上旬から紅葉が始まり、大体11月中旬から12月上旬ごろまで紅葉を楽しむことができます。この時期に登山する場合は、竈門神社の紅葉も併せて楽しみましょう。

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宝満山登山の定番!正面ルート見出し

最も定番のおすすめコース

宝満山に初めて登るなら、まずはこの「正面ルート」から登ることをおすすめします。宝満山の登山ルートの中で最も整備されているので迷いにくく、登りやすいと言うのが理由です。また、時間的にも全てのルートの中で最速で登ることができ、所要時間は初心者で往復4時間から4時間半程度です。

整備されていて登山道の多くが階段ですが、階段と言ってもでこぼこした石段ですし、岩場のような箇所もあります。初心者向けだからと決して侮らず、しっかり登山用の靴と服装で登りましょう。

登山口までのアクセス

正面ルートの登山口は竈門神社から始まっています。竈門神社へのアクセスは、車なら九州自動車道「大宰府IC」もしくは「筑紫野IC」で降りて太宰府天満宮の方角へ進み、太宰府天満宮を通り過ぎて県道578号で北東の方角に進めば到着します。駐車場は竈門神社の有料駐車場(400円)が利用可能です。参拝者用と登山者用で分かれているので、案内に従いましょう。

電車とバスでアクセスする場合は、西鉄「太宰府駅」へ行き、そこからコミュニティバス「まほろば号」に乗り換えまず。太宰府駅から竈門神社までは約10分、料金は100円です。太宰府駅から竈門神社へは約3キロメートルの道のりで、徒歩で行けないこともありませんが、登山することを考えると体力に自信がある人だけにしておいた方が良さそうです。

途中の見どころ

正面ルートには見どころが多く、スタート地点の竈門神社を始め、「徳弘の井」と呼ばれる水場や、100段の石段が続く「百段ガンギ」、竈門神社で祀る玉依姫が現れた場所と言われている「馬蹄石」などがあります。途中展望が開ける所もあるので、楽しみながら登ることができます。

竈門神社から分岐する愛嶽山ルート見出し

宝満山のお隣愛嶽山を経由するルート

愛嶽山(おだけさん)ルートは正面ルートと同じ竈門神社からスタートし、まず標高439mの愛嶽山へ登り、烏追峠を通って宝満山山頂を目指すルートです。正面ルートに比べて登山客が少なく、比較的歩きやすい道が続きますが、行者道と呼ばれる宝満山の中でもかなり険しい登山道を通ります。正面ルートに慣れてしまった人向けのコースです。所要時間は正面ルートとさほど変わりません。

途中の見どころ

正面ルートと比べると見どころは少ないです。愛嶽山山頂には愛嶽神社と呼ばれる小さい祠のような神社が建っています。せっかくなので参拝して行きましょう。また、途中分岐するカモシカ新道と呼ばれるルートは、険しく危険な箇所があり上級者向けのコースとなっている為おすすめしません。

中級者以上に人気!難所ヶ滝ルート見出し

中級者以上に人気のルート

難所ヶ滝ルートは、宝満山の北西側にある昭和の森から登り始めるルートです。道は岩場などの険しい箇所や、沢を横切る所もあり、まれに道に迷う人もいます。しかし、昭和の森の駐車場が無料なことや、途中の難所ヶ滝を目当てに、正面ルートに並ぶ人気ルートになっています。初心者でも登れなくはありませんが、ある程度宝満山に慣れた人や、中級者以上の方におすすめのルートです。

登山口までのアクセス

登山口である福岡県宇美町の昭和の森へのアクセスは、車の場合は九州自動車道の「須恵IC」で降りて県道35号を経由して約15分です。駐車場は昭和の森の無料駐車場を利用することができます。

電車とバスでアクセスする場合は、昭和の森の最寄り駅であるJR香椎線「宇美駅」まで電車で行き、宇美駅バス停から西鉄バス障子岳行きへ乗り換えます。障子岳のバス停で下車して、バス停横の坂道を山に向かって歩き、道なりに歩いて行くと昭和の森に到着します。

途中の見どころ

このルートの最大の見どころは、ルートの名前にもなっている難所ヶ滝です。難所ヶ滝は福岡県内で「大つらら」が見られる場所として有名です。難所ヶ滝は岩からじっくりと水が染み出てくるため、1月から2月にかけて、岩壁一面に巨大なつらら群ができます。これを目当てに冬も宝満山の登山客は絶えません。ただし、道は険しいのでしっかり冬山装備で臨みましょう。

ちょっと遠回り頭巾山ルート見出し

このルートは、難所ヶ滝ルートと同じく昭和の森から登り始めるルートです。まず宝満山ではなく頭巾山(とっきんざん)と言う、標高901mの山に登ります。頭巾山へは、途中にロープが設置された急斜面があるなど、中級者以上向けの険しい山になっています。宝満山より高い山に登るので所要時間はかかりますが、縦走で頭巾山や仏頂山を経由できるので、体力がある人に人気です。

筑紫野市側から登る本道寺ルート見出し

上級者向け!本道寺ルート

本道寺ルートは福岡県筑紫野市側から登るルートです。本道寺ルートからさらにいくつものルートに分かれており、いずれも沢登りや鎖場などがあります。また、道もわかりづらいので迷う事も多く、地図読みの技術が必要になって来る上級者向けのコースです。

登山口までのアクセス

本道寺ルートの難しい所は、駐車場がほとんど無いことです。電車とバスでアクセスする場合は、JR鹿児島本線の「二日市駅」もしくは西鉄天神大牟田線の「紫駅」で下車、それぞれの駅から西鉄バス柚子原行きに乗り換え、「宝満登山口」もしくは「本導寺バス停」で下車します。バスの料金は400円です。

途中の見どころ

本道寺ルートから行ける提谷新道と呼ばれるルートは、沢を伝って宝満山の山頂を目指すルートです。ずっと沢沿いに登っていくので夏でも涼しく、また滝もたくさん見られるのがこのコースの魅力です。ただし水に浸かることもあるので、多少濡れても大丈夫な頑丈な登山靴が必要です。

宝満山からの縦走ルート見出し

宝満山からは、尾根伝いにいくつかの山に行くことができます。正面ルートから登って最も近いのが仏頂山、さらに奥へ進むと宝満山より標高が高い頭巾山や、さらに足を伸ばすと標高935.9mの三郡山(さんぐんさん)まで行くことも出来ます。その人のレベルによって、宝満山からあちこちに足を伸ばせるのも、宝満山の人気の理由です。宝満山に慣れたら是非縦走であちこち行ってみましょう。

宝満山に行こう!見出し

福岡県で最も登山客の多い宝満山の登山ルートと登山口へのアクセス方法をまとめました。宝満山にはここでは紹介しきれないくらいたくさんのルートが存在します。初心者から上級者まで誰でも楽しめる魅力あふれる山、宝満山へ是非登ってみましょう。

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