合格祈願は神社で！時期や有名なお守りを売ってる人気の場所等の情報をお届け！

受験生自身はもちろん、その家族にとっても受験は一大事。そして受験につきものなのが合格祈願です。合格祈願に行くなら、いい時期とご利益のある神社に行きたいものです。そこで合格祈願に行くのに最適な時期やおすすめの神社をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

合格祈願に神社にお参りする時期は特に決まってはいません。神社では六曜(大安、仏滅など)も何ら関係ありませんので日にちも自由です。ただ志望校や受験日が決まってからの方が合格祈願絵馬に具体的な願い事を書けるのでおすすめです。逆に受験間近の冬に行くと混雑していますし、体調管理のためにも人混みの中に行かない方がベストです。

年間800万人以上の参拝者が訪れるという太宰府天満宮。学問の神様として崇拝されている菅原道真公をお祀りしていることで有名です。学問や武芸に優れ、右大臣にまでなった道真公でしたが政略により太宰府に左遷され不遇の生涯を閉じました。死後「天神様」として信仰され、道真公の廟がある太宰府は合格祈願の聖地といえます。

太宰府天満宮では毎年10月1日から31日を「特別受験合格祈願大祭」期間としています。この期間は境内にある楼門に桃山時代に彫られたという「飛龍天神ねぶた」という彫刻を掲げます。この楼門をお願いごとをしながらくぐると願いがかなうといわれています。太宰府天満宮に合格祈願に行くなら、この時期がいいでしょう。

住所:福岡県太宰府市宰府4丁目7番1号 電話番号:092-922-8225

太宰府天満宮と同様に菅原道真公を祀る北野天満宮。全国の天満宮の総本社で平安時代中期の947年に創建された天神信仰発祥の地です。「天神さん」「北野さん」と親しまれ、関西屈指の学問の神様として合格祈願で有名な神社です。特別昇殿参拝祈祷では受験生がクラス単位で本殿に上がり、合格祈願のご祈祷をしてもらえます。

北野天満宮の合格祈願のお守りは受験生に人気です。桐の箱に入った高級感のあるお守り(2000円)、道真公の詠歌が刻まれた学業鉛筆(6本入り800円)、巾着型でストラップになったお守り(1000円)などバラエティに富んでいます。学業鉛筆の半分は試験会場にも持ち込めるよう無地になっているという配慮もなされています。

住所:京都府京都市上京区馬喰町 電話番号:075-461-0005

太宰府天満宮、北野天満宮と並んで「日本の三大学問の神様」と称される防府天満宮。菅原道真公が左遷される際に同族である周防国(山口県)の土師氏を頼り、防府の港から九州へと出航したというゆかりの地です。道真公が亡くなった翌年である904年に創建されたことから、日本最初の天神様といわれています。

防府天満宮で購入できる受験お守りセットに入っている合格はちまき。はちまきに合格祈願の願いを書いて見事合格した受験生は、防府天満宮にはちまきを返納します。毎年12月中旬になると巫女さんたちがこのはちまきをきれいに洗濯してくれます。そのあとこの縁起のいいはちまきを希望者には無料で配布してくれ、受験生たちに好評です。

住所:山口県防府市松崎町１４－１ 電話番号:0835-23-7700

東京に数ある合格祈願神社の中でも有名な湯島天満宮。通称「湯島天神」と呼ばれています。458年に第21代天皇、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を主祭神として創建されたと伝えられています。室町時代、1355年に菅原道真公を合祀し、江戸時代には徳川幕府の庇護を受け今にいたります。

湯島天満宮の学業成就鉛筆（1ダース600円）。五角形で6本には格言が刻まれ、あとの6本は「合格祈願」とのみあります。東京の受験生の間ではポピュラーな合格お守りになっています。他にも合格祈願の学業守り(800円)や神札と学業守りがセットになった学業守札(1200円)などがあります。

住所:東京都文京区湯島3-30-1 電話番号:03-3836-0753

江戸時代1661年に菅原道真公の末裔が道真公を祭神として創建した亀戸天神社。その昔は太宰府天満宮に対して東の宰府として東宰府天満宮とも称されていました。境内には「神童」と呼ばれていた道真公の幼少の頃の像があります。台座には道真公が五歳の時に詠んだという和歌が刻まれています。

毎年1月2月の受験の時期には合格祈願の絵馬を奉納する受験生たちであふれかえります。通常の絵馬もありますが、梅の形をした絵馬もあります。五歳の時の道真公と前述の和歌「美しや 紅の色なる梅の花 あこが顔にも つけたくぞある」が書かれており、頭脳明晰だった道真公のご神徳にあやかりたい受験生に人気です。

亀戸天神社の学業成就鉛筆は5本セットで紫、赤、黄、緑、青とカラフルで受験生に好評です。鉛筆の色はどれも黒で、濃さはHBとBの二種類があります。人気アイドルグループ「嵐」のメンバーカラーでもあることから、若い女性を中心にファンの方にも人気の鉛筆です。

住所:東京都江東区亀戸3-6-1 電話番号:03-3681-0010

太宰府天満宮、北野天満宮とともに「日本三天神」に数えられることで有名な荏柄天(えがらてん)神社。1104年に菅原道真公の霊をおさめるために創建されました。その後、鎌倉幕府や室町幕府、豊臣秀吉、江戸幕府と時の権力者たちの保護を受け、現在は学問の神様として多くの受験生たちが合格祈願に訪れます。

住所:神奈川県鎌倉市二階堂74 電話番号:0467-25-1772

日本三大名園に数えられている水戸の偕楽園に隣接している常磐神社。「水戸黄門」でおなじみの水戸徳川家の二代目当主、水戸光圀公と九代目、斉昭公を祀る神社です。「大日本史」を編纂した水戸家の学問は“水戸学”と広く知られ、そのため常磐神社も学問の神様として信仰されています。

常磐神社で大人気のお守りは、印籠守りです。葵のご紋入りの水戸黄門が持っていた印籠をモチーフにしたユーモラスなお守りです。雑誌で紹介されたことから、一気に有名になったとか。印籠の中には金色の小さなかわいいカエルが入っており「無事帰る」ということを意味しています。

住所:茨城県水戸市常磐町1-3-1 電話番号:029-221-0748

「天神さん」の愛称で親しまれている大阪天満宮。もともとはこの地には650年に創建された大将軍社という神社がありました。901年、菅原道真公が太宰府へ向かう途中この神社を訪れ旅の無事を祈願したことから、道真公の没後約50年後に大阪天満宮が創建されました。

住所:大阪府大阪市北区天神橋2-1-8 電話番号:06-6353-0025

平安時代に学問の家系で有名だった清原家の出身である清原頼業公を祭神とする車折(くるまざき)神社。頼業公は「その才、神というべく尊ぶべし」といわれるほどの秀才だったことから、車折神社は学問の神様として信仰されています。境内にある芸能神社は芸能人から信仰を受けており、名前が書かれた赤い札がずらりと並んでいます。

石への信仰が厚い車折神社。境内には石をモチーフにした円すい形の立砂が祀られています。この立砂を写真に撮って常に持ち歩いたり、携帯電話の待ち受け画面にすると運気が上がり、願いがかなうといわれています。頼業公の学徳にあやかって、合格祈願のお守りにするといいでしょう。

住所:京都府京都市右京区嵯峨朝日町23 電話番号:075-861-0039

観光名所としても有名な島根県の出雲大社。祭神は大国主大神(おおくにぬしのみこと)で、縁結びの神様として知られていますが、合格祈願の神社としても人気です。通常、神社の参拝方法は「二礼、二拍手、一礼」ですが、出雲大社は「二礼、四拍手、一礼」となっています。参拝する時には気をつけましょう。

住所:島根県出雲市大社町杵築東195 電話番号:0853-53-3100

合格祈願におすすめの神社や人気のお守りをご紹介しましたが、いかがでしたか?いずれもご利益があったと合格した受験生からの声が多い縁起のいい神社ばかりです。霊験あらたかな神社にお参りして、あとはご自身の努力あるのみです。神社に行くのは晴れた日がよいとされています。ぜひお参りして見事受験に合格してください。