台湾・松山空港！台北市内へのアクセスやラウンジ・お土産・免税店まとめ！

食べ物が美味しく化粧品や雑貨なども充実していることから女子旅でも人気の台湾。松山空港は台北へのアクセスが便利な空港と言われていますが、実際にどのくらい便利なのでしょうか。お土産屋さんや免税店、ラウンジなどは充実しているのでしょうか。松山空港から台北市内へのアクセスや松山空港内のお土産屋さん、免税店、ラウンジの情報などをご紹介します。

台湾の松山空港は台北中心部から北に約1.5kmのところに位置しています。旧中正国際空港開港により国内線専用となっていましたが、2010年に再び国際空港になりました。 台北旅行の際は台北松山空港か台湾桃園国際空港のどちらかを利用することになります。

台北の松山空港は街が非常に近く、地下鉄も接続してますし、タクシーでも市内なら大体の場所からは200元掛からず到着できる便利な空港です。台北の松山空港からは、台湾国内線と国際線があり、国際線は羽田を週56便を始め、中国各地、ソウルへの便が出ています。元々は国内線しかなかったことから食事、免税店は充実してなかたったのですが、2015年から徐々に改装をして少しずつ充実してきています。

松山空港からタクシーを利用すれば、台北市内の賑やかな観光スポットまで、わずか10分前後で到着することができます。タクシー乗り場はターミナル1の到着ロビーから外に出たすぐ目の前です。乗車料金は距離に応じて変動し、初乗りは70元、以降250mごとに5元が加算されます。

台北市内までの料金の目安は、おおよそ100元から150元です。また、同ターミナルを背に、右斜め前方にあるガソリンスタンド南側の通りまで出て、タクシーを拾うこともできます。運転手さんに行き先を伝えるときは、宿泊先の住所を書いたメモを見せると、伝わりやすく安心です。特に日本への帰国時にお土産等をたくさん持って移動する際はタクシーがおすすめです。

松山空港のターミナルビル内にはMRTの松山空港駅が入っているため、台北市内への移動の際にMRTを使うのも非常に便利です。地下鉄路線図で、茶色のラインで表示されている路線の「文湖線」が松山空港を通る路線です。松山空港駅から中心街へ向かう場合は、「動物園」往きに乗りましょう。「南港展覧館（台北南港エキシビションセンター）」往きに乗ると、遠回りになりますのでご注意ください。

松山空港から台北市内までの所要時間は、観光の中心となる忠孝復興駅まで約7分です。運賃は20元（約66円）で、リーズナブルに移動をすることができます。平日、休日とも、始発は6時台から、終電は0時すぎまで運行しています。

松山空港からは、台北市内各地への路線バスや、郊外への高速バスも運行しています。バス乗り場は、国際線が到着するターミナル1の到着ロビーを出た道路の真ん中にあります。

桃園空港と松山空港を往復する高速バスもあり、乗り換え客向けに早朝5時すぎから夜23時前まで、 20分から30分間隔で運行しています。また、本数は2時間に1本程度と少ないですが、基隆、三重、大園などへの高速バスも運行しています。台北市外へ足を伸ばす際はバスの利用も便利です。

松山空港は残念ながら桃園国際空港のように免税店やお土産やさんが充実はしていません。チョコレートやバック、化粧品など定番の物を売る免税店はありますが、免税店の数が決して多くはないのが現状です。しかし、台湾の食やちょっとしたお土産を買うのを楽しむことのできるお店は入っています。

レストランやお土産屋さんは出国ゲートがあるのと同じ松山空港ターミナル2階にあります。まずは2階へ向かうエスカレーターを上がった目の前にお土産屋さんが並んでいます。様々な種類のお茶など、台湾らしいお土産を購入することができます。

松山空港にはタピオカミルクティー発祥の店として知られている春水堂もあります。春水堂は台中に本店が有りますが、観光中に春水堂に行っていなければ、ここでタピオカミルクティーを飲むことができます。タピオカミルクティーの他にカミルクティーもオススメです。ただし、荷物検査に飲みものは持ち込めませんので気を付けましょう。1杯で量が多いため、試す程度なら、2名で1杯で十分です。

ただ、松山空港の春水堂はお店が小さいのでいつも満席です。荷物検査に飲み物は持ち込めませんが、「麺類は持ち込みOKです」のことなので、もし座れない場合は食べ物をテイクアウトするのもおすすめです。特に、頂級XO醬辣拌麵／スペシャルXO醤ピリ辛麺は麺好きの人に人気のメニューです。

また、2Fの出国ゲートと反対の赤いインテリアの大心という台湾有名タイレストランチェーンが経営してるお店です。大心のタイラーメンも台湾出国前に味わっておく台湾の味としておすすめです。

もしちょっとしたお土産をもう少し買っておきたい場合は松山口空港内のセブンイレブンと康是美（COSMED)がおすすめです。1階の中央付近で少し場所が分かりにくいですが、入国した方に戻るように進んだ先、建物の奥の真ん中辺りのチェックインカウンターの4番カウンターと5番カウンターの間にあります。そんなに大きくないスペースですがお土産用のお菓子などが充実しています。

このセブンイレブンではお菓子、カップラーメンなどの、バラマキお土産も買えますし、台湾の定番お土産であるパイナップルケーキなども買うことができます。お土産に最適な麺類はカップラーメンから袋麺まで種類が豊富で充実していますし、簡単なティーパックのお茶も種類が豊富です。おつまみ系のお菓子も台湾風ビーフジャーキーからピーナッツまで色々な種類があります。

また、セブンイレブンに併設されている康是美（COSMED)では安いコスメが大充実しています。女子の台湾お土産の定番のシートマスクの「我的美麗日記」を始め色々と取り揃えあるので最後に買い増したいものがあっても安心です。なお、台湾ドルから、日本円への再両替は手数料が1回100元もかかります。なるべく再両替はやらないほうが良いため台湾ドルは使い切るか、次回の台湾旅行まで取っておくのがおすすめです。

松山空港内にはラウンジが1つだけあり、全航空会社がこのラウンジを指定ラウンジにしています。ラウンジへの入り口は出国審査後のエリアすぐのところにあります。松山空港はコンパクトですから、ラウンジからはどの搭乗口までもすぐに行くことができます。入室にはラウンジチケットが必要で、各航空会社のチェックイン時に対象者に手渡されたラウンジチケットで入ることができます。

松山空港唯一のラウンジのためラウンジ内は混み合っていますが、狭くはありません。食事は手の込んだものはありませんが、台湾のB級グルメである魯肉飯(ルーローファン)をはじめ、台湾らしい料理が並んでいます。アルコールはビール類のみでウィスキーやワインはありません。天井の高い空間で、リラックスをして過ごすことができます。

桃園国際空港と、松山国際空港を比べた場合、国際空港としての路線規模や施設の充実度という点では、圧倒的に桃園国際空港のほうが充実しています。帰国時には空港で免税品やお土産のショッピングを楽しみたい、出発前に最後の台湾グルメを満喫したいといった方にも、松山空港はまだ少々物足りないかもしれません。

しかし、桃園空港は台北中心部から40kmほど離れており、時間帯によってはひどい渋滞に巻き込まれることもあります。一方、台北市内から近い松山空港を利用すれば、台北市内で過ごす時間に余裕を持つことができます。台湾桃園国際空港のように混んでいないためチェックインの際も1時間前にチェックインすれば十分間に合うことから台北での観光やビジネスが目的の旅ならば、台北中心街へのアクセス面で松山空港が便利です。

松山空港から台北市内へのアクセスや松山空港内のお土産屋さん、免税店、ラウンジの情報などをご紹介してきましたがいかがでしたが?松山空港はお土産屋さんや免税店、ラウンジはそこまで充実しているわけではありませんが、台湾名物を味わったりちょっとしたお土産を買うことはできますし、何より台北市内へのアクセスが抜群です。台北旅行の際はぜひ松山空港を利用してみてはいかがでしょうか。