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新穂高のロープウェイ観光は紅葉の季節におすすめ!温泉もあり!

新穂高のロープウェイ観光は紅葉の季節におすすめ!温泉もあり!
投稿日: 2017年10月12日最終更新日: 2020年10月8日

新穂高ロープウェイは、岐阜県の奥飛騨、穂高連峰の中腹にあります。新穂高温泉駅から西穂高口を結ぶ2本のロープウェイからなり、鍋平高原の穏やかな風景や、槍ヶ岳の勇ましい景観を楽しむことができます。温泉も豊富にあり、紅葉の季節は大混雑の人気の観光地です。

新穂高ロープウェイに乗って雄大な景色を楽しもう見出し

新穂高ロープウェイは、岐阜県高山市の奥飛騨、長野県にほど近いところにあります。鍋平高原や千石園地の広大な景色から、迫りくる笹ヶ岳や槍ヶ岳まで、壮大な北アルプスの景観を楽しめる観光スポットです。山頂展望台は360°の大パノラマです。新穂高ロープウェイの魅力や周辺の温泉、宿泊地、観光スポットをご紹介します。

新穂高ロープウェイの魅力見出し

新穂高ロープウェイは、新穂高温泉駅から鍋平高原駅を結ぶ第1ロープウェイと、しらかば平駅から西穂高口駅を結ぶ第2ロープウェイからなります。その魅力は何と言ってもゴンドラから見る壮大なアルプスの景色です。高低差は合わせて約1㎞、山頂は標高2000mを超える絶景です。合わせて10分超の優雅な空中散歩です。

新穂高ロープウェイは、ゴンドラからの景色も素晴らしいですが、新穂高ビジターセンターが開催する多くの行事も人気です。山らしいトレッキングから、山の物を使ったクラフト体験など、たくさんあってとても楽しめます。登山客も多く、周辺には温泉地もあって、春夏秋冬問わず常に多くの観光客が訪れる人気の観光スポットです。

新穂高第1ロープウェイの魅力見出し

新穂高温泉駅から鍋平高原駅を結ぶ第1ロープウェイは、573m、時間にして約4分の短いロープウェイです。全面ガラス張りのゴンドラが魅力です。春には咲き乱れる花々が、秋には色鮮やかな紅葉が、360°見られます。紅葉の季節は8時から16時まで30分ごとに運行しています。とても混むので、ロープウェイの乗車整理券が配布されます。

新穂高第2ロープウェイの魅力見出し

鍋平高原駅から徒歩1分のしらかば平駅から西穂高口駅を結ぶ第2ロープウェイは、全長2598m。約800mの高低差を約7分で登ります。最大の魅力は、日本唯一の二階建てゴンドラ!一度に120人の観光客を、標高2000m超の山頂へと運びます。しらかば平駅発は新穂高温泉駅発の15分後。紅葉の季節は8時15分から30分ごとに運行しています。

西穂高口駅を出てすぐの山頂展望台からは、雄大な北アルプスの絶景を360°眺めることができます。春は萌える若草、夏は青空に映える山並み、秋は絵の具のようにカラフルな紅葉、冬は逆にどこまでも白い雪景色。どの季節も息をのむ絶景です。一番人気は紅葉で、ロープウェイでは整理券が配られるほか、数時間待ちが当たり前です。

新穂高ロープウェイさわやかセット見出し

新穂高ロープウェイでは、お得な「さわやかパック」を提供しています。新穂高の観光で外せないのが、温泉。その温泉入浴と飲食、買い物をセットにしたお得なパックを販売中です。大人3900円、子供2900円で、通常より1000円以上安くなります。2018年3月末までのおすすめなパックです。

新穂高ロープウェイの駐車場見出し

新穂高ロープウェイに乗っての観光に車で行く時には、専用の駐車場があります。まずは新穂高温泉駅そばにある新穂高温泉駐車場です。料金は一台500円です。2つ目は第1ロープウェイ到着駅の鍋平高原駅近くにある、鍋平高原駐車場です。料金は一台600円です。また、鍋平高原には登山者用駐車場があり、こちらは一台300円です。

ベストシーズンの紅葉の時期には、駐車場もとても混み合います。新穂高温泉駐車場は230台収容ですぐに満車になるので、第1ロープウェイは乗らずに直接鍋平高原駐車場まで車で行く手段もあります。鍋平高原駐車場は790台収容です。時間が遅いと駐車場所が駅から遠ざかって山道を登ることになるので、朝早く出発するのがセオリーです。

新穂高ロープウェイから見る四季見出し

新穂高ロープウェイの景色は一年を通して楽しむことができます。春は高原植物の小さな花々が優しく咲いています。夏は抜けるような青空と緑の色濃いコントラストが目に眩しいです。おすすめなのは、冬。どこまでも白い雪景色の中にポツリと浮かんでいるような幻想的な世界です。千石園地では雪の回廊を歩くことができます。

そんな中、やはり1番感動が込み上げてくるのは、紅葉鮮やかな秋です。上方の笹ヶ岳や槍ヶ岳は岩肌荒々しいまま、その裾に広がる木々は赤、黄色、茶色、そして緑と、まるでカラフルなドレスをひるがえしたようです。思わずため息の出る紅葉の美しさ、ぜひその目で堪能してください。

新穂高ロープウェイの周りには動物も見出し

アルプスの豊かな大自然には、草花だけではなくたくさんの動物も生きています。カモシカやオコジョ、モモンガに野ウサギなど、大自然の中でこそ目にする動物たちが暮らしています。運が良ければ新穂高ロープウェイや展望台から見ることができるかもしれません。景色を楽しむとともに、かわいい動物たちを探してみてください。

かわいい動物達だけなら良いのですが、中には怖い動物も。散策路には熊よけの鈴が設置されています。次にご紹介する鍋平高原爽やかガイドウォークや、しらかば平駅付近の散策路を楽しむ方は、鈴を持って行った方がいいかもしれません。冬には雪に残る小さな命の足跡を見つけたりするかもしれません。

新穂高ロープウェイの秋を楽しむ「鍋平高原爽やかガイドウォーク」見出し

草花や動物をもっと身近に体験できるのが、「鍋平高原爽やかガイドウォーク」です。11月5日まで開催されています。ビジターセンターのガイドさんと歩く、ロープウェイとセットにしたツアーですが、ガイドウォークのみの参加もできます。時間は約1時間半。紅葉を見ながらゆっくりウォーキングするのにちょうど良い時間です。

新穂高ロープウェイの秋を楽しむ「西穂・丸山トレッキング」見出し

新穂高ロープウェイの終着点、西穂高口駅より、西穂山荘から西穂丸山の往復トレッキングです。10月15日まで開催されています。ロープウェイ移動や、西穂山荘での昼食を含めて、約6時間のイベントです。ロープウェイで登ってからのトレッキングなので初心者にもおすすめながら、森林限界を超えた圧巻の眺めを楽しむことができます。

新穂高ロープウェイの秋を楽しむ「サンセットロープウェイ」見出し

多くの観光客に人気なのが、夕日に映える北アルプスを拝む「サンセットロープウェイ」です。大地と空と夕日、それしかない神秘的な景色をロープウェイから眺めながら登ります。11月19日まで開催されており、10月7日から11月2日の約1ヶ月間は、夕映えに合わせてロープウェイの運行を30分延長しています。

沈みゆく夕日が色鮮やかな紅葉を黄金色に輝かせ、たなびく雲に深い赤や紫のグラデーションを描き出します。次第に影に包まれていく山の裾野。ゆっくりとかすれていく稜線。情熱的に赤く染められた山々は、息をのむ美しさです。サンセットロープウェイ、行列必至で訪れてみてください。

新穂高ロープウェイの秋を楽しむ「星空鑑賞便」見出し

こちらも行列必死、星空鑑賞便は、11月3日から5日の三日間特別運行されます。新高穂温泉駅の最終便は19時。予約はありませんので、早めに行って待っていたほうが確実に乗れそうです。しんと澄んだ空気の中、満点の星を堪能できる夢の時間です。夜の山頂はとても冷えますから、防寒対策をしっかりして訪れましょう。

新高穂ロープウェイの周りの観光スポット見出し

山びこポスト

山頂の展望台にある「山びこポスト」は、通年集配可能なものとしては日本で一番高いところにあるポストです。西穂高口駅の売店には、木で作られた鳥やゴンドラの形の「板はがき」も売っているので、登頂の記念にはがきを送るのも素敵です。レトロな土管方の赤ポストがとてもかわいらしい観光スポットです。

北アルプス大橋

新穂高ロープウェイから歩いて15分ほどの場所にある「北アルプス大橋」は、中尾高原と鍋平高原をつなぐアーチ橋です。全長150m、高さは70mで、天気が良いと橋から北アルプスが見渡せます。橋から離れて、見事なアーチと紅葉を一緒に見るのもまた素敵です。ドライブルートの中で人気の写真スポットです。

西穂高口駅の登頂手形

観光の思い出としておすすめなのが、西穂高口駅で購入できる登頂手形です。その場で登頂した日付を入れることができます。登山をしたことがない人でも、ロープウェイながら山頂を制覇した記念ができて嬉しいお土産です。そのほか、飛騨といったらお守りの「さるぼぼ」。限定の絆さるぼぼはロープウェイの売店で販売しています。

新穂高ロープウェイに行ったら食べてみてください見出し

新穂高と言えば飛騨牛が有名なところですが、新穂高ロープウェイの名物と言えば「わさびソフト」です。バニラもあって、原料は飛騨牛のミルクという贅沢さなのですが、「わさびソフト」が人気です。少し辛い感じもありますが、子供でも食べられます。ここでしか味わえない味。ぜひ試してみてください。

新穂高ロープウェイに行ったら温泉必須です見出し

新穂高ロープウェイの新穂高温泉駅は、北アルプスの登山口であるとともに、名湯奥飛騨温泉郷の一つでもあります。多くの旅館やホテル、ロッジといった宿泊先があり、特に露天風呂が売りです。新高穂温泉は、奥飛騨でも自然が間近に迫る最奥の温泉地。もちろん日帰り温泉もありますが、宿泊込みで紅葉狩りに出かけるのがおすすめです。

新高穂ロープウェイ近くの日帰り温泉見出し

日帰り温泉「新宝乃湯」

奥飛騨新穂高温泉と言えば露天風呂が名物です。第2ロープウェイの出発駅、しらかば平駅にほど近い場所にある「新宝乃湯」は、標高1300mにある露天風呂です。そして、露天風呂のみ。湯に浸かりながら絶景を楽しむために作られた温泉です。入湯料は600円。近くには無料の足湯もあります。

日帰り温泉「新穂高の湯」

「新穂高の湯」は、日帰りでは唯一の混浴露天風呂です。脱衣所は男女別ですのでご安心ください。大きな一枚岩に、大きな穴を掘って作ったかのような広々とした露天風呂です。そしてすぐ真横を、蒲田川の清流が流れるダイナミックなロケーションです。駐車場は10台のみなのでご注意ください。

日帰り温泉「ひがくの湯」

新高穂温泉地内で唯一、温泉のほか食事や買い物をすることができます。奥飛騨と言えば飛騨牛!飛騨牛を使った料理もたくさんあります。また、館内に鉄道のジオラマが展示してあるのも見所です。年中無休ですし、5月と7月~10月は19時の閉館を延長しているので、帰りの休憩処にもおすすめです。

新穂高ロープウェイ観光の宿泊先を決めよう見出し

新穂高温泉

奥飛騨温泉郷の最も奥地の新高穂温泉は、まったりとした温泉地に比べて、登山家などが多いため活気があります。蒲田川の上流5kmにわたって温泉が湧き出る、湯量が豊富の温泉です。とにかく自然との一体感を味わえます。宿がたくさんあるので宿泊先選びも迷いながらも楽しみの一つになります。

ロープウェイの新高穂温泉駅から徒歩1分の宿泊先もあります。紅葉の季節はロープウェイが激混みなので、前日から宿泊して早朝から山へ出発すると、人混み回避の作戦になります。駐車場の心配もしなくて一石二鳥です。

奥飛騨温泉郷

奥飛騨温泉郷には、新高穂温泉のほかに平湯温泉や福地温泉などがある一大温泉郷です。平湯温泉は、奥飛騨では珍しい硫黄強めの乳白色。近くには平湯大滝もあって癒されます。福地温泉は、平安時代に村上天皇が入浴したことから「天皇泉」とも言われる、歴史ある温泉です。一度は宿泊したい高級宿がひしめき合っています。

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北アルプスのふもと奥飛騨は、まさに秘湯と呼ぶにふさわしい大自然に囲まれた温泉地です。冬は銀世界、夏は緑深い山々といった、雄大な絶景を眺めながら温泉に入れるなんて、贅沢ですね。奥飛騨温泉郷で人気の宿泊施設・日帰り温泉施設を、ランキング形式でご紹介します。

世界遺産「白川郷」

岐阜県と言えば、誰もが知っている世界遺産「白川郷」があります。新高穂ロープウェイでの空中散歩の後には、少し足を伸ばして白川郷へ宿泊するのもおすすめです。もちろん合掌造りの宿泊先も複数あります。多くの観光客や外国人旅行客の訪れる白川郷へも、ぜひ訪れてみてください。

新穂高は登山もおすすめ見出し

新穂高は登山者もたくさんいます。ロープウェイで西穂高口まで行って、西穂山荘から西穂高岳を登頂するルートもあるので、普段着でロープウェイに乗る人もいれば、ばっちりハイカー装備の人もいます。登山届を忘れずに提出するようにしましょう。

新穂高の登山は、ロープウェイなしもおすすめ。登山者も多いですし、歩きで上る場合は出発が早いので、駐車場は早い時間にいっぱいになります。紅葉の季節にはいつも以上に登山者が多く、細い尾根の道が人でいっぱい。山頂も混み合い、独標との記念撮影も順番待ちします。

さらに、奥穂高岳へ抜ける北アルプス屈指の難コースもあります。西穂山荘には2日がかりで登頂に挑む登山者用に、テントサイトの宿泊スペースがあり、ハイシーズンはテントでいっぱい。新穂高ロープウェイで北アルプスの絶景に魅せられた方は、次は登山に挑戦するのもまた違う感動を味わえるかもしれません。

新穂高ロープウェイへの行き方見出し

新穂高ロープウェイへ公共の交通機関で行く場合は、JR高山駅から濃飛バス新穂高ロープウェイ行きに乗車します。時間は約1時間40分です。車で行く場合は、長野高速道路松本ICから国道158号経由です。松本ICから約1時間30分で到着します。渋滞になることはめったにないですが、駐車場が混雑しますので早めの出発をおすすめします。

新穂高ロープウェイで北アルプスの秋を堪能する旅へ見出し

北アルプスの紅葉の景色は、一枚の大きな絵画のように、圧倒的に美しいです。新穂高ロープウェイは空から紅葉の絶景を見る空中散歩です。新穂高まで行って温泉、特に露天風呂を満喫しない手はありません。足湯や日帰りも楽しみつつ、ぜひ宿泊付きでプランニングし、北アルプスの秋を堪能する旅へおでかけください。

投稿日: 2017年10月12日最終更新日: 2020年10月8日

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