ケアンズの天気は？雨季と乾季情報・おすすめ服装などご紹介！

ケアンズは、オーストラリアの北東部に位置する都市です。日本人観光客も訪れる人気観光地なので、行ったことある方や、これから旅行へ行く予定の方もいるのではないでしょうか。今回は、オーストラリアのケアンズの乾季や雨季などの詳しいお天気情報、ケアンズでのおすすめの服装などについてまとめましたのでご紹介いたします。

オーストラリアのクイーンズランド州にあるケアンズは、トロピカルノースクイーンズランドと言われている熱帯モンスーン気候の一帯です。オーストラリアの季節は基本的に、日本と真逆の季節になりますが、ケアンズは赤道からの距離が沖縄よりも近い場所なので、年間を通して暑い気候の夏ということがケアンズ天気の特徴です。

オーストラリアのケアンズは、年間を通して暑い気候なのですが、乾季と雨季に分かれています。そしてはっきりとはしていませんが、四季もあることはあります。12月から3月にかけては夏の雨季、4月から11月の秋から冬、春にかけて乾季にあたります。詳しい天気、気候、特徴などについては、これからご説明いたします。

ケアンズの乾季についてお伝えいたします。ケアンズの乾季は、4月から11月、つまり秋から冬、春にかけての時期にあたります。その中でも｢4月から5月｣、｢10月から11月｣の時期はケアンズのベストシーズンにあたります。気温が25度前後と過ごしやすく、他の月と比べても雨の降水量も少ないため、大変快適な時期となります。

乾季の4月から5月、10月から11月は雨が少なく気温も快適でベストシーズンと言えますが、6月から8月にかけては雨が少ないものの、一年の中で気温が最も下がり、20度以下となる日もあるので、その時期に旅行へ行く方は、服装に注意が必要です。同じ乾季の時期でも気温に気をつけてケアンズへ旅行に行くようにしましょう。

ケアンズの雨季は、12月から3月の夏の季節です。雨季と言いましても、1日中しつこく降っているわけではありません。早朝や夕方以降に雨は降ることが多く、ザーッと強く降って短時間で止み太陽が照り付けるという熱帯気候独特の天気です。サイクロンが発生しやすい時期でもあるので、観光には注意をして過ごすようにしましょう。

またケアンズでは、雨季の時期であっても気温が高く暑いため、気にせずに海水浴を楽しんでいる現地の人々が多いです。むしろ気持ちが良いと思っている人も多いのではないでしょうか。雨が降ると少し肌寒く感じる日もありますが、夏場は30度を超える日も多いため、雨もあまり気にせず過ごしているという人が多いようです。

ケアンズの秋と春は、日本とは季節が真逆なため、4月から6月(秋)、10月から11月(春)にあたります。日中は暖かくなるものの、早朝や夜になると冷え込む日もあるため、羽織れる上着は持参した方が良いでしょう。4月に入ると本格的な秋に入り、30度以下の過ごしやすい気候に突入します。5月は4月よりもより過ごしやすい気候となるでしょう。

またケアンズでは6月に入ると、冬の季節になります。冬といっても平均気温は21度程なので、日中は日本の冬と比べると圧倒的に過ごしやすいです。また乾季なので雨もほとんど降りません。ただ朝晩の時間帯は20度を下回るので、服装に注意が必要です。春の季節にあたる10月は、気温が上がり日中は30度近くまでなる日もあります。

11月になると初夏の季節になるので、紫外線対策が必要となってきます。あわせて降水量も増えてくる季節になるので、雨具も必要です。ケアンズに限らずオーストラリアは、紫外線の量が日本と比べてかなり多いため、日焼け止めをつけていないと、肌が真っ赤になってしまったりと、肌荒れの原因になるので、十分気をつけましょう。

ケアンズの夏は、12月から3月にあたります。特に1月に入ると、真夏の真っ盛りになります。平均気温が32度と、大変暑くなるので、暑さ対策と共に、紫外線対策が必要です。紫外線対策としては、日焼け止めや帽子、サングラスを持参するようにしましょう。雨季にあたるため、降水量が多いだけではなく、湿気も多くなります。

夏の時期は湿気も多いため、水分補給を忘れないようにして過ごしましょう。ケアンズでは、晩秋の2月に入っても平均気温は32度を超えます。3月になると秋が近づいてきていますが、平均気温は未だ31度と高めです。外は暑くても、室内に入ると冷房が強く効いている場所が多いので、上着は持参することをおすすめいたします。

ケアンズの冬は、7月から9月にあたります。冬といっても、日本のように10度を下回るわけではなく、気温が下がっても17度くらいになります。ケアンズの冬の平均気温は20度前半位と比較的涼しい気温です。日中は28度くらいまで上がる日もあります。日本でいうと夏の気温なので、ケアンズが冬という概念を忘れてしまうかもしれません。

またケアンズの冬場は乾季にあたるので、雨が少なく快適に過ごせるでしょう。日中は暖かいので、つい油断をしがちですが、朝晩と冷え込む日もあるので、上着は必ず持参をするようにしましょう。ケアンズの冬は日本の冬と全く異なるので、冬のつもりでコートなど持参するなどという防寒対策は必要はないので、予め知っておきましょう。

ケアンズでのおすすめの服装をご紹介いたします。ケアンズでは、9月から5月くらいの春から秋にかけては、日中夏の服装で問題ありません。ただ何度もお伝えしている通り、朝晩冷え込むことがあるので、薄手の上着や、薄手の長袖は持参するようにしましょう。また雨が降ると気温も下がるので、気をつけましょう。

ケアンズの冬場、6月から8月は、日中は暖かく半袖で過ごすことが可能ですが、朝晩冷え込むことも多いため、薄手の上着が必要です。紫外線対策のためにも、薄手の長袖でも良いでしょう。ケアンズへ行く時は、半袖や半ズボンなどの夏の服装の他、必ず薄手の上着を持参するようにしましょう。突然冷えた時の対処が必要となります。

また何度もお伝えしている通り、ケアンズでは紫外線対策のために、日焼け止めや帽子、サングラスは持参することをおすすめいたします。また夏場、外は暑くても室内に入ると冷房が強く寒く感じることもあるので、カーディガンなど薄手の上着を忘れないようにしましょう。飛行機やバスの中でも冷房が強いことがあるので、注意が必要です。

また念のためのアドバイスですが、オーストラリアでは、日よけ対策のために、日傘をさしている人はゼロと言っても過言ではないほど、いません。周りの目が気にならない方は良いのですが、一人で日傘を差すのは目立ち、明らかに日本人ということが分かってしまいます。現地の方は、帽子とサングラスを身につけている人が殆どです。

ケアンズの日帰り観光として、モスマン渓谷やキュランダで代表とされる熱帯雨林があります。大自然の観光となるので、動きやすい服装がベストです。Tシャツに半ズボン、靴はスニーカーや運動靴が良いでしょう。サンダルは楽ですが、歩きにくいので避けてください。自然の中は蚊などもいるため、長ズボンの方が防御となって良いです。

熱帯雨林へ行く時は、虫除けスプレーも持参することをおすすめいたします。また海へ遊びに行く時は、もちろん半袖半ズボンで過ごせるのですが、紫外線が半端がないので、日よけ対策のためにも、薄手の羽織や、薄い長袖を着用する方も多く見かけます。特に肌を気にする女性の方は、どこへ行くにも上着は持参するように心がけましょう。

いかがでしたか?今回は、ケアンズの天気について詳しくご紹介いたしました。ケアンズは乾季と雨季があるものの、一年を通して暖かく、天気も良いことが多いです。ただ日本と比べると紫外線が大変強いため、紫外線対策を怠らないように気をつけてください。太陽の下で楽しく充実したケアンズの時間を過ごしてください。