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香川の金毘羅宮(こんぴらさん)の魅力を紹介!ご利益や御朱印など!

香川の金毘羅宮(こんぴらさん)の魅力を紹介!ご利益や御朱印など!
投稿日: 2017年10月22日最終更新日: 2020年10月8日

香川県の観光スポットとして名高い金比羅さんは毎日たくさんの観光客で賑わっています。神社仏閣巡りが好きな方やグルメな方までみんなが楽しめる見どころがたくさんあります。今回は香川県有数の神社、金比羅さんの魅力やお役立ち情報をご紹介いたします。

香川県で一度は行きたい名所!金比羅さん!見出し

「金比羅さん」の愛称で知られる金比羅宮は、香川県仲多度郡にある神社です。一度は訪れたい日本の名所の1つですが、階段が多いことで遠慮してしまう方もいらっしゃいます。しかし、金刀比羅宮にはついつい先へ足を進めたくなる魅力があります。今回は金刀比羅宮の見どころと階段ごとに出会えるスポットをご紹介します。

金比羅さんの名前の由来見出し

なにげなく使っている「金比羅さん」(こんぴらさん)ですが、本当の名前は「金刀比羅宮」となります。「金毘羅宮」や「琴平宮」とも書かかれていることもあります。名前がいろいろあるのには理由があります。実は「こんぴらさん」は香川県の「金毘羅山」(こんぴらさん)という名前の山にあるため、ここから現在の呼び名が生まれました。

金刀比羅宮の宮に秘められる意味

正式名称である、金刀比羅「宮」にも秘密があります。神社にはいくつかの呼び名がありますが「宮」というのは全国に散らばっている神社の「総本宮」であることを表しています。こんぴらさんの場合は金刀比羅神社・琴平神社・金毘羅神社をまとめている、特にご利益の大きな「総本宮」であるということになります。

金比羅さんはサンスクリット語が名前の語源です

ユニークな「こんぴら」の言葉の由来は、なんとサンスクリット語からきているのだそうです。サンスクリット語の「クンビーラ」が起源ですが、このクンビーラはガンジス川に生息するワニが神格化されたものです。このようなちょっとした豆知識を知ることで金比羅さん参りはもっと楽しいものになります。

住所:香川県仲多度郡琴平町892-1 電話番号:0877-75-2121

江戸時代は憧れだった!香川県の金比羅さん参り見出し

なぜ多くの人が香川県の金比羅さんをお参りするのか、その理由は江戸時代にさかのぼります。当時、庶民は観光に出かけることを禁止されていました。しかし、こんぴらさんや伊勢神宮などの神社・仏閣などへの参拝を兼ねた観光だけは許可されていました。このことから金比羅さん参りは当時の人の憧れであり楽しみだったのです。

金比羅さんに祀られているのは大物主(おおものぬし)神です

金比羅さんという名前は誰もがよく知る名前です。しかし、金比羅さんの神様がいったい誰なのか、即答出来る人はまだまだ少ないです。香川県の金比羅さんには「大物主」という神様が祀られています。日本神話に登場する神様で、古来から海の神様として多くの人からの信仰を集めている神様です。

金比羅さんが授けてくれるありがたいご利益見出し

金比羅さんの神様「大物主神」ですが、一般的には海上守護・農業・殖産・医薬などに大きなご利益を授けてくれる神様と言われています。農業や海に関係がない方にも多くのご利益を授けてくださる神様ですので、安心して参拝してください。頑張って長い階段を乗り越えてきた人に必ずご利益を授けてくださるでしょう。

ご利益は多方面に渡り、金運や縁結び、商売繁盛や学業などへの力を授かることができるといわれています。中には「人生で迷いが生じた時によい知恵を授けてくれる」というものもあります。本宮の隣にある絵馬殿には地元の企業の方が奉納した数々の絵馬を見ることができます。地元で厚い信頼を受け続けているご利益の高い神様です。

階段が長い金刀比羅宮(こんぴらさん)ご利益は?観光スポットを楽しもう! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
階段が長い金刀比羅宮(こんぴらさん)ご利益は?観光スポットを楽しもう! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
「こんぴらさん」と呼ばれ親しまれている香川県の金刀比羅宮。江戸時代から伊勢参り、東西本願寺参りに並ぶ人気の参拝スポットで、長い階段があることでも有名です。そんな「金刀比羅宮」(こんぴらさん)や階段を上るときの見所た御朱印。周辺の観光スポットなどをご紹介します。

香川県の金比羅さん御本宮までの階段数は785段!見出し

大物主神が祀られている「御本宮」までは、ひたすら階段を上っていくしかありません!御本宮までに待ち受ける階段の数はなんと785段もあります。実際は786段あり、786が「なやむ」に繋がることから1段下がって785段となります。1段下がる階段もきちんと作られているので「下がる階段」を探しながら先に進みましょう。

長い長い階段ですが、道中にあるさまざまな見どころが疲れを癒してくれます。階段の段数ごとにある見どころポットをご紹介しますので、ぜひ立ち寄ってみてください。途中、香川県で人気のおしゃれなカフェもありますので、一息つきながらゆっくり階段を上るのもおすすめです。

金比羅さん113段目にある見どころ「備前焼の狛犬」見出し

一之坂鳥居の右側にいるのが備前焼の狛犬です。この狛犬は重要有形民俗文化財に指定されています。備前池田藩が奉納した歴史のある狛犬です。私たちが知る狛犬は2体で1対の姿ですが、この狛犬は1対のみです。岡山県備前市の伝統工芸である備前焼の色合いが美しい、珍しい姿の狛犬です。

金比羅さん365段目にある見どころ「大門」見出し

備前焼の狛犬を過ぎて250段ほど上ると見えてくるのが「大門」です。こちらは香川県の高松藩初代藩主・松平頼重侯が奉納したものです。多くの人はこの大門を見て「御本宮に着いた!」と思うそうです。まるでメイン会場のように風格がある大門を超えると、金刀比羅宮の宝物を展示する「宝物館」があります。

金刀比羅宮宝物館の見どころ

大門を超えたところには、金刀比羅宮が所有する宝物を展示する「金刀比羅宮宝物館」があります。建物にある十一面観音立像や、能面・舞楽面などの文化財、三十六歌仙額など歴史深い展示物が見どころです。行き道で立ち寄っても、帰り道で立ち寄っても楽しめます。宝物館の美しい建築も見どころの1つとなっています。

金比羅さん429段目にある見どころ!神様が乗る馬「神馬」見出し

429段目にある鳥居を抜けると、広々とした広場に着きます。ここには「御厩」があり、建物の中には本物の馬がいます。白い馬は神様がお乗りになる馬「月琴号」です。神馬は「お十日」(おとおか)という年に一度行われる神事に使われています。毎年十月十日に行われるこのお祭りも見どころの1つです。

毎年10月10日に開催されるお十日は香川県で注目の祭事です

毎年10月10日の夜9時から行われる神事です。神事は「御神幸」(おみゆき)と言われ神職や巫女さん、舞人など総勢500人の方が御神輿とおともに御本宮から御旅所までを歩きます。深夜になると御旅所で行宮着御祭(あんぐうちゃくぎょさい)が催され、華やかな管弦の演奏と大和舞を見ることができます。

金比羅さん477段にある見どころ「着見櫓」見出し

477段目まで階段を上ると、「着見櫓」(つきみやぐら)が見えてきます。お城の中には「月見櫓」(つきみやぐら)という同じ読み方の櫓がありますが、こちらの櫓はかつて大名行列の到着を見張ったものと伝えられています。ここまで来たら御本宮まであと約300段、まだまだ見どころはたくさんあります。

円山応挙の襖絵がある表書院も見どころです

着見櫓の奥には、香川県の重要文化財である円山応挙(まるやまおうきょ)の描いた襖絵などが展示されている「表書院」があります。御本宮に参拝する前に見てもいいのですが、参拝後に立ち寄る方が多いです。この書院の前庭では毎年5月5日と7月7日に古式ゆかしい蹴鞠が行われています。

金比羅さん500段目にある見どころ「資生堂パーラー神椿」見出し

階段500段目のところには、資生堂がプロディースするカフェレストラン「神椿」があります。香川県の女子旅の観光スポットとしても高い人気を誇っています。神椿は色とりどりの「神椿パフェ」が人気です。生クリームやバニラアイスクリーム、フルーツ、あずき、わらび餅が盛り付けられたパフェは、写真を撮る人多数の人気スポットです。

金比羅さん628段目にある見どころ「旭社」見出し

628段目にあるのが「旭社」です。とても立派で風格の建物なので、ここを御本宮だと思いゴールの歓声をあげる人が多いスポットです。つい手を合わせに立ち寄ってしまいますが、実はこの旭社は帰路でお参りするところです。ここからは御本宮に行く道と下向道(帰りの道)に分かれますので、ここは迷わず「行きの道」を進みましょう。

金比羅さん652段にある見どころ「賢木門」見出し

賢木門(さかきもん)

652段目に差し掛かると見えてくるのは唐破風様式が美しい「賢木門」です。この「賢木門」はかつては「逆木門」と呼ばれていました。多くの神社を焼き払い神罰を恐れた長曽我部元親の老臣が、あわてて建築・献上したのがこの門です。急ぐあまりに一本の柱を逆さまにしてしまったことで付いたのが「逆木門」の名前というわけです。

1段下がる階段はここ!闇峠

賢木門を越えて、数十歩の間の道を「闇峠」といいます。ここまで来ると雅楽の音色なども聴こえはじめ、御本宮が近いことが分かります。闇峠の中の「坂の鳥居」をくぐると手水舎があります。この途中1段下がる階段があります。これが786段(なやむ)を785段にした重要な階段なので見逃さないように注意してください。

手水舎

1段下がる「悩みを落とす階段」を下りたら手水舎にいきましょう。長い階段を上り火照った体を癒してくれる冷たい水で身と心を引きしめる、参拝前の最後の行事です。手水の作法は、最初に左手、次に右手、左手で受けた水で口を清めた後に柄杓を清める、他の神社と同じ順番です。多くのご利益をいただくためにしっかりと身を清めましょう。

金比羅さん785段目で到着!御本宮見出し

785段の階段を上りきり、とうとう到着したのが御本宮です。待ち望んだ金比羅さんのお参りがやっとここで叶います。張り切って記念撮影をしたいところですが、御本宮では神殿を真正面から撮影してはいけない決まりになっています。カメラを向けるときは真正面に立たないように気をつけてください。

御本宮にお参りをした後は境内の中を散策しましょう。御本宮の中には社務所があり、お札やお守り、おみくじや御朱印帳などをコンプリートすることができます。連休などは御本宮前も参拝者で行列になり、先におみくじなどを引きに行きたくなりがりですが、おみくじやお守りは「参拝の後」にいただくのが神社の正しいマナーとなります。

御本宮でひくおみくじは2種類あります

御本宮では2種類のおみくじを引くことができます。1つは神社でよく見る、ガラガラと振ってでた数字で引くおみくじです。もう1つは「開運こんぴら狗みくじ」です。引いたおみくじの中には、おみくじの他イヌの形をした金色のお守りが入っています。お財布などにいれておくとご利益があるといわれています。

金比羅さんの御朱印は御本宮だけではありません見出し

こんぴらさんに来たら、忘れずに頂いて帰りたいのが「御朱印」です。しかし、こんぴらさんでいただける御朱印は1枚だけではありません。御本宮はもちろん、さらに階段を上ったところにある白峰神社(923段)と奥社(1368段)でも御朱印をいただくことができます。

香川県には数々の神社があります。中でも有名なのは金比羅さんです。金比羅さんの中にはさらに2つの神社があります。御朱印集めをしている方には、ここまで来たからにはさらに奥の2つの神社の参拝もおすすめします。奥社までは一番下から1368段もありますが、奥社にたどり着いたときの達成感はいうまでもありません。

観光に出かけるとき、必ず持参したいのが御朱印帳です。万が一持ってくるの忘れた場合も安心してください。金比羅さんでは御朱印帳を持っていかなくても、専用の用紙に御朱印を書いてくださいます。自宅で自分の御朱印帳に貼れば大丈夫です。御朱印帳を忘れたから断念する必要はありません。

さらに583段にチャレンジ!厳魂神社(いづたまじんじゃ)

御本宮の奥にある2つの神社は「白峰神社」と「厳魂神社」という名前です。厳魂神社は「奥社」と呼ばれ、金刀比羅本教の教祖「厳魂彦命」がお祀りされています。奥社まではさらに583段ありますので、体力と時間に余裕のある方はぜひ行ってみてください。さらに大きなご利益を求めて階段を上る人も少なくありません。

帰るときに裏参道を散策するのもおすすめ!

金比羅さんには、裏参道と呼ばれる散歩道が通っています。御本宮までは長い階段を上りましたが、裏参道は歩きやすく散策コースとしてもおすすめです。四季折々の木々や草花を見ながら下る裏参道は隠れたファンも多いスポットです。人ごみを避けたい方も、裏参道では静かな空気を味わうことができます。

香川県の金比羅さんで買うべき!お守り見出し

香川県の金比羅さんをお参りしたら、そのご利益を家まで持ち帰りましょう。金比羅さんの御本宮にはかわいいお守りが各種用意されています。学業や安産などのお守りはもちろん、お札なども御本宮の社務所で授けてもらえます。大きなご利益を授けてくれると人気の高いお守りをご紹介いたします。

幸福の黄色いお守りとミニこんぴら狗(いぬ)のセット

もっとも人気が高いのは「幸福の黄色いお守り」です。このお守りにかわいい狗(いぬ)のお守りがセットになった「幸福の黄色いお守り・ミニこんぴら狗のセット」が人気を集めています。昔、参拝できない人の代わりにイヌにお参りをしてもらったというお話から、イヌは金比羅さんのマスコット的存在になっています。

笑顔元気守り

金比羅さんの人気キャラクター「笑顔元気くん」のお守りも人気です。「純粋無垢なこども」をイメージして琴陵容世宮司が描いたキャラクターがこの「笑顔元気くん」です。カラフルな色使いで、持っているだけで元気がもらえそうなデザインが人気です。いつも元気でいて欲しい人へのプレゼントにもおすすめのお守りです。

香川県名物 金比羅さんグルメも楽しもう!見出し

長い道のりを歩いて参拝した後は、がんばった自分へのご褒美も兼ねて金比羅さんのグルメも楽しんで帰りましょう。参道にはスイーツやドリンクなどを用意したお店がたくさんあります。香川県で人気のあるスイーツは金比羅さんオリジナルのものもありますので、ぜひ各お店に立ち寄ってみてください。

創業230年!香川県の老舗が誇るお菓子灸まん

金比羅さん土産のお菓子といえば、この「灸まん」がもっとも有名です。灸まんを売っているお店は創業230年という大老舗店です。味も逸品で、かつては皇室に献上されたこともあるお墨付きの美味しさが自慢です。香川県の観光のお土産としても非常に有名なこのお菓子はバラ売りもされていますので歩きながら食べるのもオツなお菓子です。

香川県伝統のお菓子を使った嫁入おいりソフト

香川県観光で必ず食べたいのは、金比羅さん名物「嫁入おいりソフト」です。「おいり」というのは讃岐地方の伝統のあられ菓子です。カラフルなあられは、結婚式の引き出物として古くから香川県の人に愛されてきました。おいりソフトを手にした人はみなさん一様に写真を写しています。見た目も味も香川のご当地ソフトクリームです。

こんぴらさん(金比羅山)のうどんを食べよう!琴平で食べるべき美味しい人気店! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
こんぴらさん(金比羅山)のうどんを食べよう!琴平で食べるべき美味しい人気店! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
こんぴらさん(金比羅山)参りの最大の目玉は長い石段を上がっていくことですが、もう1つの目玉としてうどんを食べると言うことがあります。香川県はうどん県と呼ばれているくらい人気でたくさんうどんが食べられます。ここではこんぴらさん周辺にあるうどん屋をご案内します。

許可なくして売れない香川の銘菓!加美代飴(かみよあめ)見出し

365段目を上ると見えてくるのが白い大きな傘が立ち並ぶ風景です。この白い傘は宮内で商売が許されている「五人百姓」のお店の目印です。ここで売られているのが「加美代飴」です。扇形のべっこう雨を、付属の金の小槌で割ってたべる珍しいお菓子です。大人でも甘すぎない柚子の香りが漂う飴を香川県観光のお土産にしてみませんか。

香川県民のソウルフード!うどんがアイスになったかまたまソフト

讃岐うどんをイメージして作られた、香川名物「かまたまソフト」です。味付けはショウガがベースになっており、甘いバニラの香りと絶妙にマッチしています。一見ギョッとするトッピングは、本物のネギです。細く搾り出されたクリームのシルエットもうどんそのものです。食べてみると意外とハマる、珍しい香川のご当地スイーツです。

必ず食べたい香川県のお肉屋さんの肉コロッケ

商店街の入り口にある「平岡精肉店」の手作りコロッケも金比羅さんの人気フードです。こちらの奥様の手作りコロッケは割ってみるとその魅力がわかります。おすすめすの「肉コロッケ」はポテトでミンチ肉を包んであり、肉汁がコロッケの中にギュッと閉じ込められています。甘いものに飽きたらぜひこのコロッケを食べてみてください。

香川県JR琴平駅も見どころの1つです見出し

香川県の金比羅さんへ電車で参拝されるとき、必ず通るのがJR琴平駅です。この駅の建物は大正時代に建設されたレトロなデザインが特長です。この駅の付近には駐車場があるのでマイカーで来た場合もこの駅舎を見ることができます。電車の発着メロディも「こんぴら船々」で「金比羅さんへ来た!」と実感させてくれると評判の駅舎です。

金比羅さんは香川県有数の観光スポットです見出し

江戸時代から人々の関心を集めてきた金比羅さんは、現代でも憧れの観光スポットです。785段という長い階段を上ってもお参りする人が後を断ちません。また、遠方から来た観光客を温かく・美味しくもてなしてくれるグルメスポットとしての魅力も高まるばかりです。香川県を訪れるときはぜひ金比羅さんを楽しんでください。

投稿日: 2017年10月22日最終更新日: 2020年10月8日

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