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京都・光悦寺の見どころを紹介!鷹峰三山を望む庭や紅葉に感動!

京都・光悦寺の見どころを紹介!鷹峰三山を望む庭や紅葉に感動!
投稿日: 2017年10月25日最終更新日: 2020年10月8日

京都・光悦寺は京都市北区にある日蓮宗の寺院です。光悦寺は、江戸初期の文化人、本阿弥光悦が、1615年に徳川家康からもらい受けた鷹峰の地に草庵を結び、法華題目堂を建立したのが起こりと云われています。光悦の死後、位牌堂が寺院に改められ光悦寺と名付けられました。

京都・光悦寺を参拝しよう見出し

京都・光悦寺は京都市北区鷹峰にある日蓮宗の寺院で、山号は大虚山といいます。本阿弥光悦は、1615年に徳川家康から拝領した鷹峰の地に、一族、工匠等とともに移り住み、芸術郷を築き上げました。光悦没後の1656年、本阿弥家の位牌堂が日蓮宗の寺院に改められています。ここでは、そんな光悦寺の紅葉を含めた見どころや御朱印、アクセスなどについて紹介します。

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京都でも有名な紅葉の観光名所である曼殊院門跡。名勝枯山水の庭が、秋も終わりに近づくと、鮮やかな色で飾られます。見るべき魅力のたくさんある曼殊院ですが、今回は京都の紅葉の名所の一つとして、庭を中心にスポットを当てていきましょう。
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京都の嵯峨野に位置する常寂光寺です。常寂光寺は、有名な歌人・藤原定家の山荘の跡地に建てられました。歴史的にも由緒ある寺院です。夏には小倉山の新緑に圧倒され、京都の紅葉の名所と呼ばれるように、秋には全山満開の紅葉が常寂光寺を包み込んでしまいます。

京都・光悦寺へのアクセス方法見出し

京都・光悦寺へのアクセス方法は、バスの場合、京都駅から市バス9系統に約34分乗車後、上堀川で、北1系統のバスに乗り換え、約9分後、鷹峰源光庵前で下車し、徒歩3分ほどで着きます。乗用車でアクセスする場合は、駐車場に12台分のスペースしかない上、時期により、有料の場合や使用できない場合がありますので、注意が必要です。

京都・光悦寺の見どころ見出し

光悦寺のある鷹峰は、京都でも指折りの紅葉の名所で、秋になると、鷹峰三山は、赤や黄に色づき、光悦寺境内の楓も鮮やかに色を染めます。小さな門をくぐると、狭い参道の両側に紅葉が続き、トンネルのようになっています。本堂を過ぎると、きれいに整えられた大きな庭園が見え、種々の場所に茶室が点在しています。この場所は高台にあるため、京都の街並を望むこともできます。

京都・光悦寺には、大虚庵、三巴亭、了寂軒、徳友庵、本阿弥庵、騎牛庵、自得庵と呼ばれる7つの茶室があります。大虚庵は、本阿弥光悦の居室を指します。また、三巴亭には、光悦堂と呼ばれる八畳の間があり、仏壇には光悦の木像が安置されています。どの茶室も、わび、さびを肌で感じられる、静かで落ち着いた見どころたっぷりの空間です。

京都・光悦寺のおすすめ散策コース見出し

おすすめの散策コースは、高悦寺から金閣寺に向かうルートです。30分ほどの散策で、洛北や鷹峰の自然に触れつつ、紅葉も楽しみながら、金閣寺までのんびり歩くことができます。また、高悦寺から道をはさんだ向かい側には、紅葉でも有名な、見どころの多い源光庵がありますので、光悦寺ともども拝観してみてはいかがでしょうか。

京都・光悦寺の境内見出し

光悦寺は京都市によって歴史的風土特別保存地区に選定されています。寺院の中は、大変静かで自然に溢れています。光悦寺は、境内全体がぐるりと回れる庭園のように造られています。境内へと続く参道には多くの楓の木々が植えられており、夏の時期は青紅葉が、11月中旬から下旬にかけては、見事に紅く染まった紅葉が堪能できます。

光悦寺から谷を挟んで、鷹峰三山と言われる鷹ケ峰、鷲ケ峰、天ケ峰があります。昔から、光悦寺一帯は、鷹ケ峰と呼ばれていました。そして、本阿弥庵や徳友庵などの茶室の付近からは、鷹峰三山の美しい姿を見はるかすことができます。光悦寺は、寺院と言うより、むしろ山荘に近い雰囲気を漂わせている、見どころの多いお寺です。

光悦寺の茶室の周りの垣根は、光悦垣と呼ばれています。竹が菱形の模様に組まれた垣根は、このお寺の垣根が起原と云われており、現在は種々の場所に見られます。また、境内の様々な場所から鷹峰三山の雄姿を望むことができます。そして、境内の奥に進むと、本阿弥光悦の墓所がひっそりと佇んでいます。

京都・光悦寺の茶室見出し

光悦寺には大虚庵、三巴亭を含め、見どころの多い7つの茶室があります。徳友庵は光悦の号「徳友斎」からその名を採っており、縁側から鷹峰三山の姿が眺望できます。また、徳友庵の隣には本阿弥家の墓があります。本阿弥庵の手前からも鷹峰三山の美しい山容が見渡せます。この他にも、了寂軒、騎牛庵、自得庵という茶室が散在するとともに、庫裏に接する妙秀庵があります。

京都・光悦寺の大虚庵見出し

大虚庵は光悦が鷹ケ峰で仕事をした部屋です。速水宋汲の設計によるものですが、建設された後、光悦会によって建て直されており、入口にある3枚の障子を立てた貴入口をにじり口に変えた他、間取りも多少変えられています。大虚庵前の竹垣は、光悦垣以外にも、巨人牛(ねうし)とも呼ばれており、高さが少しずつ変わる独創的なな垣根です。

京都・光悦寺の三巴亭見出し

本堂に通じる回廊の下をくぐって庭に出ると、右側に古池があり、池の前方に三巴亭茶席があります。三巴亭(さんばてい)は大正10年に建てられた数寄屋建築で、八畳2室、水屋からなり、北西の八畳は、光悦堂と呼ばれ、仏壇には光悦の木像が安置されています。三巴という言葉には、「過去、現在、未来」の意味があると言われています。

京都・光悦寺の御朱印見出し

光悦寺の御朱印に書かれる文字は、法華経の「南無妙法蓮華経」です。日蓮宗の寺院では、どの場所でも「御朱印」は「御首題」と呼ばれています。一般的には、日蓮宗のお寺でのみ扱われている御首題帳を用意します。一般的に使われている御朱印帳を使用する場合、通常は「妙法」という字が書かれますが、光悦寺では、「南無妙法蓮華経」と書いてもらえます。

京都・光悦寺付近の寺社見出し

京都・光悦寺付近の寺社1:源光庵

源光庵は光悦寺の向かい側にある曹洞宗の寺院で、山号は鷹峰山、本尊は釈迦如来です。アクセス方法は光悦寺と同様ですので省略します。この寺院は、1346年に、大徳寺2代徹翁(てっとう)国師によって開山されました。当初は臨済宗であったこのお寺は、1964年、卍山(かいざん)道白禅師により、曹洞宗に改められ、本堂が建てられて、現在に至っています。

ゆるやかな坂道が伸びる鷹峰街道を上ってゆくと、源光庵があります。CMの「そうだ京都、行こう」でもお馴染みのこのお寺は、紅葉の美しさと丸い「悟りの窓」、四角い「迷いの窓」でも有名です。真っ直ぐに伸びる北山杉の参道を進むと山門があり、境内につながります。門前から境内まで広がる美しい紅葉を楽しみながら散策するのもおすすめです。

迷いの窓の四角の形は人の一生を表わしていると云われています。この「迷い」とは、釈迦の言う四つの苦しみのことを言うそうです。悟りの窓の丸い形は宇宙を意味しており、自然の姿、つまりは悟りの境地に至ることができるというものです。この二つの窓越しに見る紅葉の見事さは、例えようもないほど美しく、時間の経つのも忘れて見惚れてしまうほどです。

源光庵の本堂の天井には血天井と呼ばれる伏見桃山城の遺稿があります。1600年に、徳川家康の家臣、鳥居元忠とその一党が自刃した城に残された血の床板を、供養のため、後に寺の天井に貼ったものです。また、このお寺で御朱印をもらうことができます。御朱印には、通常、「霊芝観世音」と書かれます。

京都・光悦寺付近の寺社2:常照寺

常照寺は、鷹峰にある寺院で、光悦寺からも歩いてすぐの場所にあります。アクセス方法は、バスの場合、四条大宮から6系統に乗り、源光庵前下車後、徒歩2分です。この寺院は本阿弥光悦が発願し、1616年、日乾上人によって開山されました。1627年には、僧侶たちの学問所として鷹峰檀林が開設され、境内には大小の堂宇が建てられ、多くの僧侶が勉学に勤しんだと言われています。

常照寺には、天下の名妓、島原の吉野大夫が帰依し、寄進した朱塗りの山門が現在でも残っており、吉野門と呼ばれています。また、寺内には、日乾上人や吉野大夫の墓があり、吉野大夫ゆかりの茶室、遺芳庵などがあります。約5000坪の境内には、本堂、吉野門、帯塚、経蔵、鬼子母尊神堂、など様々な建築物があります。

常照寺は洛北の桜と紅葉の名所としても有名な場所で、春には、約100本の桜が咲き誇り、訪問客を楽しませてくれます。また、毎年4月の第2日曜日に行なわれる吉野大夫花供養は、京都の春の風物詩となっています。御朱印は、日蓮宗の場合、御首題と呼ばれていますが、御首題帳に「南無妙法蓮華経」と書かれます。

京都・光悦寺付近のホテル:しょうざんリゾート京都見出し

しょうざんリゾート京都は鷹峰街道沿いにあり、四条大宮バス亭から市バス6系統北木ノ畑町下車後、徒歩3分のところにあるホテルで、光悦寺へのアクセスも良い場所にあります。このホテルには、35000坪の広大な庭園があり、その中を流れる紙屋川の上に張り出した渓涼床と呼ばれる納涼床での京会席を楽しむことができます。光悦寺を観光するには最適のホテルと言えます。

京都・光悦寺を散策しよう見出し

京都・光悦寺は江戸の粋人であり芸術家であった本阿弥光悦が住み、仕事をした場所に建てられた寺院です。この歴史あるお寺は、特に紅葉の時期には、京都の絶好の観光名所の一つとして評判が高く、散策や参拝に訪れる人々が絶えません。ここでは、そんな光悦寺の紅葉や見どころ、御朱印、アクセス方法などについて説明いたしました。

投稿日: 2017年10月25日最終更新日: 2020年10月8日

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