牧のうどんの人気メニューを紹介！持ち帰りもOK！スープが美味しさの決め手

「福岡のうどんといえば」と誰もが答える、福岡・佐賀のうどんチェーン店「牧のうどん」。正式名称は「釜揚げ牧のうどん」といい、地元で愛される魔法のうどん店です。その特徴はなんといっても「食べても食べてもなくならない魔法のうどん」。定番メニュー、裏メニュー、麺の魅力を持ち帰り情報とあわせてたっぷりとご紹介します。

その場で食べても持ち帰りしても美味しい「牧のうどん」の一番の特徴として挙げられるのは、その柔らかい麺です。「食べても食べてもなくならない魔法のうどん」と呼ばれるその麺は、「博多うどん」という博多を中心に食べられているうどんです。この博多うどん、なんととにかく「コシが弱い」のです。

うどん伝来の地とも言われる九州・博多ですが、コシの弱い麺が売りとは驚きです。「牧のうどん」は、その麺を独自の製法で更に柔らかく、出汁を吸いやすく作られています。その結果麺がどんどん伸びて、見かけの量が増えて、「食べても食べてもなくならない魔法のうどん」が完成され、持ち帰りにも引っ張りだこな麺が誕生したのです。

「麺がどんどん出汁を吸うのならば、出汁が足りなくなるのでは」という不安は無用です。牧のうどんではかけ出汁のことを「スープ」と呼び、このスープはなんとおかわり自由なのです。足りなくなった際には店員さんに声をかけると、なんとやかん入りで出してくれます。冷めにくく熱々のうどんをいつまでも食べられます。

「牧のうどん」では、うどんを注文する際に、3段階の固さを選ぶことができます。硬め・ふつう・柔らかめとあり、「硬め」は麺が出汁を吸う前の、比較的歯ごたえのある麺を味わうことができます。逆に柔らかめを選んだ場合は、はじめから、ふっと口の中でとろける麺を楽しめます。

九州という土地柄もあり、お店で食べても持ち帰りをしてもお値段はとてもリーズナブル。なおかつスープを吸う麺がボリューミーなので、食べたあとは満腹になれます。またネギも無料で増量でき、テーブルにあるネギ皿から好きなだけ盛ることができるのも嬉しいところです。麺自体はあっさりしているので、女性も安心して食べることができます。

具材や麺が見えなくなるほど盛りに盛ってももちろん「無料」なネギサービスは、ネギたっぷりうどんが大好きな人にとっては贅沢の極みです。もちろん用途はうどんだけに限らず、おそばやごはんにもたっぷりかけて楽しむことができる点もポイントです。ネギ皿はそれぞれの席に置いてあるので、好きなタイミングで増量することができます。

西日本で人気なのが「肉うどん」。柔らかく煮た牛肉の味がスープに染み出し、その味は当然柔らかい麺にも吸われていきます。牧のうどんでも特に人気の定番メニューのひとつです。甘いスープとお肉の味は、疲れた身体を柔らかく包み込んでくれます。スープまでしっかり飲み干したくなる一品です。

店内でも人気のトッピングとして紹介されているのがこちらの「肉キムチうどん」。牛の甘みにキムチのピリっとした新鮮な辛味が加わり、絶妙なハーモニーを奏でます。どちらの味も染み込んだスープはまさに絶品のひと言、最後の一滴まで飲みたくなる贅沢な組み合わせです。

「牧のうどん」でも一番人気と名高いのがこの「ごぼう天うどん」。ごぼう天うどんは九州では一般的なメニューです。ごぼうの歯ごたえとスープを吸った衣の滑らかさ、そしてとろりと口の中でとろける麺が絶品です。ネギをたっぷりのせて、スープの染みた天かすと一緒に麺をすするのがおすすめです。

2大人気メニュー「肉うどん」と「ごぼう天うどん」を豪快にトッピングした組み合わせは、たくさん食べる男性にも女性にも大人気です。それぞれでも絶品ですが、牛肉の味が染みたスープにごぼう天を浸すと、衣に甘辛いスープと絡み合い、通常のごぼう天うどんとはまた違った味を楽しむことができます。

大きなきつねがひとつのっているのではなく、切られたきつねが複数枚のっているのが牧のうどんのきつねうどんの特徴です。汁の染みたきつねを噛みちぎることなく食べることができるので、一緒にスープをのみながら食べやすいところが嬉しいです。絶品のきつねに麺が進みます。

きつねは、全体をまろやかに整えてくれるトッピングのたまごがおすすめです。まずは黄身を割る前の味を楽しみ、その後黄身を割ってきつねや麺に絡めながら食べると、きつね本来の味わいとたまごによってまろやかになった味わいを合わせて更に絶品になります。他にもわかめなどの定番のトッピングも相性が良くおすすめです。

九州のうどんといえばこちらも人気の具材「丸天うどん」。丸天とは、丸い練り物の天ぷらのことで、そのとおり「丸い天ぷら」ということから丸天と呼びます。味のしみた丸天は、うどんとの相性が抜群。老若男女問わず愛されている九州ならではのトッピングのひとつです。

丸天と相性抜群なのが、他の天ぷら。海老天や野菜かき揚げなどと一緒に食べると、食感の違う天ぷらを食べ比べしながら楽しむことができます。他にも肉のトッピングは汁に牛肉の味が加わり、わかめの場合はさっぱりとした食べごたえです。もちろんそのままの丸天も美味しくいただけます。

「緑の天ぷらうどん」は、ヘルシーで栄養満点、色鮮やかな見た目は特に女性に人気のメニューです。その名の通りトッピングの天ぷらが驚きの緑色となっており、具材はほうれん草、にんじん、枝豆、きくらげなどの野菜が中心になっています。あっさりとした味わいは甘辛いスープのうどんによく合い、身体を温めてくれます。

学校の給食でうどんが出てきた際にしめじを一緒に食べた方も多いように、うどんとしめじの組み合わせは美味しいもの。そこにヘルシーで栄養豊富な天ぷらが加わって最強ヘルシーうどんの完成です。ボリュームを求める方は甘辛さが天ぷらにも嬉しい定番のお肉とあわせるも良しです。

こちらも牧のうどんで人気の高いうどんのひとつ「カレーうどん」。豪快にカレーそのものがうどんにかかっていますが、こちらのカレーうどんでももちろんスープをお好み加減で交ぜながらいただくことができます。汁うどんと違って伸びにくいので、カレーらしい味わいを長く楽しむことができます。

牧のうどんのカレーうどんが嬉しいのはなんといっても白ごはんがセットでついてくること。スープとあわせたカレーをうどんに絡めて食べるのは通例ですが、同じ食べ方がごはんにもできるのです。白ご飯にスープとカレーをかけ、絡めると、あっという間に絶品和風カレーの完成です。一度に二度楽しめるのは嬉しいところです。

うどんやそばといえば海老天！という方も多いように、海老天はうどん類には王道な組み合わせです。牧のうどんでももちろん人気メニューのひとつです。大きな海老天は衣もサクサクで、どろりと溶ける麺とスープとの相性も抜群。多めのネギや薬味と一緒に夢中になって食べたい絶品です。

ここでもお肉は最強のトッピング。海老天の味をより一層引き立ててくれるスープの完成です。ボリュームたっぷりの海老肉うどんは男性にも女性にも大人気の絶品メニューです。たくさんのネギと一緒にもりもり食べると幸せな気持ちになれること間違い無しな一杯です。

「うどん屋さんでコロッケ？」と思われる方も多いかもしれませんが、牧のうどんでは意外な人気を誇るのがこのコロッケうどんです。手作り感のある大きなコロッケは、衣もサクサクでじゃがいもがほっこりと温かな仕上がり。そのままかぶりつくも良し、スープに浸して食べるもよし、ボリューム満点の絶品メニューのひとつです。

それだけでもボリュームたっぷりのコロッケうどんですが、トッピングにおすすめなのが、揚げ物贅沢ダブルのせのかき揚げトッピングです。サクサクととろとろ食感のダブルコンボは、中の具材の違いも相まって、揚げ物とよく合ううどんの至福な時間を演出してくれる一品です。

牧のうどんのメニューの中でも特にレアと言われるこちらは「鴨うどん」。鴨肉を贅沢にもうどんにのせ、スープも鴨の味が染み込んでいる鴨づくしの一品です。スープにも鴨の味が染みている都合上、やかんはセットになりませんが、通常のスープやかんは無料で注文できるので、あわせて楽しむとより深い味を楽しむことができます。

うどんといえばこちらも定番の「わかめうどん」。肉や天ぷらといったメニューの追加のトッピングとして引っ張りだこですが、わかめうどんそのものも、大量のわかめが器を彩り、贅沢な一品を楽しむことができます。おすすめのトッピングは野菜のかき揚げ。ヘルシーながらに衣の味とわかめの味を合わせていただける贅沢なメニューです。

うどんとはいえ、ボリュームのあるものを食べるのは不安だという方におすすめなのがミニうどんセットです。本来のうどんよりも少量のうどんに、牛肉、海老天、茹玉子がついたセットは、お子さんや少食な女性の方にも人気です。普通のお店でも見かけるような量なので食べやすい一杯です。

夏の暑い時期、スープを吸って「増えていく」うどんではなく、柔らかな麺そのものを楽しみたいときにおすすめなのが「冷やしうどん」です。柔らかな麺はそのまま、柔らかいのでつゆによく絡み、汁うどんに勝るとも劣らぬ絶品です。こちらにも複数のトッピングがあり、好きな食感で楽しめる点もポイントです。

牧のうどんらしく、冷やしであろうと麺の硬さをセレクトすることができます。つるつるとのどごしの良い麺を楽しみたい場合は硬めがおすすめです。おつゆの味を楽しみたい場合は普通や柔らかめを選ぶと、素材の味を普段以上に感じることのできる滑らかな冷やしうどんの完成です。

多くのうどん店がそうであるように、牧のうどんでもそばが提供されています。甘辛の特性スープは、細くしっとりとした麺とも相性抜群です。多くのうどんと同じく、トッピングの種類が豊富で、またネギも好きなだけ盛り放題、増量し放題となっているのも嬉しいところです。中にはそばのみで提供されているトッピングも存在します。

牧のうどんであえておそばを食べるという方は存外に多く、柔らかい博多うどんだけではなく、普通のおそばでスープを味わってみたいという方が注文することもあります。味の染み込んだお肉や特製の揚げ物と一緒にいただくおそばは、うどんにも負けず、胃袋をしっとりと満たしてくれる一品です。

かしわごはんは、山口・福岡・佐賀付近で親しまれている「とりめし」のことです。鶏肉ベースの出汁で炊かれたごはんはふっくらと光り、色鮮やかな具材がごはんを彩ります。牧のうどんで食べられるかしわごはんは、人参やごぼうの歯ごたえも相まって、柔らかなうどんと相性ばつぐんです。

スープをかしわごはんにかけて出汁茶漬けにする、という大胆な発想に行き着く人も。出汁の風味がかしわごはんの味を引き立たせ、かしわの甘みが口の中いっぱいに広がります。ネギや薬味もセルフサービスならではで好きなだけかけることができるので、店内でアレンジレシピを模索する人も多いようです。

うどんでお腹がいっぱいになり、かしわごはんを注文することができなかったからといって落胆することはありません。牧のうどんではなんと、うどんだけではなく、かしわごはんまで弁当として持ち帰ることができるのです。旅路の帰り道、急ぎの昼食、柔らかな九州の味は、一度食べてみる価値ありです。

知る人ぞ知ると密かに人気なのが、牧のうどん自慢のスープを使ったこちらの雑炊です。メニューには載っていない、まさに「裏メニュー」。スープの中の柔らかいお米とふわふわのたまごは、胃袋を優しく抱きしめてくれる絶品メニューです。お腹に余裕のある方は注文してみるのもおすすめです。

牧のうどんには、忙しい方には特に嬉しい、お土産にもっと嬉しい充実のお持ち帰りサービスが存在します。驚くべきはその値段で、なんと4人前で500円で購入できます。麺やスープはもちろん、ネギや天かすまで持ち帰りが可能なので、家でお手軽に牧のうどんの味を楽しむことができる充実のセットです。

かしわごはんも一緒に持ち帰りをすれば、家でも牧のうどんのフルコースを楽しむことができます。唐揚げを始め、いくつかのトッピングメニューも持ち帰りが可能なので、自分の好みを家で再現できるので、自分や家族へのお土産に持ち帰り購入をする方も多いようです。

インターネットの普及により、福岡・佐賀から全国へ発信されつつある牧のうどん。持ち帰りでも発揮されるその麺の柔らかさと充実したトッピングメニューは、多くの方から絶品だと評されています。九州にお出かけの際には一度立ち寄り、博多うどんと甘辛いスープの魅力を味わってみてはいかがでしょうか。