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微熱山丘(SunnyHills)台北本店!有名パイナップルケーキをお土産に!

微熱山丘(SunnyHills)台北本店!有名パイナップルケーキをお土産に!
投稿日: 2017年11月1日最終更新日: 2020年10月8日

台湾のお土産といえばパイナップルケーキ。その中でも一際目立った存在感を放つのが台北にある「微熱山丘」(SunnyHills)。パイナップルケーキの概念を覆す程のオシャレな店づくりや材料へのこだわりなど、微熱山丘台北本店について紹介します。

台北でパイナップルケーキといえば!見出し

Photo by JIRCAS

台湾のお土産といえばパイナップルケーキ!色々お店があってどれを買おうか迷ってしまいますが、お土産で必ず喜ばれるのが「微熱山丘」(SunnyHills・サニーヒルズ)のパイナップルケーキです。お味はもちろんのこと、パッケージや袋もとてもオシャレでおすすめ。ゆっくりくつろげる素敵な店内などについても紹介していきます。

微熱山丘(SunnyHills)とは見出し

Photo by Dal Lu

微熱山丘(SunnyHills)はパイナップルケーキ専門店として、2009年に台湾の南投でオープンしました。台湾中部の山の中にあるにも関わらず、開店早々台湾中からお客様がきて1日に数千個も売り上げ、瞬く間に人気となり雑誌などにも掲載されるようになりました。そして2010年に台北店をオープンさせ、今や海外展開もおこなう人気店です。

オーナーさんは元々茶農家を営んでいたそうですが、大陸から安い茶葉が大量に入ってきて将来に不安を感じ、地元南投の名産を使って何かできないかと思い始めました。

パン職人だった叔父にも相談し、台湾パイナップルの産地として知られる南投で収穫されたパイナップル100%で餡を作ったパイナップルケーキが出来上がったということです。

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日本から近く、リーズナブルに訪れることのできる台湾は近年海外旅行先としてとても人気です。そんな台湾で有名なお菓子といえばパイナップルケーキですが、台湾のお土産としても大人気のパイナップルケーキの情報をランキングにしました。

微熱山丘(SunnyHills)のこだわり見出し

Photo by tion_ter

微熱山丘(SunnyHills)は自家農場を持たず、フェアトレードを取り入れ、直接契約を結んでいる農家から買い取っています。つまり、パイナップルケーキの売上げが上がればパイナップルの買取価格も上がるといった風に、生産者も共に利益を得られるシステムをとっています。関わる人たちがみんなハッピーに、そんなこだわりが感じられます。

Photo by Dal Lu

鉄を豊富に含んだ水はけの良い南投の土壌は、パイナップルの栽培に最適です。微熱山丘(SunnyHills)では、パイナップルの皮を剥く過程から全てを南投の工場で手作業でおこなっています。

保存料や添加物は一切使わず自然の味を活かしているため、季節や年によって甘さに変化があることもあるそうですが、それもまたこだわりなのです。

微熱山丘(SunnyHills)のパイナップルケーキ見出し

Photo by yto

先述の通り、微熱山丘(SunnyHills)のパイナップルケーキは、台湾産パイナップルを100%使用しています。これは台湾の他のパイナップルケーキでは珍しいこと。大抵の場合は餡工場で作られた市販の餡を使っているのですが、それらはパイナップル以外のもので甘さを加えたものがほとんどです。口に入れて比べてみるとその差は歴然です。

人気のパイナップルケーキですが、餡はパイナップルの繊維たっぷりなのに硬くなく、酸味のきいた自然な甘みが特徴。そして餡を包む生地にはニュージーランド産バターと日本産小麦粉、それに音楽を聴かせて育てた鶏が生んだという高級ブランド卵「紅殻鮮力蛋」を使っていて、バターがふわっと香るサクサクした口当たりに仕上がっています。

Photo by torisan3500

微熱山丘(SunnyHills)のパイナップルケーキは、賞味期限が2週間。そのまま食べるだけでなく、温めたり、逆に凍らせてクッキーアイスのようにする食べ方もおすすめ。

パイナップルケーキはあまり好きでないという人がいれば、是非とも食べて欲しい一品です。これまでのパイナップルケーキに対するイメージを覆すお土産になるはずです。

微熱山丘(SunnyHills)台北本店情報1:アクセス見出し

Photo by Dal Lu

微熱山丘(SunnyHills)台北本店は、松山空港の近くにあります。民生東路四段という大通りから一歩入ったところで、今人気の富錦街からも歩いて行ける距離です。お店は民生公園という小さな公園に面していますが、この辺りは倉庫群をリニューアルした芸術区内と言われており、フォトジェニックなオブジェなどもあるので散策もおすすめです。

Photo by Hyougushi

松山空港からは歩くと20分はかかりますので、バスかタクシーをおすすめします。最寄りのバス停は「介壽國中」。お土産などにする場合、少しでも長持ちするよう帰国日に空港へ行く前に立ち寄るという人が多いようです。お店の前には大体タクシーが止まっていることが多いので、購入後は空港までタクシーを利用するという手もあります。

微熱山丘(SunnyHills)台北本店情報2:店内の雰囲気見出し

微熱山丘(SunnyHills)台北本店は、モダンなインテリアが素敵なオシャレなカフェといった雰囲気です。照明は明る過ぎず落ち着いていて、インテリア用品も日本製やフランス製の物をこだわって選んでいるそうです。また、ダイソンの扇風機など置いてある電化製品をはじめ、壁の装飾品のひとつひとつにもセンスの良さを感じます。

Photo by uemu

店内には10人ほどが座れる天然木を使った大きなテーブルが3つと、小さなテーブルが数台あります。公園に面しているだけでなく、店先のお庭にも緑があふれていて、広い窓から見える外の景色も楽しめます。こういったお店全体の雰囲気も人気の理由のひとつです。また、トイレも綺麗でおしゃれなので、是非利用することをおすすめします。

微熱山丘(SunnyHills)台北本店情報3:スタッフ見出し

Photo by Abel Cheung

微熱山丘(SunnyHills)台北本店に行った人は必ず「お店の女の子がかわいかった」と言います。一緒に写真を撮っている観光客も見られます。そして共通してみんなとてもフレンドリーで親切。日本語を話せるスタッフも常時いますので、質問なども気軽にできて安心です。ちなみに他に中国語、英語、韓国語を話せるスタッフがいるそうです。

微熱山丘(SunnyHills)台北本店情報4:試食見出し

お店に入るとすぐに「何名様ですか?」と聞いてくれます。一瞬カフェに来たのかと思ってしまいますが、実は試食をさせてくれるのです!何も言わずともテーブルへ案内してくれ、着席してしばらくするとパイナップルケーキ丸々1個と美味しいお茶を運んできてくれます。何と素晴らしいサービスでしょう。ちなみにお茶はお代わり自由です。

Photo by uemu

付近に住む人たちは、毎日ここにきて試食のパイナップルケーキでお茶をしてくつろいでいるそうです。南投のお店でスタートしたときから、この試食は変わらず続けているそうです。元々のお店のコンセプトが「ゆっくりおしゃべりができるお茶会」ということだそうですが、まさにお店というよりもお茶を飲みに来る場所といった雰囲気です。

パイナップルケーキと一緒にいただくお茶も人気です。オーナーさんは元々茶農家であったとのことで、お茶にもこだわりがあるのでしょう。居心地の良い店内でゆっくりお茶をして、お隣に座った人と会話をして帰っても全く問題なしとのこと。「お客様に喜んでもらえる時間と空間を提供することが嬉しい」という微熱山丘(SunnyHills)です。

微熱山丘(SunnyHills)台北本店情報5:商品ライナップ見出し

Photo by wygye

微熱山丘(SunnyHills)のパイナップルケーキは、10個入(420元)、15個入(630元)、20個入(840元)の3種類で、バラ売りはありません。日本円にすると10個入で1600円くらいとなります。

1箱ずつ麻でできたオリジナルの袋に入れてもらえるのですが、この袋がまたオシャレでこれだけでお土産にできるような素敵なものなのです。

最近はパイナップルケーキだけではなく、パイナップルジュースとカステラも販売しています。パイナップルジュースは6本入で300元(1本252ml)。砂糖を一切加えていない果汁100%というのに、しっかり甘さがあって濃厚。おすすめできる人気の一品です。ジュースは台湾の高級スーパー「JASONS」(ジェイソンズ)でも展開中とのこと。

蜜豊糖蛋糕(カステラ)は、蜂蜜風味(300元)と「老梅」という梅が入ったカステラ(350元)の2種類があります。カステラには蜂の巣のようなおしゃれな切れ込みが入っていて、箱を開けると感動すること間違いなし。微熱山丘(SunnyHills)はこういう細かいところにも本当に丁寧でセンスがあり、人気が長く続いている理由がわかります。

口当たりは軽く、ほんのり蜂蜜の風味がして何切れでも食べられそうな優しい味です。老梅はベースは蜂蜜味のカステラなのですが、カットされたひとつずつに梅ソースが入っています。カステラは昨年末に発売されたばかりの新しい商品ですが、既に人気が定着していておすすめです。賞味期限は5日間と少し短目なのでお土産の場合はご注意下さい。

微熱山丘(SunnyHills)台北本店情報6:パッケージ見出し

微熱山丘(SunnyHills)の商品はパッケージが全てオシャレで、これもまた人気の理由です。このイラストは、オーナーさんが自転車愛好家であることに由来しているそうです。ちなみにイラストに登場する犬は、オーナーさんの愛犬であるチワワ。飛んでいるミツバチは、パン屋だった叔父さんが焼いていた蜂蜜ケーキを意味しているそうです。

オリジナルのパッケージや商品を入れてくれるリネンバッグは、時期によっては特別なデザインになることがあります。例えば台湾の中秋節にはお月様とうさぎが描かれていたり、旧正月期間などにはその年の干支が描かれたり。リピーターはもちろん、お土産で何度からもらったことがある人も、デザインが違うとまた楽しみがあります。

このリネンバッグはエコバックとして再利用することができ、とても可愛くておすすめです。愛用している人も多いと聞きます。水筒を入れたりスリッパ入れにしたり、子供の上履き入れや、オフィスでの外出バッグなど使い方は様々。生地もしっかりしているので、大きい方の袋だとちょっとしたお買い物の時や、お稽古バッグにも使えます。

微熱山丘(SunnyHills)台北本店情報7:その他見出し

微熱山丘(SunnyHills)のパイナップルケーキは思ったよりもずっしりしています。1個50gなのですが、10個入の1箱の重さとなると約650gありますので、3箱買うと約2kg。お土産にたくさん買った場合は、荷物を置いてから観光を続けることをおすすめします。また、帰りの飛行機の手荷物重量制限にもお気をつけください。

事前にホームページから申込めば台北市内のホテルに届けてくれるというサービスもありますので、時間がない場合や試食不要ということであればお店に行かなくても購入することもできます。

また、商品を入れてくれるリネンバッグは可愛くておすすめではあるのですが、もしいらないということであれば10元値引きしてくれるそうです。

微熱山丘(SunnyHills):台北以外のお店(国内)見出し

微熱山丘(SunnyHills)発祥の地南投のお店は、山の中の民家といった感じでしたが、新しくなってかなりオシャレになったようです。不便な場所ですが、機会があれば是非のぞいてみたいものです。ちなみに今回台北のお店を「台北本店」としていますが、南投店を本店とし、台北店は「民生公園前店」と表記しているガイドブックなどもあります。

Photo by fanglan

高雄店は人気観光スポット「駁二芸術特区」にあります。オシャレなエリアにぴったりな素敵な店構えで、休日には入店待ちの長い列ができるほどの人気。営業時間は11時から19時までと、台北本店よりも少し短くなっています。試食はパイナップルケーキだけではなくカステラの日もあります。他にパイナップルジュースと烏龍茶も販売しています。

桃園国際空港の第2ターミナルには2015年オープンの「SunnyHills To Go」があります。出国後は購入できませんのでお気をつけ下さい。10個入パイナップルケーキと蜂蜜味のカステラ、烏龍茶の3種類のみの販売となります。帰りに空港でお土産を買うというのもおすすめですが、台北本店や高雄店のように試食はできませんので悪しからず。

微熱山丘(SunnyHills):台北以外のお店(海外)見出し

微熱山丘(SunnyHills)は台湾以外でも展開をしています。香港では中環(セントラル)に1店と、試食のないSunnyHills To Goが、尖沙咀(チムサーチョイ)と銅鑼灣(コーズウェイベイ)の共にショッピングモールの中にあります。「夏顔」という夏に収穫したパイナップルだけを使用した少し甘めのパイナップルケーキを販売しています。

ラッフルズホテルの中にオープンしたシンガポール店ですが、現在ホテル改装のため高島屋に移転をしているようです。改装後はラッフルズに戻るのかどうかは不明です。上海店は龍安寺にあります。海外のどの店も、南投でスタートしたときのスタイルを貫いていて、美味しさだけではないあたたかいサービスが受け入れられています。

台北に行かなくても日本で買える?見出し

香港、シンガポール、上海にあって日本にないはずがありません。微熱山丘(SunnyHills)は、2013年に表参道にオープンしています。木材を使ったデザインが特徴的な日本の建築家隈研吾さんの設計で、目を引くオシャレなお店は見たことがあるという人もいるかと思います。ちなみに桃園空港のお店も隈研吾さんのデザインです。

実は日本と台湾のパイナップルケーキ、味が違います。保存料、着色料未使用なのは同じですが、日本ではエシレ(フランスの発酵バター)を使用しており、少しリッチな感じです。また、それに合わせてパイナップル餡は酸味が控えめで少し甘め。機会があれば食べ比べをおすすめします。価格は10個入3000円。台湾価格の倍程はします。

微熱山丘(SunnyHills)で喜ばれる台北土産を!見出し

Photo by tion_ter

微熱山丘(SunnyHills)の人気のパイナップルケーキは日本でも食べられますが、本場のものとは味が少し違うことや値段の差を考えると、台湾へ行く時には絶対に買って帰りたいお土産でしょう。営業時間は10時から20時までで、基本的には年中無休となっていますが、臨時休業もありますのでホームページなどでご確認下さい。

投稿日: 2017年11月1日最終更新日: 2020年10月8日

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