地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

川越の喜多院は小江戸観光の定番!初大師だるま市や五百羅漢など見どころ満載!

川越の喜多院は小江戸観光の定番!初大師だるま市や五百羅漢など見どころ満載!
投稿日: 2017年11月6日最終更新日: 2020年10月8日

小江戸とも称される埼玉県の川越は蔵造りの古い町並みが残る観光地で、さつま芋スイーツなど食べ歩きが人気です。その川越に喜多院という由緒ある寺院があり、人々の信仰を集めています。歴史ある建物や五百羅漢像、だるま市などで有名な喜多院をご紹介します。

川越の喜多院は見どころがいっぱい見出し

厄除けで有名な喜多院は小江戸といわれ、落ち着いた町並みが残る埼玉県川越市の一角にあります。食べ歩きで人気のエリアからも徒歩圏内です。1200年近い歴史を持ち、徳川将軍家からも篤く信仰された寺院の境内には多くの重要文化財があり、見どころがいっぱいです。行事も多く、特に正月のだるま市はたいそうな賑わいです。今回はそんな厄除けパワースポット、喜多院をご紹介します。

川越の喜多院へのアクセス見出し

喜多院へのアクセスは電車の場合、一番近いのは西武新宿線「本川越駅」で徒歩約15分です。東武東上線「川越市駅」からは徒歩18分、東武東上線とJR線の「川越駅」からは徒歩20分になります。多くの駅が使えますが、どこからもやや離れている場所にあります。

駅から歩くのが辛いという人は、JRと東武東上線「川越駅」の西口から出ている「小江戸巡回バス」でアクセスすると良いでしょう。一回の乗車は大人200円(2017年11月)ですが、一日乗車券が500円で購入できます。これがあれば喜多院だけでなく、川越市内の観光スポットをあちらこちら楽にアクセスできて便利です。

車でアクセスする場合は関越自動車道「川越IC」から約20分、圏央道「川島IC」からも約20分になります。週末や観光シーズンなどは混雑することが多いので、公共交通機関を使うのを前提にした方が無難です。また、だるま市が行われる1月3日は交通規制があるので車でのアクセスは困難になります。

住所:埼玉県川越市小仙波町1-20-1 電話番号:049-222-0859

川越の喜多院の駐車場見出し

喜多院は133台が収容できる「明星駐車場」という専用駐車場を持っています。寺院の拝観時間に合わせて3月1日から11月23日までは9:00から16:30、11月24日から2月末日までは9:00から16:00の利用時間になります。いずれも入車は閉場の30分前までになります。

駐車場の利用料金は一般車は3時間まで500円(2017年11月)ですが、これは土日祝日の値段で、平日は時間制になります。1月3日のだるま市の日は交通規制のため、この駐車場は休業になりますので、車でアクセスする方は注意してください。ちなみに、喜多院の周りにもいくつか有料駐車場があります。

川越の喜多院の拝観について見出し

喜多院に拝観や参拝できる時間は日にちによって違ってきます。3月1日から11月23日の平日は8:50から16:30まで、日曜祝日は8:50から16:50までと少し長くなります。11月24日から2月末日まで平日は8:50から16:00まで、日曜祝日は8:50から16:20までです。終わりの時間は閉門の時間ですので、拝観参拝は時間に余裕を見て切り上げましょう。

また、喜多院には参拝できない日がありますので注意が必要です。12月25日から1月8日、2月2日と3日、4月2日から5日、4月下旬または5月上旬の宝物特別展開催日の前後日、8月16日です。その他、院内行事のある日は拝観を中止することがありますので、心配な人は問い合わせると良いでしょう。

喜多院の拝観料は大人400円、小人(小中学生)200円(2017年11月)で、20名以上の団体はそれぞれ50円安くなります。が、宝物特別展の期間は金額が変更になりますので、気になる方は事前に調べておくと良いでしょう。また、由緒ある見どころが多い喜多院ですので、その歴史や見どころについて予備知識を入れて拝観すると、格段に理解が違ってくることと思います。

川越の喜多院の御朱印と護符見出し

喜多院の御朱印は拝観受付と同じ場所で対応してもらえます。喜多院は星野山と号し、北院、川越大師ともいうので、真ん中に大きく「川越大師」と書かれています。また「厄除け」の文字もある御朱印で、関東三十六不動尊霊場専用のものです。喜多院ではオリジナルの御朱印帳もあり、購入が可能です。

喜多院のご利益の第一は、御朱印にもある通り厄除けです。他にも開運、商売繫盛、家内安全、子宝など幅広いご利益があると言われています。また、喜多院自体が江戸の龍穴といわれる場所に建っており、大きなパワースポットになっているそうで、参拝すれば大きな効能が得られるかもしれません。

御朱印も寺院の特徴を表しますが、護符もなかなか興味深いものがあります。喜多院の護符は33体の豆粒のような慈恵大師の影像を刷ったもので、「豆大師(まめだいし)」の護符と呼ばれています。観音は33の姿に替わって人々を救う、という仏教の教えを基にしたもので、厄除けの護符として知られています。

川越の喜多院の見どころ1:客殿(徳川家光公誕生の間)見出し

喜多院には数多くの国指定重要文化財がありますが、この客殿もその一つです。江戸城から移築されたもので6室を有しています。12畳ある上段の間は3代将軍徳川家光が生まれた部屋で「徳川家光公誕生の間」と言われ、客殿の一番の見どころです。違い棚や壁面の山水画、天井画にも注目です。

「徳川家光公誕生の間」には当時の厠(トイレ)もありますので覗いてみてください。広すぎて落ち着かないくらいです。客殿中央にある17畳半の広い仏間にも注目です。正面の壁に華麗な鳳凰と桐の壁画が描かれています。江戸時代の将軍はこのような所で生活していたのかと、古の昔に思いを馳せられる場所です。

川越の喜多院の見どころ2:書院(春日局化粧の間)見出し

喜多院の書院も客殿と同じく江戸城から移築され、8畳2室、12畳2室と中2階があり、国の重要文化財に指定されています。春日局は3代将軍家光の乳母として権勢をふるった女性ですが、この書院は彼女が使用していたので「春日局化粧の間」と呼ばれています。

川越の喜多院の見どころ3:仙波東照宮見出し

喜多院の境内にある「仙波東照宮」も国指定重要文化財です。1616年に静岡の駿府城で亡くなった徳川家康は久能山に葬られましたが、翌年に日光山に改葬されます。その途中、川越の喜多院で4日間遺骸を留めて大法要が営まれました。そのことから喜多院境内に仙波東照宮の社殿が造られたのです。

オリジナルの仙波東照宮の社殿は1638年の川越大火で焼け落ちてしまいましたが、家光の命で1640年に再建されたのが現在の社殿です。正面中央に唐門のある立派な社殿で、銅瓦葺の緑が基調の朱に映えてとても趣があります。ここは喜多院と管理が別なので、御朱印も分かれています。御朱印は、ここを管理している川越八幡神社で頂くことができます。

川越の喜多院の見どころ4:五百羅漢見出し

喜多院の五百羅漢は日本3大羅漢に数えられています。十大弟子、十六羅漢、大仏、釈迦如来など、全部で538体あると言われています。とても人間的な羅漢像で、笑ったり泣いたり、怒ったり内緒話をしたり、とても表情豊かで見飽きることがありません。持っているものも仏具から日用品まで様々です。

五百羅漢像には、ある言い伝えがあります。深夜そっと羅漢像の頭を撫でていくと、一つだけ温かいものがあり、それは亡くなった親の顔に似た羅漢像だというのです。確かめることはできませんが、そのような言い伝えがあることを念頭に参拝すれば、また違った目で羅漢像を見られることと思います。

川越の喜多院の見どころ5:年中行事見出し

喜多院では年間を通して色々な行事が執り行われています。その中でも特に有名なのが、毎年1月3日に行われる「初大師だるま市」です。だるま市では七転び八起きのだるまを売る店がたくさん並び、厄除け、開運、家内安全などの護摩祈祷をする人、参拝をする人々でたいそう賑わいます。

だるま市の1月3日は9:00から18:00までは交通規制が行われ、喜多院の周辺が通行禁止区域となります。それ以外の道路も相当の混雑になるので、車でのアクセスは困難になります。前述のように、この日は喜多院の明星駐車場も休業になり使用できません。臨時駐車場はあるようですが数に限りがあり、公共交通機関でのアクセスが無難です。

「だるま市」の他、喜多院では豆まきが行われる2月3日の「節分会」、4月3日から5日の「長日護摩講」、10月の「第九の夕べ in喜多院」などが行われます。また、桜の名所でもある喜多院では3月下旬から4月上旬にかけて境内のしだれ桜、ソメイヨシノが見ごろを迎え、春爛漫の美しさに彩られます。

見どころいっぱいの川越の喜多院に行こう見出し

厄除けで有名な川越の喜多院は、厄除けをはじめとした祈願だけではなく歴史的文化的な見どころも多く、たっぷりと時間を取ってじっくりと拝観したい寺院です。食べ歩きや街並み散策が目的で川越を訪問する人が多いのですが、是非ちょっと足をのばして喜多院にも参拝して欲しいと思います。

川越観光のおすすめのコース・ルートを紹介!名所も見どころ満載! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
川越観光のおすすめのコース・ルートを紹介!名所も見どころ満載! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
昔ながらの趣ある街並みが残る埼玉県川越。その歴史と景観から、「小江戸」として親しまれています。都内から1時間もあればアクセスでき、埼玉の身近な観光地として注目されています。川越観光の見所を押さえたおすすめコースを、ルート順に名所紹介を交えつつご案内します。
川越街道を歩いて観光!歴史を感じながら沿道グルメを堪能しよう! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
川越街道を歩いて観光!歴史を感じながら沿道グルメを堪能しよう! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
江戸時代からの歴史深い街並みを楽しめる大人気の観光スポット川越街道。沿道には色々な食べ物屋さんもあって、歴史だけでなく絶品グルメもたっぷり堪能出来ちゃうのです。そんな歴史とグルメの街「川越街道」の魅力をたっぷりご紹介します。
投稿日: 2017年11月6日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote