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白馬鑓温泉は絶景で極上の露天風呂!日帰り入浴やテント泊もおすすめ!

白馬鑓温泉は絶景で極上の露天風呂!日帰り入浴やテント泊もおすすめ!
投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

白馬鑓温泉は白馬槍ヶ岳中腹にある温泉で、標高2100メートル地点にあります。白馬鑓温泉へ行くには5時間ほど山を登らなければなりませんが、温泉の湯船に浸かりながら雲海やご来光をを眺めたり、山々の絶景を眺めれば、即座に登山の疲れを忘れることができます。

白馬鑓温泉に行こう見出し

白馬鑓温泉は長野県北安住郡白馬村の白馬槍ヶ岳中腹にある温泉で、標高2100メートルの場所にあります。この場所にには5時間ほどかけて登山をするしか辿りつく方法がありません。ただ、登山をした後、満天の星を見ながら湯船に浸かると、登山の疲れが癒され別世界にいる感覚を覚えます。ここでは、白馬鑓温泉につての情報を、日帰り入浴やテント泊、混雑状況なども含めて紹介します。

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長野県には、軽井沢のような避暑地から歴史的な建造物、上高地のような大自然もあれば、温泉スポットもあります。観光のモデルコースにできるような観光スポットが、長野にはたくさんあります。長野の日帰りでも楽しめるおすすめのモデルコースを観光スポットごとにご紹介します。

白馬鑓温泉へのアクセス見出し

白馬鑓温泉へのアクセスは、電車の場合、新宿駅からJR中央線で特急あずさが白馬駅まで1日2本出ており、深夜発のJR快速線ムーンライト信州号が1便乗り入れています。東京駅から長野新幹線で長野駅に行き、高速バスで白馬駅まで行くこともできます。バスの場合は、種々のバス会社から新宿・白馬間の直行便が運航しています。そして、白馬駅前からはバスで猿倉まで約30分で到着します。

猿倉は、白馬鑓温泉も含めた白馬三山登山の出発点になります。マイカーの場合、安曇野インターから約90分で猿倉に着きます。猿倉駐車場は約100台の車が駐車できますが、混雑している場合、停められないことがあります。猿倉荘には、公衆トイレや給水所が完備しており宿泊もできます。登山者は、ここで登山届を提出してから出発します。

白馬鑓温泉への登山見出し

長野県の白馬鑓温泉へ行くには、約5時間の登山をするしか方法がありません。まずスタートするのは、標高1230メートルの地点にある猿蔵荘からです。猿倉荘を出発し、ブナ林を登って林道に出ると、すぐ、「白馬鑓温泉」を示す標識がありますので、そこを左に入ります。登山口から杓子沢まで、低木や背の高い草の中をひたすら登ります。

水芭蕉が群生している小日向のコルを過ぎたところで、白馬三山を望むことができます。出発地点からここまで約1時間半ぐらいかかります。そして、杓子沢のトラバース地点で、白馬三山の中腹あたりに白馬鑓温泉小屋が見えてきます。トラバース終了後、杓子沢の雪渓を渡り、続いて落石沢を渡ります。この辺りは、冬に積もった雪解け水が滝を作って流れ落ちる光景を見ることもできます。

落石沢を過ぎたところに崖崩れがありますので足場に注意して渡りましょう。鑓沢の小さい岩がごろごろしている場所を越えます。そして雪渓を横切り、更に登ってゆくと、沢の流れの上に湯気が立っている場所が見えます。その場所が白馬鑓温泉小屋です。この温泉小屋は標高2100メートルのところにあり、素晴らしい露天風呂を備えています。

白馬鑓温泉の白馬鑓温泉小屋見出し

長野県にある白馬槍ヶ岳の中腹に位置する白馬鑓温泉小屋付近は、雪崩がたびたび起きるため、営業は7月中旬から9月下旬までに限られ、冬を含めたオフシーズンには小屋は解体され、翌年6月下旬頃から、冬に積もった雪の残雪状況を見ながら建て直します。源泉は小屋裏の岩の裂け目から湧き出ており、源泉の温度は43度、毎分760リットルもの湧出量を誇ります。

白馬鑓温泉小屋は、シーズン中は混雑しますので、宿泊客は皆、大部屋に雑魚寝となります。食事も質素なものしか味わえませんが、登山で十分過ぎるほど体を動かした後に、澄んだ空気の中で食べる食事の味は、登山者に言い尽くせないほどの感動を与えてくれます。山ガールで象徴されるように、女性の登山家や利用者も増えています。冬の時期はこの小屋は休業しています。

白馬鑓温泉の露天風呂見出し

露天風呂は混浴で、時間によっては多少混雑しますが、夕方以降になると女性専用タイムが設けられます。水着着用もできますので、女性でも安心して入浴できます。源泉かけ流しの白い硫黄の温泉に浸かれば、登山の疲れもどこかに吹き飛んでしまい、心も体も芯から温まります。露天風呂からは、妙高山や火打山、焼山、戸隠高原などの山々の絶景が眺望できます。

早朝に麓を出発すれば、日帰り温泉も可能です。白馬鑓温泉には女性専用の内風呂もありますが、何と言っても雄大な景色を見ながらの露天風呂入浴がおすすめです。夜は、満天の星を見ながらの入浴が楽しめ、早起きすればご来光を拝みながらの温泉を満喫できます。運がよければ、足下に雲海を見ながらの入浴もできます。冬の時期は小屋は解体されていますが、温泉は湧いています。

白馬鑓温泉のテント泊見出し

白馬鑓温泉の下側にテントを張れるキャンプ場があります。テントは、一人500円で張ることができます。ただし、設営可能数が20張前後と限られていますので、混雑している場合は、急がないと場所取りができないことがあります。テントのそばでは温泉が川となって流れており、どこでも足湯ができ、この川のおかげでテント全体の寒さも心なしか和らぎます。

白馬鑓温泉の高山植物見出し

長野県の白馬鑓温泉への登山の途中には種々の高山植物が咲いています。水芭蕉の群生やブナの林から始まり、山を登るにつれ、紫色のオオバギホウシやきれいなピンクのシモツケソウ、白色の可憐なキヌガサソウ、淡いピンク色のコマクサなど、色々な木々や花々が楽しめ、女性の登山家が多いのもうなずけます。この高山植物は、白馬登山の魅力の一つと言っていいでしょう。

白馬鑓温泉から望む白馬三山の縦走見出し

白馬三山とは、富山県と長野県にまたがる白馬岳、杓子岳、白馬鑓ケ岳、のことを言い、山域は中部山岳国立公園に指定されています。高山植物が豊富なことでも有名で、三山を代表する山として、白馬岳が花の百名山及び新花の百名山に選ばれています。白馬三山を縦走するには、まず1日目は標高1200メートルの猿倉から出発します。冬の登山は危険ですので十分な注意が必要です。

猿倉から白馬尻小屋を通り、大雪渓、葱平、白馬山頂小屋まで登り、標高2832メートルに位置する白馬山荘に宿泊します。白馬山荘は、宿泊客800人を収容できる日本最大の山岳宿舎で、個室もあり、山小屋とはイメージが違うハイレべルな山荘となっており、女性客も安心して泊まれます。立派なレストランもあり、ここでビールを飲みながら楽しむ食事は旅の疲れを十分に癒してくれます。

2日目は白馬山荘を出た後、標高2932メートルの白馬岳に登頂します。白馬岳登頂後は、一旦白馬山荘まで戻り、標高2812メートルの杓子岳に登頂します。続いて、標高2903メートルの白馬鑓ケ岳に登ります。そして、帰り道は、鑓温泉分岐のところを白馬鑓温泉小屋方面に進み、標高2100メートルの位置にある温泉小屋に宿泊します。3日めは小日向コル経由で猿倉に戻ります。

白馬鑓温泉の麓にあるおすすめ温泉見出し

白馬鑓温泉の麓にあるおすすめ温泉1:おびなたの湯

おびなたの湯は、長野県の白馬八方温泉の中にある温泉で、JR大糸線白馬駅から猿倉行きバスで10分ほど行き、おびなたの湯のバス停で降りたところです。白馬八方温泉の源泉は白馬槍ヶ岳直下にあります。おびなたの湯は、日帰り温泉となっており、溶存濃度が高く、天然水素水としてアンチエイジングの効果が期待できるとされている温泉です。

この温泉は、細い林道と川の間にあり、野趣溢れる露天風呂が楽しめます。露天風呂以外にも壺湯があり、それぞれ男女別になっています。温泉はかけ流しで、ヌルヌル感のある温泉に浸かると芯まで温まり、肌がすべすべになります。また、更衣室はリフォームされ、床は畳となっていますので、気持ちよく着替えることができます。冬、雪景色を見ながら入る温泉は最高です。

白馬鑓温泉の麓にあるおすすめ温泉2:八方の湯

八方の湯は長野にある白馬八方温泉の中では最も大きな日帰り温泉で、JR白馬駅から八方行きバスに5分ほど乗車後、八方駅で下車してすぐのところにあります。この温泉は、八方温泉街の入口に位置する日帰り温泉で、おびなたの湯同様天然水素を多量に含んでいます。露天風呂の湯船から、美しい白馬三山の山並みを眺望することができ、冬には雪見酒を楽むこともできます。

八方の湯の泉質はアルカリ性単純温泉で、内風呂と露天風呂がそれぞれ男女別になっています。八方の湯には、湯上り後や混雑時にゆったりと過ごすことができるような休憩室が設けられています。また、軽食喫茶の「八方茶屋」が併設されており、名物の温泉うどんや、女性が喜びそうな八方牧場ソフトクリームなどが味わえます。テイクアウトも可能です。

白馬鑓温泉の麓にあるおすすめ温泉3:みみずくの湯

みみずくの湯は白馬駅から徒歩約10分のところにある日帰り温泉施設で、長野にある白馬八方温泉の内の一つです。露天風呂からは、八方尾根始め白馬三山の眺望を満喫でき、桜の時期には夜桜を楽しみながら湯船にのんびり浸かることができます。泉質は、日本一と言われる強アルカリ泉で、皮膚の活性化を促し、美肌の湯とも呼ばれているかけ流しの温泉です。

みみずくの湯は、日中は観光客、夕方からは地元の客で賑わいます。露天風呂、内風呂ともに、10人前後が入れる大きさで、お湯の温度は適温です。この温泉は白馬駅の近くにあるため、混雑することがありますので、タイミングを選んで入浴すると良いでしょう。併設するみみずく茶屋は温泉うどんが名物で、お土産各種も揃っています。

白馬鑓温泉を楽しもう見出し

白馬鑓温泉は、長野県にある白馬槍ヶ岳の中腹に位置する温泉で、約5時間ほどの登山をしないと行けない場所にあります。この温泉を経由して白馬三山の登山をする登山者も多く、宿泊もできますしテント場もあります。また、この温泉を目的に日帰りで訪れる登山者や女性登山家もいます。ここでは、そんな白馬鑓温泉の日帰り入浴やテント泊、混雑状況などについて説明してみました。

投稿日: 2017年11月10日最終更新日: 2020年10月8日

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