千葉・市川花火大会の穴場や開催時期は？交通規制や屋台情報も紹介！

千葉県市川市の市川市民納涼花火大会は、江戸川区と合わせた観客動員数が139万人と言われる人気の花火大会です。2009年からは対岸の江戸川区の花火大会と同時開催となっており、この観客動員数は日本一です。そんな人気の市川市民納涼花火大会を楽しめるように、千葉県市川市納涼花火大会の開催時期、有料席や穴場と場所取り、交通規制や屋台の情報をご紹介します。

千葉県市川市納涼花火大会は打ち上げ総数が約14000発で、千葉県の中では大きな花火大会です。2017年の実績では19時15分にスタートし、20時30分まで約1時間15分の間に趣向を凝らした花火が打ち上がりました。花火大会は8つのテーマで構成されており、テーマごとのBGMに合わせて華やかに花火が打ち上がります。

市川市納涼花火大会で打ち上がる花火の種類は、長く尾を引くような菊、パッと花が開く牡丹、冠が垂れるような「かむろ」や日本らしい柳、割物と呼ばれるキャラクター花火、そしてスターマインなどの大型仕掛け花火など、バラエティ豊かです。花火の大きさは最大8号となり、大きい尺玉が上がらないのは少し寂しいですね。

2017年の千葉県市川市納涼花火大会の開催日程は8月5日の土曜日でした。毎年8月の第一土曜日に開催しているようなので、2018年以降も8月の第一土曜日に開催される可能性が高いと思われます。雨天の場合は翌日に延期、翌日も雨天の場合は中止となります。昼間晴れていても夕方に雨が降ることがあるので、雨具の持参が推奨されています。

花火大会が開催されるかどうかは、当日の11時に市川市民納涼花火大会実行委員会事務局が決定するそうです。市川市民であれば空砲が打ち上がるので気がつくはずです。また、市川市の公式WEBサイトでも開催可否の情報が掲載されるので、花火大会開催当日の天気が悪い場合は、WEBサイトをチェックしておくようにしましょう。

市川市民納涼花火大会の開催場所は、千葉県市川市大洲三丁目地先の江戸川河川敷となっています。江戸川を挟んだ対岸は江戸川区です。江戸川区の花火大会と同時開催のため、実際の打ち上げは江戸川区側で行っているようです。この記事では、市川市側で市川市民納涼花火大会を見る人のための、アクセス情報をお伝えいたします。

花火大会の会場はメイン会場の「市川会場」と小さい会場の「行徳会場」の2つあります。市川会場に行く場合は、JR総武線の市川駅から歩くのが便利です。市川駅から河川敷までは歩いて15分程度です。次に近いのは京成電鉄の市川真間駅または国府台から歩く方法です。それぞれの駅から河川敷までは歩いて20分程度です。

JR総武線の本八幡駅からは花火大会会場近くまで無料のシャトルバスが出ています。本八幡駅から歩くと30分程度です。30分と聞くと遠く感じますが、花火大会当日はお祭り気分を感じながら歩いている人も多いです。行徳会場に行く場合は、東京メトロ東西線の妙典駅から徒歩20分程度で河川敷に到着することができます。

メインとなる「市川会場」付近は大変な人出で混雑するため、車両の交通規制や、帰路のみの交通規制が入ります。JR市川駅の周辺道路は午後17時から花火終了後の22時まで交通規制がかかりますので、車で会場近くまで行こうと思っている人は十分ご注意ください。市川会場近くの通路でも、帰路専用の交通規制が入る場所があります。

「行徳会場」は花火の打ち上げ場所から少し離れるため、メインの市川会場に比べるとゆったりと花火を鑑賞することができる穴場です。「行徳会場」の交通規制は、江戸川を渡るための橋の部分で、午後17時から花火終了後の22時まで交通規制が入ります。詳細な交通規制の情報は、事前に市川市納涼花火大会のWEBで確認しておきましょう。

市川市納涼花火大会は有料席（有料観覧席）が発売されます。有料席を購入するとわずらわしい場所取りから解放され、ゆったりとした気持ちで迫力の花火を目の前で楽しむことができます。2017年の情報を参考にして、市川市納涼花火大会の有料席の種類と有料席の購入方法をご紹介します。

2017年は6月25日の午前10時から「チケットぴあ」と「セブンイレブン」で、市川市納涼花火大会の有料席の販売が開始されました。180cm×90cmの桟敷席は定員4名までで、1マス18000円でした。150cm×90cmのペア席は定員2名で、1シート10000円でした。そしてパイプ椅子の椅子席は1席6000円です。

市川市納涼花火大会の有料席は1回の申し込みで購入できる枚数に上限があります。マス席は2マスまで、ペア席は4シートまで、椅子席は4席までです。市川市納涼花火大会の有料席は人気があるので、有料席をゲットしたい人は発売開始を忘れないようにしてください。花火大会当日の有料席への入場は17時30分以降となっています。

市川市納涼花火大会「行徳会場」は東京メトロ東西線の妙典駅から徒歩20分程度のところにある河川敷の会場です。打ち上げ会場から少し離れるので花火が遠くなりますが、メイン会場の「市川会場」に比べると人が少なくまだゆったりと花火を楽しむことができる穴場の河川敷会場となっています。

「大洲防災公園」は河川敷近くにある公園です。場所は総武線の市川駅と本八幡駅の中間くらいの河川敷となっていて、メイン会場からは離れますが、十分花火を楽しめる穴場の花火鑑賞スポットとなっています。河川敷の雰囲気はなくなってしまいますが、混雑を避けたい人は大洲防災公園が穴場です。

京成電鉄国府台駅のそばにある河川敷は、打ち上げ会場から離れている花火鑑賞スポットです。少し遮るものがあるので見にくいプログラムもありますが、人が少ない河川敷で穴場の市川市納涼花火大会鑑賞スポットとなっています。国府台駅から近いので、帰りにすぐ電車に乗ることができるのはメリットかもしれません。

江戸川区の花火大会と合わせて観客動員数139万人、市川市側だけでも45万人程度の人出があると言われる市川市納涼花火大会は、河川敷会場で場所取りをしている人も多くいます。ただし、河川敷での場所取りは当日に行いましょう。事前の場所取りは禁止となっており、前日の正午までは警備員が巡回していて、場所取りのシートを見つけたら撤去しています。

過度の場所取りの例としてサイクリングロードなどの道路にスプレーで名前を書くなどの行為は、罰せられる可能性があります。また、かなり人が集まる花火大会なので、安全にも十分気を配る必要があります。場所取りの杭や紐が原因で他の人が怪我をしないよう、場所取りの際にはルールを守って、迷惑とならなよう気をつけましょう。

夏の花火大会の楽しみと言えば、屋台での食べ歩きではないでしょうか。市川市納涼花火大会では屋台が出ていますので、そんな夏の夜の楽しみを存分に味わうことができます。なお、対岸の江戸川区では残念なことに、混雑規制のため屋台の出店が禁止となりました。屋台は市川市納涼花火大会ならではの楽しみです。

市川市納涼花火大会の屋台で出店しているのは、みなさんが思い浮かべる夏の屋台そのものです。焼きそばや、お好み焼き、たこ焼き、焼き鳥、フランクフルトなどの食事系から、水飴、かき氷、綿あめ、チョコバナナなどのおやつ系まで、もちろんビールも飲めます。せっかくなので市川市納涼花火大会にきたら屋台飯を楽しんでいきましょう。

千葉県の中でも大きな花火大会である市川市納涼花火大会の開催時期、有料席情報や穴場の鑑賞スポットと場所取りの注意点、交通規制や屋台の情報は参考になりましたでしょうか。夏は市川市納涼花火大会で、屋台含めたお祭り気分を味わって素敵な夏を過ごしてみましょう。楽しい夏の思い出が作れますように！