屋久島の温泉は海を眺めながら楽しめる！日帰りスポットやおすすめ紹介！

樹齢1000年を数えるという屋久杉が、素晴らしく美しい自然の景観を生み出していることで知られている「屋久島」。そんな屋久島で温泉を楽しむことができるのを知っていましたか。海を目の前に干潮時にのみ楽しむことができる絶景温泉や、混浴を楽しむことができる温泉まで。日帰りにもおすすめな、屋久島の温泉をまとめてご紹介します。

素晴らしく美しい自然の景観を楽しむことのできる、屋久島。都会では触れることのできないような自然に囲まれてリフレッシュすることができる屋久島ですが、そんな屋久島で身体の疲れもリフレッシュさせてみてはいかがでしょう。自然に触れて帰るだけではもったいない。日帰りでも楽しむことのできる、屋久島の温泉がおすすめなんです。

まず最初にご紹介するのがこちら「平内海中温泉」です。平内海中温泉は、屋久島に位置している温泉の中でもかなり知名度の高い、人気の温泉のひとつです。平内海中温泉の特徴は、海が満潮になってしまうとその姿を消してしまうということ。つまり、平内海中温泉は干潮のわずかな時間にしか現れないという自然が生み出した珍しい温泉なんです。

平内海中温泉で入浴を楽しむことができるのは、干潮になる前後2時間程度。あらかじめ、干潮の時間を調べておくようにしましょう。また平内海中温泉では脱衣所なども設けられておらず、混浴で入浴を楽しむことができます。最近ではなかなか見ることのない、混浴。家族での旅行やカップルのデートに、日帰りで混浴なんていかがでしょう。

次にご紹介するのがこちら「縄文の宿 まんてん」です。縄文の宿 まんてんは、屋久島空港から徒歩1分ほどというアクセス便利な好立地に位置している温泉旅館です。その敷地面積は、なんと3000坪を超えるというのですから驚きです。縄文の宿 まんてんは、屋久島で初となる温泉施設として知られており、観光客のあいだでも注目を集めています。

縄文の宿 まんてんでは、天然温泉に岩盤浴、さらにマッサージやスパなども楽しむことができます。リフレッシュ要素が満載の縄文の宿 まんてんで、リゾート気分を思いっきり味わってみてはいかがでしょうか。また、縄文の宿 まんてんでは温泉だけでなく料理も魅力。屋久島の素材を贅沢に使用した美味しい料理を楽しむことができるとのこと。

続いてご紹介するのがこちら「湯泊温泉」です。湯泊温泉は、先にご紹介した「平内海中温泉」のように、海を目の前にして絶景を眺めながら入浴を楽しむことができる温泉です。平内海中温泉は干潮時の前後2時間のみ入浴可能となっているということもあって大変混み合っていますが、湯泊温泉は平内海中温泉ほど混んでおらず、比較的穴場です。

というのも、湯泊温泉は平内海中温泉のように干潮時のみ現れる温泉ではないからです。干潮、満潮などは関係なく、湯泊温泉では24時間いつでも入浴を楽しむことができるんです。さらに、湯泊温泉でも混浴が可能となっています。家族での旅行、カップルのデートで、日帰りで絶景温泉を楽しみたいというときにはこちら、湯泊温泉もおすすめです。

そして次にご紹介するのがこちら「尾之間温泉」です。尾之間温泉は、屋久島南部の花崗岩からなる山として知られている「モッチョム岳」のふもとに位置している温泉施設です。登山口に位置しているということもあって、尾之間温泉には多くの登山客が訪れて賑わいを見せています。それだけでなく、地元屋久島の人々も足繁く通っているとのこと。

尾之間温泉では、加水を行っていない源泉に浸かることができるようになっています。温泉の温度は比較的熱めとなっておりなかなか浸かれないという人も多いようなのですが、いざ浸かってみるとすべすべとした大変いい泉質であることが分かるはずです。モッチョム岳の登山帰りにでも、動いて疲れ切った身体を癒してあげてはいかがでしょう。

そして続いてご紹介するのがこちら「西ノ湯温泉」です。西ノ湯温泉は、屋久島の海を眺めることのできる海岸沿いにひっそりと佇んでいる、こじんまりとした小さな温泉施設です。一見漁師小屋のような見た目をしている西ノ湯温泉は、その存在を知っていなければ温泉施設だとは分からないかもしれません。店先からは、絶景を望むことができます。

西ノ湯温泉は、温泉の中からも海を眺めることができるようにはなっているのですが、完全に湯船に浸かってしまうと海が隠れてしまいます。ですが、西ノ湯温泉を訪れる人々はのぼせた身体を冷ましながら屋久島の海を望み、身体が冷めたところで屋久島の天然温泉を満喫する、といった具合にうまく西ノ湯温泉を楽しんでいる人が多いようです。

次にご紹介するのがこちら「屋久島温泉 JRホテル屋久島」です。屋久島温泉 JRホテル屋久島は、モッチョム岳や屋久島の海などの素晴らしい景観を楽しみながら天然温泉を楽しむことができる最高のロケーションを誇っているホテルです。屋久島温泉 JRホテル屋久島では温泉だけでなくレストランからでもその景観を望むことができるのだそう。

屋久島温泉 JRホテル屋久島で楽しむことのできる天然温泉は、まるで美容液のようなとろみが特徴となっています。「美人の湯」と呼ばれているそれは、特に女性ウケ抜群です。温泉の利用者は宿泊のお客さんが圧倒的に多いようなのですが、日帰りでも楽しむことができます。ホテルの温泉なので混浴はできませんが、日帰り入浴にもおすすめです。

続いてご紹介するのがこちら「楠川温泉」です。楠川温泉は、宮之浦と屋久島空港のちょうど中間あたりに位置している温泉施設です。島内一周道路から少し奥まったところに入って行くのですが、その道路のあいだは大変狭く、秘境のような雰囲気が漂っています。楠川温泉に到着するまでのその道のりでも、どきどきわくわくさせてくれるはずです。

楠川温泉は、昭和レトロな雰囲気が漂っており、緑色の塗装が目立っている古い建物です。楠川温泉の建物の横にはさらさらと小川が流れており、建物の古さや雰囲気も相まって独特な空間を演出しています。楠川温泉の温泉はぬるぬるとしていて、肌がすべすべになると言われています。観光客よりも地元屋久島の人々の利用が多い、穴場の温泉です。

そして次にご紹介するのがこちら「湯向温泉」です。湯向温泉は、2015年の火山噴火で話題になった「湯向集落」に位置している共同温泉施設になります。湯向温泉が位置している湯向集落の人口は、なんとわずか10人程度。現在はある程度回復しているようなのですが、火山噴火の被害に伴う工事現場などが多く、アクセスがかなり難しい温泉です。

ふらっと気軽に立ち寄ることができるような温泉ではない湯向温泉ですが、そんな湯向温泉を求めてわざわざ足を運んで行く人々が多いのにも納得させられるのが、この湯向温泉なんです。湯向温泉は湯治効果が抜群であると言われ、なかなか治らなかった深い傷跡が、湯向温泉に浸かってから傷跡がすっかり消えてしまったという声もあるんです。

そして最後にご紹介するのがこちら「寝待温泉」です。寝待温泉もまた、先にご紹介した「湯向温泉」の付近に位置している温泉施設になります。せっかくアクセスの難しい湯向温泉を訪れた際には、ついでに寝待温泉にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。寝待温泉の温泉は「秘湯」と呼ばれており、こちらも抜群の湯治効果が報告されています。

寝待温泉は、先にご紹介した「湯向温泉」よりもさらにすごい湯治効果を持っていると話題になっています。というのも、足腰を悪くしてしゃがむこともできなくなっていた人が寝待温泉に浸かったところ、二ヶ月後には完全に健康体に戻ってしまったという報告が上がっているのです。身体に気になることがある人には、特におすすめの温泉です。

いかがでしたでしょうか。樹齢1000年を数えるという屋久杉が作り出している素晴らしい自然の景観で知られている「屋久島」。そんな屋久島で楽しむことができる、おすすめの温泉をご紹介しました。干潮時にのみ現れる、海の目の前の絶景温泉や、混浴ができる温泉まで、屋久島を訪れる際には日帰り温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。