「ろくもん」は人気の観光列車！予約方法や料金・見どころなどを徹底解説！

観光列車「ろくもん」は、三両編成でそれぞれどの車両も魅力的な個性を持ち毎日沢山の人々を乗せて観光地「軽井沢」と歴史の街「長野」の区間を走っています。そんな「ろくもん」の車内は豪華だが落ち着く作りで、最高の列車の旅を体験出来ます。色々な魅力的なコースプランと見どころのある「ろくもん」に乗って長野へ行きましょう！

しなの鉄道の「ろくもん」は美しい大自然とアート等の文化の街「軽井沢」と、上田や善光寺などの歴史の街である「長野」を繋いでいます。このしなの鉄道自慢の「ろくもん」は、どこか懐かしい風情の車体と斬新な内部の両方を兼ね備えた列車となっています。子供も大人も楽しめる内部構造と信州の特産物を堪能できる食堂車が自慢です。

また、しなの鉄道の「ろくもん」のデザイン担当は九州の「ななつ星」の列車のデザインを担当した株式会社ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治氏です。列車は三両編成となっていて、みんなに快適でぬくもりのある旅を味わって貰うために長野県産の木材を使用しています。列車の車窓から見える美しい景色も人気となっていておすすめです。

しなの鉄道の「ろくもん」という名前は、武将・真田幸村で有名な「真田一族」の家紋である「六文銭」をヒントに命名した物です。「ろくもん」の車体は真田幸村が大坂冬の陣などで愛用した甲冑や武具を赤で統一した「赤備え」と同じ濃い赤をベースとし、真田一族の家紋「六文銭」「結び雁金」「州浜」をゴールドで強調させました。

「ろくもん」は3両編成からなっています。24席設備の1号車は子供がいるファミリーやグループ等の団体に人気の車両です。2人や4人用の対面席やソファ席でゆっくりくつろぐ事が出来て、車両の中央部分には子供達が木で出来た沢山のボールの中で遊べる「木のプール」もあります。サービスカウンターでは飲み物やグッズを販売しています。

「ろくもん」の28席設備の2号車は、最も座席数が多い人気の車両となっていて、ラウンジ風にカウンター席とソファ席が横一線に並んでいて、沿線地域の美しい景色を眺めながら食事が出来るようなレイアウトになっています。列車の中とは思えないサロンスペースは優雅な雰囲気が漂っていて豪華な大人の空間を演出しています。

「ろくもん」の20席設備の3号車は、車内に足を踏み入れると落ち着く香りが迎えてくれるヒノキと障子をふんだんに使用した和風感覚で、色んな世代の人に人気の車両です。2人組用のそれぞれの部屋は障子を閉めると個室にもなり二人だけの空間の中で美味しい料理を堪能する事が出来ます。またトイレは車いすも対応出来てとても便利です。

しなの鉄道のろくもん1号による軽井沢から長野へのコースの「洋食のコースの食事付きプラン」は軽井沢を10時40分に出発し長野に13時05分に到着する人気コースです。活火山として有名な「浅間山」や水量豊かで広大な「千曲川」ちくまがわ等の絶景を列車の中から眺める事が出来、豪華な洋食のコースも存分に楽しめる素敵なコースです。

洋食のコースは、軽井沢のレストラン「こどう」による前菜・スープ・ご飯またはパンで始まり、長野県に本店を持つレストラン「アトリエ・ド・フロマージュ」によるメイン料理とデザートを楽しみます。このコースにはワンドリンクが付いてきて、地ビール・ワイン・日本酒・シードル・ソフトドリンクの中から1つ選ぶ事が出来ます。

「こどう」はカジュアルイタリアンレストランで、軽井沢の森の中にあります。パスタかピッツァそれぞれ4種類の中から選べるランチセット料金1700円などのランチセット、サーロインステーキがメインのリーズナブルディナー料金3500円等があります。またジャムの専門店「沢屋」も有名で沢山の人がここのジャムを買いに遠方から来ます。

住所：長野県北佐久郡軽井沢町大字長倉字塩沢702 電話番号：0267-46-5510

「アトリエ・ド・フロマージュ」は1982年創業、生チーズ、カマンベールを作りたいという御夫婦の思いから、フランスへ渡りチーズの奥深さと食文化について学び今に至ります。信州の大自然の中で作られた色々な種類のチーズを毎日届けています。乳牛や山羊の乳から作るチーズはピザやスィーツ、そしてヨーグルトにも使用されています。

ここの人気メニューは、タップリチーズの入った焼きチーズカレー料金800円、チーズと言えば外せないチーズフォンデュ料金1300円、その他、成熟されたたっぷりのチーズを使用した各種ピザやサラダ、そして、チーズを使用した生チーズソフトクリーム料金450円を始めとした色々な種類のデザート類も楽しむ事が出来ます。

住所：長野県東御市新張504-6 電話番号：0268-64-2767

しなの鉄道のろくもん2号による長野から軽井沢コースの「懐石料理の食事付きプラン」は長野を13時55分に出発し軽井沢に15時52分に到着する人気コースです。活火山として有名な「浅間山」や水量豊かで広大な「千曲川」ちくまがわ等の絶景を列車の中から眺める事が出来、豪華な懐石料理のコースも存分に楽しめる素敵なコースです。

この「長野から軽井沢コース」は「軽井沢から長野コース」の真逆の人気コースとなり長野から軽井沢へ向かいます。料金は懐石料理の食事付きプランで大人・小児共に14800円です。このコースは全席指定で地元産のワンドリンク付き、お土産も貰えます。客室乗務員の最高のサービスにより、列車での最高の旅を体験する事が出来ます。

懐石料理のコースでは、長野県で一番小さな町である小布施町の名店「鈴花」の鈴木料理長が、一品一品端正に心を込めて作った繊細な日本の味、懐石料理を車内にて楽しむ事が出来ます。このコースにはワンドリンクが付いてきて、地ビール・ワイン・日本酒・シードル・ソフトドリンクの中から1つ選ぶ事が出来ます。

「鈴花」は「ろくもん」のデザインを担当した水戸岡鋭治氏が、建物や店内の細部のデザインを担当した事で有名です。鈴木料理長は「茶の湯の心」を大切にしています。「ろくもん」で出される懐石ろくもん懐石料金5000円、食欲の秋の特別懐石の秋桜3500円など、数多くの繊細で素材の味を活かした日本料理を日本中の人に提供します。

住所：長野県上高井郡小布施町小布施102-1 電話番号：026-247-6487

しなの鉄道のろくもん3号による軽井沢から上田・戸倉コースの「信州プレミアムワインプラン」は、軽井沢を17時14分に出発し戸倉に19時04分に到着する人気コースです。このコースは厳選された4から5種類の信州ワインを、志賀高原のオーベルジュ・タキモトにより厳選された地元特産物によるフレンチの軽食と一緒に楽しむ事が出来ます。

停車駅は軽井沢を出発して中軽井沢・信濃追分・小諸などを通過し、田中・上田の順で戸倉まで向かいます。このコースは全席指定で月によって変わる4から5種類の信州ゆかりのワインに、お土産が付きます。客室乗務員の最高のサービスにより、列車での最高の旅を体験する事が出来ます。このコースの料金は、大人・小児共に12800円です。

オーベルジュ・タキモトは、北信州の大自然の中で育った地元野菜や果物、日本海から取り寄せた魚や、長野県の川魚などの素材の味を活かし京都のフレンチレストランでの経験をいかし志賀高原で美味しい料理を提供しています。信州牛堪能プラン、大地のめぐみプラン、ヘルシープラン、充実の朝食バイキングなど豊富なメニューがあります。

住所：長野県下高井郡山ノ内町平穏7149 電話番号：0269-34-2117

しなの鉄道の「ろくもん」には上記にあげたコース以外にも沢山の魅力的なプランを選ぶ事が出来ます。信州の「山」「食」「自然」を存分に楽しむ事が出来るワンランク上のクルーズプランや、上田と長野の途中にJR姨捨駅に乗り入れ善光寺平の夜景を一望する姨捨ナイトクルーズ等があるので「ろくもん」のウェブサイトを見てみて下さい。

食事付きプラン・信州プレミアムワインプラン・姨捨ナイトクルーズの予約方法は、ろくもん予約センターにて10時から17時まで予約受け付けています。小諸・上田・戸倉・屋代の各駅でも9時から19時まで予約出来ます。軽井沢駅でも9時から18時まで予約出来ます。ネットの予約も出来ます。発売日は旅行月の2か月前の1日から7日前迄です。

クルーズプランの予約方法は、ろくもん予約センターにて10時から17時まで予約受け付けています。電話番号は0268-29-0069です。発売日は平成29年9月4日の月曜日10時からです。団体や貸切列車は6ヵ月前から予約受け付けます。「ろくもん1号」「ろくもん2号」の団体の指定席プランの事前予約は受け付けていません。

軽井沢駅では、ほら貝を吹いて旅の始まりを高らかに知らせます。真田一族の戦国時代の合戦の合図を思い起こす演出です。信濃追分駅と小諸駅の間の区間では、標高2568mの雄大な活火山浅間山を見る事が出来ます。また、小諸駅では、ろくもん2号の停車中に客室乗務員が四季折々の草花が楽しめる「停車場ガーデン」へ案内します。

上田駅では陣羽織を着用し真田幸村になった気分を味わえます。停車中に真田幸村が戦国時代に着ていた様な六文銭入りの陣羽織を着用し、出陣用の赤備えの甲冑を身につけた「甲冑駅長」や、記念ボード、観光列車ろくもんと一緒に記念撮影をする事が出来ます。水戸岡鋭治氏デザインの国産果汁使用の上田駅限定のゼリー菓子もおすすめです。

上田駅と戸倉駅の間の区間では真田家の居城として有名な上田城、老舗チョコレートメーカー「ロビニア」の工場などがあり、ろくもんに手を振ってる工場の社員の方々を見られる時もあります。ろくもん限定の「ピーカンナッツチョコ」が車内で売られてます。坂城駅の近くの「さかき千曲川バラ公園」では250種のバラを見る事が出来ます。

戸倉駅では、駅のホームで戸倉上山田温泉の源泉を使用したお茶とコーヒーを停車中に提供しています。また、真田の御紋が入った丁度良い甘さの温泉まんぢう「六文銭まんぢう」は戸倉駅の限定販売で800円で売っています。屋代駅と長野駅の間には鉄橋がかかっている場所があり、この区間のみ、ろくもんが千曲川を渡るのを見れます。

下記の情報や、しなの鉄道の「ろくもん」関係のお問い合わせ、予約などは、しなの鉄道株式会社になります。電話番号はろくもん予約センターとなり、営業時間は10時から17時迄です。アレルギー用の食事には対応していません。子様用のメニューは無く大人と同じ料理となります。空席情報は「ろくもん」のウェブサイトで確認出来ます。

住所：長野県上田市常田1-3-39 電話番号：0268-29-0069

観光地として有名な軽井沢、真田丸で有名な上田、長い歴史を持つ長野など「観光列車ろくもん」の各停車駅の雰囲気とおもてなしを楽しみながら、最高のサービスの中で最高の料理を味わう事が出来るのは、列車の旅だから出来る事。そんなゆったりしたくつろげる空間で車窓からの景色を眺めながら列車の旅の魅力を満喫しに行きませんか？