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千葉の方言特集!特徴的な言葉やかわいい言い方などをまとめて紹介!

千葉の方言特集!特徴的な言葉やかわいい言い方などをまとめて紹介!
投稿日: 2017年12月18日最終更新日: 2020年10月8日

千葉の房総方面の方では、千葉弁(房総弁)と言われる方言が話されています。千葉の方言、なまりが今、かわいい、面白いと人気を集めています。今回は、そんな千葉の方言特集と題し、特徴的な言葉や語尾、なまりなどをまとめてご紹介いたします。

千葉の方言特集!見出し

Photo by maijou2501

皆さんは、千葉の方言の特徴を知っていますか?千葉県民全ての人になまりがあるわけではなく、特に南房総で年配の方を中心に話されています。今回は、千葉の方言の特徴、かわいい、面白いと評判の方言などをいくつか厳選し、まとめましたのでご紹介をいたします。語尾など特徴的ななまりがあるので、いくつか覚えていただければ嬉しいです。

千葉方言の特徴は?見出し

一言で千葉弁と言いましても、全ての地域で同じ特徴を持つ方言を話しているわけではなく、千葉県内の地域によっても話している方言・なまりは異なります。特に北の方面では標準語と変わらない言葉の地域が多いです。また南の方面では福島県や茨城県に近い方言の地域もあります。その付近は漁師さんが多いため、喧嘩腰に聞こえることもあります。

千葉の南の方の漁師町の人々が話す言葉は、勢いが良く荒い話し方をする人が多いのが特徴です。よくある千葉弁の特徴的な語尾は、「だべ」や「だっぺ」を付けることです。福島弁や茨城弁と若干近い語尾ですね。千葉県は隣接している県と同じ、似たような方言も多く、千葉弁と他県民が明確に区別されるような特徴は少ないと言われています。

千葉方言の種類見出し

前述した通り千葉の方言、なまりは地域によって異なり、大きく分けますと3種類の方言があると言われています。1つ目は房州弁で、房総半島南部を中心に話されている方言です。2つ目は野田弁です。野田弁は茨城弁や埼玉弁と類似しており、野田市内の人が主に話している方言です。3つ目は東総弁で、千葉北東部を中心に話されている方言です。

東総弁は、茨城弁と房州弁の中間のような方言ですが、東北弁にも似ていると言われています。また南房総の方の房州弁が特になまりが強く、語尾にだっぺ、ぺ、が付くだけではなく、「しぇえ」や「せえ」が付くことが多いのが特徴です。上記のように千葉弁は大きく3つの種類に分けられていますが、それほど大きな違いはないと言われています。

尚、東京方面に近い千葉北西部は標準語で話す人が多いため、ほとんど方言は使われておりません。実際に千葉北西部に住んでいる人が、房総方面に行き現地のなまりや方言を聞くと、なんと言っているのか分かりづらいということが多々あります。千葉県と言っても広いため、一概にこれが千葉弁の特徴と言いづらいのが、千葉弁の特徴と言えます。

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「可愛い方言」人気ランキング!告白の成功率も上がる最強の方言は? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
皆さんは可愛い方言と聞いてどこの県の、そんな言い方をする方言をぱっと思い浮かべますか?各県には魅力的で個性豊かな方言がたくさんあります。今回は可愛い方言をランキング形式で使用方法などとともにお伝えしていきたいと思います。

千葉のかわいい面白い方言1:うっちゃる見出し

Photo by Kanko*

「うっちゃる」とは、千葉の方言で「放っておく」、また「捨てる」という意味があります。この「うっちゃる」という方言は、主に「うっちゃっちゃって!」(捨てちゃって)、「うっちゃちゃおう」(捨ててしまおう)など、捨てるという意味として使うことが多く、放っておくという意味があることを知らない千葉県民もいるようです。

千葉弁のうっちゃるという方言は、捨てるという意味以外にも、「うっちゃらかす」という言い方で物を散らかしておく、放置するという意味でも使われているそうです。「うっちゃらかすのやめてよ!」(散らかすのやめてよ)と言った具合で、使われています。千葉ではどこでも使われているような、メジャーな方言で、どこでも通じるでしょう。

うっちゃる、うっちゃらかすという方言は、千葉だけではなく北海道内や静岡県内などでも使われているそうです。あちらこちらで私の周辺でも使っているという声を聞くので、恐らくそれ以外の県内でも使われている方言だと予想されます。これらの方言は千葉弁と断定はできませんが、千葉県内で多くの人が使っている方言です。

千葉のかわいい面白い方言2:したっけ見出し

「したっけ」という方言はどういう意味だか想像つきますか?標準語で言う「なになにしたっけ?」というような過去県の言葉ではありません。千葉弁で「したっけ」という方言は「そしたら」という接続語です。千葉弁だけではなく、茨城弁でも使われている言葉です。接続語として使われており、他の言い方だと例えばそうしたけれどもという意味です。

したっけという方言は、例えば「したっけんよー」(そしたらよー)という意味合いになります。知らないと、よく理解できない言葉かもしれませんが、知っていれば、ただの接続の言葉だということが分かります。千葉弁でよく使われている言葉なので、特に南の地域の年配の人の言葉を聞いていると耳にするかと思います。覚えておきましょう。

千葉のかわいい面白い方言3:じゅんぐり見出し

「じゅんぐり」という言葉は、一般的にある言葉だと思っていましたが、実は方言・なまりだということを知っていましたか?じゅんぐりとは、甲州弁でも使われている方言のようですが、千葉弁の方言で「順番通り」「順番に」といういみになります。「じゅんぐりやりなさい」という言葉は、お母さんから子供に言い聞かせるよく耳にする言葉です。

じゅんぐりという方言は、千葉だけではなく、甲州や三重県の方でも使われているようで、全国各地で話されている言葉のようです。いずれも順番、順序という意味になります。方言でありながらも、今や一般的に使われている言葉となりつつあるので、通じる人の方が多そうですね。一応千葉弁でもあることを覚えておいてください。

千葉のかわいい面白い方言4:だかん見出し

「だかん」という方言は、千葉県民の方なら北西部に住んでいる方々でも普通に使っている言葉ではないでしょうか。だかんとは「だから」という接続語です。「なになにだかん」(なになにだから)「だかん何?」(だから何?)と言った具合に使います。若者などは、「だかんさー」(だからさー)という感じで使う人も多いです。方言ということも知らないかも。

Photo by NakaoSodanshitsu

だかんという方言は、千葉弁だけではなく、茨城弁など関東付近の方言として使われているそうなので、明確に千葉弁ということは断言できません。しかし千葉県の中で多く使われている方言なのは確かです。だからという言葉を言っているうちになまりが入り自然と「だかん」となったのかもしれません。使いやすく広く使われている方言です。

千葉のかわいい面白い方言5:だべ・だっぺ見出し

千葉の南房総の方で頻繁に使われている方言が、語尾に使われている「だべ」「だっぺ」です。これらの語尾は、福島県や茨城県でも使われているので、一概に千葉弁のみとは言えません。「なになにだっぺ」(なになにだよ)「なんだっぺ?」(なんだって?)のように、語尾が上がるのが特徴です。かわいい方言で、言われると親しみやすい語尾でしょう。

内房の方ですと「だっぺ」が使われているのですが、千葉の九十九里に近い方面になると、「ぁ」が入り「だべぁ」という語尾になります。このように、千葉の南の方面でも地域によって若干語尾が異なることもあります。しかしながら、現在でもそのような語尾を使っているのは年配の人が中心で、若者は標準語に近い言葉を使っています。

千葉のかわいい面白い方言6:ぬくとまる見出し

Photo by adelie33_Asako

「ぬくとまる」とは、千葉弁で「温まる」という意味になります。ぬくぬくという言葉があるので、なんとなくそういう意味かな?と思う方もいるのではないでしょうか。例えば「寒いからここでぬくとまれよ」(寒いからここで温まりなよ)という感じで使います。類似語として有名ではありますが暖かいという意味で「ぬっくい」という方言もあります。

ぬっくいという方言は、北海道弁でも使われているようです。またぬくとまるは名古屋弁でも使われているそうで、全国各地で使われている方言が千葉でも使われています。千葉県にきて、体が温まった時には「ぬくとまるー!」と使ってみてはいかがでしょうか。ちなみに北西部では使われていないので、南の方面で使うようにしてください。

千葉のかわいい面白い方言7:ちゃける見出し

Photo by zenjiro

「ちゃける」という千葉弁を知っていますか?ちゃけるとは、壊れるという意味です。ちゃけるという言葉の類似語として「ちゃっちゃう」という方言もあります。これは上記でご紹介した「うっちゃっちゃおう」という方言と同じで「捨ててしまう」という意味になります。ちゃけるの使い方は「テレビちゃけちゃった」(テレビ壊れちゃった)という感じです。

ちゃけるという方言は、千葉県だけではなく、北海道でも使われている地域があるそうです。そのため千葉だけで使われている言葉ではないようです。「シャープペンちゃけた」(シャープペン壊れた)「それちゃけちゃったの?」(それ壊れちゃったの?)などと、若者でも使っている方言なようなので、自然と使えそうなので使ってみてはいかがでしょう。

千葉のかわいい面白い方言8:ちっくり見出し

「ちっくり」とは、一般的な言葉ではチックリと刺すというような表現が多いのですが、千葉弁でちっくりとはきゃしゃという意味や背が小さくて小柄という意味になります。「あの子ちっくりだね」「ちっくりでかわいいね」などと使います。ちっこいという言葉から来た可能性が高いですね。ちっくりとは、年配の方を中心に使っている言葉です。

千葉弁でちっくりとは、わずかな程度であるさま、小さいさま、小柄なさまという意味を持ちます。またちっくりは千葉だけではなく、甲州弁でも使われているそうです。ちっくりとは注射を打つ時のように「チックリするよー」という意味だけではなく、このような小さいという意味もあることを覚えておきましょう。言葉は様々な意味があります。

千葉のかわいい面白い方言9:うちんち見出し

「うちんち」という言葉を方言ということを知っていますか?言わなくても分かる方の方が多いかと思いますが、うちんちとは「私の家」という意味です。うちの家という言葉を省略、もしくはなまりが入り、うちんちという言葉になったのかもしれません。千葉県民では、「うちんち来る?」という感じで若者でも使っているメジャーな方言です。

うちんちという方言は、千葉だけで使われているわけではありません。新潟県や九州の一部、西日本の方でも使われているそうなので、全国的に使われている言葉とも言えます。千葉県民にとっては当たり前のように子供から年配の方まで使っている言葉なので、方言だったことを知らなかったという人の方が多いほどメジャーな方言と予想されます。

千葉のかわいい面白い方言10:ほねっき見出し

「ほねっき」という方言は、「思いっきり」という意味です。面白い方言だと思いませんか。使い方としては例えば、「ほねっきぶつけてしまって痛いわ」(思いっきりぶつけてしまって痛いわ)というふうに使います。何故ほねっきという言葉になったのかは明確ではありませんが、千葉の南の方で、年配の方を中心に使われている方言だそうです。

Photo by ktsugita

ほねっきに似た方言では、「ほんこん」という方言があります。ほんこんとは、「とても」という意味で、「ほんこん美味いね」(本当に美味しいね)などに使われます。ほねっきという方言は、あまり若者の中では使われていません。また北西部の人に言っても通じることは少ないでしょう。ほねっきとほんこん、類似語なので覚えておきましょう。

千葉のかわいい面白い方言11:そこらまし見出し

「そこらまし」とは、千葉弁で「そこらへん」という意味になります。そこらましという方言は、千葉の方言らしいのですが、千葉県民は方言ということを知らず、一般的に標準語だと思って使っている人が大変多い傾向があります。実際に筆者がそうです。例えば「そこらましまで行ってくるね」(そこら辺りまで行ってくるね)というように使います。

千葉のかわいい面白い方言12:とっけいこ見出し

Photo bystokpic

「とっけいこ」とは、千葉弁で「交換」という意味です。知らなくても聞けば何となくニュアンスが分かるのではないでしょうか。「そのハンバーグとチキン、とっけいこしようよ」(そのハンバーグとチキン、交換しようよ)という感じで使います。主に房総の方の年配の方を中心に使っていることが多いです。分かりやすいなまりです。

千葉のかわいい面白い方言13:おっさ見出し

千葉弁で「おっさ」とは「そうだね、そうだよ」と相槌を打つ時に使います。こちらの方言は、「おお、そうさ」という相手の意見に同意する言葉が偏見し、「おっ、そうさ」になり、最終的に「おっさ」になったそうです。大分略されていますね。こちらの方言は千葉県外でも使われているそうなので、他の県でも耳にすることもあるかもしれません。

千葉弁の「おっさ」という方言は、年配の人を中心に使っている人が多いそうです。若者はあまり使っていないみたいです。北西部の方では耳にすることはほとんどないので、南の方で使われていると考えられます。また「おーっさ!」と勢いよく返事をするパターンなど、バリエーションがあるそうです。面白い方言なので、耳を澄ましてみましょう。

千葉の方言の特徴は分かりましたか?見出し

Photo by くーさん

いかがでしたか?今回は「千葉の方言特集!特徴的な言葉やかわいい言い方などをまとめて紹介!」と題し、千葉弁のかわいい、面白い方言を厳選して言葉、語尾などをご紹介いたしました。千葉弁は全国各地の方言が混じっていたり、類似語が多いのが特徴です。親しみやすい方言なので、千葉へ行ったら、耳を澄まして聞いてみてください。

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投稿日: 2017年12月18日最終更新日: 2020年10月8日

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