スパイスチャンバー（京都）の絶品カレーを食べよう！行列のできる人気店を紹介

京都のカレー屋といえば、スパイスチャンバー。驚くような美味しさで京都人を圧倒してきました。地元の人たちでスパイスチャンバーの名前を知らない人はいないというほどの知名度のある行列の出来るカレー屋さんに、あなたも出かけてみませんか？魅惑の美味しさやおすすめメニュー、テイクアウトについてなど詳しくご紹介します。

スパイスチャンバーとは英語で「SPICE CHAMBER」と書き、直訳するとスパイス室になります。店主が実験的な意味も込めて、常に進歩し続けるという雰囲気を感じます。もともとはサラリーマンだったという店主の意気込みを感じる店名です。店内にずらりと並ぶスパイスの数がその意気込みを物語っているようです。

週に1回のペースでも食べたいと言われるほどのスパイスチャンバーの魅力は一体どこにあるのでしょう。開店前の行列は当たりまえ。昼時はその列がなくなりません。カレー研究家でもびっくりするようなまさに芸術ともいえるカレーは一番の看板メニューであるキーマカレー。シンプルにしかもダイレクトに美味しさが伝わってくるカレーです。

行列に並んででも食べたい評判のキーマカレーは粗めのひき肉で作られていて、かなりパンチの効いた辛さです。カレーのトッピングにはカリカリ梅が乗っていて、ちょっとした味の変化を引き出しt得くれます。トウガラシだけでも、生姜だけでも、スパイスだけでもない複雑な味わいが口の中で奥深い味に変わります。

ひき肉の存在感は抜群で、キーマカレーといえどもしっかりと肉を感じます。17種類使っているというスパイスはバランスが良く、淡路島産の玉ねぎが柔らかな甘みを醸し出しています。スパイスと甘みのハーモニーが癖になる美味しさに。たまねぎは食感と甘みの両方を楽しめるように切り方を変えて入っていて、それがまた面白い。

奥の深いカレーの世界で行列ができる程の人気店にしたのは店主の並々ならぬ努力の賜物。全て独学でここまでのカレーを作り上げたというのだから驚きです。絶対に手を抜かず、真面目に作っているからこその美味しさが人気の秘密です。

チキンカレーは玉ねぎがたっぷりと入った甘さが口の中に広がるカレーです。かみしめた後にしっかりとスパイスの辛さが追いかけてきて、何とも癖になる美味しさ。適度な大きさの柔らかいチキンがルーの中にしっかりと溶け込んでいて、得も言われぬ美味しさを醸し出しています。

開店当初はチキンカレーという名前、そしてその後リニューアルされてニューヨークチキンカレーとなったといはクリーミーで酸味の効いた味わいになり、最近では改良を重ねてトマトの酸味が加わった三代目チキンカレーとしてメニューにラインナップされています。

メニューはキーマカレー辛口と三代目チキンカレーの2種類ですが、日によってはキーマカレーだけの日もあります。いずれも値段は1000円。大盛りにしたい人は200円プラスで小盛りは100円マイナス。サイドメニューとしてコーヒー牛乳などのソフトドリンクもあるので、そちらもおすすめ。行列に並んでいると大盛りが食べたくなるかも。

野菜のピクルスも添えられます。大根とニンジン、キャベツのシンプルな野菜のピクルスです。酢の加減は控えめで、さっぱりと食べられます。辛めのキーマカレーと一緒に食べるとどこかほっとする美味しさで、味付けに店主の心配りが感じられます。

トッピングはシンプルにチーズのみ。プラス100円でチーズがカレーの上にのってきます。そしてここからがスパイスチャンバーのオリジナル。お客さんの目の前でバーナーを使ってチーズをあぶってくれるのです！みるみるうちにチーズはとろけ、ちょっとした焦げ目がまた香ばしく美味。これはかなりおすすめです。

スパイスチャンバーは、地下鉄四条駅、阪急烏丸駅周辺にあります。この周辺には東急ハンズや京都芸術センターなどがあり、ふらりと散歩がてらショッピングに出かけるにもおすすめのスポット。飲食店も多いですが、神社やお寺なども立ち並ぶ落ち着いた雰囲気の場所です。

住所：京都市下京区室町綾小路下る白楽天町502番地 福井ビル1階

スパイスチャンバーへのアクセスは地下鉄烏丸線の四条駅下車後2分。また、阪急京都線の烏丸駅下車後徒歩2分。バスでのアクセスは市バス＆京都バス各系統の四条烏丸停留所下車後2分ほどで、ふらりと立ち寄るにも便利な場所。散歩がてら休日に出かけるにも悪くない場所です。

スパイスチャンバーの営業時間は午前11時半から15時まで。昼の休憩をはさんで、火曜日と木曜日は18時から20時の夜営業もありますがカレーが売り切れ次第終了なので20時まで営業していないこともしばしば。日曜と祝日は定休日です。

気取らない気さくな雰囲気の素朴な外観です。植物が置かれ、黒地に黄色のカレーの小さな看板が置いてあります。木製のシンプルなドアで、入り口付近にはその日のメニューが黒板に書かれています。チキンカレーを食べたい人はこの看板でチェックしてから入るのがおすすめ。テイクアウトも店内で。

店内は木調の棚とカウンターがあり、棚には30種類以上のスパイスがびっしりと並べられています。席数はカウンター席の7席のみで完全禁煙です。カレー屋さん特有のポップな感じとそれでいてどこかほっこりと落ち着いた雰囲気は手作りのこだわりカレーをより美味しく感じさせてくれます。

スパイスチャンバーはテイクアウトもしています。テイクアウトはロゴ入りの専用箱の代金が50円プラスされた値段です。また、ランチタイムの11時から15時まではカレー＋ソフトドリンクが100円引きになるという嬉しいサービスも。売り切れ次第終了となってしまうので食べたい人は早い時間に来店して並ぶことをおすすめしますよ。

テイクアウト用の容器に入ったキーマカレー弁当はイベントなどで販売されることもあります。数に限りがあり、個数は決して多くのないので手に入れるのは至難の業かもしれませんが、なかなか店まで来られないという方はぜひお弁当で。情報はHPにアップされます。お弁当の目印はインパクトのある黒と黄色のパッケージ。

スパイスチャンバーの常連さんたちの口コミではコーヒー牛乳との相性が最高に良いという意見や久しぶりに食べると他とは違う美味しさを毎回実感するといったものが見られます。やはり癖になる美味しさという表現がぴったりのよう。行列が出来るのは、そんなスパイスチャンバーの魅力のとりこになってしまった人たちなのでしょう。

開店当初から少しずつ改良されているのを感じている人も沢山いるようです。スパイスのとげとげしさがちょっとまろやかになったという声も見られましたが、その美味しさは年々洗練されている様子。さすがにスパイス研究所を名乗るだけのことはあるようです。値段は少し高くなりましたが、その分味に還元されていることは確かです。

行列に並んでまで食べる価値も十分にあるようです。開店は比較的早く、15～20分位なのでスパイスの香りに包まれていればあっという間。辛いのが苦手な人は最初からチーズのトッピングを頼んでおくのがおすすめ。また、甘いコーヒー牛乳も辛さを和らげるためのもののよう。最後には飴で口の中を安心させることもできます。

沢山のカレー屋さんを食べ歩きしている常連さんがいうのには、他のカレー屋さんと比べ、一番の違いはその力強さにあるのだそう。スパイスの力強さ、野菜の力強さは辛いけど旨い。旨いけど辛いの繰り返し。そういう意味でも癖になる美味しさなのかもしれません。

テイクアウトしてもその美味しさは健在のようです。パンチの効いた辛さはちょっとばかり時間がたってもなくなることはありません。家に帰ってゆっくりと好きな音楽でも聴きながら、行列に並んでいる人の事を気にすることなく食べるのもおすすめです。ビール片手に食べたい時にはテイクアウトがぜひおすすめ。

評価の低い人の口コミの中にはやはり辛さが苦手という人が多いよう。また、行列に並びすぎて疲れてしまったという人も。お昼ドンピシャの時間帯を外すか、夕方一番を狙うと比較的入りやすいかもしれません。辛さが苦手な人はチキンカレーにチャレンジやチーズのトッピングでまろやかにするのもおすすめです。

また、メニューがいつも同じでつまらない。もう少し違う味も食べてみたいという声もありました。店名の通り進歩し続けるカレー屋さんであることを信じれば、また違ったメニューがそのうちひょっこり登場するかもしれません。ずらりと並ぶスパイスに期待して、もう少し我慢です。

テイクアウトのパッケージはかなりのインパクトがある様子。イベントで並んでいるスパイスチャンバーのお弁当はひと際目立っています。そんな強烈なパッケージにそそられて思わず買ってしまったという人も。テイクアウトで食べるスパイスチャンバーのカレーもかなり気になるところです。

中にはテイクアウトが最高という人もいました。家に帰ってホッとしながら食べるスパイスチャンバーのカレーは何ものにも代えがたい美味しさがあるのだとか。たっぷりの野菜や好きなお酒と一緒に思う存分楽しめるのはテイクアウトならではの醍醐味です。気になる人はぜひ試してみて下さい。スパイスチャンバーに通い慣れた人にもぜひおすすめ。

京都の河原町周辺で検索すると堂々の一位を誇るスパイスチャンバー。多くの人から高い評価を得ていることがわかります。スパイスチャンバー周辺の人気のカレー屋さんとしては他にカラクサカレーやイグレック、三条パクチー、カラヒカレー等がありますが、開店前から行列が得切るのはスパイスチャンバーだけ。

阪急烏丸駅から徒歩2分ほどの所にあるカレー屋さん。カウンター席が9席のみの小さなお店です。2015年にオープンしたばかりで人気は赤と黒のハーフ＆ハーフ。赤カレーはチキンカレーでかなり辛め。黒カレーはビーフカレーで生クリームが入った濃厚な味わいです。営業時間は月から土曜までが11時半から15時で月水金が18時から21時までの夜の営業もしています。比較的夜遅くまで営業しているので、仕事帰りにもよりたいお店。

イグレックのカレーは甘辛なカレーです。毎日3種類のカレーがラインナップされています。野菜カレーは見た目も華やかなまるで野菜炒めのようなカレーで、それぞれの野菜ごとに調理方法を変えていて素材の味をたっぷり感じられます。他にはないカレーが評判です。阪急河原町駅から徒歩2分で、営業時間は11時半から14時と16時半から23時までで、日曜も営業しています。定休日は月曜日で12席ほどのカウンター席とテーブル席があります。

三条パクチーはカレー屋さんというよりはタイ料理のお店です。最近何かと話題のパクチーがたっぷり堪能できます。屋台のような店内は気軽にランチを楽しめるラフな感じが素敵です。エキゾチックな味を求めたい時はこちらもおすすめです。

三条パクチーへのアクセスは、京都市役所から300mほど、寺町通アーケードから徒歩2分ほどの所にあります。営業時間は11時半から14時半までと18時から22時までです。土曜、日曜、祝日のディナーは17時から営業しています。毎週最終日の月曜が定休日で75席の広々としたお店です。

カラヒラカレーはチキンカレーの身で営業している7席しかないカレー屋さんです。シンプルなチキンカレーはスパイスが効いていてチキンの存在感も抜群。ピクルスはカウンターに置かれて自由にトッピング。程よいスパイスの効いたチャイも美味しくて人気。河原町駅からは徒歩3分程。営業時間は午前11時半から15時と18時から21時までで月曜が定休です。

いかがでしたでしょうか。行列必須、テイクアウトも出来るスパイスチャンバーについてたっぷりとご紹介してきました、話題性もあり、なおかつちょっと空いている時間を見計らって行けば、スパイスの香りと木のぬくもりに包まれたゆったりとした時間を過ごすことも出来るスパイスチャンバー。京都でキーマカレーが食べたくなったらぜひおすすめです。