埼玉の工場見学ができるスポットまとめ！人気のお菓子の試食やお土産情報もあり！

昔は学校の遠足でまれに行くことがある程度だった工場見学。今や家族やカップル、友人グループでのレジャーの行き先として定番となっています。普段は触れられない会社の秘密に迫ったり食品では試食やお菓子をもらったり、誰もが楽しめる埼玉県内の工場見学おすすめスポットをご紹介します。

グリコのお菓子を知らない人はいないはず。日本のお菓子業界をリードする会社です。「グリコピアイースト」では主にグリコの人気商品、ポッキーやプリッツについて楽しく学ぶことができます。予約は訪れたい月の3か月前の1日から電話、ネットで受けつけています。完全予約制で料金は無料です。当日予約も空きがあればできます。

お盆や年末年始及び、通常は金曜日が定休日です。開館時間は9時半から16時です。アクセスは車の場合、首都圏中央連絡自動車道の桶川加納ICから約10分、公共交通機関を利用する場合は最寄り駅は高崎線のJR北本駅で、駅からはバスかタクシーを利用して訪れてください。

映像でグリコの歴史について学んだら、10人程度のグループでいよいよ工場見学に向かいます。甘い香りの漂う工場でプリッツが細く焼かれるところ、ポッキーが素早く袋詰め、箱詰めされるところなどを見学できます。グリコのおまけの展示を眺めたり、ゲームで豪華プレゼントを狙ったりして、楽しい時間はあっという間です。

全員ではないですが、ポッキーにチョコレートをかけるというレアな体験もできます。本物のポッキーのチョコレートがけの作業は企業秘密だそうです。工場見学でも見ることができない部分ですので自己流でがんばりましょう。売店ではグリコのお菓子を割引で買うこともできます。

住所:埼玉県北本市中丸9丁目55番地 電話番号:048-593-8811

日本のチョコレートの1番人気とも言える、明治の「明治なるほどファクトリー板戸」は工場に入る前から甘いチョコレートの香りがする食品工場らしいきれいな工場です。主力の板チョコと、ツインクルを作る工程を見学することができます。10人以上の団体は3か月前の1日から電話での予約、9人以下は1か月前の見学希望同日からネット予約ができます。

通常は月曜日から金曜日の9時から16時半が開館となっています。また夏休みなどの長期休みにはイレギュラーに予約可能の枠ができるので要チェックです。完全予約制で無料です。アクセスは車の場合は関越自動車道鶴ヶ島ICから15分ほど、公共交通機関では東武東上線若葉駅から徒歩15分となっています。

最初に工場の概要や、明治が取り組んでいる食品の安全や環境についての説明を映像で学びます。チョコレートができるまでについても映像がわかりやすいです。その後、板チョコを実際に作っているラインを見学します。型に入れて包装されるまでが手に取るようにわかり、見学後はチョコレート博士になれるでしょう。

同様にツインクルのラインも見学できます。かつては同じ工場でカールを作っていましたが、現在は製造中止となっているため、残念ながら見ることはできません。でもカールおじさんの人気は健在です。工場内にはカールおじさんの人形もあり、明るい雰囲気作りに一役買ってくれています。

住所:埼玉県坂戸市千代田5-3-1 電話番号:049-283-1398

昨今のパンダ人気でも、負けていないコアラの人気。コアラのマーチの製造を一手に引き受けているのは「ロッテ狭山工場」です。コアラのマーチの他にキシリトールガムやチョコパイなど人気商品をたくさん手掛けている工場見学の予約は12月から2月の間は20人以上から、見学希望日の2か月前からとなります。

少人数での予約は、夏休みなどの長期休暇のみで時期が来たら、ネットで発表されますので確認してください。見学開始時間は10時から、13時から、15時からの3部制となっています。完全予約制で料金は無料です。アクセスは西武新宿線新狭山駅から徒歩10分ほどとなっています。

工場に入るとまず、コアラのマーチのキャラクターが展示されています。レアキャラを含めて全ての絵柄が描いてあるとか。ロッテや狭山工場についてをスライドで学んだら、ラインのガム包装の実際の様子などを見学します。ハイライトはキシリトールを実際に触った実験や、チョコなしでコアラのマーチを焼いたりする体験です。

住所:埼玉県狭山市新狭山1-2-1 電話番号:042-900-0855

ガリガリ君は夏でなくても常に店頭で見かける人気商品です。「赤城乳業本庄千本さくら5S工場」ではガリガリ君にさらに親しめる楽しい工場見学が待っています。見学希望月の3ヶ月前の１日から2ヶ月前の20日までが予約応募期間で、この間にネットか往復はがきで応募します。見学希望月の前月10日までに結果がわかります。

土日以外が見学日となっていて、どの日も1日5部制となっています。完全予約制で料金は無料です。アクセスはJR八高線児玉駅かJR高崎線本庄駅からタクシーで約20分、もしくはJR上越新幹線本庄早稲田駅からタクシーで15分です。駐車場があるので自動車でのアクセスが便利でしょう。関越自動車道本庄児玉ICから約15分です。

ガリガリ君のイラストがいたるところで見られます。食品工場らしく清潔感溢れるラインではアイスを作る過程を見ることができます。新しい建物で働く人も明るく対応してくれるので楽しめます。工場見学後はお楽しみ広場でガリガリ君グッズを買ったりプリクラを撮ったり。時間内であればガリガリ君を食べ放題というのも嬉しい特典です。

住所:埼玉県本庄市児玉町児玉字下川原850-10 電話番号:0120-60-6092

埼玉名物として知られている草加せんべい。せんべいはおやつにお茶請けに、欠かせないお菓子ではありますが、自分で作ったことのある人は少ないのでは。「草加せんべいの庭」はそんなせんべいを自分で作ることができるスポットです。年中無休で予約不要、もちろん無料で見学できます。10時から19時に開店しています。

アクセスは東武スカイツリーライン新田駅から徒歩で15分足らずです。駐車場がありますので車でも困りません。庭園になっている広い敷地にある建物の一角では実際に職人さんがせんべいを焼いている様子を見ることができます。工場見学というより、工房という雰囲気で、まずはここでプロの技を拝見しましょう。そしていよいよ煎餅焼きを体験します。

せんべいの手焼き体験は300円です。焼く前のものを2枚もらい、囲炉裏端のような網の上でせんべいを3秒ごとにトングでひっくり返しつつ焼きます。押しをして刷毛で醤油を塗ります。職人さんと違って焦げてしまってもそれもまた楽しいものです。お土産にたくさんのせんべいを選んだり、カフェでのひとときも楽しめる一大せいべいテーマパークです。

住所:埼玉県草加市金明町790-2 電話番号:048-942-1000

ウォーターサーバーを手掛ける会社、株式会社ナックが運営する家庭用やオフィス用の飲料水のクリクラブランド。水をテーマにしたミュージアムがあり、併せて「クリクラ本庄工場」は見学ができます。CMで起用されているクレヨンしんちゃんのイラストが館内のあちこちにあり、こどもにも親しみやすい雰囲気になっています。

完全予約制で、2名から9名までの見学は水曜日と土曜日、10名以上の場合は曜日等は要相談です。11時からと14時からの2部制です。料金は無料です。アクセスは車の場合関越自動車道本庄児玉ICから7分ほど、公共交通機関ではJR八高線児玉駅から徒歩5分ほど、高崎線本庄駅や上越新幹線本庄早稲田駅からはタクシーで20分前後かかります。

世界48ヶ国2000本のミネラルウォーターを使った圧巻の展示や、世界の水事情などを学べるミュージアムを見た後に工場見学へ進みます。クリクラ本庄工場は、フルオートメーション化されており、水のボトリングから倉庫格納までをすべてロボットが行っています。水を使った実験もできます。水のお土産も嬉しいです。

住所:埼玉県本庄市児玉町児玉2256 電話番号:0120-867-867

調味料の中でも、製造工程があまり想像できないソースの工場を見学できるのが「ブルドックソース鳩ケ谷工場」です。年に1回の開催ですが、毎年の参加を楽しみにしている人も多いイベントとなっています。ブルドッグの絵柄が有名なソース、当日はブルドッグのキャラクターも登場します。

イベントはソースの日となっている11月7日近辺開催され、事前にホームページ等で告知されます。工場見学は事前に葉書で応募をし、抽選に当たった人が参加できるしくみです。アクセスはJR西川口駅から鳩ヶ谷庁舎バス停から歩いて10分、もしくは埼玉高速鉄道線南北線鳩ヶ谷駅からタクシーで約5分、または徒歩約17分です。車での来場は控えてください。

工場見学ではブルドックソースの材料となるスパイスの展示や、ソースのボトリングの様子などのラインを見学できます。また、家庭で準備できる材料で作れるソース作り体験、応募なしで楽しめるブルドックソースを使ったメニューの試食、景品をもらえるゲームなど、たくさんのコーナーで楽しい1日を過ごすことができます。

住所:埼玉県川口市三ツ和3-6-1 電話番号:048-281-3311

埼玉で作られている醤油で有名な弓削多醤油株式会社。素材からこだわった醤油が人気です。「彩の国醤遊王国」では醤油工場の見学はもちろんのこと、醤油の作り方が実感できるもろみからの醤油搾り体験など、他ではできない体験をすることができる醤油が主人公のスポットです。

醤油工場の見学は予約不要で無料です。ただし15人以上の場合は予約しましょう。平日は5回、休日は7回の見学枠がありますので、開始5分前までに申し込みをします。人数が多い場合は枠以外でも工場見学を行う場合もあるので相談してください。アクセスは車が便利です。圏央道圏央鶴ヶ島IC、もしくは関越自動車道鶴ヶ島ICから約15分です。

醤油の元といえる、もろみを攪拌する作業をガラス越しに見学したり、醤油の原料を触って確認したり、もろみの変化の様子を実際に見たりできるブースがあります。また醤油作りに使われていた昔の道具の展示などもあります。見学後は自慢の生醤油を使った卵かけご飯や醤油ソフトクリームなどを味わうのもいいでしょう。

住所:埼玉県日高市田波目804-1 電話番号:0120-417059

100年以上の歴史を持つ大豆製品メーカーであるヤマキ醸造は埼玉の神泉の天然水を使い、農薬などを使用しない国産の安心できる大豆などを原料として醤油や味噌などを作り続けています。「直売店糀庵」では蔵の見学などができるツアーを開催しています。ガイド付きのツアーは水曜日と木曜日以外の毎日、無料で行われています。予約が必要です。

9時から16時半が開店時間です。ガイドなしの工場見学は自由にできます。公共交通機関でのアクセスはバスの本数が少ないためにあまりおすすめできません。駐車場は完備されていますので車での訪問がおすすめです。関越自動車道の本庄・児玉IC、または藤岡ICから約25分です。

醤油を搾る部屋の他に味噌作りが行われている木樽が並び圧巻です。できたての製品が容器に充填されるまでを説明を聞きながら順を追って見学できます。さらに自分で醤油作りや味噌作りなどを体験できるイベントもあるのでホームページを要チェックです。さらに醤油や味噌への理解が深まることでしょう。

住所:埼玉県児玉郡神川町大字下阿久原955 電話番号:0274-52-7000

ごはんやお弁当に欠かせないふりかけ「ゆかり」や、混ぜご飯を作る「混ぜ込みわかめ」などの製造を手掛ける三島食品の「三島食品株式会社関東工場」では主にレトルト食品やふりかけのパッキングなどを行っています。工場見学は無料で、2週間以上前の予約が必要です。

工場見学は平日の9時からと13時からの2つの枠があり、金曜日のみ午前のみの受付となっています。アクセスは公共交通機関での来場は東武東上線の若葉駅から徒歩約25分、車の場合は関越自動車道の鶴ヶ島ICから約10分の距離です。駐車場の台数に限りがあるため、予約時点で確認しておきましょう。

親しみのある三島食品の製品の数々が展示されているコーナーを眺めつつ、工場見学へ進みます。食品工場ならではの徹底的に衛生を万全にしているクリーンルームで製品は作られています。原料を処理するところから加工やパッキングなどの工程を見学できます。次々にラインを進む様は見ているだけで楽しいでしょう。ふりかけのお土産もうれしいです。

住所:埼玉県坂戸市千代田5-4-30 電話番号:049-284-3445

埼玉のソウルフードもとも言われている「山田うどん」、関東に180店舗を構えるチェーン店です。うどんだけでなくそばやラーメン、定食などの多彩なメニューが手頃な価格でいただけるお店として親しまれています。そんな山田うどんの工場見学は月曜日から土曜日の10時から行われます。完全予約制で無料です。

工場見学の予約は、毎月15日から翌月分の予約ができます。5人以上30人以下のグループのみですので、家族や友人グループなどで申し込んでください。アクセスは公共交通機関だと西武池袋線の武蔵藤沢駅から徒歩20分以上かかるので、車でのアクセスが便利です。圏央道入間ICから15分ほどです。

始めに映像で会社の紹介などを見てから工場へ向かいます。大型の機械を使って、全店舗で使う麺類や食品が作られている様をガラス越しに見ることができます。オートメーションでできる過程と、人の目での厳しいチェックの連携によって品質が守られているそうです。最後の試食も楽しみの1つ。見学の時のみ直売の商品の購入もできます。

住所:埼玉県入間市宮寺宮ノ台4001 電話番号:04-2934-3121

動物やお菓子や食品、乗り物などの形をした楽しい消しゴムを製造している「イワコー」。立体的なかわいい消しゴムはおもしろ消しゴムという名前で商標登録もしています。形がかわいいだけでなく、きちんと消す力も持つ、イワコーの消しゴムは生産工程のすべてを国内工場で行う、こだわりの消しゴムでもあります。毎週土曜日に工場見学を行っています。

完全予約制の無料で、2か月前から電話のみで予約ができます。見学時間の枠は10時から、13時半から、15時半からの3枠です。20人以上の団体の場合は平日の工場見学も受け入れてくれます。海外からの見学も多いそうです。アクセスは首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスの八潮駅から徒歩15分です。

社長自ら創業当時の話などを聞くこともでき、その後工場ではプラスチックの粒の原料と色付けの顔料を混ぜ、機械で型に流し込み、完成するまでの工程を見ることができます。色々なパーツを組み合わせて1つの消しゴムができます。工場見学の後は数々の商品をお得に買うことができます。

住所:埼玉県八潮市大瀬184 電話番号:048-998-5502

日本が誇る車作りの工場を、埼玉でも見学できる場所があります。「Honda埼玉製作所狭山完成車工場」ではステップワゴンやオデッセイ、ジェイドなど人気の車を作っています。車作りの各工程から部品やエンジンなどの取り付け、完成した車の検査まで一貫生産を行っている工場見学は無料です。見学希望月の2か月前の1日にネットで応募します。

応募した月の25日までに抽選結果がメールか郵送で送られてきます。アクセスは西武新宿線の新狭山駅から徒歩10分、車の場合は関越自動車道の川越ICから10分ほどです。工場は広く、見学はショールームから始まります。車だけでなくバイクの展示もあり、好きな人にはたまらない空間です。まずは映像でHondaの製品について学びます。

現在注目されている次世代型の新型自動車などの説明もあり、また今に至るまでのHonda製品の歩みなども興味深いでしょう。工場見学ではエンジンの組立、機械の自動溶接、車体の組立の様子を見ることができます。その作業も機械化が進んでおり、モノづくりの現場を見せつけられます。

住所:埼玉県狭山市新狭山1-10-1 電話番号:04-2955-5911

楽しいだけでなく、色々な学びがありためになる工場見学。昨今はレジャーとしても一般的になりつつあり、人気の工場見学はなかなか予約もできないところもあるほどです。埼玉県内だけでも多様な工場見学のスポットがあるので、好みに合わせてチョイスしてみてください。