大房岬自然公園はキャンプ場など施設が豊富！釣りや絶景ポイントも！

大房岬自然公園は千葉県南房総国定公園の中にあります。展望台や運動広場をはじめ、キャンプ場、駐車場、芝生園地、遊歩道、ビジターセンター、自然の家、ホテル、などが整備されていて、一年を通して訪れた方々が憩いと安らぎを感じて楽しめる場所です。また、磯遊びなどを通して日常では出来ない自然体験が出来ます。そんな大房岬自然公園がどんなところかを紹介していきます。

車は大房岬自然公園キャンプ場から徒歩10分の公共駐車場に駐車することになっています。無料で、出入りは24時間自由です。公園内には車の進入はできませんが、徒歩10分の距離と言っても遊歩道を歩くのはとても気持ちが良くて苦になりませんね。ここでインフォメーションもしてもらえますよ。ちなみに、オートキャンプ場ではありません。

大房岬自然公園内にあるキャンプ場には第1キャンプ場・第2キャンプ場の2か所があります。第1キャンプ場は木々に囲まれた静かなキャンプ場、第1キャンプ場は芝生の多い明るいキャンプ場ですが、第1キャンプ場の方が少し広めです。どちらのキャンプ場にも、炊事場、カマド、トイレが常設されています。

野外炊事場の様子です。第1キャンプ場にも第2キャンプ場にも野外炊事場やトイレが常設されていて、とてもきれいに手入れがされています。どちらかといえば、第2キャンプ場の方が芝生が多く明るい雰囲気でトイレも近いため、小さいお子さま連れにおすすめかも知れません。トイレの脇から5分ほどで海へ出られます。

大房岬自然公園内はあちこちに芝生園地があります。広々とした園内はとても気持ちがいいですし、あまり混み合うこともないので遊歩道を散策したり、ゆったりと芝生に寝っ転がったりするだけでも充分楽しいですね。展望台もあって東京湾が一望でき、天気が良ければ富士山も。けっこう穴場的なスポットとも言えるでしょう。

「大房岬国定公園」の標識を頼りに行くと駐車場があるので、そこからは看板に従っていくと海岸に出られるそうですよ。まるで釣り施設かと思うような足場の良い浅瀬になっていて、漁船が行き来するようなこともないポイントです。釣りの成果はイワシが多いようです。公園内と釣り場までの途中にトイレもあるようです。

大房岬湾内の絶景の中で釣りをするのは最高でしょうが、どんな魚が釣れるのでしょうか。キャンプ場から釣り場へと出かけて行った人たちの話では、海タナゴ、イシダイ、メジナ、キス、ベラなどが釣れるようです。子どもたちが釣り上げるのはベラが多いようですが、沢山釣れるので大満足？目指せ！大釣り師。

大房岬の湾内の絶景を背景にして、ボートで湾内を一巡りするのも楽しいですね。潮風を肌に感じながら、四方が絶景だらけの海はすばらしいです。ボートを漕ぎながら周囲の景色を楽しむのもいいですし、時にはボーっとして時間が過ぎるのを感じることで仕事の疲れも吹っ飛んで明日からの力が湧いてくることでしょう。

千葉県房総半島の海辺で磯遊びをするのも良いアイデアですね。大人たちが釣りをしている間、子どもたちは磯遊びをして湾内に生息する魚類や自然現象について遊びながら学ぶのもアリでしょう。普段はめったに目にすることが出来ない生き物に直接触れることで自然の恵みを実感することも出来るのが磯遊びですね。

釣りをしたり、海辺の岩場や浅瀬で小さな生物を見つけたりする磯遊びも楽しいですが、周囲の絶景を自分のものにして、浅瀬の海に入って海水の気持ちよさや吹き抜ける磯の香りがする風を感じる磯遊びもいいですね。大房岬自然公園にはいろんな遊びの場があって、人それぞれの楽しみ方が出来るでしょう。

千葉県大房岬の湾内を見回すとこんな自然のアートとも言える地層をあちらこちらで見ることが出来ますね。長い長い大地の歴史を感じながら、海に入ったり、釣りをしたり、公園でキャンプをしたり…。大自然の一部分になった気分でちょっとお得な観光が出来ることでしょう。

増間島は大房岬先端にある島です。一説によると、増間に大雨が降った時に三芳地区から水神様が祀られていた川の中の島が流されてきてこの地の増間島になった、という言い伝えがあるようです。特にこれからの季節の大房岬は癒しの空間になりますが、大房の海はとても透明度が高く、波間にひじきが浮かぶのが見えるほどです。

自然の家プログラムのひとつです。大房岬自然公園内にある自然の家では、ぷらネタの日、ファミリーのプログラム、ソトごはん倶楽部、大人のプログラム、たいぶさお楽しみプログラム、年齢別ステップアッププログラムなどなど、色々なプログラムが用意されていて、夏休みの子供たちにとっては、またとない学びの場になることでしょう。

大房岬自然の家は南房総国定公園大房岬内にあります。周囲を海と木々の緑に囲まれるという文句なしの自然環境に恵まれている中で、宿泊体験をしたり野外活動をしたりして、グループで協力し合ったり、自然の恩恵を感じたりすることを通して、さまざまな学び体験ができます。野生の植物に関する知識も増えそうですね。

大房岬自然公園内にある遊歩道です。海に向かって開けた遊歩道もありますが、こういう遊歩道もあります。緑の木立の中をゆっくりと散策することで森林浴の効果もあるでしょうし、ゆったりと落ち着いた気持にもなりますね。鳥の声や草花の様子にも癒されます。この遊歩道を行くと5分くらいで絶景の海に出られるようです。

大房岬自然公園内には緑が茂った箇所もあります。芝生園あり、遊歩道あり、キャンプ場あり、の公園内の林の中で、バードウオッチングもいいですね。どんな鳥が生息しているのか興味深いです。ちなみにこの鳥はアカハラという鳥だそうです。お腹が赤いからでしょうか。なかなか愛らしいですね。

大房岬自然公園内にある展望台です。展望台は他にも2箇所ありますが、展望台からは、館山湾や富浦湾、浦賀水道などが見渡せて、遠くは富士山、伊豆大島、伊豆半島などが…。天気に恵まれれば、その眺望は言うことなしですね。駐車場からだと展望台まで10分くらい歩くようですが、環境が良いので歩くのも楽しいでしょう。

大房岬自然公園内にある大房岬要塞・軍事遺構です。江戸時代から太平洋戦争まで軍事基地として重要な役割りを果たしてきた要塞らしいです。砲台跡なども残っていて、今は花壇になっているようです。歴史の遺産と言えましょうか。はしゃいだ気持ちがちょっとクールダウンする場所かもしれません。

こんな洞窟も。大房岬西端の断崖にありますが、降りていく階段がかなりきついようです。奥行きもかなり深い洞窟のようです。一説によりますと、約8キロ先の那古弁天（館山市那古）の洞穴まで続いている、ということのようです。入口でちょっと躊躇しちゃいそうですが、興味も湧きます。

大房岬ビジターセンターでは、大房岬自然公園を使用する人たちのためにいろいろなアドバイスや情報を発信しています。団体で公園を利用するときなどには問い合わせをお忘れなく。もちろ、個人で行くときにもここで南房総国定公園の情報を入手しておきましょう！

開館時間：9：00～16：30 休館日：月曜日と12/29～1/3 TEL：0470-33-4551

大房岬ビジターセンターでは、「はじめてのテント選びとテント張り」の予約を受付けています。キャンプ泊デビューの方にどんなテントを選べばよいのかとか、スタンダードなテントの立て方などを教えてくれます。荷物の移動が大変な方にはリヤカーも貸し出してくれます。また、公式facebook・twitterページもあるようです。

南房総国定公園の中にある大房岬自然公園にはいろいろなお楽しみポイントがあることが分かりましたね。自然公園内の行楽施設の集合体という感じが老若男女を問わず楽しめる場所であることをアピールしていて、引き付けられます。これからの観光シーズンを迎えて、一度行ってみてはいかがでしょう。なお、おすすめの観光地のアナウンスをしている以下のサイトも参考になさってみてください。