京都の鴨川を観光！川床の魅力からおすすめのランチもご紹介！

四季を通して喜ばれるのが京都の鴨川です。季節によってイベントが変わるだけでなく、料理や風景も違った顔を見せます。春から夏にかけては川床(かわどこ)が楽しめることでも有名です。川床とはいわゆる納涼床、桟敷なんて言いますが、意外と馴染みのない人にはわからないのではないでしょうか。今回は川床の魅力も含めて鴨川をご紹介します。

京都の鴨川はもともと江戸時代に豊臣秀吉のが三条、五条橋を建て替えたことで賑わいを見せた町です。裕福な商人がここに見世物や物売りを始めたことで商売地として発展しました。江戸時代中期には400軒も店が集まりました。

納涼床が清流に出始めたのは明治に入ってから。両岸には高床式の床が出され、三條大橋の下では川岸から桟敷きを伸ばして高床式に川床を出していました。大正時代に入ってから京阪線の工事によって一時姿を消しました。

昭和に入って間もなく、台風の影響で川床が大きな被害を受けました。第二次対大戦が始まると完全になくなり、戦争がすんで納涼床許可基準ができる昭和29年にようやく姿を見せはじめます。戦後に京都鴨川を観光地として景観を復活させようと始まったのがこの川床の存在だったのです。

最近内装が一転し、白を基調としたおしゃれな店内になったアモーレ木屋町。こちらは立地が最高なので花見や紅葉のシーズンにも人気のお店です。薪で焼く本格ピッツァのお店と看板を出すだけあった当店のおすすめはピザ。イタリアンの多い鴨川ですが、こちらのピザはチーズがとろとろで最高です。

南イタリア料理を得意とするこのお店のピザは店内に設置された石窯で薪を使って焼きます。シンプルながらモチモチのピザはまさにイタリア庶民の味。五月に入るととても混雑し始めますので、確実に入りたい場合は予約するのをおすすめします。

平日限定のランチは3種類。アンティパストとピザ、そしてパスタにサラダとコーヒーのついたセットです。もちろん川床を指定しても同じ値段で提供してくれます。当店ご予約の際は事前に川床を使用することを言っておいたほうがいいと思います。

こちらのお店もランチが楽しめるおすすめの店です。こちらは綺麗で大きなオープンデッキの川床です。テーブルもたくさんあるので大人数で観光にこられた方でも大丈夫。日本酒にとっても合う日本食のディナーを用意する本格的な料理店だけに、ランチも舌をうならせるほどの絶品です。

京料理田鶴が提供するだけあって和食のランチは絶品。先付からお造り、お吸い物に続き、本ますの焼き物や煮物、最後には水物ができてきます。器も料理も一品一品丁寧に作られていて、さすが京都の料亭の味と感心するほどです。ランチはやっていませんが「田鶴」さんもおすすめのディナーを提供していますよ。

こちらはイタリア割烹のスコルピオーネ吉右。当店は鴨川の川床席と緑の豊かな高瀬川席の二つあります。当然川床側はお客さんがいっぱいいるので混んでる時は高瀬川側になってしまうかもしれません。ランチコースはスープ、パスタ、メイン、コーヒーがついてきます。

ランチは三千円から五千円のコースがあり、4品、5品、6品から選べます。おすすめはお手頃な3000円コース。ワインにさんまや鳥など3種類から選べるパスタチョイス、京赤地鶏や鱈の香草パン粉焼き、豚肩肉のアリスタ キノコのソースから選べるメインディッシュにデザートとカフェがついたセットです。

3000円でこれだけのランチなんてかなりお得。イタリア割烹とあってどの料理もワインに合います。夜にはディナーのコースもやっているのでランチに入れなかったらディナーの予約をしてもいいですね。カップルにおすすめのお店です。

先斗町の富美家(ぽんとちょうふみや)は高級料理屋にしてランチが2000円以下で食べられる非常におすすめのお店です。ランチメニューは新鮮なお刺身に、天ぷら、小鉢が2品付き、綺麗な黄色い出し巻き卵が食べられてなんと1800円。ご飯はきのこの炊き込みご飯とどれをとっても最高の一品で魅力的です。

小鉢は菜の花の和え物と、切り干し大根と栄養のバランスも最高です。暑い鴨川の日差しにバテない計算されたメニューが揃っており、デザートにはきな粉ののったくずもちも出てきます。ランチにはまた天ぷらの丼もあり、こちらは味噌汁に鮭の南蛮漬けとデザートがついてきます。子連れで観光にこられた家族で楽しめるとってもおすすめのお店です。

住所：京都府京都市中京区先斗町歌舞練場南隣2軒目 アクセス：三条駅から188m

京都の鴨川で意外と多いのがイタリアンのお店です。理由は観光客が多いから。みます屋ITALIANOでも絶品の魅力的なイタリアンランチが食べられます。ランチメニューは三種類から選べるパスタコースとリゾットコース、そして選べるパスタと鳥、魚、牛から選べるメインを加えたスペシャリテコースがあります。

親子連れにも嬉しいキッズメニューのアンティパストビュッフェもあり、こちらはドリンクが付きます。門構えは日本家屋ですが、外国のお客様もたくさん来られる鴨川なので、メニューはイタリアン。そして京都の魅力も提供するために鮮魚などを使った日本料理も振舞っているのです。

こちらはお昼から牡蠣酢の湯豆腐御膳が食べられる日本料理のお店です。日本酒を楽しんだり、外国人のお友達を連れて行くならこちらがおすすめです。湯葉の揚げ物も出てくるので海外のお客さんにも大変人気のお店です。

ランチのメニュー以外にも実に100品の日本料理が楽しめる当店はお値段も大変リーズナブルです。菊正宗の樽酒と一緒にぜひ昼から日本酒を軽く嗜むのはいかがでしょうか。珍しい生麩田楽のあり、関西の方は大変魅力的なメニューではないでしょうか。お友達と一品ずつ好きなメニューを頼んで一緒に食べるのもいいですね。

単品の料理でおすすめなのが鴨のロース。さっぱりとしていながら鴨脂がジュワッと溢れるほどで、まさに鴨川にあやかって食べたい一品です。そしておでん。こちらは丁寧に整ったおでんがしっかりと煮込まれていてまさに絶品です。そしてなんとレンコンや海老の串焼きもあります。関西にきたならぜひ食べておきましょう。

こちらはウェディングテラスの中にあるとても魅力的なレストランです。一見かなりおしゃれで高そうなイメージですが、ランチのお値段はかなりリーズナブルです。ヒューリは東京都や金沢に系列店を持ち、ミシュランにも載る有名なレストランです。

鴨川店のシェフも都内で1星レストランを経営したり、有名ホテルで働きフランスの世界大会で活躍した優秀なシェフ。そんなすごいシェフが作るランチがなんと2種類から選べて1200円で食べられます。そしてデザートもついてきちゃいます。

選べるのは本日のメインプレートとピカディージョ・フィッシュカレーの2種類。こちらにお野菜のたっぷり入った濃厚なスープもつきます。デザートはココナッツのムース、マンゴーのアイス、チョコレートのケーキなどです。どちらも最高級のレストランの味が楽しめます。

観光地京都鴨川の川床はランチもたくさんあるので、お昼から予約客や行列ができるなど、大変賑わっています。あんまり混んでいて入れないようでしたら、夜にまた伺うのもおすすめです。鴨川の夜は昼間と違った風流が楽しめますし、宴会のお客さんも集まり大変賑やかですよ。