京都・先斗町は粋なグルメ街！おすすめのランチやディナー・人気の川床も！

先斗町は着物を着た綺麗な女性たちが行き交い、趣のある建物が立ち並びぶ昔ながらの情緒あふれる街です。すれ違う人との距離も近く、互いを強く意識しながら生きていた当時の雰囲気がそのまま残されています。孤独を感じさせない街、先斗町。こんな時代だからこそぜひ足を向け、古き佳き時代を肌で感じに出かけてみませんか。

先斗町は鴨川と高瀬川に挟まれたところに位置しています。川と川に挟まれたということを、皮と皮に挟まれた太鼓になぞらえ、叩くとポンと音がするからポントチョウ(先斗町)と名がついたとか、オランダの縁、先端にあるポントという都市の名前からとったとか言われていますが、正確なところはわかっていません。

先斗町に初めて水茶屋が設けられたのは、1712年頃と言われています。その頃は高瀬川を上り下りする高瀬舟の船頭や旅客が止まる場所でした。300年以上経った現在でも、当時の面影は色濃く残り、日本の歴史を代表するかのような街並みは、他では味わえない深い味わいを醸しだし、まるでタイムスリップしたかのような錯覚さえ覚えます。

京都の祇園と並んで芸者嫁業の認可が下りたのは1859年の頃。番傘と舞妓さんが行き交い、賑わいを見せていた時代には多くの人でごった返したといいます。現在でも、番傘を店先に展示している店もあり、雰囲気はたっぷりです。番傘をさした京美人が歩いているかもしれませんし、お店の中は、はんなりとし京都弁で満たされています。

市営バスを利用するなら京都駅から6分程歩いたところにある市営バスのバス停「塩小路高倉」停留所から「四条河原町」まで10分。下車後4分で先斗町。または、地下鉄東西線で、京阪三条駅下車徒歩5分、京都市役所前駅下車徒歩10分。京阪電車なら、三条駅下車で徒歩5分、祗園四条駅下車で徒歩3分。阪急電車なら、河原町駅下車で徒歩5分。

京都と言えば、出汁の効いた薄い味付けのおばんざいが有名。ちょっとずつ小鉢に盛られたおばんざいを上品にいただくのが京都流です。会話を楽しみながら、彩よく並ぶおばんざいをちょこちょこつまめば、お酒も進みます。時間をたっぷりかけて、景色と会話と食事を楽しめば、心も体もきっとリフレッシュすること間違いありません。

昔から京都で伝統的に作られている京野菜。伏見トウガラシや辛味大根、聖護院かぶや加茂ナス、堀川ゴボウや九条ネギ等々、味わい深い野菜たちを味わえるのも京都の醍醐味。先斗町にも美味しい野菜が食べられるお店が沢山あります。京都の風を感じながら食べる京野菜はまた格別です。

四条通りの鴨川にかかる橋が四条大橋。三条大橋や五条大橋と共に京都の名橋の一つです。八坂神社への参詣道でもあるので、祇園橋ともいわれ門前町として活気があります。デパートや金融機関、商店などが集中している場所で、京都の街中を悠々と流れる鴨川も見ごたえ十分です。

京都南座は、歌舞伎発祥の地として有名。元和年間以来、現在まで歴史と伝統を受け継ぐ劇場として長年活躍しています。建物は国の登録有形文化財としても認定されていて、この中で映画を楽しむのもなかなか乙なもの。ぜひお気に入りの映画をチェックしてみてください。

先斗町は街並みをゆっくりと楽しむだけでなく、春には桜を楽しむことも出来ます。高瀬川は鴨川よりも川幅が狭く、趣があります。鴨川沿いには南座、八坂神社、知恩院などの歴史あるスポットが点在しています。各スポットを楽しんだ後に、ゆっくり先斗町で食事をするというのがおすすめのコース。帰りはゆっくりと夜桜を楽しみながら。

日本の古都で本格フランス料理が食べられるお店。ディナーはもちろんですが、本格的なランチもあります。和モダンな店内はカウンター席と掘りごたつの座敷、個室等バリエーションに富んでいます。大切な人との特別な時間を過ごすには最高のお店。デザートに出てくるチョコレートやトリュフも絶品です。

昭和4年創業の手打ちそばのお店。40年そばを打ち続けてきたという職人さんの二八蕎麦が食べられます。マニア好みの十割蕎麦ももちろんあります！自慢の出汁うどんすき鍋「有喜屋なべ」は大人気。ランチはお手頃に、ディナーはコースもあります。個室もありますので、宴会ももちろんOKです。

夜10時以降の入店も可能な京都のおばんざいと釜飯が楽しめるお店です。カウンター席と小上がり席、二階にはお座敷もあり、ゆったりと先斗町の夜を楽しむことが出来ます。ディナーのみなので、先斗町の街並みをじっくりと楽しんでから入りたいお店。日本酒や焼酎と一緒に。

京懐石が楽しめるお店です。3階まである店内は1階は堀ごたつのカウンター席、2回は座敷になっており少人数での会食を楽しめます。3階は宴会用に貸し切りなども出来て色々なシチュエーションで利用できます。一つ一つ手の込んだ綺麗に盛られた和食を目でも楽しめます。ランチは比較的リーズナブルなコースもあるのが嬉しい。

和モダンな落ち着いた空間で、ランチを気軽に楽しめるお店です。先斗町のど真ん中にあり、カレーランチやハヤシランチもあるので、先斗町の雰囲気を楽しむ目的の時にも最適です。店内も80席近くあり、大勢で入るのも心配ありません。京都の牛懐石コースはお肉もたっぷり楽しめます。グルメにはたまらないお店です。

先斗町で手軽に川床を楽しむなら、百錬がおすすめです。高級で敷居の高いお店が並ぶ中、夜でも3000円程度で先斗町の夏の夜を楽しむことが出来ます。席は全部で40席ほど。心地よい鴨川からの風を感じながら皆でワイワイやるにも最適なお店です。夜10時以降の入店も可能でラストオーダーは夜11時。〆の一杯にも最適です。

料理はビールに合う手ごろなメニューが並びます。ひじきの煮物や焼き魚、おでんなど庶民的な料理の数々はついつい頼みすぎてしまうほど。もちろん、ビールだけでなく外の風が寒く感じる頃には熱燗も！ちょっとしたおつまみで会話を楽しむのも先斗町の夜に似合います。

5から9月限定で開かれる納涼床。悠々と流れる鴨川の景色を楽しみながら、ランチもディナーも満喫できます。席は50席程あり、個室や掘りごたつ席も。宴会も出来るので、シチュエーションに合わせた楽しみ方が出来ます。築150年にもなる「高木福」という古い京町屋をよみがえらせた建物は風情があり、先斗町の歴史を感じます。

丁寧にとられた出汁とひとつひとつこだわって出されるお料理はどれも優しく、体にすっと溶け込んできます。それもそのはず、化学調味料を一切使っていないというこだわりは、鴨川のせせらぎのように優しい雰囲気そのままです。コース料理や一品料理など多数あり、中でも目利きの職人による冬の鍋はグルメに人気です。

広めの空間が特別な1組だけのために用意されるお店です。一日一組が基本で、おもてなしの心を最大限に味わえます。特別な高級感はないけれど、隅々まで行き届いた心遣いがお料理を更に美味しくさせてくれる、そんなお店です。京都旅行の記念に、また特別な人との特別な時間に行きたいおすすめのお店です。

出される料理は特別高級な食材を使っているわけでも、特別手が込んでいるわけではない素朴な料理。でも一品一品丁寧に作られたお料理は、どれも味わい深く、鴨川の川床にもぴったり。美味しいお酒もどんどん進みます。サバ寿司や豆腐といった京都らしいメニューやおばんざいがグルメにはたまりません。

代々受け継がれてきたお茶屋さんの要素が残る和の雰囲気と、現代風な洋の雰囲気が絶妙にマッチした店内と川床。見事なまでの今昔融合が鴨川の夜を一層風流に感じさせてくれます。老若男女問わず、ゆったりとくつろげるお店です。テーブル席の川床は気軽に楽しめるのでファンも多いのだそう。他、個室もあるので、大事な人とのひと時にもばっちり。

四季のある日本ならではの料理の数々。春には苦みを基調とした料理で、夏はあっさりと、秋は旨味が凝縮された料理で、冬は体を温める濃いお料理で楽しませてくれるお店です。シーズンごとに来店しても決して飽きることなく、存分に旬の食材を楽しめます。よし菜らしいグルメがいっぱいです。ランチは完全予約制です。

川床の席はたっぷり45席。店内にも40席ほどがあるので、ゆったりと食事が楽しめるお店です。川床のテーブル席は京都のおばんざいを気軽に楽しむには最適。堅苦しくなく、仲間とワイワイ盛り上がるにもピッタリのお店です。土日はランチ営業もしているので、まずはランチからはいかがでしょう。

美味しい料理が手ごろな値段でいただけるのが、みすま屋の一番のポイント。メニューが豊富で、野菜のしゃぶしゃぶなどグルメな料理もあります。自慢の南部鉄なべを使った鍋は丹波のあじわい鶏と野菜のうまみをたっぷりと閉じ込めた絶品。自家製の黒七味などこだわりの調味料でいただきます。他、奈良県産の大和豚グリルも人気です。

京都の野菜がリーズナブルにいただける外国人にも人気のお店です。コースもお手頃で、京都の食を堪能するには十分な位の品数が並びます。日本の古都、京都を代表するかのようなメニューはランチにぴったり。5～9月の川床の時だけランチタイムがあります。

古い京町屋がオシャレなイタリアンのお店に生まれ変わりました。先斗町で粋なイタリアンを楽しむなら、このお店！お料理にぴったりのワインがずらりと並び、京のはんなりとした雰囲気の中いただく濃厚なワインは最高です。ランチもディナーもありますが、営業時間は短め。しっかりと予定を立てて行きたいお店です。

納涼床ならではのメニューも並ぶお店、その名もなんと「だいとうりょう」。納涼床での料理はランチはお膳、ディナーは懐石料理です。ちょっとリッチにお酒を楽しむなら最適なお店です。川床懐石ともいえる先斗町を代表するグルメを堪能できます。

10～4月のメニューと納涼床期間のメニューは大きく変わります。最低でも年に2回は通いたくなるお店。京都ならではの湯葉は年間を通してあるおすすめ人気メニューです。ランチ営業はなく、ディナーだけの営業です。綺麗に盛り付けられた数々のお料理を着物で楽しむにも粋なお店です。ぜひ、着物でお出かけを！

ランチもディナーも楽しめる落ち着いた雰囲気のお店です。テーブル席や座敷、鴨川を見渡せる個室等様々。どこかゆったりとした雰囲気が店内いっぱいに広がり、食事も進みます。気軽に先斗町の雰囲気を楽しむにもピッタリのお店です。

ランチタイムだけに食べられる「ながめがわ御前」は内容充実の人気のお膳です。その日の仕入れで美味しいものが食べられるお造りをはじめ、数々のおばんざいが絶品です。夜の懐石料理は5000円～で豆腐や湯葉が楽しめます。特別なおもてなしにはグルメもうなる松茸の入った懐石料理が人気です。

上質な空間を演出している老舗の懐石屋さん。歴史感じるお店は創業120年を越えます。各部屋からの抜群なロケーションはこのお店の人気のひとつ。さりげなく使われている一つ一つのアイテムもどこか品があり、おもてなしにもピッタリのお店です。

ランチタイムもディナーもあります。ランチはお昼のコースが3000円代からで、1名からでも可能。旬の食材を網羅した懐石料理は大将の心意気が感じられる目にも美しい品ばかりが並びます。京都での思い出の時間を演出するには最高のロケーションとお料理です。

四条大橋からもその存在が目立つお店、いづもや。ロケーションが良く、観光で訪れ鴨川の景色を楽しむにはもってこいの場所。ゆったり流れる京都の時間を満喫できることは間違いありません。ランチタイムから通しで営業しているのも嬉しいポイントです。

比較的リーズナブルに美味しい鰻が食べられるのがポイント。外国人の観光客などにも喜ばれています。他にも京都ならではぶぶ漬けもランチでたべられます。コースのレベルをアップすれば、グルメが飛びつく松茸も堪能できます。

外国人観光も沢山利用しているホテルぽんと。清潔感のある室内は、先斗町の夜を満喫した後にゆったりと休むには最適です。もちろん素泊まりOK.マッサージのサービスや飲食店の予約サービス等、嬉しいサービスも充実しています。女子旅なども楽しめるので、先斗町のグルメを楽しみたい女子にもピッタリの宿です。

いかがでしたでしょうか。昼と夜とで違う顔を見せる先斗町。素通りするにはもったいなさすぎる街です。外国の方はもちろん、京都を初めて訪れる人にもぜひおすすめの先斗町へぜひ、足を運んでみてください。どこか懐かしい雰囲気のする鴨川の風と美味しいおばんざいがあなたを迎えてくれるでしょう。