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あくまきは鹿児島で人気の美味しいお菓子!おすすめの食べ方をご紹介!

あくまきは鹿児島で人気の美味しいお菓子!おすすめの食べ方をご紹介!
投稿日: 2020年2月10日最終更新日: 2020年10月8日

鹿児島で人気のお菓子であるあくまきをご存知でしょうか?端午の節句に作られる季節の和菓子であるあくまきは鹿児島の郷土菓子であり、そのまま食べるのではなく様々なアレンジをして食べるのが一般的です。そこで、鹿児島で人気が高いあくまきについてご紹介していきましょう。

あくまきは鹿児島で人気の美味しいお菓子! 見出し

Photo by jetalone

鹿児島で人気が高い美味しいお菓子といえば「あくまき」です。鹿児島県外の方であれば名前も聞いたことがないというケースも多いでしょう。昔から鹿児島で食べられている郷土菓子であり、お土産として購入される方も多く非常に人気も高いです。そこで、鹿児島に行ったらぜひ食べてみてほしいあくまきについてご紹介していきましょう。

旬の時期やおすすめの食べ方もご紹介!

あくまきは一年中鹿児島のスーパーなどで販売されていますが、それでも一年のうちに旬の時期というものがあります。また、そのまま食べると味気ないので、きな粉をかけて食べるのが一般的です。きな粉以外にも様々なアレンジ方法があり、自分好みの食べ方をみつけるのもあくまきの楽しみの一つです。

そこで、あくまきの旬の時期や、おすすめの美味しい食べ方についても併せてご紹介していきましょう。

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あくまきとは 見出し

まずは、あくまきとは一体何なのかについてご紹介していきましょう。鹿児島で生まれ育った方であれば、多くの方が小さいころから一度は食べたことがあるというあくまき。しかし、鹿児島以外ではなかなかその存在すら知られていないというあくまきです。あくまきとはどのような食べ物なのでしょう。

鹿児島の郷土菓子「灰汁巻き(あくまき)」

「あくまき」とは、鹿児島の郷土菓子の一つです。漢字で書くと「灰汁巻き」であり、もち米を灰汁で炊くことからこの名前が付けられました。

また、あくまきは鹿児島だけではなく、宮崎県や熊本県の人吉地方・球磨地方などでも食べられています。九州の中でも南部だけであり、北部から中部にかけては名前も知らないという方も多いです。

あくまきの歴史

あくまきはもともと保存食として作られました。その歴史は非常に古く、関ヶ原の戦いの際に、薩摩藩の島津義弘公があくまきを日持ちがする兵糧として使用したということが始まりだといわれています。

その後、子供の健やかな成長を祈って端午の節句の際に食べられるようになったとのことです。端午の節句の時期には鹿児島では祝い餅菓子としてあくまきを食べる家庭が多いです。

あくまきの特徴・見た目

あくまきの見た目は一体どのようなものなのでしょう。あくまきは、竹の皮に包まれており皮をはぐとあくまきが丸ごと一本出てきます。見た目は茶色いお餅で表面には照りが出ています。様々な会社からあくまきが販売されていますが、どのあくまきも竹の皮に包まれているということは同様です。

あくまきの風味と食感

あくまきは、非常に柔らかくぷるぷるとした食感です。そのため、一口サイズにカットしていただきますが、包丁や竹の皮からはがすのも少々大変です。

あくまきの食感はプルっとしており、もちもちしています。あくまき自体は食感を楽しむものであり味はほとんどついていないのであくまきだけを食べても味気ないです。また、灰汁で煮るため少々クセがある風味が感じられます。そのため、様々なアレンジ方法がありますので後ほどご紹介します。

あくまきの旬の時期

スーパーやお土産物屋さんでは、あくまきは一年を通して販売していますが鹿児島の方はあくまきを見ると春の訪れを感じます。というのも、あくまきは端午の節句のお祝い菓子として食べられるために4月下旬から5月上旬までの間に非常に多くのあくまきが並びます。

その時期にはあくまきだけではなく、あくまきを作るための竹の皮や灰汁汁などもスーパーに並び、季節の風物詩となっています。

あくまきの作り方見出し

それでは、簡単にあくまきの作り方を簡単にご紹介していきましょう。あくまきは出来上がったものを購入する方も多いですが、自分で作るという方もいらっしゃいます。あくまきの作り方は意外と簡単ですが時間がかかりますので敬遠される方も多いです。

あくまきに必要なものは、もち米・灰汁・竹の皮の3つです。いずれも鹿児島のスーパーで購入が可能です。

あくまきを作るには、前日にもち米を洗って水を切って灰汁に浸しておきます。竹の皮の水に浸して柔らかく戻しておきましょう。

もち米は灰汁からあげて水を切ります。竹の皮を広げて、その中にもち米を詰めて袋状に包み、ひもで数カ所縛ります。そして、釜に水で薄めた灰汁を入れ、その中で3時間以上煮込んでいきます。途中で水を足し、中のもち米があめ色に煮えると完成です。

あくまきの美味しい食べ方 見出し

それでは、あくまきの美味しい食べ方についてご紹介していきましょう。あくまきには様々なアレンジ方法があり、色々試してみて自分好みのアレンジ方法を見つけるという楽しみ方もできます。甘いお菓子のように食べたり、しょっぱい味付けをしてみたりと無限大のアレンジが楽しめるのもあくまきの魅力の一つです。

あくまきの簡単な切り方

あくまきはもち米で作られているため、どうしてもべたべたして切りにくいという特徴があります。あくまきを上手に切るには包丁を使うと貼り付けて取れないということが多いです。そこで、簡単に切るためには糸や竹の皮を紐状にしたものを使ってみましょう。そうすると、包丁を使うよりも切りやすくなります。

あくまきのおすすめトッピング①:きなこ

あくまき自体にはあまり味がついていないため、様々なトッピングをしていただきましょう。そこで、おすすめトッピングをご紹介します。まず最初は「きなこ」です。あくまきはもともともち米で作られているのできなことの相性は抜群です。

きなこをそのままかけると甘さが足りないので、砂糖と一つまみの塩と混ぜてからかけるのがおすすめです。まるでわらびもちのような雰囲気でいただけます。

あくまきのおすすめトッピング②:砂糖・黒砂糖

続いてのトッピングは「砂糖・黒砂糖」です。あくまきに甘みを足すためにシンプルに砂糖や黒砂糖をかけて食べる方も多いです。特に黒砂糖をかけてからすぐに食べるのも良いですが、少し時間を置いておくと黒砂糖が溶けてあくまきにしみ込んでいきます。その状態で食べるのも、美味しいと人気です。

あくまきのおすすめトッピング③:はちみつ・メープルシロップ

鹿児島の郷土菓子であるあくまきですが、和風の食べ方ばかりではなく洋風にもアレンジが可能です。それが「はちみつ・メープルシロップ」をかける食べ方です。和のお菓子から一気に洋のお菓子になったような気分で食べることができます。あくまきをしっかりと冷やしてからハチミツやメープルシロップをかけるのもおすすめです。

あくまきのおすすめトッピング④:醤油&砂糖

あくまきはもち米で作られているということで、醤油と砂糖を混ぜた砂糖醤油をつけながら食べるという方もいらっしゃいます。お餅を砂糖醤油で食べるという方は多いでしょう。あくまきも同じ感覚でいただくことができます。磯部餅が好きだという方には間違いなく気に入るであろう食べ方です。

あくまきのおすすめトッピング⑤:わさび&醤油

あくまきを薄くカットしてわさびを溶かした醤油につけながら食べるというアレンジもおすすめです。まるで刺身のようなこの食べ方は、普段甘いものを食べないという方にも受け入れられやすく、お酒のおつまみとしてもぴったりです。わさび醤油の他にポン酢をかけて食べても美味しいです。

あくまきのおすすめトッピング⑥:ココアパウダー

Photo bythecakeschool

あくまきのトッピングとして「ココアパウダー」もおすすめです。こちらも、ハチミツやメープルシロップをかけたときと同様に、洋風な味わいに変化します。あくまきの独特な香りが、ココアパウダーによって調和されて、もちもちの食感とココアパウダーでお子さんにも喜ばれる味わいになります。

あくまきのおすすめトッピング⑦:大根おろし

Photo by june29

あくまきはお菓子という位置づけですが、「大根おろし」をかけて食べるとさっぱりとしたおつまみに変身します。大根おろしと醤油や、大根おろしとポン酢などをあくまきにたっぷりかけて混ぜていただきましょう。もちもちのあくまきとさっぱりとした味わいの大根おろしの組み合わせはお酒にぴったりです。

あくまきのおすすめアレンジ:①あくまきの揚げ物

Photo byCokeLifeCreative

トッピングをしただけで様々な味わいに変化するあくまきですが、少し手を加えて調理することによってさらに色々な楽しみ方をすることができます。おすすめのアレンジ方法、まずは「あくまきの揚げ物」です。

あくまきに小麦粉を溶いたものを絡めて油で揚げましょう。あくまきは揚げることによって、衣のさっくり感と中のもっちり感を楽しむことができます。塩やポン酢をつけていただきます。

あくまきのおすすめアレンジ:②あくまきの汁物

Photo by Richard, enjoy my life!

汁物にあくまきを入れて、具材の一つとして楽しむというのもおすすめです。もち米で作られているあくまきは、あまり長く煮込まずに汁物に最後に入れて温める程度にしましょう。あくまきを入れることによってボリュームがある汁物に変化します。あくまきが余ったらアレンジしてみてはいかがでしょう。

あくまきの賞味期限・保存方法見出し

それでは最後に、あくまきの賞味期限と保存方法についてご紹介します。鹿児島の郷土菓子であるあくまきはお土産としても人気が高く、鹿児島出身で地元に帰ったら毎回買って帰るという方もいるほどです。そこで、どのぐらい日持ちするのか、長く保存するにはどうしたらいいのでしょう。

あくまきの賞味期限

あくまきの賞味期限は、その商品によって変わります。いずれも常温で保存が可能であり、賞味期限が短いものであったら5日ほど、長いもので14日ほど保存が可能です。

市販のものであればしっかりと殺菌されているため日持ちするものが多いですが、自分で作ったあくまきはあまり日持ちしません。それでも常温で保存が可能で数日は美味しくいただけるでしょう。

あくまきの保存方法

Photo byAlexas_Fotos

あくまきは、冷蔵庫に入れて保存すると固くなってしまいますので賞味期限内であれば常温保存しましょう。また、一度開けてしまうと期限内でも早く食べるようにしましょう。

また、あくまきを購入したはいいものの、賞味期限内に食べきれそうにもないという場合には冷凍保存がおすすめです。そのまま丸ごと冷凍ではなく、一口サイズにカットしてラップに包んで冷凍します。そうすると食べたいときに食べたいだけ解凍できて便利です。

鹿児島の郷土菓子「あくまき」を美味しく味わおう!見出し

Photo bycegoh

鹿児島の郷土菓子である「あくまき」についてご紹介しました。鹿児島で昔から食べられている人気のあくまき。端午の節句の時期になるとスーパーに多数並び、春の訪れを感じられます。様々なアレンジ方法があるあくまきをぜひ鹿児島に行かれる際には食べてみてはいかがでしょう。

投稿日: 2020年2月10日最終更新日: 2020年10月8日

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