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日本で買える中国のお菓子11選!定番商品や伝統お菓子&辛いお菓子を紹介

日本で買える中国のお菓子11選!定番商品や伝統お菓子&辛いお菓子を紹介
投稿日: 2023年3月9日最終更新日: 2023年3月9日

中国の料理は美味しいものが多いですが、お菓子も魅力的なものがたくさんあります。長い歴史を持つ伝統的なお菓子から、スナック菓子のような辛いものまで多様な種類が楽しめます。そこで日本で入手できる中国のお菓子のなかで人気のものを紹介します。

日本のお店・通販で買える中国のおいしいお菓子を紹介!見出し

Photo by Sharon Hahn Darlin

中国は食の宝庫といわれるだけあり、美味しいお菓子がたくさんあります。中国に旅行に行って食べて、ぜひ日本でも食べてみたいと感じることも多いでしょう。そこで中国の人気のお菓子の中で、日本でも入手できるものを紹介します。

日本で買える中国のお菓子【伝統のお祝いお菓子】見出し

Photo by inazakira

中国は長い歴史があり、お祝いなどの時に食べる伝統的なお菓子もさまざまあります。中には長い歴史の中で日本に伝来し、今では日本でもよく食べられるお菓子となっているものもいくつかあります。

伝統的なお菓子の中には、お祝いなど特別な日に食べられるものも多く、日本でもそんな特別な日のために通販などでお取り寄せして楽しむという方もいるようです。

そこで、日本でも入手可能な中国の伝統的なお菓子を紹介します。それぞれどんな時に食べるお菓子か決まっているので、ぜひそんな特別な日にお店や通販などで入手してみてください。

湯円・湯圓

中国の伝統的なお菓子としてまず紹介するのが「湯円」です。これはもち米を丸めて作ったもので、日本の白玉によく似ていますが、中に餡が入っているのが特徴です。

中国では冬至や春節の際に食べる伝統的なお菓子として知られており、団子を元宵節、つまり正月の満月の日に出る満月に見立てています。そのこともあって、紅白で作る場合が多いようです。

「湯円」の発音「タンユェン」が一家団欒を意味する言葉の発音に似ていることから、家族の幸福を願う伝統的な縁起物とされており、その日の朝に家族で食べるというのが中国の風習としてあります。

中国の地域によって少しずつ違いがあり、華北地方や東北地方では白玉粉を使った「元宵」があります。また胡麻や小豆などを餡にした甘いもののほか、肉などを餡にした塩辛いものなども作られます。

ちなみに、日本の「白玉」は鎌倉時代、もしくは室町時代に、中国からの渡来僧によりもたらされたという説もあるということです。

湯円は名前の通り、丸い団子をお湯の中に入れて供すため、冬至などの寒い時期でも温かい状態で食べることができる点もおすすめポイントです。通販でも購入できるので、ぜひ冬至の日などに試してみてください。

寿桃包

「寿桃包」という名前は知らなくても「桃饅頭」と言われればわかるという方も多いのではないでしょうか。桃の形がとてもかわいらしいお菓子ですが、中国では特にお祝いの席には欠かせない伝統的なお菓子です。

は中国では「桃源郷」、「蟠桃」で示されるように、魔除けや不老不死の力がある仙果とされてきました。その桃の形を模した縁起物であり、高齢者の誕生日、結婚式などでは必ずと言っていいほど食べられています。

作り方としては小麦粉で作った皮に餡を包み、蒸すといういわゆる饅頭で、餡には小豆や蓮の実が使われます。桃のように形作り、先端を赤く、また時には緑の葉をつけることもあります。

有名なお菓子なので、中国はもちろんですが、日本でも中国料理のお店などで販売されていることが多く、通販などでも手に入れることができます。スーパーなどでも人気商品となっているようです。

また、長崎で作られている「桃カステラ」や、沖縄の「李桃餅」「桃菓子」などはいずれもこのお菓子の影響を受けており、見た目も似ているものが多く売られています。中には「子宝まん」といい、中に小さな桃饅頭がたくさん入った商品もあります。

八宝粥

Photo by avlxyz

12月8日は釈迦が悟りを開いた日「臘八節」です。中国ではこの日に食べる伝統的なお菓子があります。それが「八宝粥」です。「八宝」というのはお米の甘い粥の中に8種類の豆やナッツが入っています。

日本のぜんざいやお汁粉に似た食べ物で、中国ではお粥と言えば朝食メニューですが、こちらは甘いため、小腹が空いた時などにおやつとして食べられることが多いです。

伝統的なお菓子ですが、実は缶入りのものがお店などで売られていて、通販でも入手できるため、食べる機会はありそうです。日本のぜんざいと食べ比べてみるのもおすすめです。

中国グルメランキング!伝統料理・スイーツ・お菓子!旅行で美味しいを楽しもう!のイメージ
中国グルメランキング!伝統料理・スイーツ・お菓子!旅行で美味しいを楽しもう!
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日本で買える中国のお菓子【伝統のお菓子】見出し

Photo bymeongan278

日本のお店などで入手できる中国のお菓子の中には、伝統的に日本で好まれ愛されてきたお菓子もたくさんあります。実際に中華街のお店などでお土産として購入したことがあるというものも多いのではないでしょうか。

そこで次に、日本で伝統的に好まれてきた中国のお菓子を紹介します。これらのお菓子は中国のお菓子と言っても、日本でもなじみ深いものがあるのではないでしょうか。

月餅

Photo byvarintorn

中国のお菓子と言えば恐らく多くの方が「月餅」を連想するのではないでしょうか。月餅は「月」という字が入るように、中国の四大伝統行事の一つである「中秋節」お供えとして作られたのが始まりと言われています。

中秋の名月という言葉が日本にもありますが、中国でもこの中秋節はお月見を楽しむ日であり、満月を家族で愛でながら過ごす日です。満月は「家族の輪」「円満」の象徴であり、月餅はその満月のように丸い形をしています。

こんな月餅はなんと唐の時代から食べられていたと言われ、北宋の詩人や明代の書物などにも月餅が出てきており、古くから中国の人たちに親しまれていたことがわかります。

月餅にもいろいろなものがありますが、中でもよく知られているのが「広式月餅」というものです。これは薄い皮の中に小豆や胡麻、ナッツなどがたっぷり入った餡が入り、さらにアヒルの卵を塩水につけ、茹でたものの黄身が入ります。

また、日本では一般的に月餅というと甘いものですが、中国の地域によってもさまざまなタイプがあり、形や味もさまざまです。日本でも小豆餡のもののほか、蓮の実やナツメの餡、また餡の中にクルミやナッツを入れたものなど多様です。

もともとは大きなものを切り分け、数日にわたり食べていたため、水分少なめで作られたものが多いのも特徴です。水分が少なめなので、日持ちも比較的しますが、近年では一人で食べられる小ぶりなものが人気です。

麻花

「麻花」は日本では中華街などに多くのお店があり、「よりより」「唐人巻」などとも呼ばれるお菓子です。小麦粉をこねて油で揚げて作るお菓子ですが、半分に折ってねじって作る、文字通り「よりより」した形をしています。

もともと中国の陝西省で生まれたお菓子ですが、特に天津のお土産としても知られており、中国の天津に行くとたくさんのお店が並びます。日本には江戸時代に伝わったと言われています。

「麻花」という名前は、その形が麻の糸を撚ったように見えることからつけられたと言われます。この形から中国では、七夕の織姫にお供えするお菓子とされることが多いです。七夕の時の伝統的な行事食の一つと言えるでしょう。

また、実は素麺はもともと「索餅」という唐菓子がルーツと言われるのですが、この索餅は麻花のようなお菓子だったという説があります。その点では麻花は素麺のルーツの一つと言えるかもしれません。

なお、麻花は香ばしくさくさくとした食感のお菓子で、甘さ控えめに作られています。お店などでも購入できますが、自作も比較的簡単にできるので、ぜひチャレンジしてみてください。

糖葫芦

Photo by beggs

「糖葫芦」というのは串刺しにしたサンザシに飴をかけたお菓子です。サンザシというのは日本にも江戸時代に入ってきており、盆栽や庭木などで広く普及しています。

このサンザシの実は健胃、整腸などの生薬として使われるのですが、南宋時代ころからは薬膳の食材として知られるようになりました。ただ、そのままだと酸味が強いため、果実酒やドライフルーツ、糖葫芦などに加工されて食べられます。

中国北部で特に冬に食べられるお菓子と言われていますが、りんご飴のような甘いぱりぱりした飴が、サンザシの酸味とあって美味しいと人気が高く、お店などでも女性や子供を中心に好まれています。日本のお店では冷凍で売られています。

日本で買える中国のお菓子【辛いお菓子】見出し

Photo byannewang11

お菓子のことを「甘いもの」というように、お菓子は甘いものというのが一般的ですが、中国のお菓子の中には「辛いもの」があります。しかも日本の「塩辛い」お菓子ではなく、「辛い」お菓子があり、日本でもお店で購入できます。

そこで次に、日本で購入できる中国の辛いお菓子について紹介します。辛いお菓子は知らなかったという方はぜひ通販やお店で購入して試してみてください。

辣条

「辣条」は中国のスナック菓子のようなお菓子です。小麦粉とトウガラシを使い、それに塩や砂糖、調味料などを加えて高温で押し出して成形し作っています。もともとは中国の湖南省の料理です。

1998年、中国湖南省で大規模な洪水被害が起こり、農業に大きな影響が出ました。その際に生活のために作られたのが辣条だと言われています。最初は小さな商店で売られていましたが、一気に人気となり、今ではスーパーなどでも購入できます。

トウガラシを使っているため辛いお菓子で、英語圏ではスパイシートリップなどと呼ばれています。中国ではこれを製造する二大メーカーがあるとされ、このメーカーの商品を中心に中国全土で食べられています。

大辣棒

「大辣棒」もまた、中国の辛いお菓子として知られています。こちらもスナック菓子のような感覚で食べられるお菓子ですが、コショウやクミンなどのさまざまな香辛料を使って味つけして作っています。

小麦粉でできているので噛めば噛むほど辛い味と香辛料の香りがたち、やみつきになる美味しさだと言われています。パックに入って売られているので、通販などでも普通に入手できますし、日本でも簡単に入手することができます。

前に述べた「辣条」もそうですが、これらのお菓子はかなり辛いです。そのため、ついつい止まらなくなってしまいますが、食べ過ぎには十分注意しましょう。

日本で買える中国のお菓子【辛くないお菓子】見出し

Photo by *嘟嘟嘟*

日本のお店や通販で購入できる中国のお菓子は他にもあります。最後に今まで紹介したお菓子以外に美味しいと人気の高い中国のお菓子を紹介します。

これらのお菓子は通販のお取り寄せランキングでも上位に入ることが少なくないため、実際に食べたことがある方、また目にしたことがある方も多いでしょう。ぜひ機会があったら、実際に味わってみてください。

芝麻球

日本の中国料理のお店のデザートなどで食べたことがあるという方も多いのではないでしょうか。「芝麻球」という名前ではなく「胡麻団子」として供されていることが多いかもしれません。

胡麻の餡を白玉粉の餅で包んで丸め、表面に白胡麻や黒胡麻をまぶして揚げたお菓子で、胡麻の香ばしさと、表面はカリッと、中はもちっとした食感が楽しめるため、とても人気のあるお菓子です。

日本の中国料理のお店でも食べることができますし、通販でも人気商品としてよく売られています。日本でも人気が高いので、いろいろな場所で食べることができるでしょう。またスーパーなどでもスイーツとして販売していることもあります。

沙其馬

「沙其馬」は中国をはじめとする中華圏で広く食べられているお菓子の一つです。小麦粉に膨らし粉、卵を混ぜて油で揚げて、それに飴をからめて作っていて、日本の「おこし」に似ています。

もともとは中国の満州族が作り始めたお菓子なのですが、清朝時代に中国各地に派遣された満州族により中国全土から香港、台湾などに広まりました。これらの国では、コンビニなどふつうのお店でも気軽に購入できます。

また、香港ではこのお菓子を広東語で「馬仔」と呼び、競馬の際に縁起のよいお菓子として食べる風習もあります。柔らかく軽いですが、カロリーがあるので、朝食などに食べる方もいます。

洽洽香瓜子

「洽洽香瓜子」というのは「洽洽」というメーカーから販売されている「瓜子」のことです。「香」というのは五香味という中国ならではの味つけになっています。そのため独特の香りがあり、止まらなくなると評判です。

では「瓜子」とはなにかというと、ウリ科の植物の種の総称です。ひまわり、すいか、かぼちゃなどの種のことで、これに味を付けてあり、殻を割って中身を食べるお菓子です。「洽洽香瓜子」はひまわりの種です。

とても栄養価が高く、ビタミンやマグネシウムなどが豊富なため、中国の方はいつでも食べていると言っていいほどにみんなに好まれているお菓子です。なお、殻は手で剥くこともできますが、口の中で割るとスパイスの香りをより楽しめます。

日本でも中国のお菓子を楽しもう見出し

Photo byScribblingGeek

中国で人気のお菓子は、日本の中国料理のお店などでも扱っていますし、通販でも購入できることから、日本でもいろいろと食べることができます。中国の伝統的なお菓子や辛いお菓子など、さまざまな美味しさをぜひ味わってみてください。

投稿日: 2023年3月9日最終更新日: 2023年3月9日

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