京都の団子特集！美味しいと人気の甘味処TOP21をご紹介！

団子は神社仏閣や京都と関係があり、今宮神社の参道にある平安時代頃からある日本最古の和菓子屋・一文字屋和輔はあぶり餅のお店で同神社の祭事に起源があります。みたらし団子は下鴨神社の御手洗祭に起源があると言われています。茶団子は大正はじめ大茶万本店(宇治)が作りました。

現在、日本屈指の観光都市で神社仏閣がたくさんある京都には境内・参道などに多くの茶屋があります。そして茶(煎茶)・茶道と深く繋がりのある京都は菓子である団子とも深く繋がっています。ではご覧ください。

京都大原三千院の表参道にある茶屋で看板メニューは名物みたらし団子で、色艶がすごくテリッテリという評判です。クリームあんみつ・ぜんざい・ぜんさい(夏は冷やし、冬は温かい栗入り）、よもぎわらび餅・ところ天などがあります。またそばやごはんなどがあり、食事もできて便利です。

清水寺の境内にあり、豊かな杜に囲まれており、四季折々の風景が楽しる絶好のロケーションです。店名はあの有名な安政の大獄に由来するそうで、4代・150年ほどの歴史があります。こちらには茶団子があります。他にはぜんざい・お抹茶(菓子付き)、夏にはかき氷・ひやしあめなどがあります。

松尾大社の境内にあり、みたらし団子・きなこ団子があります。他にわらびもちがあり、きなこと黒蜜に2つ合わせの3種類あります。甘味は抹茶を付けられます。みたらし団子は薄色のタレで甘すぎない醤油味です。席からお庭が見え、外席もあります。酒の神様からなのか、日本酒とそばもます。

東寺境内にある茶店で、拝観(有料)すると利用できます。三色団子は昔ながらの感じで桜風味・白・よもぎの味です。ぜんざい・抹茶(和菓子付き)・ほうじ茶(和菓子付き)や、甘酒などがあります。外席があるので東寺の素晴らしい庭を観ながらお茶が楽しめ、季節により枝垂桜や紅葉になります。

嵯峨の二尊院近くの街道沿いの町家を改修したカフェです。みたらしとよもぎだんご(品名)は一串ずつ入って2種類を味わえ、京の甘味は白玉に粒あんこが乗った一品です。京の抹茶白玉ぜんざい・京の栗入りぜんざい・あべかわもちなどがあり、茶そばも充実しています。

紅葉で人気の高雄山の神護寺参道の石段途中にあり、高雄山と清滝川を眺めて食事やお茶ができます。おすすめのみたらし団子は餅が香ばしくやわらかモチモチで、タレの色はやや薄めながら甘辛い味です。道明寺餅を丹波大納言小豆のあんで包んだ名物のもみじ餅やお抹茶(お菓子付)があります。

清水寺入口付近(茶碗坂の東端北側)にあり、混むこの辺りにあって位置の関係で比較的空いている穴場です。みたらし団子・茶団子がああり、抹茶とのセットもあります。みたらし団子は甘辛味で、他にぜんざい・抹茶(菓子付き)などがあります。またそば・うどんがあり軽く食べることもできます。

看板メニューのみたらしだんごは横添えのきな粉をつけるスタイルです。抹茶の粉がかかった抹茶団子もあります。落水という抹茶を使った飲み物があり、ほのかな甘み(加糖)・爽やかな抹茶(無糖)の2種類あります。わらびもちが人気できなこ・抹茶・黒糖の3種類で、団子とのセットがあります。

今宮神社東門のすぐにある有名店で、あぶり餅は神社前の名物です。あぶり餅はきな粉をまぶしてあぶった一口大の餅に甘めの白味噌ダレをつけたものです。きな粉の風味と白味噌の微妙な甘さ加減と焦げ目が香ばしい味わいを出しています。店内は時代劇の撮影にも使われるほど雰囲気があります。

京阪七条駅を東側(鴨川の反対)に少し歩いた所にあるお店で、イートインが少しだけあります。みたらし団子は柔らかめの団子に波照間産黒糖を使った黒蜜風甘だれをつけた上にきな粉がかかった個性豊かな一品です。持ち帰りはきな粉が別分けの仕様で、柔らかめなのと黒糖を使っているので冷めてもおいしいとの評判です。

嵯峨の清涼寺の境内側のすぐ左にあります。広い境内にあり外席もあるので、雰囲気があり居心地もいいです。今宮神社で有名なあぶり餅がこちらでもいただけます。栗ぜんざい・抹茶ぜんざい・わらびもちなどがあり、煎茶が付きます。1人1品以上注文がルールのなので分け合うのがおすすめです。

愛宕神社の門前にある苔の瓦葺き屋根が特徴的なの歴史のある建物のお店です。鮎料理のようなものを中心に出すお店ですが、昼は茶屋として営業されています。米粉でできたねじった形の団子・志んこは、ニッキ・抹茶・白の三色三味で、きなこと黒砂糖のソースをつけていただきます。

錦市場にある黒豆専門店が出しているお店です。みたらし団子(みたらし・黒豆みたらし)はかける黒豆きな粉を、自分で石臼を挽いて作れる体験が好評です。栗入りぜんざい(温・冷、ちりめん山椒付)やあんみつもあります。黒豆アイス・鬼の力餅(平日限定)など専門店ならではの品揃えもあります。

哲学の道沿いのお店です。こちらの“花とだんご(品名)”はお店のコンセプトにもあるように着色料・添加物のない落ち着いた色あいで、もちもちしています。白い団子のところに乗せられた桜の花がいいポイントになっていて、春に桜の咲くこの場にピッタリです。緑は抹茶、茶は黒豆のきな粉です。

桂離宮前にあり、奥が茶店になっています。メニューに季節感があり、春夏の葛を使ったかつら女(め)・冷やしぜんさい・あんみつ、冬季限定のみたらしだんご(醤油・白みそ)、2月からの焼よもぎだんごなど季節で変わるものがあります。皮が分厚くてあんがしっかり入った麦代餅が有名です。

宇治茶の有名店・祇園辻利本店の上階にあり、内観も含め本格抹茶と共に楽しめるお店です。おすすめは抹茶十徳(セット)で、3本の団子と十徳(抹茶)のセットです。団子は白玉きなこ・白玉粒あん・抹茶団子粒あんで抹茶みつ付き(別)です。味くらべ(団子とわらびもち)や都路里ぜんざいもあります。

三条大橋の近くの有名店で、人気のみたらし団子はタレがなければネギ串を思わせる独特の形で、タレにとろみがあってよく絡んでおり、焦げ目のほろ苦さとあいまって一味違う味わいです。もちっりとした白玉を使ったメニューも豊富で、きなこ白玉・ぜんざい・人気のあるかき氷と色々あります。

東山の八坂通にあるお店です。鈴なり団子はかなり豆皿にのる小さな団子が一串3個のものが5本で、みたらし・粒あん・京風白みそ・いそべ焼き・黒ごま醤油の5種類で、5種類を1本ずつ楽しめる団楽(セット)があります。ともに人気の鈴なり最中もあり、鈴の形をしていて中に団子が入っています。

下鴨神社近くの有名店で、みたらし団子の発祥の地と言われています。この団子の形は五体を表しているそうで、文字通り頭の一つだけ離れています。柔らかい団子に黒砂糖をベースにしたまろやかなたれで、重くなく食べやすいです。外席は風情があって暖かければこちらでいただきたい感じです。

出町柳駅近くのお店で、みたらし・京きなこの団子に、店内限定でバター醤油・七味醤油・海苔醤油の団子がある攻めた品揃えです。メディアに出て急に人気が出たのか公式HPによると当分の間はテイクアウトのみで、催事出店による定休日以外の休みがあるので事前調査をおすすめします。

京福線嵐山駅近くの120坪以上(約400平米)の旧邸宅を改装し、ソファ席・和室に日本庭園を備えた茶室のようなカフェです。おすすめはほくほくお団子セットで、卓上の七輪で焼いてあずき・みたらしたれをつける2種の団子と抹茶(最高級有機栽培)のセットです。ほっこりぜんざいセットもあります。

以上、京都の団子が美味しいおすすめ甘味処21店でした。この記事があなたの京都での喫茶探しの助けになればと思います。今回この記事を書いてみて改めて京都って色々なものをひっくるめて和菓子・茶の街だなと思うと同時に団子が身近にある街ともわかりました。

最後に冒頭の下鴨神社の写真をご覧ください。2位の古都香さんが下鴨神社の御手洗祭(みたらし祭り)に提灯を奉納されています。お気づきの方いましたか。やはり神社仏閣と団子は深い繋がりがあるんですね。最後までお読みいただきありがとうございました。