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長野弁(信州弁)の特徴やよく使う方言一覧!~ずらがかわいいと話題♪

長野弁(信州弁)の特徴やよく使う方言一覧!~ずらがかわいいと話題♪
投稿日: 2023年5月18日最終更新日: 2023年5月18日

8つの県と隣接し、独自の文化を歩んできた「長野県」。長野県は独特の長野弁が話されており、よく使うフレーズもいくつかあります。長野弁は信州弁とも呼ばれており、地域によってアクセントが異なるので事前にチェックしておきましょう。

語尾がほっこりしてかわいい長野弁(信州弁)を調査♪見出し

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日本アルプスの絶景が広がっていることで人気のある観光名所「長野」。長野では独特な長野弁が話されており、特徴のあるアクセントでかわいいと注目されています。

今回はそんな長野弁について詳しくご紹介します。長野弁のアクセントの特徴をはじめ、よく使うフレーズなど覚えておくと便利な長野弁を中心にお伝えしていくので目を通してみてください。

長野弁(信州弁)の特徴見出し

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長野弁のフレーズを知る前に、信州弁である長野弁の特徴を見ておきましょう。長野弁は標準語とアクセントの違うフレーズもあり、2021年の魅力度方言ランキングでは国内44位と低いです。

長野弁はその特徴から少し誤解を招いてしまう場合も多く、若い人たちは標準語に近い言葉で話すことからあまり知られていない方言もたくさん。特徴を知って予めアクセントなど練習しておきましょう。

同じ長野県でも地域ごとに方言が全く異なる

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長野県はとにかく広いので、群馬県・埼玉県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・富山県・新潟県と8つの県に囲まれています。そのため、長野県内でもその地域によって長野弁が異なります

驚くことに長野県民同士でも分からないフレーズがあり、お互いに何を話しているかわからないこともあるそうです。隣接する県の方言に近いフレーズが多いので注意しましょう。

語尾

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長野弁で最大の特徴といえば、語尾にあります。長野弁の語尾は少し乱暴に感じるフレーズが多いので、初めて長野弁を聞く方は口調が強い、怖いと勘違いしてしまう方も多いです。

長野弁を話すときはその地域によってよく使う語尾を調べておくのがおすすめ。語尾のアクセントも長野県内の地域によって違うので、長野弁にとって語尾は重要なポイントでもあります。

~だ、~ずらが有名

信州弁の語尾でよく使うのが「~だ」と「~ずら」です。まず信州弁でよく聞く特徴的な「~だ」は、例えば「今日、図書館行くだ?」と使用します。これは「今日図書館に行くの?」という意味になります。

長野弁でも松本・諏訪地方を代表する信州弁が「~ずら」。若い世代を中心にあまり使わなくなった長野弁ですが、年配の方や幼少の頃から言っている方はいまだによく使うフレーズでもあります。

「~ずら」は例えば「明日は雨ずら」や「今日は雪が降るずら」など「~だろう」という意味。少し強めのイントネーションになるので、初めての方は注意しましょう。

アクセント

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長野弁・信州弁のアクセントの特徴は標準語と違い、語頭が高くなることです。例えばいちごは「い」、服は「ふ」、長袖は「な」など語頭のアクセントが高く強めに言うのが最大の特徴でもあります。

標準語では疑問文の場合、アクセントは語尾があがっていくのが特徴的。ですが、長野弁では疑問文でも語尾が下がっていきます。標準語に慣れている方はあまり聞きなれないアクセントなので、長野へ引っ越す場合は注意が必要です。

怖いと思われてしまうことも…

標準語とアクセントの違う長野弁は、初めて聞く方に怖いと思われてしまうことが多くあります。長野県でもとくに南信エリアではきつい口調のフレーズを使用するので、他県民の方が会話を聞くと喧嘩していると思われることも。

また、早口言葉に聞こえる長野弁もあるので、急かされているような気分になるとの声も寄せられています。あくまでも長野弁で話していることなので、まずはアクセントを学んで聞きなれていくことが必要です。

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長野弁一覧 | 日常でよく使うフレーズ見出し

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数ある長野弁の中には、日常会話でよく使うフレーズもいくつかあります。信州弁など長野県内でもよく使うフレーズが違ってきますが、代表的な長野弁一覧をお伝えしていきます。

日常会話でよく使う長野弁は、若い世代の方が使用していることも多いです。長野へ引っ越す予定の方、旅行へ行く予定の方は日常会話のフレーズだけでも覚えておくと現地の人と楽しく会話することができます。

~だら/~ずら/~だに

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数ある長野弁の中でもよく使うフレーズが「~だら」・「~ずら」・「~だに」です。まず「~だら」は「〜だよね?」、「~ずら」は「~でしょ?」、「~だに」は「~ですよ」の意味になります。

長野弁一覧でもよく使う信州弁なので、覚えておいて損はありません。とくに「~ずら」は全国的にも有名な長野弁になり、語尾がとてもかわいいと若い世代からも注目されています。

いただきました

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長野県でも南信エリアでよく使うフレーズ「いただきました」。いただきましたは「ごちそうさま」を意味しており、毎食のご飯の後に良く聞かれる長野弁でもあります。

ちなみに「いただきました」は、自分の食事が終わったときのみ使用する言葉です。誰かに奢ってもらったときは、標準語と同じ「ごちそうさまでした」を利用する傾向があります。

ほぉけえ?

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信州弁の中でも、友達との日常会話でよく使うのが「ほぉけえ?」。ほぉけえ?は長野弁一覧でもかわいいと言われているフレーズになり、柔らかい印象のある方言です。

ほぉけえ?は「そうだっけ?」や「そうなの?」を意味しており、仲の良い友達同士の会話でよく聞かれます。長野全土で話されているフレーズなので、引っ越す際は知っておくのがおすすめ。

ずく

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長野弁を代表するフレーズになり、長野全土で使用されています。この「ずく」とは根気ややる気を意味する言葉になり、主に会社での会話で聞かれるフレーズになります。

例えば「ずくやんでちゃー、なんにもできねーじ」は「やる気を惜しんでいたら、何もできませんよ」になったり、「ずくがあるねー」は「よく働くね」の意味です。

初めて聞く方は少し聞き取りづらいですが、自分のやる気に関する言葉になります。信州弁の「ずく」と他県で聞かれる「ずく」は意味合いが少しだけ違うのでニュアンスに注意が必要です。

ななかまっと

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普段から標準語を話している方には分かりづらい長野弁「ななかまっと」。この「ななかまっと」とは「いじめちゃだめだよ」を意味している長野弁になります。

学校や会社などいろんな場所で使用できるフレーズになり、子供のいる家庭では覚えておいて損はありません。少し強いアクセントなので怒っているようにも聞こえてしまうフレーズとしても有名です。

じょんのびだ

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長野県でも新潟に近い場所の方言になり、よく使う「じょんのびだ」。じょんのびだとは「楽だ」との意味になり、ゆっくりや極楽と言った意味も含まれているフレーズです。

じょんのびだは温泉施設や、友達を家に招く際にゆっくりしていきなという意味を込めて使われます。標準語からすると聞きなれないフレーズですが、長野弁一覧でもかわいいと言われています。

ごむせー

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長野県内でも北部・南部とよく使うフレーズ「ごむせー」。ごむせーとは「汚い」・「不潔」・「汚らわしい」と意味する言葉になり、初めての方は「ゴム製」と聞き間違えやすいので注意しましょう。

言葉に起こすと「ごむせえ」ではなく「ごむせー」になるのでこれもポイントです。例文としては「このごむせー部屋なっちょかしたら?」は「この汚い部屋どうにかしたら?」となります。

めた

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長野弁でもかわいいと言われているのが「めた」。長野弁の「めた」は「やたら」・「とても」・「ますます」などの意味が含まれています。女子同士の会話でよく使うフレーズとしても有名です。

例えば「めたいけねーわ」は「もう全然ダメ」の意味になり、「めたかわいくない?」は「とてもかわいくない?」となります。標準語でいう「超」の意味があり、聞こえがとてもかわいい方言です。

長野弁一覧 | かわいいフレーズ見出し

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長野の方言一覧の中には、初めて聞く方でも思わずかわいいと言ってしまうフレーズもたくさんあります。かわいいフレーズは若い世代からも人気が高く、長野市内でもよく聞かれている方言です。

長野弁のかわいいフレーズは標準語からは想像つかないような意味を持った方言もあります。知らずに使っていると恥ずかしい思いをする可能性も高いので、必ず目を通すようにしましょう。

おかたしけ

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長野弁一覧でも消えつつある珍しいフレーズ「おかたしけ」。おかたしけとは「心から感謝しています」を意味しており、物腰の柔らかいイントネーションなのでかわいい方言とも言われています。

また、通常通り「ありがとう」という意味を込めて使っている地域もあります。他県民からすると聞きなれないフレーズですが、感謝を伝えている言葉なので覚えておきましょう。

わにる

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長野弁のフレーズとしてはもちろん、小さい子供相手にもかわいい意味を込めて使うのが「わにる」。わにるとは「人見知りする」・「はにかむ」と言った意味があり、人見知り相手に使用します。

例えば「わにちゃって、でてこない」は「人見知りして、出て来ない」と変換されます。フレーズがかわいく、イントネーションも柔らかいので優しい方言です。

はーるかぶり

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久々に再会した相手によく使うフレーズ「はーるかぶり」。はーるかぶりは「久しぶり」の意味があり、友達や家族ではもちろん、目上の方へも使用する長野弁です。

例えば「はーるかぶりだなぁ。元気にしとった?」は「久しぶりだね。元気にしてた?」になり、目上の方への挨拶は「はるかぶりでございます」が「お久しぶりでございます」になります。

やぶちゃ

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長野弁でも聞きなれないかわいいフレーズが「やぶちゃ」。やぶちゃは「みんな」の意味があり、学校や会社など集団行動の際に使用する方言になります。

例えば「もうやぶちゃ集まっとるよ」は「もうみんな集まっているよ」の意味です。やぶちゃの言い方がかわいいと注目されている長野弁でもあります。

こんぼこ

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長野弁の「こんぼこ」とは、幼児や赤ちゃんを意味する言葉になります。地域によってはこんぼこではなく「こんぼ」や「ぼこ」など少し違うフレーズで読んでいる場合も多いです。

例えば「こんぼこ、しょいましょ」は「赤ちゃんを背負います」と変換されます。あくまでも幼児までをこんぼこと呼ぶ傾向があるので、小学生までの相手にしましょう。

もーもーし

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長野弁一覧でもかわいいフレーズ「もーもーし」ですが、標準語にすると「うっとうしい」という意味があります。もーもーしはイントネーションもかわいいので、日常会話で使ってみるのもおすすめです。

例えば「もーもーしーお天気さまで」は「うっとうしい天気ですね」の意味になります。長野で天気の話をすると聞かれるワードでもあるのでチェックしておきましょう。

やんばいに

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長野弁でも長野全土でよく聞かれるかわいいフレーズ「やんばいに」。やんばいには「ほっとする」や「安心する」という意味が込められており、カップルでも使用する方言です。

他県でも使用されている言葉ですが、長野弁の「やんばいに」は物腰を柔らかく言う傾向があります。語尾のアクセントもそこまで強くないのでおすすめ。

おいでなんしょ

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長野でも代表する方言になり、ショップ名にもなっている「おいでなんしょ」。長野弁の「おいでなんしょ」とは「よくお越しくださいました」の意味があり、感謝の言葉に含まれています。

他にも家族や仲の良い友達に対して「また来てね」の意味を込めて使う場合も。言い方がとてもかわいいので、女性が言うときゅんとするフレーズでもあります。

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長野弁一覧 | 難解でおもしろいフレーズ見出し

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長野弁一覧の中には、言葉だけでは意味まで分からない難しいフレーズがたくさんあります。面白いフレーズもあり、方言ならではの言い回しにワクワクします。

長野弁の面白い難解なフレーズは長野へ引っ越す前に目を通しておくのがおすすめです。地域によっても違うので合わせてチェックしておきましょう。

くれる

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長野弁でも意味が難しいと言われているのが「くれる」。この「くれる」とは「あげる」や「与える」の意味があり、例えば「花に水をくれてきて」は「花に水をあげてきて」となります。

「くれる」は「あげる」ですが、「くれた」になると「ものをもらった」という意味に。南信エリアでよく使用されるフレーズなので覚えておくのがおすすめです。

だだくさもない

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長野県でも南信エリアでよく使うフレーズ「だだくさもない」。長野弁の「だだくさもない」とは「たくさんある」を意味しており、聞いただけでは分かりにくいフレーズです。

「だだくさもない」は長野でもあまり使われなくなったフレーズになります。ですが年配の方の間ではよく聞かれるので、覚えておくのがおすすめ。

やくやく

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長野弁でも頻繁に使用されているのが「やくやく」。長野弁の「やくやく」とは「わざわざ」を意味しており、日常会話でもよく聞かれます。

例えば「やくやく来たのに、留守だ」は「わざわざ来たのに、留守だ」となります。初めての方は「焼く」と間違えやすいので注意しましょう。

いかず

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長野弁でも逆の意味に捉えやすいのが「いかず」。いかずとは「行かない」ではなく、「行きましょう」の意味になります。

初めての方は逆の意味に覚えてしまうので注意が必要です。長野県民から「いかず」と言われたら「行きましょう」なので間違えないように。

まめ

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長野弁でかわいいとも言われているフレーズ「まめ」。この「まめ」とは「丈夫」や「元気」という意味があり、子供に対しても使用します。

南信エリアで使用されている方言なので、北側ではあまり通じないことも。使用するエリアによって違うので注意が必要です。

ととけんけ

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長野弁でかわいいとも言われているのが「ととけんけ」。聞いただけでは何のことか分かりませんが、「ととけんけ」とは「突き出した頭の毛」を意味します。

主に南信エリアでの方言になりますが、最近では若い世代には通じません。年配同士で聞かれる方言なので、覚えておくのがおすすめです。

いつける

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長野県でもあまり聞かれない珍しいフレーズが「いつける」。「いつける」とは「結びつける」を意味しており、学校でたまに聞くようなワードです。

例えば「この紐を棒にいつけて」は「この紐を棒に結び付けて」の意味になります。若い世代でも使っている人のいるフレーズです。

~するしない?

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初めて聞く方が困惑してしまう長野弁が「~するしない?」。この「~するしない?」は「~しませんか?」や「~しよう?」という意味になります。

数ある長野弁の中でも分かりづらいフレーズなので、引っ越したり長野へ嫁ぐ方は注意が必要です。アクセントも強いので、怒っているようにも聞こえてしまいます。

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長野に旅行に行ったときに長野弁を使うともっと楽しい♪見出し

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大自然に囲まれ、独自の文化を歩んできた観光名所「長野」。長野には地域によって違うフレーズの方言がいくつもあり、長野の文化を感じることができます。

長野弁をいくつか知っておくことで、現地の人との会話を楽しめます。ぜひ、長野弁を知りたい方はこの記事を参考にしてみてください。

投稿日: 2023年5月18日最終更新日: 2023年5月18日

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