【関東】岩手名物わんこそば体験スポット4選！東京の人気店や料金＆当日の流れも

岩手県の名物といえばわんこそばを思い浮かべる方が多いです。岩手県の中でも特に盛岡市と花巻市で盛んに食べられています。わんこそばは、一口ずつに小分けされたそばを給仕がお椀に入れてくれるので、それをどんどん食べていきます。

一口に小分けされているそばは10杯から15杯食べると通常の1人前の量になりますが、女性では40杯、男性は60杯ほどの量を食べる方が多いです。また、わんこそばは通常のそばに比べ長めに切られているのが特徴です。

そのため、わんこそばの喉越しもよくツルツルとリズミカルに食べやすくなっています。薬味も様々な種類が用意されているので、味に変化をつけてたくさんの量を食べやすいです。

おいしいそばの味を楽しむのはもちろん、リズミカルな給仕とのやり取りも楽しめるわんこそばですが、本場である岩手県まで行かなくても関東で体験できるお店があります。

今回の記事では岩手県名物のわんこそばを食べられる東京や神奈川などのお店を紹介します。関東にいながらちょっとした旅行気分を味わえるのでぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

なお、こちらの情報は2023年6月時点のものです。実際に行く前にお店の公式HPなどで最新の情報を確認することをおすすめします。

一般的なわんこそばは給仕がお客さんのお椀にそばを入れていくスタイルですが、関東にあるくるくるわんこでは少し変わった食べ方でわんこそばを楽しめます。なんと立ち食いスタイルの店内にはわんこそばが回転するレールが設置されています。

くるくるわんこではこのレールの上を、回転寿司のようにわんこそばが回ってきます。今までのわんこそばとは違うスタイルになっており、自分のペースでわんこそばを食べやすくなっています。関東の中でも一味違うわんこそばの楽しみ方です。

給仕がどんどん入れてくるわんこそばのような掛け合いはありませんが、自分のペースでわんこそばを楽しみたい方におすすめです。わんこそばを楽しむ店内は朱色の壁や冨嶽三十六景など、日本を感じられる内装になっています。

くるくるわんこでは店内に本日の最高記録も表示されているので、大食いに自信のある方も楽しめます。また、わんこそばを100杯以上食べた方には記念品のプレゼントがあるので挑戦してみましょう。

席に着くとお椀やつゆなど、わんこそばの基本セットが到着します。時間内の途中退席はできないので、お手洗いなどは済ませておきましょう。食べ方は通常のわんこそばと一緒で、レーンに流れているわんこそばを取ったら自分のお椀に移して食べます。

1杯は10gほど入っており一口でつるっと食べられます。時間の途中でおなか一杯になったときはベルでお知らせすると集計可能です。最後は店内にあるフォトスポットで、本日の記録とともに撮影できます。

くるくるわんこでは店内に入るとタッチパネルでコースを選んで支払いを済ませます。わんこそばのコースは2種類あり、通常わんことクイックわんこです。通常わんこは40分間なので、食事としてわんこそばを楽しみたい方はこちらがおすすめです。

クイックわんこは5分間の短いコースなので、小腹が空いたときや観光の合間にわんこそばを楽しみたい方は試してみましょう。わんこそば以外にドリンクや薬味なども充実しているので、飽きることなくわんこそばを楽しめます。

アルコールも用意されているので、仕事帰りのお客さんにも人気です。また、薬味は後から追加注文も可能ですが、追加で注文する場合には支払いが現金のみになります。

くるくるわんこは2022年6月に東京都新宿区に第1号店をオープンさせました。第1号店である新宿店は新宿駅東口から徒歩5分と好立地に位置しており、気軽に立ち寄りやすいです。営業時間は12:00〜21:00です。

くるくるわんこでは2つのコースが用意されていて、それぞれ料金が異なります。40分の基本コースである通常わんこそばは3,300円(税込)です。また、5分間で楽しめる1,100円(税込)のクイックわんこがあります。

最初の料金は基本セットの価格で、お椀やつゆなどが一式提供されます。薬味は各100円(税込)で、追加ネギや海苔に天かすなど8種類の用意があります。飲み物はソフトドリンクが各300円(税込)とアルコールが各500円(税込)です。

東京都新宿区に位置するつづらそばは盛だし式わんこそばを楽しめます。盛だし式わんこそばはあらかじめ小分けにされたそばが提供されるスタイルです。つづらそばでは、12皿に分けられたそばが提供されます。

小盛のそばが12皿と薬味、さらに天ぷらがセットになっているので、自分のペースでわんこそばを楽しめます。わんこそば12皿と天ぷらのセットでおなか一杯になるので、男性でも満足できる量でサラリーマンのお昼ご飯にもおすすめです。

また、岩手名物のわんこそばだけでなく福井名物つづらそばや京都名物にしんそばなど様々なそばを取り扱っています。そば粉や出汁の材料なども各地から取り寄せているこだわりの逸品なので、そば好きにおすすめです。

席に座ったらメニュー表を見て注文を決めましょう。つづらそばのわんこそばは盛だし式なので、一度注文すればセットで運ばれてきます。給仕はいないので、セットが運ばれたら自分のペースでわんこそばを楽しみましょう。

つづらそばは目白駅から徒歩10分とアクセスがいいので、気軽に行きやすく、都内でも人気の高いわんこそば店です。外観も趣のある昔ながらの造りになっています。貸し切りもできるので、忘年会や歓迎会などの利用にもおすすめです。

埼玉県でわんこそばを体験できる立川家は創業50年の老舗です。店内はカウンター席とテーブル席が用意されています。提供されているわんこそばは元祖本庄わんこそばといい盛り込み式です。

盛り込み式なので、一口ごとに分けられているおそばが提供されます。基本セットとして最初にわんこそば30杯と薬味が出てきます。制限時間は60分で、そばと薬味はお代わりできます。わんこそばは1杯16gがスタンダードですが、小川家では1杯18gとやや多めです。

味変しながらたくさんのわんこそばを楽しめておすすめです。さらに、デザートもセットになっているお得なセットです。また、わんこそば以外に通常のそばや一品料理などもそろっています。

最初に元祖本庄わんこそばを注文すると盛り込み式のわんこそばが提供されます。30杯が基本ですが、制限時間の60分以内であればお代わりができます。お代わりは10杯や20杯とおなかの調子に合わせて食べきれる分だけ注文しましょう。

また、小川家はわんこそば専門店ではなく通常のおそばも提供しているお蕎麦屋さんです。そのため、わんこそばを食べたい場合には事前に予約しておくとスムーズでおすすめです。

埼玉県に店舗を構える小川家は、本庄駅より歩いて約15分の場所にあります。駅前通りを北に向かって進むと元小山川があるので、そこを超えるとお店が見えてきます。店舗専用の駐車場も完備されているので、車での来店もおすすめです。

30杯からの提供となる盛り込み式わんこそばの料金は1人前3,400円(税込)です。少々高めの料金設定に感じる方もいらっしゃいます。しかし、薬味とそばはお代わり可能になっています。さらに、デザートもセットになっているので実はお得な料金です。

神奈川にもわんこそばが楽しめるお店があります。たち花というお蕎麦屋さんは神奈川で人気のわんこそばを体験できるお店です。神奈川のたち花でわんこそばを食べたいときには予約が必要なので、事前に連絡しましょう。

たち花のわんこそばは時間無制限で楽しめます。しかし、途中で席を立つことはできないので、事前にお手洗いなどは済ましておいてください。また、食休みなど休憩もできません。たち花では、本場岩手のように給仕がおそばを入れてくれます。

掛け声をかけながらリズミカルにそばが入れられるので、薬味で味を変えながらどんどん食べ進めましょう。盛り込み式ではなく、リズミカルにわんこそばを食べたい方は神奈川のたち花がおすすめです。

たち花ではわんこそば以外にざるそばなども提供しているお蕎麦屋さんです。そのため、たち花でわんこそばを楽しむときには事前に予約が必要です。たち花では事前に予約を行えば、幼児から大人までわんこそばを楽しめます。

たち花は神奈川にあり、東横線東白楽駅の裏にあります。営業時間は11時半から21時までなので、ランチにも仕事帰りにも利用しやすいです。わんこそばは事前予約が必要ですが、それ以外のメニューであれば予約なしで利用できます。

たち花では幼児と小学生、大人で料金が異なります。幼児は1,650円(税込)、小学生は2,850円(税込)、大人は3,300円(税込)でわんこそばを楽しめます。年齢により価格設定も違うので、家族で楽しみやすくおすすめです。

神奈川や東京など、関東でもわんこそばを体験できるお店は多数あります。岩手まで行く機会がないけどわんこそばを食べたいという方は、今回の記事を参考に神奈川や東京など、関東にあるお店でわんこそばを楽しんでみてください。