イノダコーヒのおすすめメニュー13選！京の朝食など限定メニューの口コミも調査

京都に本店がある「イノダコーヒ」は、京都の人たちに古くから愛される喫茶店であり。定番観光スポットの一つでもあります。2023年8月現在、人気のあるおすすめメニューを紹介します。HPなどで確認し、ぜひ行ってみてください。

ところで、「イノダコーヒ」とはどのようなお店なのでしょうか。イノダコーヒというのは京都を中心に展開している、本格コーヒーが楽しめる喫茶店です。1940年に現在の本店のところでコーヒーの卸売りを始めたことに起源を持ちます。

2023年現在では、京都市内を中心にして、東京、横浜、広島などに支店を持っています。また店舗によっては「京の朝食」のような限定メニューを用意しているところもあります。

京都というと抹茶系メニューなど、「和」のイメージが強いのですが、一方で「新しもの好き」の気風もあります。よく言われるのがパンの消費量が国内トップクラスであるということですが、コーヒーの消費量もとても多いです。

そのため京都には、古い歴史を持つ喫茶店がとても多いです。中には教科書などに出てくるような文人が贔屓にしていたという店もあります。イノダコーヒもそのような喫茶店の一つでもあります。

価格帯としてはやや高めなのですが、職人が焙煎した豆をネルドリップで淹れることにこだわっており、いつでも本格的なコーヒーが楽しめると評判です。コーヒー好きなら一度は行きたい喫茶店と言っていいでしょう。

また「イノダコーヒ」が人気なのは、そのクオリティの高いコーヒーと共に味わうメニューがとても充実している点が挙げられます。エレガントで贅沢感があるメニューは、これだけでも行く価値があると言えるほどです。

中でも「京の朝食」などのメニューは、店舗限定メニューで、まるでホテルのモーニングのような豪華さと評判になっており、ぜひ食べたいという方が多いです。イノダコーヒに行く前にこれらの店舗限定メニューのチェックもしていきましょう。

また、店舗もレトロな雰囲気の所が多く、店舗の建物自体が観光スポットというところも少なくありません。特に本店は外観は町屋風、内装は洋館風で、とてもおしゃれです。

ところで、こちらの店名ですが、「イノダコーヒ」であり、「イノダコーヒ―」ではありません。なぜコーヒーと伸ばさないのかというと、もともと京都ではかつては「コーヒー」と伸ばさず、「コーヒ」と書いていた習慣があるからです。

イノダコーヒのメニューといったらまずは「アラビアの真珠」をあげねばなりません。このコーヒーはイノダコーヒ創業当初から提供されているブレンドコーヒーで、モカをベースにしたヨーロピアンタイプの深煎りブレンドです。

イノダコーヒでは、コーヒーに砂糖とミルクを加えて供するのが基本ですが、入れないで飲みたいという場合はその旨伝えれば対応してくれます。香りと酸味が特徴と言われ、砂糖とミルクが入るとより上品ですっきりとした味わいが楽しめます。

イノダコーヒのアラビアの真珠は、今述べたように創業当初から飲まれている、最も歴史の古いコーヒーでもあります。そのため口コミも多く、イノダコーヒを利用する多くの方がこのメニューを楽しんでいることがわかります。

口コミを見ると、全体的に上品で飲みやすいコーヒーという方が多いようです。特に京都旅の途中など疲れた時に、砂糖とミルクを入れた状態で飲むと、疲れが癒されるように感じるという口コミも見られました。

イノダコーヒで「アラビアの真珠」と並ぶ有名なコーヒーが「コロンビアのエメラルド」です。こちらは名前の通り、コロンビア産の豆をベースにして作られたブレンドコーヒーです。

イノダコーヒでは豆の販売もしていますが、こちらの豆はパッケージもエメラルドをイメージさせる緑色の缶となっています。アラビアの真珠は赤なので、ギフトなどでも色合いがとてもきれいです。

香りと酸味が強めのコーヒーですが、苦みが少ないブレンドなので、飲みやすいという方が多いです。コクもあり、本格的なコーヒーを楽しみたい方におすすめです。

「コロンビアのエメラルド」もイノダコーヒの有名なコーヒーなので、こちらも口コミがとても多く見られます。中にはアラビアの真珠と飲み比べをしてみたという方も多く、それぞれの味の違いについて紹介している方もいます。

それらをみると、酸味はあるものの、苦みが少ないために飲みやすいという方が多いようです。コーヒーの苦みが苦手という方にもおすすめのコーヒーと言えるでしょう。

先ほど述べたように、イノダコーヒのコーヒーは砂糖とミルクが入るのが定番です。一説には京都の喫茶店ではいわゆるミルクコーヒーを提供する店が多い、昔、商談の際に入れ忘れることが多かったので最初から入れたなど言われています。

カフェオレもイノダコーヒの人気メニューの一つです。カフェオレはミルクとコーヒーがだいたい1対1で入るものを指すことが多いですが、その分まろやかであり、ふだんあまりコーヒーを飲みなれていない方にもおすすめです。

イノダコーヒのカフェオレは、コクのあるコーヒーを使っているため、ミルクのまろやかさとコーヒーの香りとコクがよく合い、とても飲みやすいです。

イノダコーヒのカフェオレも、いつも飲むという常連が多いメニューの一つです。イノダコーヒのコーヒーはコク深いものが多いので、ミルクを加えることでよりまろやかで飲みやすくなることから、日常的に楽しんでいる方も多いことがわかります。

口コミの中には、砂糖を抜いて飲むのが好きという方も見られました。カフェオレはミルクが入る分まろやかになるので、砂糖抜きでコーヒーの味をより感じる飲み方にするのもおすすめです。

イノダコーヒというと店名が示す通り、コーヒーがメインのお店なのですが、コーヒー以外にも人気のドリンクがあります。特に気温が高くなると人気が高まるのが「レモンスカッシュ」です。

冷たくてレモンと炭酸の爽やかさがよく効いているこちらのドリンクは、暑い京都の観光のあとの一休みにぴったりです。もちろん大人も子どもも安心して飲むことができるので、ぜひおためしください。

イノダコーヒのレモンスカッシュの口コミを見ると、やはりその爽やかさがとても高く評価されていることがわかります。炭酸がよく効いているので飲みやすいのもとてもいいところです。

また、グラスが大きく、たっぷりと飲めるのも口コミでの評価が高いです。特に汗をかいたあと、これを飲むとすっきりするという口コミが見られました。

イノダコーヒのメニューの中には「イタリアン」というものがあります。パスタメニューのイタリアンというのは知らないという方が多いかもしれませんが、実は西日本の一部では、ナポリタンのことをイタリアンと呼ぶのだそうです。

イノダコーヒのイタリアンももっちり太い麺に自家製トマトスープを使い、ピーマン、ハム、玉ねぎ、マッシュルームなどの定番具材を加えています。さらに伝統を感じさせる銀の皿で供されるという、イノダコーヒの歴史が見えるような一品です。

ちなみにイノダコーヒにはホワイトソースを使った「ボルセナ」というパスタもあり、地元の常連の中には「赤い方」「白い方」と注文する方もいるそうです。

イノダコーヒの「赤い方」のパスタですが、パスタの麺、レシピとも昔ながらのものであり、いつ食べてもこの味という、安定の美味しさが楽しめると口コミでも評判になっています。

日本人にとっては親しみのあるパスタメニューということもあり、とても食べやすいという評判も見られました。コーヒーと合わせて、ランチにいかがでしょうか。

イノダコーヒは八条口側と京都ポルタの中、つまり京都駅のほぼ構内というところに2店舗あります。これらの店は立地の関係で、新幹線に乗る前に寄る方も多く、コーヒーなどをテイクアウトする方も多いです。

その代表的なメニューが「ビーフカツサンド」です。国産の牛肉を使い、かなり厚みがあるのが特徴で、その分肉のジューシーさやうまみがたっぷり感じられるのがおすすめポイントです。

豪華な分、値段は少し張るのですが、その値段分の価値は十分にあると評判になっています。店舗で食べるのはもちろん、新幹線に乗る前にテイクアウトして、景色を楽しみながら食べるのもおすすめです。

「ビーフカツサンド」の口コミを見ると、まずこの肉のボリューム感に驚いたという方が多いことがわかります。ボリュームがあるため、食べごたえがあり、贅沢感が感じられる点が口コミでも高く評価されていました。

カツサンドはいろいろなところで販売されているのですが、ビーフカツそのものも比較的珍しいですし、高級感もあります。ランチはもちろん、朝食メニューとして選ぶという口コミも見られました。

ハンバーグとパンの取り合わせといえばハンバーガーですが、イノダコーヒにはハンバーグサンドというメニューがあります。食パンにチーズとハンバーグをサンドしたサンドイッチメニューの一つです。

上品な味わいのハンバーグにチーズ、そしてサクッと焼けているパンの組み合わせがとてもよいです。ハンバーグのソースがパンにしみているのも絶妙です。

イノダコーヒはサンドイッチメニューも豊富ですが、こちらのハンバーグサンドも根強い人気のあるメニューです。実際口コミを見ると、これが一番お気に入りという方も多いことがわかります。

ハンバーグもみっちりと詰まっており、食べごたえもあるので、しっかりランチを食べたいという方にも人気です。ただし、横浜や広島など、提供していない店舗もありますので、確認をおすすめします。

近年では「大人のお子様ランチ」がブームになるほどの人気メニューであるお子様ランチですが、イノダコーヒにも「お子様」を名乗るメニューがあります。それが「イノダお子様プレート」です。

こちらのメニューは「お子様」とありますが、大人も頼むことができます。スープ、オレンジジュース、お子様プレートがセットになっています。プレートにはナポリタン、ハンバーグ、エビフライなどに、デザートのサンデーがついています。

誰もが好むおかずメニューにデザートもついていてとにかくかわいらしく、SNS映えもしそうな一品です。ぜひ大人のお子様ランチを楽しんでください。

先ほど述べたように、大人であってもお子様ランチには魅力を感じる方が多いです。このイノダコーヒのメニューは「お子様ランチを食べたい」という方からの好意的口コミがとても多いメニューです。

なんといっても人気メニューがいろいろ食べられる点や、見た目がかわいらしい点の氷菓が高く、スープなども揃っている点が口コミでも評価されています。

気になるのが量ですが、小食の方であれば問題なくお腹いっぱいになるということです。また日によってメニューの内容に変化がある可能性もあります。

イノダコーヒのフードメニューの中でも一番人気と言っていい、また京都観光案内などでも取り上げられることが多いのが「京の朝食」です。この京の朝食はクロワッサンにハム、卵、サラダ、オレンジジュース、コーヒーなどがついています。

メニューを見ただけでもその豪華さがうかがえますが、実際京の朝食はホテルのモーニングにひけをとらないと言われており、わざわざこれを食べるためにイノダコーヒを訪れる方も多いほどです。

この京の朝食は、開店から11時までと時間が限定されたメニューです。京都旅の時にちょっと早起きして、今日の朝食を食べるのもおすすめです。

今述べたように、京の朝食は京都の観光案内などにも必ずと言っていいほど取り上げられる、イノダコーヒを象徴するメニューの一つです。そのため実際に食べたことがある方も多く、口コミも多数見られます。

これらの口コミを見ると、いずれもその豪華さに目を奪われたというものが多いです。朝早く起きて、これを食べにわざわざイノダコーヒに行ったという口コミも多く見られました。

京の朝食で注意したいのが、食べられる店舗がどこなのかという点です。2023年8月現在、京の朝食を食べることができるのは、本店、ポルタ支店、八条口支店の3店となっています。

つまり、京の朝食という名前だからといって、京都の支店ならばどこでも食べられるというわけではないのです。本店と京都駅にある支店で食べられるということになります。

京の朝食は京都市内の限定店舗で供されているメニューですが、実は京都市以外の店舗で供されているのが「京のブランチ」です。ブランチという名前の通り、提供時間が昼過ぎまでとなっているため、ランチで利用する方も多いです。

メニューの内容もクロワッサンにスクランブルエッグ、ハム、ソーセージに野菜、オレンジジュースにコーヒーととても充実しており、ランチでも十分に満足できるメニューとなっています。

先ほど、京の朝食の紹介で「ホテルのモーニングのよう」という口コミがあったと述べましたが、京のブランチも同様で、そのクオリティの高さが特に評価されています。

ボリュームがかなりあるので、それこそブランチとして食べて、これからどこかに出かけるという場合にもおすすめですし、ハムなどは独自に茅ケ崎のハム工房で作ったものを使うなど、そのこだわりも高評価となっていました。

気をつけたいのが、京のブランチが食べられる店舗です。このメニューは店舗限定メニューで、横浜高島屋、東京大丸の2店舗のみで食べることができます。

また提供時間は横浜が15時まで、東京が16時までです。ブランチというだけあって時間は長めですが、店舗により提供時間が違うので、行く場合は間違えないように確認してから行くことをおすすめします。

イノダコーヒのメニューの中で、ほとんどの人が知らないという、いわゆる「裏メニュー」が「洋食まかない丼」です。実はこのメニューは京都のふるさと納税のうち、「京都館会議」の限定企画として作られた「魔法のどんぶり」が必要なのです。

このどんぶりを持って、イノダコーヒの本店もしくは三条店に行くことで、このメニューを食べることができます。ただし、2022年3月から三条店は改築工事のため休館中です。

メニューはご飯の上にオムレツやハンバーグ、アスパラベーコンなどがカラフルに盛り付けられた丼で、見た目もとてもきれいで、SNS映えもしそうです。

今紹介したように、このメニューは「京都館会議」の限定企画としてつくられた限定中の限定メニューです。ふるさと納税をしてもらえる丼がないと食べることができません。

そのため口コミもあまりないのですが、この狭き門をくぐり抜けた方の意見を見ると、とても高く評価されていることがわかります。

いろいろな丼や裏メニューに興味があるという方ならば、ぜひふるさと納税をして食べてみてはいかがでしょうか。金額などチェックしてください。

イノダコーヒでは、コーヒーによく合う美味しいスイーツも供しています。ケーキなどはもちろんですが、中でも特に人気なのが「プリン」で、何度行っても売り切れて食べられなかったという方も少なくありません。

「ハイカラ」という言葉がぴったりなこのプリンは、かつて東京にあったドイツ菓子店のレシピを受け継いでおり、ちょっと固めでレトロな雰囲気です。盛り付けの銀皿も雰囲気があります。

今述べたように、イノダコーヒのプリンは何度行っても売り切れという口コミが出るほどの人気商品です。おしゃれな銀食器にちょっと固めなプリンは「ハイカラ」という言葉がぴったりです。

またこのプリンを使ったプリンパフェも人気が高く、バランスよく盛り付けられたフルーツや爽やかなレモンアイスがプリンの魅力を引き立てていると高評価です。

イノダコーヒの人気デザートとしてもう一つ、アップルパイを紹介しましょう。イノダコーヒのアップルパイは文字通りのりんごとパイ生地のみのシンプルなタイプですが、こまかなこだわりが感じられる一品です。

薄めのパイ生地に、スライスしたりんごが層状に入り、レーズンが飾りのように入っています。表面に塗られたジャムもつややかで、甘みを引き立ててくれます。

アップルパイも口コミ評価がとても高いスイーツです。サクサクのパイ生地に食べやすくスライスされたりんごで、さっぱりとした甘みと酸味が感じられるという口コミが見られます。

特にイノダコーヒのコク深いコーヒーとの相性は抜群で、美味しさを引き立ててくれます。甘みが体の疲れを癒してくれると、口コミでもこの組み合わせは絶賛されています。

京都発祥のイノダコーヒは、古くからの歴史の息遣いを感じるような雰囲気のよい建物と、本格的なコーヒーやフードを贅沢に楽しめる喫茶店です。限定メニューなども豊富なので、ぜひ優雅なひと時をお過ごしください。