台北グルメ特集！屋台から高級店まで絶品おすすめ料理を一挙ご紹介

台湾の美味しい料理が味わえるのは高級店だけではありません。台湾のソウルフード「魯肉飯」や「胡椒餅」、「麺線」など、屋台でも食べられる絶品の台湾B級グルメもたくさんあります。さっそく、台北の美味しいグルメとお店をご紹介していきましょう。

台湾グルメと言ったらまずは「魯肉飯」。甘辛くトロトロに煮た豚肉をご飯の上に乗せて食べる台湾の家庭料理のひとつで、屋台でも高級レストランでも味わうことができます。甘辛い味付けは、日本人も大好きな味。八角が入っている店とそうでないお店など、お店によって少しずつ味が違うので、食べ比べてみると楽しいかもしれません。

「鶏肉飯」は、鶏肉を裂いてご飯の上に乗せ、鶏の脂とタレをかけたもの。魯肉飯は甘辛味ですが、鶏肉飯は鶏の旨味を感じられるさっぱり味です。金峰魯肉飯へのアクセスは、MRT「中正紀念堂」駅で下車、2番出口を出て右に。少し進み右側にあります。

住所:台北市中正区羅斯福路一段10号

煮込んだ牛肉をたっぷりのせた「牛肉麺」も台湾グルメでポピュラーなもののひとつです。屋台でも食べられます。「紅焼牛肉麺」は、しょう油ベースでラー油が入ったピリ辛牛肉麺。牛すじもたくさん入っています。「清燉牛肉麺」は、牛肉のほか胡椒や山椒などを煮込んだあっさり系の麺。

永康牛肉麺館へのアクセスは、MRT「東門」駅で下車、3番出口を出て左へ。消防署がある、金山南路二段31巷まで直進。金山南路二段31巷で左折し、少し進むと左手にあります。

住所:台北市金山南路二段31巷17號 電話番号:02-2351-1051

台湾に行ったら小籠包を食べたいという方も多いですよね。世界中に支店を構える「鼎泰豊」は、1993年にはニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」のひとつに選ばれ、小籠包の高級料理店として一躍有名になりました。肉汁たっぷりの上品な「小籠包」は10個190元。海老がちょこんと上に乗ったかわいい焼売「蝦仁焼売」は10個320元。

黒酢3:しょう油1の割合で混ぜたタレに小籠包をからめ、レンゲの上にのせて生姜の千切りを添えます。少しかじって穴を開けて、まずはスープを楽しみましょう。一気に口に入れると火傷をしますので要注意。鼎泰豊へのアクセスは、MRT「東門」駅で下車、5番出口を出て右方向へまっすぐ進みます。永康街を超えてすぐの右手です。

住所:台北市信義路二段194号 電話番号:02-2321-8927、02-2321-8928

豆漿と言えば「阜杭豆漿」と真っ先に名前が挙がるほどの有名店です。豆漿とは、日本のものよりサラッとした豆乳。「阜杭豆漿」では大豆を水に浸けてふやかすところから始まり、すり下ろしてから煮るまで、毎日すべて手作りしています。鹹豆漿とは、豆漿を、プルプルの食感になるまで酢を入れて固めたもの。

小海老やザーサイ、ネギや台湾風揚げパン「油條」などを加えていただきます。地元の人にも観光客にも大人気。屋台などでも売っています。「阜杭豆漿」へのアクセスは、MRT板南線「善導寺」駅で下車。5番出口のすぐ脇、1階が「華山市場」になっている建物の2階です。

住所:台北市忠孝東路一段108号2F-28 電話番号:02-2392-2175

台湾と言えば「マンゴーかき氷」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。新鮮なマンゴーとマンゴーソースをたっぷり使った、美味しすぎるかき氷。氷そのものが果汁でできているタイプの「綿花甜」シリーズが登場し、大人気となりました。

マンゴーかき氷「新鮮芒果綿花甜」は夏季220元、冬季250元。苺のかき氷「新鮮草苺綿花甜」は夏季280元、冬季240元。「ICE MONSTER」へのアクセスは、MRT「国父紀念館」駅下車。1番出口を出て忠孝東路四段を右方向へ進むと右手にあります。

住所:台北市忠孝東路四段297号

「麺線」と言ったら「阿宗麺線」。1975年創業、いつも混み合っている大人気のお店です。鰹だしのスープベースに、豚の大腸と牡蠣、そうめんのような細い麺が入っています。すべてがトロトロに煮込まれていて絶品。最後にパクチーをのせてくれます。「阿宗麺線」ではモツの下処理もきちんとしているので、臭みがありません。

「阿宗麺線」へのアクセスは、MRT「西門」駅で下車。6番出口を出て、新世界館を左手に見ながら漢中街をまっすぐに進み、峨嵋街を右折。そのまま進むと右手に見えてきます。

住所:台北市峨嵋街8号-1 電話番号:02-2388-8808、02-2388-8182

「松江自助火鍋城」は、地元の人に人気の火鍋のお店です。肉以外の具は、具材ごとにお皿にのって冷蔵庫に入っているので、お皿を自分で取りにいきます。肉や野菜を炒めてスープを入れるところまでは、店員さんがやってくれるので安心です。台湾の人は火鍋が大好き。一人鍋のお店もたくさんあるので、台湾に行ったらぜひ火鍋を楽しんでみてください。

「松江自助火鍋城」へのアクセスは、MRT「行天宮」駅で下車。3番出口を出て松江路を右方向にまっすぐ進みます。松江路313巷を越えた右手にあります。商売の神様「関羽」を祀る廟「行天宮」のそばです。

住所:台北市松江路315号

饒河夜市にある胡椒餅の有名屋台「福州世祖胡椒餅」の重慶店。屋台と同じ味を楽しむことができます。「胡椒餅」とは、豚肉やニラ、胡椒を練った餡を入れて生地で包み、専用の釜の内側に貼り付けて焼いた小吃(おやつ・軽食)。外側の生地はパリッとしていて、中は熱々の肉汁でジューシー。

専用釜の内側に、胡椒餅が次々と張り付いていく様子は、なんだか不思議。「福州世祖胡椒餅 重慶店」へのアクセスは、各線「台北」駅で下車。5番出口を出て、忠孝西路一段を右方向へ進みます。重慶南路一段で左折、少し進むと左手に見えてきます。

住所:台北市重慶南路1段13號 電話番号:02-2311-5098

台湾風もち米おにぎり「飯糰」は、台湾在住の日本人の間でも人気が高い朝ごはんです。日本のおにぎりとの最大の違いは、もち米を使っていること。白もち米または黒もち米をラップの上に広げ、肉でんぶや台湾風切干大根、酸菜(からし菜の漬物)、油條(台湾風揚げパン)、卵などの具を包みます。

もち米と油條のサクサク感がマッチした、美味しい台湾風おにぎりです。「劉媽媽飯糰」は、20種類以上もの飯糰のバリエーションをもち、長年の常連さんも通う有名店。「劉媽媽飯糰」へのアクセスは、MRT「古亭」駅下車。6番出口を出てまっすぐ進み、華南銀行を右折。少し進むと左手にあります。

住所:台北市杭州南路二段88号 電話番号:02-3393-6915

「素食」とは、ベジタリアン料理のこと。日本ではまだあまりメジャーではありませんが、台湾では国民の10パーセントがベジタリアンだと言われています。元は宗教的な理由から食べられていた素食でしたが、昨今の健康志向の高まりから、ベジタリアン料理を好む方が増加しているようです。

そのため台湾では素食文化が発展しており、素食を感じさせない美味しい素食メニューが次々と考案されています。「蓮香齋」は、ビュッフェスタイルの素食レストランの草分け的存在。高級感あふれる店内で、200種類以上ものバリエーションをもつ素食料理を味わうことができます。

蓮香齋はベジタリアンに対する概念が変わるくらい美味しいという口コミも。「蓮香齋」へのアクセスは、MRT「南京三民」駅を下車。2番出口を出て南京東路を右方向に進み、少し行った右手にあります。

住所:台北市南京東路五段188号B1 電話番号:02-2761-2277

台湾ではフルーツをよく食べます。夜市などの屋台でも、フルーツを売っているお店がたくさん。中でも人気は「芭楽(グアバ)」。胡椒や、梅と砂糖を混ぜた「酸梅粉」というパウダーをかけて食べるのが一般的です。屋台では、芭楽(グアバ)に「酸梅粉」をかけるかどうか、ちゃんと聞いてくれるようですよ。

台北でおすすめの美味しい人気グルメをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。台北には、屋台などでも食べられるB級グルメから、高級レストランの本格台湾高級料理まで、美味しいグルメがたくさんあります。台湾に行ったら、ぜひ自分だけのお気に入りグルメを見つけてみてください。