野呂山は桜の名所！開花の時期は？花見登山がおすすめ！初日の出スポットも！

広島県･呉市にある野呂山。初詣やお花見に出掛ける方がたくさんいらっしゃる中で、初日の出登山やお花見登山に行かれる方もいます。いつもと違う観光スタイルを楽しもうということです。ご来光を拝もうと、暗いうちから出掛け、星空を眺めながらご来光を待つ方も増えているのです。お花見しながらの登山にチャレンジしてみませんか？

瀬戸内海のきれいな海と爽やかなブルースカイ、そして、濃くなっていく新緑とピンクに色づいた美しく咲き誇る桜。春になると、このような絶景を眺めることができるのです。自然とお花見に行こうという気持ちになってきます。少しずつ桜色に色づき始めると、やっと春が訪れたと感じます。

車窓からお花見をしたい方には、桜のトンネルをおすすめしたいです。桜の大きな枝が、道を覆うように咲き誇ります。麓から野呂山山頂に向かう「さざなみスカイライン」が、桜の観光スポットなのです。桜のトンネルを観るために遠くから訪れる方も多いです。

野呂山山頂へ向かう途中には、美しいピンク色の絨毯が出現することもあります。桜のトンネルの桜の花びらが舞い落ちて、道路をピンク色に染めるんです。春期間限定でありますが、その期間中にいつも見られるわけではないので、見られたらラッキーですよ。

野呂山にある「野呂山ビジターセンター」では、登山者同士が交流を深めたり、立ち寄って休憩することもできますし、「野呂山の案内所」として野呂山に関する様々な情報を集めることもできるんです。陶芸イベントが行われたり、陶芸品や猪肉の加工品、携帯ストラップ等の販売もしています。

野呂山周辺では、桜が早く咲き始めます。4月中旬過ぎに行われる「山開き」ですが、平地で桜が散っても、山頂付近では、桜がまだ咲いていることが多いため、山開きする頃でも桜が咲いているのです。山開きの日には、ビジターセンターでイベントも行われておりますので、お花見登山を楽しむ方は山開きに合わせてもいいですよ。

野呂山には、近隣の方だけではなく、遠方から桜のトンネルを駆け抜けようと、ドライブやツーリングを楽しむ方が多いのです。車やバイクだけではなく、自転車で桜のトンネルを駆け抜ける方もいらっしゃいます。そして、徒歩の方の場合は「お花見登山」を楽しまれる方もいらっしゃいます。

ただ、お花見をするだけではなく、登山をしながら桜の季節を楽しもうとお考えの方も多くいます。野呂山は、標高が極端に高いわけでもなく、いくつも登山ルートがあります。全部の距離を自力で上がる方も少なくないのです。どんどんコースを歩くと、全部で20km以上になるルートもありますので、ルートを考える必要があります。

桜の一番の見頃は、3月下旬から4月初旬が一番の見頃で、この頃になると、お花見登山をする方も増えてきます。桜だけではなく、他の木々や草花も見られるので、楽しみも増えていきますよ。弘法寺を目指して歩く方もいますし、他のルートを歩く方、展望台に止めて山頂に向かう方など、様々な方がいらっしゃいます。時間とご自分の体力を考えて登山を楽しみましょう。

快晴の日に野呂山展望台まで上がると、ずっと向こう側まで見えることもあるのです。かぶと岩展望台では、四国の石槌連峰やしまなみまで見られたら、ラッキーですね!ただ、曇っている日もあり、残念ながら遥か向こう側の眺めを観ることができないこともあります。その時は、鉢巻き展望台まで戻ってみてはいかがですか?

野呂山中腹に位置する鉢巻き展望台では、山頂が霧で景色が見えにくい時でも、景色を楽しむことができる穴場的な展望台なのです。もし、山頂まで行って見えなかったときは、中腹まで戻って鉢巻き展望台を目指してみましょう。もしかしたら、諦めかけた絶景を眺められるかもしれないですよ。

体力に自信のある方は、登山をしながら絶景を眺める方もいらっしゃいます。自分の足で山頂まで上がった時の絶景は、きっと特別なものになるでしょう。体力に自信のあるのでしたら、野呂山登山にチャレンジしてみてはいかがですか?展望台からの眺めとは違う絶景を見ることができるでしょう。

野呂山展望台に着いて、絶景を思う存分眺めた後は、お弁当や飲み物でひと休みして、再び絶景を眺めるのもいいのではないでしょうか。キャンプの様なアウトドアも楽しいですが、熱いコーヒーや好みの飲料、軽めに持ってきた飲料に合う食事やお菓子などで、ちょっと一息つくのもいいです。

平地で桜が散っても、山頂付近で遅咲きの桜を愛でることができますので、夜景と一緒に夜桜も楽しまれてはいかがですか?幻想的な星空と、静かな海、そして、昼間の顔とは全く雰囲気の違う桜。野呂山に上がらないとみられない絶景です。夜桜を眺めるのもおすすめです。

野呂山のワインディングロードも、夜になると、こんなに雰囲気も変わるのです。陽が落ちた山に静かに佇む桜を楽しまれてはいかがでしょうか。明るい時間帯に上がり、夕方や夜にかけて幻想的な桜のトンネルを楽しむのもアリだと思います。

野呂山は標高が800m以上ありますし、遮るものは無いので、美しい夜景を楽しむこともできますよ。展望台の眺めはもちろんの事、夏になるとキャンプ場でキャンプを楽しんでみませんか?美しい夜景や星空を、思う存分楽しむことができます。夜空をゆっくり眺めたい方はキャンプをすることをおすすめします。

野呂山から下を眺めると、街明かりがあり、上を見ると星空が広がり、幻想的な夜景を楽しむことができますよ。昼間はしまなみ海道を眺め、夜はまた違う景色を眺められるので、同じ場所での景色ですが、何度も違う雰囲気を楽しめるのです。

陽が完全に落ちて、辺りが暗くなると、こういった景色も眺めることができるんです。昼間の絶景もいいですが、夜になってからの絶景もおすすめしたいと思います。絶景スポットはいくつもありますが、野呂山展望台からの景色を楽しまれる方が多いと感じます。

呉市安芸津方面にある野呂山は、標高839mの登山を楽しめる山ですが、地元の方だけではなく、遠方からも初日の出登山をするために足を運びます。山頂から眺める初日の出は美しく、初日の出を眺めるのは登山後の楽しみとしている方も多くいます。

お正月に、初日の出を拝みに出掛ける時に、初詣登山をする方が増えています。まだ、夜が明けないうちに登山を開始し、日の出前に山頂へ着くようにするのです。山頂付近まで車で展望台に行き、そこから山頂へ向かう方が多いです。初日の出を拝む前に、夜空を眺められる楽しみもあります。

初日の出をカメラの中に収めようと、ルートを考えて行くのですが、道はアイスバーンなので、車を使って山頂付近まで行かれる方が多いですが、自力で行こうと自分の足で登山を楽しみながら山頂を目指す方もいます。夜明け前で暗いので、懐中電灯やヘッドライトを用意しておくことをおすすめします。足元の確認ができると歩いていても安心です。

弘法寺からの初日の出の眺めがよく、初詣も一緒にしておこうとする方もいらっしゃいます。初日の出スポットとして知られているお寺なので、カメラを持った方が多いです。星降る展望台やかぶと岩展望台でも、初日の出を眺めることができます。

ビジターセンターへ行くと、初日の出を拝みたい方がたくさんいるのか、特別に早くから開いています。猪汁が1杯100円と、寒さで冷えた身体を温めてくれるのにリーズナブルです。猪汁を食べると体がポカポカしてきますよ。初日の出登山の際は、寒さ対策をしっかりしましょう。

呉市･野呂山では、一年中、絶景を楽しむことができます。春には桜をお花見登山で、夏に濃緑など、季節が移り変わる度に違う顔を見せてくれます。初日の出を拝むために冬の山を登山で楽しむ方もいます。他にも遠くまでしまなみ街道が見渡せたり、昼間にはない美しい夜景や星空も見られます。様々な絶景の楽しみ方がある野呂山に、お出掛けしてみてはいかがでしょうか。