横浜の馬車道に行くなら？おすすめのグルメ・お菓子を紹介！

横浜の馬車道という地域は、重厚な歴史ある建物の間に洗練されたお店が並ぶ、都会の粋な通りです。お店の中に入るとモダンでシックで、何かを探してみたくなるような雰囲気です。そんな横浜馬車道の雰囲気と一緒に味わえる人気のおすすめグルメ･お菓子を探しましたので、場所とお店をご紹介します。

ラ･テンダ･ロッサは、みなとみらい線馬車道駅から関内方向へ凡そ180mの処にあるイタリア･トスカーナ地方で修業したシェフの本格的イタリア料理のお店で、イタリアン、パスタ、ピザがあります。おすすめの写真のものは、オマールエビの｢リングイネ｣で､断面が楕円形をしたスパゲッティに人気のオマールエビを添えたものです。

｢リングイネ｣はロングパスタの一種です。1.9mmの丸断面のものが｢スパゲッティ｣、それより断面が小さい、1.5mmから1.7mmが｢スパゲティーニ｣、1.3mmが｢フェデリーニ｣、0.9mmが｢カッペリーニ｣と呼ばれ、短径1mm･長径3mmの楕円形が｢リングイネ｣で、この形状によって弾力がありモチモチとした感触になるといわれています。

Ripaille (リパイユ)は、みなとみらい線馬車道駅から関内駅方向へ凡そ250mにあるフランス･リヨンの郷土料理を含むフランス料理のおしゃれで落ち着いた人気の隠れ家的レストランです。おすすめの写真のものは、柔らかい肉のソテーに新玉ねぎとそら豆が添えられた人気グルメです。ディナー予算は6000円から8000円です。

Ripaille (リパイユ)では、コースのデザートの後に、写真の様な紅茶とお菓子が出ました。喫茶店でお茶とお菓子をいただくのとはまた違った趣がありますね。食事が終わって満足感に浸り、立ち去りがたい思いの時、もうひと時お茶とお菓子で時を過ごし、ゆっくり帰り支度ができるという、ゆとりが嬉しいですね。

エスペランサは、みなとみらい線馬車道駅から関内駅方向へ凡そ300mにある本格的なメキシコ料理のお店です。写真は、｢ケサディーヤ｣で小麦粉などの薄く伸ばした生地の間にチーズをたっぷり挟んで焼いたもので、ピザのように色々な具材を混ぜ込んだ人気のメキシコ風ピザといった感じのものです。

｢ケサディーヤ｣は、メキシコ人の主食で、小麦粉を練って薄く伸ばしたものの上にチーズを主体に色々な具材を混ぜたものを載せて折りたたむか、予め薄く伸ばした生地を2枚作っておいて、2枚の間に具材を挟んだもの、を両面焼いて作るようです。ポイントは具材を予め熱処理などしない生のものを使用することのようです。

ミゲルフアニ横浜店は、みなとみらい線馬車道駅から港方向へ凡そ900mマリンウオーク横浜内にあるパエリア専門･スペイン料理のお店です。海に面して明るく開放的ないかにもスペインという雰囲気の中で、魚介類がトッピングされたパエリアを味わってみてください。健康・美容メニューやベジタリアンメニューもあります。

家庭で作るパエリアは、ニンニクをオリーブオイルで炒め、魚介類を加え味付けして、玉ねぎ･色野菜を加え、油が廻ったらスープを加えて煮る、味見してザルで濾し、スープの部分でコメを炊きプチプチ音がしたら、残りの具を加えて完成です｡見た目のデザイン!味!お米の硬さ!が勝負どころですね?専門店のデザインが参考になりますよ。

中国廣東名菜!生香園(せいこうえん)新館は、馬車道駅から関内駅方向へ凡そ400mにあります。テレビ出演などで有名だった故｢周富徳｣さんの弟富輝さんがオーナーシェフの人気中華料理店です。写真は、当店の人気定番である｢エビマヨ｣です。多くの方が、アラカルトの一つとして、チャーハンなどと一緒に頼んでいるようです。

｢周富徳｣さんは、エビマヨを日本に広めたといわれる人です。在日中国人二世として横浜の中華街で生まれ、聘珍楼や赤坂璃宮で総料理長を務めたのち、東京の青山に｢広東名菜富徳｣という人気店を、オーナーシェフとして出店されました。みんなが知っているようにテレビ番組｢料理の達人｣で、｢炎の達人｣として活躍された料理人です。

荒井屋･万国橋店は、みなとみらい線馬車道駅から港方向へ凡そ350mにある牛鍋専門のお店です。牛鍋コースには、8品の｢緑｣コース(予算6500円)と、それに牛焼霜造りが追加されている９品の｢福｣コース(予算8000円)があります。その他、すき焼き、牛料理、ステーキなどありますが、先ずは牛鍋コースがおすすめです。

牛鍋コース以外のメニューをご紹介します。牛鍋とお食事4300円、しゃぶしゃぶとお食事4300円、ステーキ御膳3900円、お手軽御膳3500円、花御膳2500円、などがあります。コース等も楽しみですが、その中に含まれる小鉢も魅力の一つですね。旬の食材へのお店の力の入れようが伝わってくるような気がしますが、如何でしょう?

グリル･エスは、みなとみらい線馬車道駅から関内駅方向へ凡そ220mにある老舗の洋食屋さんです。店内一階は、昭和29年創業当時のままの様なレトロなテーブル席で、二階には座敷席があり、個室もあります。メニューは洋食、ステーキ、オムライス等がありますが、一番のおすすめは｢オムライス｣です。

｢オムライス｣は、小海老や角切りハム、マッシュルームがゴロゴロ入ったケチャップ味でさっぱりしたチキンライスの大盛りを厚みのある卵焼きで包んだ伝統的なもので、突合せに福神漬けとラッキョウという、オムライス好きの人にはこたえられない人気のグルメです。馬車道を散策された後にこのムードに浸ってみるのも楽しみの一つです。

馬車道十番街は、みなとみらい線馬車道駅から関内駅方向へ凡そ330mにあるクラシックな建物の喫茶店で、2階にはバー、3階はフレンチレストラン、4･5階は宴会場となっています。写真のお菓子は丸いスポンジの間に北海道生クリームと苺スライスをサンドした当店自慢の人気あるショートケーキです。散歩の途中にお立ち寄りください。

写真の｢十番館プディングロワイヤル｣は、横浜馬車道十番館の建物外観の赤レンガをイメージしてつくられた四角いプリンと、フルーツ･アイスクリームのお菓子です。アイスクリームは、明治2年に日本で初めて、横浜馬車道の氷水店が｢あいすくりん｣と名づけて売り出したもので、馬車道では人気のお菓子として欠かせないものの一つです。

勝烈庵は、みなとみらい線馬車道駅から関内駅方向へ凡そ550m、関内駅から凡そ400mにある老舗のとんかつ、串揚げ・串かつのお店です。昭和2年の創業で、当時外国人コックがもたらしたカツレツを和風カツレツとして普及させ、それ以来横浜の味として、特にソースにこだわって守ってきたものです。馬車道の昭和の味が嬉しいところです。

勝烈庵の先々代当主は陶芸に興味を持たれた方で、益子焼の浜田庄司さんの窯元を訪れた時、浜田庄司さんから棟方志功さんを紹介され、それ以来棟方画伯は度々勝烈庵を訪れられるようになりました。そんなご縁で作品が飾られています。毎年10月の｢かつれつ祭り｣には、棟方画伯の作品が描かれたお皿を来店のお客様に配られているそうです｡

割烹蒲焼｢わかな｣は、みなとみらい線馬車道駅から関内駅方向へ凡そ700m、関内駅から凡そ290mにあります、うなぎ、割烹・小料理、親子丼の明治5年に創業されたお店です。おすすめはやはりウナギで、お昼でしたら｢うな丼｣、夕方でしたら｢上うな重｣、お酒が入るのであれば｢白焼き｣あたりからがおすすめです。

日本のウナギがどんどん少なくなるような話があり寂しい限りです。ウナギは精が付く食べ物と思われていますが、実際にはどうなのでしょうか?身体に元気が付くというよりも、ウナギを食べると精神的に落ち着くような気持になります。特に大仕事を無事に終わらせたときなど、ウナギを食べると安心感と共に普通に戻れた感じがします。

横浜の馬車道に行くなら？おすすめのグルメ・お菓子の情報をご紹介しました。横浜の観光入込客数は年間延べ人数凡そ4600万人、馬車道周辺で凡そ300万人といわれます。人気のお店は満席のことが多いようです、横浜馬車道に行かれる計画が立ちましたら、予約されることが得策です。記事がその時の参考になれば幸せです。