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スペイン留学まとめ!費用やビザ・滞在保険も紹介!目的に合わせて準備!

スペイン留学まとめ!費用やビザ・滞在保険も紹介!目的に合わせて準備!
投稿日: 2017年7月19日最終更新日: 2020年10月7日

スペイン留学を目指す人のために、スペイン留学にかかる費用、学生ビザの取得方法、留学保険など留学前に準備するべきことをご紹介します。短期留学、長期留学、語学留学、スポーツ留学、文化や料理を学ぶ留学、ワーキングホリデーなど目的に合わせた準備をしましょう。

スペインに留学したい!見出し

スペインに留学をしてみたい!と思う人は多いのではないでしょうか。サグラダファミリアなどのガウディの作品、おいしいスペイン料理、サッカー、フラメンコなど魅力的な文化もあわせ持つスペインに興味を持つ人は多いです。スペイン留学の期間や目的、スペイン留学にかかる費用、ビザの準備などの情報をご紹介します。

スペイン留学の期間見出し

スペインに留学したい期間はどの程度でしょうか?スペイン留学を考える際にまず決めなければならないのは、「留学期間」です。1週間から2週間の短期留学から、半年を超える長期留学まで、スペイン留学期間の選択肢は多くあります。それぞれの留学期間でできること、準備するべきことをまとめます。

90日未満の短期留学

1週間や2週間の超短期から90日未満の短期留学の場合は、観光目的でスペインに滞在することができます。この場合は、学生ビザの申請作業は不要です。入国審査の際にスペイン入国の目的を聞かれたら「viaje de turismo.」(観光旅行です。)を答えれば問題ありません。

短期留学のメリットは面倒な書類の準備が一切不要なことと、短期間でスペインの生活を垣間見られることにあります。スペインへ長期留学するか迷っているけど、少しスペインでの生活を体験してみたい、という目的の場合には向いているのではないでしょうか。また、仕事で休みがなかなか取れない人にも短期留学は有効です。

90日以上180日未満の短期留学

スペイン留学で取得できる学生ビザのうち、90日以上180日未満のものがあります。このケースの留学はスペイン大使館の資料では「短期留学」と呼ばれています。スペインで滞在を延長したいと思っても、延長することができません。最大6ヶ月で必ず日本に戻ってくることがわかっている場合は、「短期留学」の学生ビザを取得しましょう。

90日以上の「短期留学」のメリットは、90日未満の短期留学に比べてスペイン生活の実感を得られることと、スペイン語についての上達が見込めることです。デメリットは滞在延長ができないことです。外国での生活は慣れるのに6ヶ月程度はかかることが予想されるので、慣れた頃に日本へ帰らなければいけないことになります。

180日以上の長期留学

180日を超える留学の場合は、長期学生ビザの取得が必要です。スペイン語や、スペインの文化を深く学ぼうと思っている人は、1年以上の留学をおすすめします。半年経ってやっと生活に慣れるので、そこから落ち着いて勉強したりスペインの文化に目を向けたりすることができるようになるからです。

長期の学生ビザは、スペインで滞在延長(ビザの更新)が可能です。長期の学生ビザの更新は基本的には1年単位です。スペインで留学の期間を延長する可能性がある人は、長期の学生ビザを取得するようにしましょう。ゆっくりとスペインでの勉強が可能です。

スペインで語学留学見出し

スペイン留学の中で最も一般的なのは、「スペイン語学留学」だと思います。スペイン語は世界で4番目に話されている言語です。日本である程度スペイン語を勉強してからスペインへ行く人もいれば、日本ではほとんど勉強せずにスペインで一からスペイン語を勉強するという人もいます。

スペインで語学留学をする場合は、語学学校に通うことになります。スペインの主要な都市にはたいてい語学学校がありますので、自分が行ってみたい都市の語学学校を見つけてみましょう。語学学校によってはスペイン全土に校舎があり、スペイン国内を旅行しながら学べるスタイルもあります。

地域の大手の語学学校は、アクティビティが充実していることが多いです。例えば、スペイン料理を作る、セビリアの春祭りの踊りを習う、近くの都市や外国に旅行に行く、などです。また、スペイン語の授業とは別にスペイン文化を知るプログラムを用意していることがあります。

語学学校には、各国のスペイン語を学びたい学生がいます。通常は語学学校の中でクラス分けがあり、同じくらいスペイン語レベルの学生と一緒に学んでいきます。週ごと、月ごとにメンバーは入れ替わったりしますが、学生同士が仲良くなれば一緒に出かけたり、パーティをしたり、旅行したり、と楽しい時間を過ごすことができます。

スペインの大学へ交換留学見出し

大学生で、自分の通う大学がスペインの大学との交換留学制度を提供している大学の場合は、「交換留学」としてスペインへ留学することができます。スペインのどの大学と交換留学で提携しているかどうかは、大学ごとに異なるので確認が必要です。今通っている大学で調べてみてください。

大学の交換留学の場合、交換留学生のみが集められて授業が行われる場合もあれば、スペインの大学の授業をスペインの学生たちと一緒に受ける場合もあります。スペインの学生たちと一緒に授業を受ける場合は、スペイン語力がかなりないと授業の内容を理解するのが難しくなります。

スペインでスポーツ留学見出し

サッカーなどのスポーツが有名なスペインは、「スポーツ留学」で訪れる人も多くいます。例えばプレイヤーとしてのサッカー留学はもちろん、サッカーの指導者ライセンスを取得する留学もあります。サッカー関連の留学であればバルセロナに留学している人が多いです。

語学以外のおけいこ留学見出し

スペイン語だけでなくスペインの文化についても学びたい!という人におすすめの留学スタイルが、「おけいこ留学」です。語学学校のオプションプログラムとして用意されている場合も多いです。ホームステイして家庭料理を学んだり、本場のフラメンコを体験してみたり、といったことができます。

スペイン料理やフラメンコを学ぶ場合、最低限のスペイン語がわかっていないと授業に追いつくのが難しくなってきます。スペイン語を全く勉強せずにスペイン留学をする場合は、並行して語学学校で学ぶなどをした方が良さそうです。料理なら北部のサンセバスティアン、フラメンコならマドリードや南のセビリアがおけいこ留学先として人気があります。

スペイン留学にかかる費用見出し

スペインに留学する目的が決まったら、今度はスペイン留学にかかる費用を計算してみましょう。日本もそうですが、スペインは地域によって多少物価の違いがあり、都会であるマドリードやバルセロナは、他の地域と比べて生活費が高いです。田舎に行けば生活費は安くなりますが、便利さは無くなりますので地域を考慮して費用を計算しましょう。

学校の費用

スペイン留学するからには、何かしらの学校に通うことになるので、学校にかかる費用が必要です。長期の学生ビザを取得する場合は週に20時間以上の授業受講が必要となるので、その授業数を考慮したコースを選択しましょう。例えば語学学校でしたら、1週間あたり120から160ユーロ程度の授業料が一般的で、長期で通うとその分割引になります。

留学中の生活費

スペインの学生はピソを共有するのが一般的です。一人暮らしではなく、スペイン人と共同生活をしたり、学校が提供する学生寮に他の学生と住む場合、一ヶ月あたりの家賃は光熱費込みで250ユーロから500ユーロ程度になります。自炊をしていれば食費は日本より安い傾向がありますが、バルやレストランでの外食費は日本とあまり変わりません。

留学中の娯楽費

せっかくスペインに住んだら、近くの国へ旅行したい、スペインのかわいいファッションブランドをたくさん買いたい、スペインの映画をたくさん見たい、スペインの音楽ライブに行きたい、と思いますよね。その分の娯楽費を考慮しておいた方が良いです。人によって差が出ますが、一ヶ月あたり20から100ユーロ程度です。旅行費用は別になります。

留学の保険

90日未満の短気留学の場合は、旅行目的でスペインへ入国するので留学保険に加入する必要はありません。とはいえ、何かあった時のためにクレジットカード付帯の旅行保険、または保険会社が提供する旅行保険に加入しておく方が安心です。現地で何かあってからでは遅いですから!

90日を超える留学の場合は、海外留学保険への加入が義務付けられています。滞在中の傷害や疾病における死亡・治療と、日本への一時帰国をカバーするという内容が記載された保険証書をビザ申請の際に提出する必要があります。費用は一年で15万から20万程度です。

往復の交通費

忘れてはならないのは、スペインとの往復の航空券代です。これがなければスペインへたどり着くことができません。航空会社にこだわらなければ、スペインとの往復航空券は安いもので数万円から販売されています。ゴールデンウィーク、7月、8月などの観光真っ只中のシーズンは航空券が高くなるので、注意が必要です。

スペイン留学のビザの準備見出し

スペイン留学の費用も計算してスペインへ留学することが決まったら、ビザの準備を始めます。3ヶ月以内の短期留学の場合は、「旅行目的」ということでスペインへ入国することができるので、ビザの取得は不要です。3ヶ月を超える留学の場合、日本でビザ取得申請を行った後、スペインへ到着した際にビザ取得手続きを行う必要があります。

日本で行う申請

スペインの学生ビザを取得する場合に日本でスペイン大使館領事部に提出するものは、週20時間の授業受講が記された入学許可書、宿泊証明書、留学保険証書、健康診断書、銀行の残高証明書、180日を超える場合のみ無犯罪証明書、査証(ビザ)申請書です。

90日を超えるの短期留学と、180日を超える長期留学のビザがありますが、滞在許可は入学許可書に記された期間までです。例えば180日を超える長期ビザの最大滞在許可は1年ですが、入学許可書に記された期間が8ヶ月だった場合は8ヶ月までの滞在許可しかおりないのでご注意ください。

スペインで行う申請

スペインへ入国したら一ヶ月以内に管轄の警察署の外国人事務所で、学生ビザ取得の申請手続きを行う必要があります。滞在許可の申請書へ記入、手数料を振り込み、指紋採取、というステップを経て、学生査証(滞在許可のカード)を取得することができます。

スペインのワーキングホリデー・ビザ見出し

ここまでスペインの留学についてご紹介しましたが、2017年7月1日よりスペインではワーキングホリデー・ビザの申請もできるようになりました。ワーキングホリデー・ビザとは、スペインで働くことが許可されているビザです。最大滞在期間は1年間、年間で500人に対してワーキングホリデー・ビザが発給されるそうです。

スペインへ留学しよう!見出し

スペイン留学への目的がより明確になりましたでしょうか?スペインへ留学したい人、スペインで留学している人、スペインに留学したことがある人、は意外と多いです。留学先として人気のスペインに行って、スペイン語、スペインの文化に触れてみてください。日本とは全く異なる文化に刺激を受けたり、学ぶことは多いはずです。

もっとスペインの情報を知りたいアナタヘ!

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投稿日: 2017年7月19日最終更新日: 2020年10月7日

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