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サラマンカの世界遺産・旧市街を巡る!おすすめの観光スポット情報を紹介

サラマンカの世界遺産・旧市街を巡る!おすすめの観光スポット情報を紹介
投稿日: 2017年8月8日最終更新日: 2020年10月7日

サラマンカは、スペイン中西部のカスティーリャ・イ・レオン地方にあります。サラマンカは旧市街が世界遺産として登録されており、その美しい街並みが魅力です。サラマンカ旧市街の人気観光スポットや見どころなど、観光に役立つ情報をご紹介します。

サラマンカの世界遺産:旧市街見出し

世界遺産に登録されているサラマンカの旧市街。街全体の美しさはもちろんのこと、大聖堂や広場など各スポットも見どころ満載です。また、美食の街として、街の随所にあるバルではリーズナブルなスペイン料理を楽しむことができます。この記事では、そんな魅力いっぱいのサラマンカ旧市街を紹介します。ぜひ旅の参考にしてください。

サラマンカへのアクセス見出し

日本からスペインの直行便は長く運行されていなかったため、ヨーロッパ都市を経由してスペインに入国するのがこれまで通常のルートでした。しかし、2016年からイベリア航空が成田とマドリード間の直行便の運行を開始したことにより、とても便利になりました。約サラマンカはマドリードからのアクセスが便利なため、乗り換えを省きたい、時間を短縮したいという方はぜひ直行便をおすすめします。

マドリードからサラマンカへは列車、バスの移動が便利です。急行列車で2時間40分、バスで2時間30分と、ちょっとした陸路の旅になりますが、道中で広がるスペインの豊かな風景を眺めながらの移動はなかなか良いものですよ。バスの方が1日に出ている本数が多いので、バスを利用する人の方が比較的多いです。

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歴史が息づく街見出し

サラマンカの旧市街は1988年に世界遺産に登録された歴史ある街です。サラマンカはローマ帝国時代に植民都市として栄え、ローマ帝国が滅びたあと今度はイスラム帝国の支配下に入ります。この頃にはイスラム文明の影響を受け、12世紀にレコンキスタによりキリスト教圏へと移ります。このように激動の時代の中、その時々に影響を受けた文化や建築様式を、旧市街の街並みを通して見ることができます。

サラマンカ旧市街の見どころ1:新旧カテドラル見出し

世界遺産の旧市街を象徴する場所であり、観光スポットとしても人気が高い、新旧カテドラル。新旧と名前に付いている通り、建築年代が違う2つの大聖堂が繋がっており、それぞれの時代に影響を受けた建築様式の対照が見どころです。最初に12世紀から旧カテドラルの建設が開始し、14世紀にロマネスク様式の大聖堂として完成しました。

その後、手狭になった旧カテドラルに隣接する形で、16世紀から18世紀にかけてゴシック様式の新カテドラルが建設されました。この新カテドラルは建物上部へ登ることができます。上からは旧カテドラルの外観を間近で見ることができるうえに、サラマンカの旧市街を一望できる絶景スポットとなっています。ぜひ訪れることをおすすめします。

内部の荘厳な祭壇、美しいドーム天井など見どころは多いですが、中でもちょっと変わった見どころがあります。大聖堂の壁面彫刻に、なんと宇宙飛行士の姿が浮かび上がっています。宇宙飛行士が存在していない時代にどうして掘られたのかと不思議に思うかもしれませんが、これは1990年代に補修工事が行われた際に追加されたものです。歴史ある建物に刻まれた現代のレリーフを、ぜひその目で確かめてください。

サラマンカ旧市街の見どころ2:マヨール広場見出し

スペイン国内にはマヨール広場と呼ばれる場所がいくつもありますが、ここ世界遺産の旧市街に位置するマヨール広場は、スペインで最も美しい広場と言われています。バロック様式の建物に囲まれた広場は、昼はもちろん、ライトアップされた夜も美しい姿が浮かび上がります。カフェやバルも充実した広場は、地元民と観光客で夜遅くまで賑わいがあります。

広場北側の市庁舎は特に見応えがあります。庁舎をはじめ旧市街の建物の多くは、酸化鉄を含む石材で建設されているため、夕日に照らされると金色に輝いているように見えます。この様子から、サラマンカは「黄金の都市」と呼ばれていました。庁舎1階の柱には、歴代の国王や大航海時代に活躍したコロンブスなどの胸像が飾られています。

ここマヨール広場では、式典や祭りなど様々な行事が開催され、結婚式が執り行われることもあります。サラマンカの重要な中心を担う場所ということがわかりますね。スペインには本当に多くの広場があり、とても開放感溢れる場所ばかりです。天気が良い日は、広場の人気バルで食事と団欒を楽しみ、ゆっくりと時間を過ごすのがおすすめです。

サラマンカ旧市街の見どころ3:貝の家見出し

マヨール広場の近くには観光客に人気の「貝の家」があります。貝の家とは、その名の通り建物の外壁一面にホタテ貝の装飾が施されている家で、ひときわ目を引きます。なぜホタテ貝なのかと言うと、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼のシンボルマークであり、この家は巡礼者を守るサンティアゴ騎士団の一員ロドリーゴ・アリアスの家だったからです。

貝の装飾は300個程度あり、初めて見るとなんだか可愛いらしい印象を受けます。また邸宅の窓は、イザベル様式といわれる細密な彫刻が施されており、見どころの一つとなっています。現在、貝の家は図書館や観光案内所となっており、多くの観光客が訪れています。貝の家の前には、大司教大学とクレレシア塔が建っており、こちらも中を見学できる人気観光スポットになっています。

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サラマンカ旧市街の見どころ4:サンエステバン修道院見出し

17世紀に建てられたサンエステバン修道院。ドミニコ会の修道院として、チュリゲラ様式というスペイン独自のバロック様式で建設され、美しい装飾がそこかしこに施されています。特にプラテレスコ様式のファサード(正面の門)の装飾は繊細で、多くの聖人が刻まれています。

サンエステバン修道院は、大航海時代に活躍したコロンブスゆかりの地でもあります。当時、航海術に必要となる天文学について学ぶためサラマンカ大学へ通っていたコロンブスは、このサンエステバン修道院に滞在していました。その後、イザベル女王によりコロンブスの新大陸進出の援助を決める検討会が開かれたのもこの場所でした。

サラマンカ旧市街の見どころ5:サラマンカ大学見出し

世界遺産の旧市街にあるサラマンカ大学は、スペイン最古の大学であり、ヨーロッパで最も古い、オックスフォード、パリ、ボローニャの各大学とならぶ4大学のひとつです。 「知識を欲するものはサラマンカへ行け」と言われる程ほど、優秀な教師陣が揃い、繁栄したサラマンカ大学は、コロンブスや「ドン・キホーテ」を書いたセルバンテスなど、多くの偉人が学んだ場所でした。今では世界中から留学生も勉強しに来る、国際的に人気の大学になっています。

サラマンカ大学は同大の学生でなくても、一部一般見学が可能です。中でも見どころは、装飾が美しい正門です。このファサードの彫刻の中に、よく目を凝らして見ると、小さなカエルがいます。これは幸運のカエルと呼ばれ、見つけると幸運が訪れるとされています。非常に小さく見つけるのは至難の業ですが、ぜひ幸運のカエル探しにチャレンジしてみてください。

見学可能なエリアは10ユーロの入場料が必要です。中に入ると、建物は古いながらも情緒ある重厚な造りで、階段や窓枠など至る所に繊細な彫刻が施されています。さらに図書館の美しさに目を奪われます。歴史的に価値の高い蔵書も保管されているという図書館の内装は圧巻です。こんな場所で本を読んだり、勉強ができるなんて夢のようですね。

サラマンカ旧市街の見どころ6:ライトアップ見出し

サラマンカの旧市街は夜もとても綺麗です。カテドラルやサラマンカ大学をはじめとした建物、そして各所に立っている銅像など多くの場所がライトアップされて幻想的な雰囲気になります。日中に見る姿とは違い、より荘厳で迫力のある様子を見ることが出来るので、夜の散策も人気です。特にマヨール広場のライトアップは美しく、スペインで最も美しい広場と言われる所以が分かりますね。

サラマンカで楽しむグルメ見出し

美食の国スペインは、朝から夜まで気軽に立ち寄れるバルが人々の生活に定着していますが、サラマンカもとてもバルが多い街です。タパスと呼ばれる一皿料理を、少しずつ様々な種類を楽しむのがスペイン流です。カウンターにずらっと並ぶタパスから好きなものを選ぶ瞬間がワクワクしますね。

値段もバルセロナなどの大都市の観光地に比べると安いので、リーズナブルにたくさん食べられることが魅力です。例えば、飲み物とタパス1皿の組み合わせで2ユーロ前後ということもあります。味ももちろん美味しいので、安心して料理を楽しむことができます。

サラマンカでぜひ味わってほしいのが、イベリコ豚の生ハム(ハモンセラーノ)です。サラマンカ地方のギフエロという街は、イベリコ豚の飼育で有名で、サラマンカでは熟成した絶品の生ハムを食べることができます。バルで食べるもよし、買って帰って家で生ハム料理を楽しむもよし、いろいろな楽しみ方ができます。

サラマンカを満喫しよう!見出し

歴史あるサラマンカの旧市街は、街全体が世界遺産に指定されているとあって、記事で紹介したスポット以外にも人気の見どころが沢山ありす。またバルも豊富にあり、旅行には欠かせない楽しみであるグルメも十分に楽しめる場所です。ぜひ記事を参考に、サラマンカを訪れてみてはいかがでしょうか。

投稿日: 2017年8月8日最終更新日: 2020年10月7日

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