広島といえばもみじ饅頭！何種類ある？有名な人気店でお土産を買おう！

原爆ドームなど有名な歴史的なスポットもあり、修学旅行先としても選ばれることの多い広島県。1度は訪れたことがあるという人も多いかと思います。そして、あらゆるお土産やさんに置いてある有名なお土産がもみじ饅頭です。この記事では広島お土産としておすすめナンバーワンともいえるもみじ饅頭の魅力を特集します。

もみじ饅頭は広島県以外でもスーパーなどでたまに見かけることもあります。見た目はもみじをかたどったような形をした生地となっていて、中にあんこがたっぷりつまっています。普通の丸いおまんじゅうよりは生地がしっかりとしてカステラ風であるが特徴と言えるでしょう。食べ応えもあり、お茶請けもするお菓子となっています。

2009年に朝日新聞が行った"日本一のまんじゅうは？"というアンケート調査では堂々の第一位を誇り、その他のお土産ランキングにも上位に名前が載るほどの人気ぶりです。幅広い年代の方に好まれる味であることから、実際に広島に行けば多くの人がもみじ饅頭を手に取り、お土産として選んでいることでしょう。

近所のスーパーに売っているものは粒あん、こしあんの2種類くらいが限度かと思いますが、発祥の地・広島では様々な種類のもみじ饅頭がラインナップされています。クリームやチョコレートが中に入っていたりと、あんこが苦手な方でも楽しめるようになっていますよ。抹茶餡なども一風変わっていておすすめです。

また、最近ではあんこの周りに薄くお餅が入った"生もみじ"という種類が出てきていたり、食べ歩き用にもちょうどよい小さなサイズの"揚げもみじ"も登場しています。このあたりは広島でしか手に入らないので、お土産用としてもおすすめです。ぜひ広島に足を運んだ際には珍しいもみじ饅頭を探してみてくださいね。

実は一言にもみじ饅頭と言っても様々なお店から販売されています。それぞれのお店に特徴があるため、おすすめの商品などと合わせてご紹介していきたいと思います。どのお店のものがよいのかわからない、と思っている人は参考にしてみてください。いつも買っている方も、違うお店のものも食べてみると新しい発見がありますよ。

お土産ショップなどで特によく見かけるのが、にしき堂のもみじ饅頭です。本店が広島市内にあり、工場見学も行っています。製造工程を見てからの焼きたてもみじ饅頭を食べれるので、とても貴重な体験になること間違いありません。光町方面に行く予定がある方は、ぜひ工場へも足を運んでみてください。

和菓子店としても名高いだけあって、もみじ饅頭の味もお墨付きです。普通のもみじ饅頭ももちろんのこと、お餅を使った層がある、"生もみじ"も有名です。生菓子なので日持ちはあまりしませんが、珍しいので身近な方へのお土産にもぴったりとなっています。もちもちしっとりな食感にハマってしまうかもしれません。

さらに、"あたらしもみじ"という、アンデルセンというベーカリーショップとのコラボ商品も開発されています。従来のもみじ饅頭ともケーキともつかない、新しいお菓子となっているようです。話題作りにもなりますので、一度チェックしてみたいところです。種類が豊富なので、ぜひお店でいろいろチェックしてみてください。

やまだ屋も、店頭のもみじ饅頭の中でも目立つ商品を取り扱っているお店となっています。クリームやチョコレートなど、あんこ以外の種類がたくさん楽しめるのはやまだ屋ならでは！外側にチョコレートがコーティングされているものや竹炭を生地に練りこんだ黒もみじなど、目新しいものがたくさん見つかります。

桐葉菓（とうようか）というお菓子もやまだ屋から展開されており、お土産として人気なので併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。さらに栗が1つごろっと入った大もみじという商品も人気で、贈答用におすすめです。全種類を制覇しようと思うと時間がかかりそうですが、気に入ったもみじ饅頭が見つかるはずですよ。

藤い屋も、様々な和菓子に力を入れており、こちらのもみじ饅頭も格別なお味となっています。こしあん、粒あんはもちろんのこと、カスタードやチョコレートという種類も用意されており、お子さんも楽しく食べられること間違いありません。詰め合わせはお土産としての見栄えもよく、おすすめな商品となっています。

ふんわりしたカステラ生地にこだわりぬいた北海道産小豆を使用したもみじ饅頭は、贅沢そのもの。味もしっとりと上品な上に、包装が綺麗なので美味しさも倍増です。少し贅沢な気分が味わいたいという方は、藤い屋のもみじ饅頭を食べてみてはいかがでしょうか？宮島に本店がありますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

次に紹介する岩村もみじ屋では、もみじ饅頭元来のあんこのみを取り扱っています。粒あん、こしあんの2種類のみで展開されるもみじ饅頭のあんこは、とてもこだわったものだとか。明治末期に当時の殿下が所望されたという、"つぶもみじ"という粒あんを入れたもみじ饅頭から今まで、美味しい味を守っておられます。

あんこへのこだわり方は素晴らしく、厳選された北海道産の小豆とザラメを使用しておられます。丁寧にアクを取り除き煮詰めたあんこは特別です。職人さんたちの手間と時間が惜しみなく注がれています。オンラインショップも展開されていますので、気になる方は一度公式のホームページをチェックしてみてくださいね。

次に紹介する紅葉堂のおすすめは、なんと言っても揚げもみじ饅頭です。実はもみじ饅頭は、もうお土産品としてだけではなく食べ歩きする時代にもなっているのです。宮島の本店では、製造の様子も見ることができ、さらに焼きたても食べれるということなので、足を運んでみなくては損なスポットとなっています。

揚げもみじは外はサクッとしているのに中はしっとりもちもちとした異なる食感が1度に楽しめることで人気となっています。1つ180円で、あんこ・クリーム・チーズから選ぶことができます。普通のもみじ饅頭よりは割高となってしまいますが、広島や宮島に訪れた折には1度食べてみてほしいと思います。新食感で美味しいですよ。

最後に紹介するおきな堂では、店頭で販売する焼きたてもみじ饅頭が人気です。甘いカステラ生地も幸せな気分にさせてくれます。クリーム入りのもみじ饅頭は、こちらのお店が発祥だとも言われており、カスタードクリームが好きな方は必見のお店と言えそうです。

さらに、季節のもみじ饅頭も人気です。く春には桜色の"春小町"、夏には抹茶餡と葛餅が入った"子夏もみじ"、秋には栗きんとんが入った"栗もみじ"、さらに冬にはぜんざいをイメージした"雪もみじ"が発売されます。何度か訪れても違う味が楽しめるのは面白いです。お土産としてもおすすめなもみじ饅頭となっています。

もみじ饅頭はいろんなお店のものを食べていて、何か新しい体験がしたい…という方にぜひ注目してほしいのが、もみじ饅頭作り体験です。あの可愛く華やかなシルエットと美味しい味が手作りできてしまいます。お子さんにも喜ばれますし、デートのコースとして取り入れるのもオシャレです。ぜひチェックしてみましょう。

この記事でも紹介したやまだ屋さんも、宮島の店舗でもみじ饅頭作り体験を開催しています。当日予約はとれない可能性もあるので、前日までに予約しておくと確実です。型に生地とあんこを入れ、返しながら焼き上げていきます。自分で作ったものはさらに美味しく感じるはずです！貴重な体験をしてみませんか？

いかがでしたか？もみじ饅頭にもいろいろと種類があって奥が深いことがわかってもらえたかと思います。オシャレなものから変わったものまでバリエーションはとても豊富です。もみじ饅頭作り体験も貴重な体験ができるのでおすすめとなっています。広島に訪れた際には、ぜひお土産としてもみじ饅頭をチョイスしてみてくださいね。