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新潟・白山神社は縁結びで有名!御朱印やお守りを授かって良縁祈願!

新潟・白山神社は縁結びで有名!御朱印やお守りを授かって良縁祈願!
投稿日: 2017年8月28日最終更新日: 2020年10月7日

新潟は新潟市中央区一番堀通町にある白山神社。長い歴史を持つこの神社の名前を聞いたことのある人も多いのではないかとおもいます。たくさんの神様がおわし、縁結びにご利益のある白山神社。どんな所なのか少し詳しく紹介していきます。

新潟一番堀通町の白山神社見出し

新潟県新潟市中央区一番堀通町に広大な敷地面積をもつ白山神社。縁結びが有名だったり、たくさんのご祭神をお祭りしているのをご存知ですか?最近だとパワースポットとしても取り上げられたりして、知っている人も多そうですが神社として詳しく知っている人は少ないと思います。今回は主に神社としての白山神社を紹介していきます。

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新潟に古くからある白山神社見出し

白山神社の建立の年代は戦国時代にあった二度の火災で古い記録を失い知ることはできません。ですが、神社によりますと平安時代の中期ごろ、延喜(901~)とも寛治(1087~)ともいわれています。そして、現在の位置に神社が出来たのが、明応年間あるいは正保元年。古新潟から現在地に遷座したと伝えられています。

納められた物でわかる白山神社の歴史

元亀年中(1570~)には、 白山神社別当だった宝亀院住職憲海が五寸の十一面観音銅像、宝剣、鏡を白山神社に安置。戦国時代には上杉景勝が戦勝の帰りに鏡と啓を寄進。その内の十一面観音は、明治元年の神仏混交の禁により宝亀院に引き渡され現存しているようです。

多くの御祭神のおわします新潟・白山神社見出し

現在白山神社にお祭りされている御祭神は全部で十八柱。なぜこんなにも多いのでしょうか。理由は明治六年、政府が公園設置の布達をだしました。その折、 公園を造るため松林の境内に点々と建立してあった摂社・末社を全部御本殿に合祀したために御祭神の数が多くなった、というわけです。

新潟・白山神社の主祭神は三柱の神様見出し

白山神社でお祭りされている主祭神は三柱の神様です。言わずと知れた国生みの神である伊邪那岐、伊邪那美の夫婦の神様。そして、日本書紀にて前記の神様が喧嘩で仲たがいされたときに、その仲を取り持った菊理媛大神(くくりひめのおおかみ)がお祭りされています。

この菊理媛大神が白山神社が縁結びの神社と言われる理由の一つです。前述の様に、二人の神様の間を取り持ち、仲直りさせたことが理由です。また、この菊理媛大神は伊邪那岐、伊邪那美二柱の神様の間に入れることからも、非常に位の高い神様とされています。

新潟・白山神社の縁結びの神様見出し

菊理媛大神は別名を、白山比咩(しらやまひめ)大神と言い、もとは加賀の霊峰白山頂上にお祭りされている女神さまで、 この神様を勧請して新潟の地にお祭りしたものです。菊理媛大神は農業の神、海上の神、そして国家、 郷土の守り神として崇拝されていました。

夫婦の仲を取り持った神様

よく女の神様の神社にお参りすると、神様がやきもちを焼いてそのカップルは別れるなどと言われますが、菊理媛大神は喧嘩している二人をより強く結びつけた神様です。別れるどころかより強く二人を結びつけてくれるであろうと思います。

物事を「むすび」「くくる」

菊理媛大神は願うことを正しくよりよい方法で導き、乱れた糸をくくり整えるように融和され仲を取り持ち和す縁結びの神様であります。くくりひめの「くく」は、物事を「くくる」という意味。乱れ解れ、千切れかけた物事を、「くくり」「むすぶ」そういった神様が菊理媛大神なのでしょう。

「くくる」だけではなく

また、くくりひめの「くく」は「ききいれ」とも解釈されます。伊邪那岐と伊邪那美、男女二神の仲を取持ちをして、女神の言うことを男神に聞入れ、男神の言うことを女神に聞入れたことから負う名で「聞入れの神」であると言われています。

調和と繁栄を司ります

更に、くくりひめの「くく」とは木の祖神「句句廼馳の神」(くくのちのかみ)といい、木がぐんぐん伸びていく様を。また、宇宙の大生命がぐんぐん伸び栄えてゆく生命の勢いを「くく」と表現します。これらのことより、菊理媛大神は子孫繁栄、事業繁栄、商売繁盛の神様である、とも言われています。

新潟・白山神社の本殿にお祭りされる二柱の神様見出し

白山神社の本殿には主祭神である三柱の神様とは別に、二柱の神様がお祭りされています。一つは、天照大神。言わずと知れた伊邪那岐の子供。太陽を司る神様です。もう一つは、八幡大神。八幡大菩薩、といった方がわかる方もいるかも知れません。この二柱の神様は菊理媛大神と関りが深いとされています。

新潟・白山神社に明治の折に合祀された十三柱の神様見出し

これらの神様は明治六年、白山公園造成にあたり、境内に点在していた神社の神様を本殿に遷し合祀された神様になります。これらの神様の存在が、白山神社のお祭りする神様の多さと、ご利益の多様さに繋がっています。

新潟・白山神社は縁結びに御利益見出し

白山神社で有名なのは主祭神である菊理媛大神を筆頭にした縁結びのご利益です。まだ成就しない思いの成就、まだ見ぬ誰か何かとの出会い、今ある縁をより強く、そういったことに御利益を得られるということです。

白山神社の主祭神菊理媛大神

伊邪那岐と伊邪那美の仲を取り持った菊理媛大神は、今ある男女の縁を「くくり」より強いものにするとされる縁結びの神様です。また、男女の縁を結ぶだけでなく、そこから転じて家族同士の縁や日常の中での様々な縁を結んでくれる、とも言われます。

白山神社とも縁深い大黒さま

出雲大社の御祭神大黒さまこと、大国主大神もまた縁結びの神様として知られています。白山神社にもまた、明治六年の白山公園造設の際に他の多くの神様とともに合祀されています。白山神社では菊理媛大神を勧請した加賀白山頂上にも大黒さまがお祭りされているトいう縁もあり、大事にされているようです。

大黒さまが「むすぶ」のもまた、男女のみならず仕事や学業、夢や様々な福との縁でもあります。そして、現在では米俵に乗り福袋と打出の小槌を持った福の神の姿から、子宝、子授けの神ともされています。他にも商売繁盛に、家内円満など福の神としても馴染み深い神様でもあります。

夫婦一対のむすびの銀杏

近年パワースポットとしても有名になったのが、このむすびの銀杏。本殿左側にある銀杏の木樹齢200年の銀杏の木なのですが、こちらの銀杏雄木と雌木の二本の銀杏が一対になっている夫婦の木なのです。一本の木の様に結ばれて生えるこの銀杏もまた、縁を「むすぶ」と言われます。

また、雌雄に分かれる銀杏の木は一緒にあるとそれは沢山の実を付けます。このことから、夫婦一対のむすびの銀杏に触れると、子宝に恵まれるともいいます。故に、この銀杏の別名は、子宝の銀杏です。

白山神社の四季折々のお祭り見出し

白山神社の四季には、節目節目の様々なお祭りが催されます。中には、白山神社独特のお祭りの催し事もあるようです。そんなお祭りの代表的のものを、紹介していきたいと思います。

冬に催される節分祭り

暦の上で春になる立春前日に、白山神社で催されるお祭りが節分祭りです。白山神社では、日本三大花街の新潟古町の古町芸妓が開運厄除けの豆まきを行い、一年の無病息災を祈願するそうです。また、豆まきを行う芸妓はその年本厄にあたる若い方で、彼女たちの厄除け祈願の意味合いも大きいようです。

一年の繁栄を願う春まつり

一年の五穀豊穣と産業経済の発展を願うお祭りが、白山神社の春まつりです。また同時に、春風に乗ってやってくる厄神の災いを鎮めるお祭り、鎮花祭も開かれます。ちょうど桜の季節でもありますので、お祭りの屋台を周ってお花見を楽しむのもいいかもしれないです。

白山さまのご鎮座を祝う夏の例大祭

夏のお祭りは例大祭。白山神社の例大祭は白山さまこと菊理媛大神が、新潟の地に勧請し、ご鎮座されたことを祝うお祭りです。夏祭りのイメージに違わず、賑わい活気の溢れた様を見せる、新潟には欠かせないお祀り鵜のようです。

白山神社のお正月初詣見出し

白山神社の菊理媛大神は繁栄を司る神様ですが、日本書記の中では禊祓をすすめた神様でもあります。そんなお祓いにも力をもつ菊理媛大神のおわします白山神社は初詣にも最適です。白山神社での初詣でその一年の安息は確実かも知れません。

日本海側屈指の人出

白山神社の初詣の参拝客は大変に多いようです。日本海側屈指の人出と言われる賑わいを見せる白山神社、その初詣の参拝には大晦日の夜からの二年参りでくる方も多いようです。多くの神様がいらっしゃる白山神社での初詣は、たくさんのご利益がありそうです。

種々様々な白山神社のお守り見出し

沢山の神様がおわします白山神社は、その分お守りの種類も豊富です。その数なんと100種類以上。授与されすお守りは毎朝祈祷、お祓いの後に授与される由緒正しいお守りです。もちろん初詣の時のみならず、毎日授与してもらえます。

お札に破魔矢、キャラクターお守りまで

白山神社のお守りは本当に様々です。お札、交通安全、合格祈願、開運祈願、縁結び・安産祈願、キャラクターお守り、絵馬、お正月縁起物と大別されて、そこからさらに細かく分けられます。白山神社に行くことがあれば、その時に必要なお守りを授与してもらいたいものです。

一年たったら納めよう

授与してもらったお守りは、お願い事が叶ったら、新年を迎えたら、一年たったら感謝の気持ちと共に神社に納めることをおススメします。白山神社では毎年決まった日にお焚き上げを行っています。新年に初詣に行ってお守りを貰い、翌年の初詣でお納めするのが一番良いかもしれません。

白山神社と証明書代わりの御朱印見出し

御朱印の由来は参詣者がお経・願文を書写して寺社に奉納した「証し」として寺社の名号を墨書し神印を貰ったことが起源とされています。つまり、白山神社での御朱印とは、参拝者の祈り、願いが神様に届けられた事の証しということです。

白山神社の御朱印

白山神社の御朱印は、本殿に向かって右側ある受付で受けることができます。ただし、御朱印を受ける前後には本殿への参拝を忘れないようにしましょう。御朱印は神様に通じた証明の代わり、みたいなものですから。御朱印帳も同じ受付で受けることができます。

本殿のみじゃない白山神社の御朱印

白山神社では本殿だけでなく、境内に四つの神社の御朱印も受けることができます。さらには、平成29年限定白山開山1300年の御朱印、なるものまであるそうです。もちろん、御朱印を受ける前後にそれぞれ御朱印を受ける神社に参拝してください。御朱印自体は、すべて同じ受付で受けることができます。

人々の生活に「むすび」つく白山神社見出し

人との縁を含めて、白山神社は人の日々の生活に結びついた神社です。もし興味があったら、その地に是非ともあしを運んで見てください。今回の記事では紹介しきれないことも沢山ありました。地元の人にも、違う地域の人にも白山神社は、きっと身近に感じられるとおもいます。

投稿日: 2017年8月28日最終更新日: 2020年10月7日

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