野毛山動物園はどんなところ？人気のお土産や料金見どころも紹介！

皆さんは、神奈川県横浜市にある野毛山動物園へ行ったことはありますか?一般的な動物園は入場料金が必要ですが、なんと無料で入園ができるという驚きの動物園なのです。今回は、そんな野毛山動物園の見どころや可愛い動物達の紹介、そして営業時間や料金、人気のお土産などを一挙ご紹介するので、野毛山動物園へ行く前にチェックして下さい。

神奈川県横浜市西区にある野毛山動物園は、2015年に32年ぶりに入園者数が年間100万人を突破した大人気の動物園です。野毛山動物園の魅力は、何より料金設定。他の動物園では通常入園料金が必要ですが、野毛山動物園では無料です。無料の動物園と聞いただけで行きたくなりませんか?野毛山動物園の魅力は、料金のことだけではありません。

野毛山動物園の魅力は料金が無料ということだけではなく、無料にも関わらず、動物園のクオリティが高く見どころが多いということです。人気の動物のレッサーパンダやライオン、キリンやクマなどを始め、100種類以上、そして1000匹以上の動物達が飼育されています。また動物園の面積は3.3ヘクタールで野毛山公園の中に入っています。

野毛山動物園の始まりは、昭和24年3月に日本貿易博覧会の会場の一部に、タヌキやキツネなどの動物を展示したことです。それから昭和26年4月に動物園と遊園地を合体させた、野毛山遊園地として正式にオープンしました。野毛山動物園の歴史は深く、開園してから60年以上経過している老舗動物園なのです。現在でも変わらず愛されています。

野毛山動物園は、動物を見せるだけの場所ではなく、多少種の繁殖に数多く成功している動物園です。そのような取り組みをすることで、種の保存に努めています。その他にも、野生傷病鳥獣保護事業の取り組みもしており、傷ついた野生動物や鳥類の保護に努めています。無料で動物園をやりつつその他の活動もしている素晴らしい動物園です。

見どころ満載の野毛山動物園までの行き方をご紹介いたします。野毛山動物園は、みなとみらい21地区を見下ろすことのできる高台、野毛山公園の中に入っています。最寄り駅はJR桜木町駅です。バスでのアクセスの場合、市営バス89系統の｢一本松小学校行き｣に乗車して、｢野毛山動物園前｣で降りると、直ぐ目の前が野毛山動物園です。

野毛山動物園までは、徒歩でもアクセスが可能です。JR桜木町駅から野毛山動物園までの間、あちらこちらに分かりやすい看板が表示されているので、迷うことはないかと思います。駅から動物園までは、徒歩15分程です。周辺は緑豊かな場所なので、ちょっとした散歩に歩いて見ても気持ち良いかもしれません。アクセスが簡単なところも魅力です。

野毛山動物園の営業時間と料金についてご紹介いたします。営業時間は、9時30分から16時までです。営業時間は16時30分までですが、入園は16時までとなるのでご注意ください。休園日は、毎週月曜日です。月曜日が祝日にあたる場合には、翌日がお休みになりますが、5月と10月は無休となります。また12月29日から1月1日も休園日です。

野毛山動物園の営業時間は上記の通りです。料金は何度もお伝えしていますが無料です。しかしながら、動物園内では、より良い管理と運営を保つために、野毛山動物園募金を行なっています。皆さんの募金が集まり、過去には授乳室内の備品設置や、市外電車の座席改修、平成15年に死亡したインド象のはま子の銅像なども作ることが出来ました。

野毛山動物園は料金が無料ということもあるので、これからも皆さんが安心安全に動物園で楽しめるよう、動物のために活動ができるよう、出来るだけ募金をしていただけたらと思います。募金箱は、動物園に入園し、暫く歩いた右手側にライオンの募金箱があります。以上、野毛山動物園の営業時間と料金についてご紹介いたしました。

野毛山動物園の見どころである動物達は、100種類以上、1000匹以上が飼育されています。哺乳類や魚類、鳥類、爬虫類など、小さく可愛い小動物から、大きな動物まで、様々な動物達を観察することができます。人気のレッサーパンダやライオン、キリン、ペンギン、シマウマ、トラなどの定番の動物や、新登場のミナミコアリクイもいます。

また特に小さなお子様に人気のなかよし広場では、モルモットやハツカネズミ、鶏などに直接触れ、触れ合うことができます。なかなか普段触ることのできない動物達と触れるという経験は、子供のうちに体験させた方が良いかと思います。また野毛山動物園名物の孔雀の放し飼いも見どころです。野毛山動物園は、魅力がいっぱいです!

野毛山動物園の小さなアイドルは｢レッサーパンダ｣です。中国からやってきたレッサーパンダのキンタとケンケン、広島生まれのきく。キンタは、もともとオスだと思い飼育していたそうなのですが、実は途中でメスということが判明。しかし呼び慣れてしまったため、名前はそのままキンタだそうです。営業時間内に見たい人気動物ナンバー1です。

ちなみに3匹目のきくちゃんは、まだ2歳という若さでケンケンのお嫁さん候補だそうです。毎日13時15分からレッサーパンダ達のお食事タイムなので、時間が合えば、可愛い彼らのお食事をしている姿を見てみてください。レッサーパンダは絶滅危惧種と言われている貴重な動物で、動物園の見どころでもあるので、絶対に見る価値ありです!

動物園に行ったら絶対に見たい!子供も大人も大好きな百獣の王であるライオンは、野毛山動物園の見どころとして飼育されています。そのライオンの名前はラージャートいうオスのライオンで、横浜ズーラシアで生まれ、育った子です。人間の手によって愛情込めて育てられたため、人間が大好きで、実はおっちょこちょいの性格だそうです。

ライオンのラージャーは、屋外にいない時は、屋内で休んでいます。屋内にいる姿も見学は可能で、ガラス越しに間近で見ることができるので、ライオンの迫力を感じることができます。人間が好きで優しそうな性格のラージャーですが、近くから見ると、さすが百獣の王という風貌でかっこいいです。野毛山動物園の見どころの1つです。

あまり聞いたことがないかもしれませんが、｢ミナミコアリクイ｣は横浜にある動物園の中で野毛山動物園だけで見ることができる貴重な動物なので、見どころの1つとなっています。今現在、野毛山動物園で見られるミナミコアリクイのアサヒくんは、2014年に東京の上野動物園で生まれ、2016年の3月に野毛山動物園にやってきました。

そして2016年の4月から一般公開されている新人さんなのです。アサヒくんは、未熟児として生まれましたが、アサヒくんの母親が子育てを放棄したため、飼育員の手によって育てられました。40cmにも及ぶ長い舌が特徴です。本来蟻を食べるはずの動物ですが、アサヒは食べません。

アサヒくんは蟻を嫌うため、犬猫の缶詰などを食べるそう。毎週土日14時からご飯タイムなので、長い舌で食べる姿を見てみてはいかがでしょうか。他の大きな動物と比べると、あまり注目されないミナミコアリクイですが、よく見てみると、目がくりくりしていて大変可愛らしいです。注目してみてください。

誰もから愛されるキリン!野毛山動物園には、アミメキリンが2頭飼育されています。オスのそらと、メスのモミジです。モミジは2016年にきたばかりだそうですが、2頭で仲良く暮らしているそうです。キリンはとても優しい目をしていて、子供から大人まで愛される人気の動物です。動物園に来たら外せません!

また野毛山動物園では、上からキリンを見下ろすかたちで見学ができるようになりました。間近でキリンを見ることができるので、迫力がありおすすめです。長い首と長い舌を使って器用にご飯を食べている姿は見どころです。とても可愛らしいので、野毛山動物園で営業時間内に絶対に見たい動物です。

野毛山動物園では、時期によって様々なイベントが開催されています。例えば、野毛山動物園内にある、普段見ることのできない動物病院ツアー。園内の動物だけではなく野生から保護したタヌキや野鳥などの治療を行なっている獣医から動物達の貴重な話を聞くことができます。その他にも、動物感謝祭や動物画コンクールなども行なっています。

また例年夏場の期間のみ、営業時間を9時30分から20時30分まで延長し、貴重な夜の動物園を行います。普段見ることのできない夜の動物達を見学することができ、イルミネーションの中、軽食が販売されているビアガーデンも開催されるので、ワクワクした時間を過ごせそうです。機会があれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。

野毛山動物園の中には、ベンチが豊富にあるので、疲れた時にはすぐに休むことができます。休憩所もあるので、そこで持参したお弁当を広げて食べても良いし、売店で買って食べることも可能です。例えば、子供から人気の動物のマスコット付きキッズプレートは680円、ナポリタンやチキンライスは600円で販売されています。

またお酒も販売されており、ビールは500円、ワインは350円です。スペースの広い屋外の休憩所もあるので、良い天気の日には、皆でワイワイと仲良くお弁当を食べてみませんか?人気の動物園の場合、休憩するスペースがなくて困ることが多いですが、野毛山動物園はベンチや休憩所の数が多くて、便利です。

野毛山動物園の人気のお土産をご紹介いたします。せっかく楽しい動物園に来たのですから、素敵なお土産を買いたいですよね。そんな時におすすめのお土産はこちらです。まずはミナミコアリクイグッズ。上記でもご紹介した通り、ミナミコアリクイは珍しい動物で、野毛山動物園の新しい動物なので、お土産として買ってみませんか?

お土産におすすめのミナミコアリクイグッズは、ぬいぐるみやボールペン、タオルにハンカチなど、普段使いできるものが揃っています。また日本で野毛山動物園でしか見ることができないニューカレドニアの国鳥カグーのぬいぐるみも、子供へのお土産におすすめです。その他様々なお土産が販売されているので、見てみてください。

野毛山動物園は、子連れに便利な授乳室があります。またベビーカー専用の駐車場もあるので、子供連れの方にとっては観光がしやすいでしょう。また昭和37年までの間走っていた路面電車が展示されており、内部は休憩スペースになっているので、子供が喜ぶこと間違いなしです。

動物達をただ見るだけではなく、動物について詳しい説明が記載されていたり、成長日記などが展示されていたり、子供でも分かりやすく、楽しんで見学ができるように工夫されています。ベンチなどの休憩スペースも多いため、これらの充実した施設を見ると、入園者数が年間100万人を超える理由が分かる気がします。

いかがでしたか?今回は、野毛山動物園がどんな所か、営業時間や料金、人気の動物、お土産などについてご紹介いたしました。野毛山動物園は、動物を見せるだけではなく、野生の動物を保護したり、希少動物を繁殖させたりなど、素晴らしい活動をしている動物園です。遊びに行くときは、これからも楽しく観光が出来るよう募金をしましょう!