台湾にビザは必要？入国カードをオンラインで申請する方法を紹介！

台湾に旅行に行きたい!と思っても台湾国内に入るためには入国カードや場合によってはビザが必要となります。しかし突然入国カードを書けと言われても前持った知識がないと慌ててしまいます。今回はビザや入国カードが必要な時にどのようにすれば慌てないのか見ていきたいと思います。

まずは、台湾に行く時に入国カードやビザが必要になるのかを見ていきましょう。結論から話すと入国カードは台湾に入国する際に絶対に必要な書類になります。そのため、この入国カードは台湾に入国する前に絶対に記入しなければいけません。後ほど、オンライン入国カードにも詳しく話していきたいと思います。

そしてビザですが、これは絶対に必要ということはありません。場合によってはビザは必要ではなくなります。基本的に普通に観光旅行に行く際にビザの申請は必要ないので、そこまで気にしなくてもいいでしょう。では、一体どのような目的で台湾に行くとビザが必要になるのかを見ていきたいと思います。

まず、台湾のビザにはいろいろな種類があります。日本で定められているビザの種類は27種類あるのですが、分別がかなり細かいので、簡単に就業ビザ、留学ビザ、永住ビザの3種類に分けて説明していきたいと思います。基本的には目的に合ったビザを取得するのが普通です。

まずは、就業ビザです。その名前の通り長期間台湾で仕事をする人が申請するビザです。これは転勤先が台湾の会社であったり、台湾の会社に就職する人が所持しなければいけないビザです。滞在期間は申請によって変わります。所持する事ができれば最高で5年までの長期滞在を許されます。

次に紹介するのが、留学ビザです。留学ビザは台湾の学校に留学する際に申請するビザになっています。当然台湾の学校に入学することが決まっている、もしくは台湾の学校に留学の許可をもらっていなければ申請が通って所持することができないビザになっています。期間は申請によって変わります。最大で4年3ヶ月です。

そして最後に永住ビザです。これは台湾で結婚した人や、台湾に親戚がいる等の特別な状況の人が取得することができるビザになっています。永住ビザ自体は無期限で台湾にいる事ができるのですが、種類によっては5年までしかいられないものもあるので申請する際には注意して確認しておきましょう。

少し話しておきたいビザがあります。それが特別活動ビザです。先程までのビザとは様子が変わり、有名なのがワーキングホリデーです。特に何も決まっていない若者たちに海外の習慣などに触れるために作られた制度ですが、このワーキングホリデーを使ってビザを申請すると就業ビザがなくても台湾で働くことができます。

ワーキングホリデーの延長は半年ごとにしなければいけないのが面倒なのですが、更新すればしばらくは日本に帰ってまた更新しなくて済むのが大きいです。しかし、何も収穫なく日本に帰れば時間の無駄になりかねないので、気をつけなければなりませんね。もしワーキングホリデーを利用するなら目的を持って申請しましょう。

ではビザや入国カードがなけどうなってしまうのか見ていきましょう。まず、ビザがなければ一定期間しか台湾に滞在することができません。その期間は90日間です。普通に旅行するには十分な期間なので、観光旅行で行く場合にはそれほど気にする必要はありません。

しかし、万が一90日間を過ぎても滞在していた場合は罰金を支払うことになってしまいますので、長期滞在で観光を考えている人は注意しましょう。では、入国カードを記入せず台湾に行ってしまった場合はと言うと、そんなことはありえません。入国カードは台湾に入国する際に絶対に必要なものなので絶対に出します。

では、記入せずに入国審査員の目の前に行ってしまった場合、入国審査員の人に必ず入国カードが渡されるので、近くで記入しもう一度入国審査の列に並び直す必要があります。事前に準備し忘れても、飛行機の中でCAの方が配ってくれているので、それを受け取って記入するのもありです。

ビザを取得する時はなるべく余裕をもってとるようにしましょう。特に申請の際に審査から落ちる可能性もあります。何らかの問題がない限りは基本すんなり取得することができるのですが、万が一のことも考え飛行機の予約をする前にビザの準備をしておくようにしましょう。

入国カードは残念ながら、先に記入する紙を用意することはできません。その為、飛行機の中で書くのが一般的な入国カードの記入になっている部分もあります。しかし飛行機の中で記入するとかなり書きにくいです。そんなことのならないように後ほど、日本にいるうちに入国カードの準備ができる方法を教えたいと思います。

入国カードについてもお話したいのですが、その前に台湾に長期滞在するためのビザの取り方を見ていきたいと思います。まず知っておいて欲しいのが、取得できる場所です。短期間の90日間以内の観光ビザでしたら、在日台湾大使館で取得可能なのですが、それ以外の種類のビザの場合はその前に取らなければならない資格があります。

それが「在留資格認定証明書」です。就業ビザの場合は就職先から、留学ビザの場合はその学校からもらうことができるので、それぞれの種類でもらっておきましょう。その認定書によって申請の内容が変わり滞在期間が決まっていきます。その証明書を持って大使館に行き申請するとパスポートにビザの証明書をもらうことができます。

パスポートに張られたビザには滞在していい日数が書かれているので、確認しましょう。在留資格認定証明書もビザも申請にはそれなりの時間がかかります。長期滞在の予定が決まったらなるべく早めに準備するようにしましょう。そうすれば、書類の記入漏れがあったとしても落ち着いて対処することができますね。

それでは先程話した入国カードを日本にいるうちに記入を済ませてしまう方法を教えていきたいと思います。その方法はオンラインです。ネットを使って入国カードを記入しておけば記入漏れを防止できるという利点があります。しかし普通に入国審査は通らなければなりませんので、特に早く通ることができるということはないです。

オンラインの方法はネットで「網路填寫入國登記表」にアクセスします。そうすれば入国カードと同じ項目の質問が出てくるので、記入していきましょう。注意しなければいけないのが、当然台湾のオンラインサイトなので中国語の質問項目になっています。記入は変わらないのですが、間違えないように気をつけましょう。

中国語になっているからわかるわけない!という人のために、簡単に入国カードに書く内容を説明していきたいと思います。まずは名前ですね。名字と名前は別々になっているので、注意してください。その下にある中国名はない人は無記入で問題ありません。その下に生年月日を書きます。/で区切って書くようにしましょう。

そして上から性別、国籍、パスポートナンバー、飛行機の便、台湾に行く日、職業、ビザのタイプです。ビザのタイプですが、ビザを取らず観光で行く人は「免簽證」と書けば問題ありません。その下のビザナンバーも書く必要はありません。逆にビザを使う人はこれをしっかり書かないと帰れない場合もあるので気をつけましょう。

その次が旅行目的、現住所、台湾での宿泊先を記入します。ここまで、全て中国語か英語で書かなければいけないので、英語がわからないという人もきちんと調べながら書くようにしましょう。確認を押して終わりです。入国審査の際にはネットで出したと言えば普通に入国カードがなくても通してもらえます。

入国カードとビザを提出するタイミングですが、もちろん入国審査の時です。特にビザはたまに適当な審査員がいるので、パスポートのページを開いて渡すと良いかもしれません。ちなみに、入国カードで提出する場合は記入ミスや記入漏れがあるとやり直しになるので気をつけましょう。

オンラインで入国カードの記入ができると言われてしまうと時代の流れがすごいなと感じます。少し前は入国審査の前で少しバタバタしていましたが、オンラインで提出しておけば慌てる必要もないということです。ビザはそのまま先に準備しなければならないのですが、入国カードももう事前に準備するだけで良いということです!