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京都・蓮華寺は穴場の観光スポット!見どころは紅葉や新緑の庭!

京都・蓮華寺は穴場の観光スポット!見どころは紅葉や新緑の庭!
投稿日: 2017年10月23日最終更新日: 2020年10月8日

蓮華寺は京都の大原に向かう途中の上高野にある庭園が大変美しい寺院です。観光コースからは少し離れた場所にあるため、紅葉の時期以外はとても静かな穴場スポットです。京都でも紅葉と新緑の風景が美しいと評価の高い蓮華寺の魅力をご紹介しましょう。

京都・蓮華寺は静かな新緑と紅葉の穴場スポット見出し

蓮華寺は左京区上高野西明寺山の麓にある天台宗の寺院です。最近各メディアで取り上げられ、紅葉が素晴らしいお寺だと紹介されている蓮華寺ですが、京都の中心から電車やバスで1時間弱の少し離れた場所にあり、秋以外はとても静かで、まだまだ穴場の観光スポットです。そんな魅力的な蓮華寺をたっぷりご紹介しましょう。

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京都・蓮華寺の歴史を知ろう見出し

現在の蓮華寺は鴨川源流の高野川のほとりにある上高野という地にありますが、もとは七条通りにあった西来院という時宗寺院でした。しかし応仁の乱で焼失し、その後江戸時代初期の寛文2年(1662)に、加賀前田藩の家臣今枝近義によって再建されました。

蓮華寺のもとの寺院である西来院は時宗寺院でしたが、今枝近義の再建の際に実蔵坊実俊(じつぞうぼうじっしゅん)という比叡山延暦寺の僧が開山したことから、比叡山延暦寺を本山とし、延暦寺の末寺のひとつとして天台宗の寺院となりました。

本尊は釈迦如来像で、蓮華寺の注目スポットである極楽浄土の世界を表した池泉回遊式庭園は、詩仙堂を造ったことで知られる石川丈山作とされていますが、不明です。しかしまるで絵画を見ているような美しい風景が堪能できます。

京都・蓮華寺の興味深い見どころ見出し

京都は四季ならではの魅力を感じられる場所として、小さなお寺ながらも見どころが数か所あり、日本のみならず、世界からも注目され、秋の紅葉シーズンには連日多くの観光客で賑わっています。そんな蓮華寺の特にお勧めの場所を厳選してご紹介しましょう。

池泉鑑賞式庭園

蓮華寺の一番の見どころは何と言っても書院から眺める池泉式庭園です。春から夏にかけては新緑や青もみじが見られ、秋には黄金色や赤などの色とりどりの紅葉が見られます。書院の縁側に座って眺める庭園と、書院の奥から引いて眺める庭園はかなり趣が異なります。

どの季節に行っても息を呑むくらいの見事な風情ある空間を楽しめます。秋の庭園では、色とりどりのもみじだけではなく、緑の美しい苔も見られ、その対比が見ごとです。庭に出ると撮影は禁止ですが、また違った風景に出会えるかもわかりませんよ。

石仏群

2つ目の見どころは、山門を入ってすぐ左手にある、新緑や紅葉に包まれた約300体といわれる石仏群です。京都市電河原町線の工事によって掘り起こされここで供養されています。戦火や災害で命を落としたひとたちを供養するために作られました。今はひっそりとこちらに並んでいます。

蓮華寺形灯籠

3つ目の見どころは、庭園にある様々な種類の石造品がある中でも「蓮華寺形灯籠」といわれる六角形の特徴的な石灯篭です。蓮華寺形灯籠は江戸時代には茶席の庭によく使われたと言われています。これらの石造品は、作庭当初から据えられていたものも多くあります。

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京都・蓮華寺へのアクセス見出し

蓮華寺へ行くには、大きく2つの方法があります。まず京阪電車「出町柳駅」から叡山電車に乗り換え「三宅八幡駅」下車して徒歩約10分。もう1つの方法はJR「京都駅」から京都バス10号・16号・17号・18号・19号に乗り「上橋」(かんばし)下車すぐです。京都の中心部から少し離れた場所にあり、しっとり落ち着いた京都が堪能できます。

京都・蓮華寺の紅葉を楽しむ見出し

蓮華寺は京都洛北の紅葉の名所です。普段は人が少ないのですが、紅葉の時期には観光客も増え、静けさを楽しむというわけにはいきませんが、それでも境内のもみじの木々の色づきに見とれてじっと紅葉をただ眺めている人も少なくありません。

山門をくぐると、すぐ目の前に黄金色と赤色のコントラストが美しい風景が広がります。訪れる時期によってその風景が違うので、シーズン中に何回も訪れる人もいるほど。イチョウの黄色とカエデの赤が様々な表情を見せてくれます。

目の前に広がる池泉廻遊式の庭を見渡せる書院に座り、黄金色や赤に染まった木々や、池に映る紅葉を眺めてみましょう。これが映像や絵画ではなく、本当に目の前にある風景ということにきっと感動することでしょう。時間や縁側に座る場所によっても全く違う風景ですので、場所を移動してみてみましょう。

書院の柱を額縁に見立てた「額縁紅葉」は趣があり見事です。山門付近のカエデやモミジの色づきと、書院から見る庭の色づきが違うことに気づかれる方も多いのですが、書院付近の紅葉の色づきが山門付近より少し遅く、その分長く紅葉が楽しめるのです。なんだか得した気分になります。

秋の紅葉時期を迎えた蓮華寺の雰囲気はこんな風に様変わり。お勧めのポジションは、少し内側に入り、引いて見た目線で庭全体を見渡す風景です。屏風絵のように美しく、いつまでも見ていたい気持ちになります。外の景色に応じて部屋の中の空気がこんなにも一変するなんてとても趣深いですよね。

そしてもう一つお勧めしたい紅葉の見どころは、敷き紅葉です。紅葉といえば木々に色づく葉を見るために斜め上を見がちですが、ぜひ蓮華寺では足元を見てください。色づいた葉っぱのじゅうたんが敷き詰められています。歩くたびに「カサッ、カサッ」と秋の音をたてます。この敷き紅葉を撮影するために来られる方もいるほど、美しい風景なのです。

京都・蓮華寺の紅葉の見ごろ見出し

モミジやイチョウを中心に色とりどりの紅葉が境内を包む蓮華寺の紅葉の時期は、11月中旬から下旬ごろです。蓮華寺は洛北に位置するため、京都の中心部より少し早く色づき始めます。その年の気候によって少しずれることもありますので、京都の紅葉情報をチェックしてみてください。

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京都・蓮華寺の新緑見出し

蓮華寺は春から夏にかけて新緑と青もみじの名所です。山門を入ったとたん、目にも美しい緑色の光景が広がります。そして書院前の池泉式庭園などでは美しい青もみじや苔を見ることができます。書院奥から眺める庭園の緑は絶景です。紅葉の時期以外はわりと空いているので、思う存分素晴らしい空間を独り占めできる穴場の場所です。

紅葉の季節もすばらしいですが、書院の陰影と青もみじの鮮やかさ、初夏の京都で愛されるもう一つのもみじです。京都ならではの風景です。外の暑さも忘れてしまうほどの鮮やかな緑に、周りの静けさとともに癒される時間です。

京都・蓮華寺でお抹茶をいただきながら新緑を楽しむ見出し

本堂の周りには苔が青々としてとてもきれいです。書院から庭に出てからの撮影は禁止ですが、庭を散歩するだけでも十分楽しめます。お寺の雰囲気は質素な古寺という感じですが、茶人に好まれたお寺として江戸時代にはよく茶会の場になったようです。蓮華寺では新緑の頃、書院でお抹茶がいただくことができます。拝観料は400円、お抹茶は別料金で400円です。

写真の落雁は鶴屋吉信のもの。こういうシチュエーションでいただくと、より一層美味しく思えることでしょう。ただし日によってはお抹茶がお休みの時があるので、行く前に電話をして確認をするのがお勧めです。江戸時代に茶人が好んで通ったという蓮華寺で、新緑を見ながらお抹茶と庭園を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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京都・蓮華寺周辺の観光名所見出し

栖賢寺(せいけんじ)

朝崇山(ちょうすうざん)栖賢寺は蓮華寺から徒歩2分、臨済宗大徳寺派の京都の超穴場のお寺です。境内にはもみじやカエデ、イチョウなどをはじめ緑が多く、小川も流れてとても美しい風景を形成しています。秋には色とりどりの鮮やかな紅葉が境内を染め、また散り紅葉も圧巻の美しさです。

春から夏にかけては鮮やかな新緑や深い青もみじが楽しめます。栖賢寺は観光寺ではないので、案内表示が一切されていないので、知る人ぞ知るという感じの超穴場的なお寺。お庭への出入りは自由のようですが、庭全体が見どころという感じ。これだけきれいなお庭の手入れは大変そうなので、できることなら心づけを納めていきましょう。

瑠璃光院(るりこういん)

光明寺にある瑠璃光院は、京都の八瀬(やせ)にひっそりと佇む由緒あるお寺で、秋の京都を彩る大人気の紅葉名所で、秋には観光客で賑わいます。2階の窓から外の庭を眺めると、幻想的な光景が広がっています。一面にまるでCGのような、とても現実世界とは思えないほど美しい景色が目の前に広がっています。

もう一つの美しい景色は、春から夏の鮮やかな緑がまぶしい青もみじの景色です。八瀬は古くから安らぎの地として愛されている場所で、静かな緑の世界に包まれます。瑠璃光院では文化財保護のため、いつでも観光できず、それぞれ春と秋の特別拝観でしか見ることができません。蓮華寺からさほど遠くはないので、ぜひ併せて立ち寄ってみましょう。

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京都屈指の紅葉と新緑の穴場スポット「蓮華寺」見出し

蓮華寺は京都の中でも紅葉がすばらしいことでも知られるようになり、観光客も増えてきました。しかし団体客は少ないのでゆっくり風景を楽しむことができます。朝早い時間は人が少ないので撮影もしやすくお勧めです。また紅葉シーズンを除けば訪れる人も少ないので、新緑の頃には抹茶と庭園を楽しみにぜひ訪れてみてください。

投稿日: 2017年10月23日最終更新日: 2020年10月8日

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