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京都で紅葉の穴場は?おすすめスポットや無料の場所に名所までご紹介

京都で紅葉の穴場は?おすすめスポットや無料の場所に名所までご紹介
投稿日: 2017年8月23日最終更新日: 2020年10月7日

紅葉見たさに京都を訪れる観光客の数が年々増え、大変な賑わいを見せていますが、混雑のあまり穴場の紅葉スポットを探したいと思っている人の数も増えています。そんな方のためにとっておきの穴場スポットをお教えしますので、ゆったりと京都の旅をお楽しみ頂きたいと思います。

京都でゆったりと紅葉を楽しもう見出し

京都は歴史ある神社や寺院が並ぶ、世界文化遺産や国宝、重要文化財に溢れた街です。そんな京都で紅葉を楽しみたいという方も多く、この時期に京都を訪れる観光客数がとみに増加しています。それにつれて、混雑のあまり、ゆっくり紅葉を楽しむことができない人の数も増えています。ここではそんな方のために役立つ穴場の紅葉スポットを、無料で拝観できるスポットなども含めて御紹介します。

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京都のおすすめ穴場紅葉スポット1:鹿王院見出し

鹿王院は京都市右京区嵯峨野にある臨済宗の寺院で、足利義満が1380年に、春屋妙葩を開山として建立した禅寺です。京都駅から京都市営バス72系統で下嵯峨バス停から徒歩3分のところにあります。本尊は釈迦如来で、京都十刹第五の寺となります。鹿王院の庭園は京都市指定名勝となっています。

広々とした庭は、日本初の平庭式の枯山水庭園と言われています。山門から方丈への長い石畳の参道は苔で覆われており、静寂でゆったりとした時間の流れを感じさせる名所です。秋にはもみじの紅葉と平庭一面の苔敷きの緑が映え、美しさが倍増します。見頃の時期は11月下旬から12月上旬にかけてです。ここは紅葉には絶好の穴場スポットと言えます。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット2:法然院見出し

法然院は京都市左京区鹿ケ谷にある浄土宗系のお寺で、京都駅から市バス32系統に乗り、南田町下車後徒歩5分のところにあります。1680年に知恩院の萬無和尚が、元祖法然上人ゆかりの地に念仏道場を建てることを発願し、弟子の忍澂(にんちょう)和尚によって寺院が創建されました。墓地には谷崎潤一郎や河上肇ら著名人の墓があります。

哲学の道から少し山の手に入ったところにある法然院には趣のある数寄屋造りの茅葺の山門があります。山門をくぐると参道の両脇に、水を表わす白い砂を盛った白砂檀(びゃくさだん)があります。この白砂檀の間を通ることは心身を清め浄域に入ることを意味するそうです。ちなみに法然院の拝観料は無料です。見頃の時期、11月下旬には、この白砂檀の上にに散り紅葉が美しい模様を描きます。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット3:愛宕念仏寺見出し

愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)は京都市右京区の嵯峨野にある天台宗の仏教寺院で、JR京都線京都駅から京都バス72系統に乗り、愛宕寺前で下車したところにあります。奈良時代の末に創建され、後の鴨川の洪水で本堂流出後、天台宗の僧、千観が再興し比叡山の末寺となったものです。本堂は鎌倉中期の建立で、文化遺産に登録されています。

この寺の本尊は厄除千手観音で、別名千二百羅漢の寺と呼ばれています。愛宕山参道の山麓入口に位置し、嵯峨野巡りの出発点として知られている紅葉の名所でもあります。山際に面しているため穴場的な紅葉スポットとなっており、11月上旬から中旬にかけてが見頃となります。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット4:清閑寺見出し

清閑寺は京都市東山区にある真言宗智山派の寺院で、四条烏丸より京阪バス84系統に乗り、清閑寺山ノ内町で下車後徒歩10分のところにあります。本尊は十一面千手観音で、802年に紹継法師によって創建されました。清閑寺と清水寺を結ぶ旧道の小径は「歌の中山」と呼ばれ、その呼び名が清閑寺の通称になっています。

高倉天皇の寵愛を受けた小督の局(こごうのつぼね)が、平清盛に追われ、この清閑寺に入って尼となり、21歳の若さで世を去ったと伝えられています。清水寺から歩いてすぐの場所にも関わらず、このお寺まで足を運ぶ人はあまりいません。見頃は11月中旬から下旬頃で、拝観料は無料ですが志納金制になっています。ここは古来より紅葉の名所として知られている隠れた穴場スポットです。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット5:真如堂見出し

真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)は京都市左京区にある天台宗の寺院で、JR京都駅からバスで40分ほど乗り、真如堂前下車後、徒歩8分のところにあります。通称を真如堂と呼ばれており平安初期に、円仁が霊木で彫った阿弥陀如来を本尊として堂宇を建てたのが始まりだそうです。この堂宇は国の重要文化財に指定されています。

真如堂は紅葉の名所でありながら、観光客の数もそれほど多くなく、京都らしい落ち着いた風情を感じつつ紅葉を楽しむことができるスポットです。山門から御堂へ抜ける紅葉のトンネルをくぐると、御堂、三重塔と紅葉の木々、苔の緑が絶妙のコントラストで目に映ります。見頃は11月20日過ぎ頃で、境内は無料で開放されています。このお寺は見逃すことのできない贅沢な穴場スポットです。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット6:醍醐寺見出し

醍醐寺は京都市伏見区醍醐東大路町にある、真言宗醍醐派総本山の寺院で、京都駅から京阪バスで醍醐寺まで約30分で着きます。この寺院は京都市内最大の寺院で、本尊は薬師如来です。874年、空海の孫弟子にあたる理源大師聖宝が醍醐山上に創建したのが始まりと云われています。豊臣秀吉が晩年、この寺で、贅を尽くした「醍醐の花見」を行なったことでも知られる桜や紅葉の名所でもあります。

醍醐山の山麓から山頂にかけて広大な敷地内に金堂、五重塔、薬師堂が建っています。もみじ、いちょう、こなら、りょうぶなどの落葉広葉樹が多く、11月には色づき始めます。仁王門をくぐった参道のもみじのトンネルから観音堂が建つ池の周り一帯は林泉(りんせん)と呼ばれ、醍醐寺で最も美しい紅葉のスポットです。

京都の醍醐寺の魅力!行き方やおすすめの観光を一挙ご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
京都の醍醐寺の魅力!行き方やおすすめの観光を一挙ご紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
京都の醍醐寺は、豊臣秀吉の「醍醐の花見」で有名な寺院です。特に桜や紅葉の時期はたくさんの観光客が訪れますが、古くからの寺院で多くの国宝があることでも知られています。今回は京都醍醐寺について、行き方のほか、その魅力に迫ってみました。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット7:光悦寺見出し

光悦寺は京都市北区にある日蓮宗の寺院で、市バスに乗り、源光庵下車後徒歩3分のところにあります。1615年に徳川家康が芸術家本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)にこの地を与えました。そして光悦が、この地に草庵を結び法華題目堂を建てたのがこの寺院の始まりです。光悦の一族や種々の工芸職人らが集い、芸術家村として栄え、光悦死後に御屋敷は寺院となりました。

鷹峰三山を望む景勝地にある光悦寺の参道は、重なりあったもみじでトンネルのような趣を与えます。境内には竹を斜めに組んだ光悦垣と呼ばれる独特の竹垣や、彼が晩年を過ごした太虚庵(たいきょあん)、光悦の墓などが見られます。この光悦垣と紅葉の作るコントラストがとりわけ美しく、絶妙の味を引き出す紅葉の名所です。見頃は11月中旬から12月初旬頃になります。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット8:宝ケ池公園見出し

宝ケ池公園は京都市左京区にある公園で、地下鉄烏丸線の国際会館駅から徒歩約15分のところにある桜や紅葉の名所です。宝ケ池は灌漑用のため池として江戸時代中期に造られたもので、昭和36年に国立京都国際会館が北側隣接地に建設された後、施設整備が進み、子供の楽園や菖蒲園、憩いの森、桜の森、北園、野鳥の森などが次々に造られ現在の姿になっています。

11月中旬の紅葉の時期には、公園の北園から比叡山が色づく様子を望むことができます。また、池に映える紅葉も美しく、自然環境に大変恵まれた公園と言えましょう。この宝ケ池は市街地から若干離れた場所にあるためか、あまり観光客が来ないので、落ち着いた雰囲気の中で見事な紅葉を楽しめる穴場スポットとなっています。入場料も無料ですので、存分に美しい紅葉をお楽しみ下さい。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット9:護法堂弁財天見出し

護法堂弁財天は嵯峨野の五山送り火の一つ、「鳥居形」が点火される曼荼羅山(まんだらやま)の南東麓にある小社です。この御堂は「嵯峨の弁天さん」とも呼ばれ、地元の住民から親しまれています。この場所には、京都バスで護法堂弁財天前駅で下車後、すぐ行くことができます。祭神や創建についての詳細は不明ですが、この地にあった仙翁寺(せんのうじ)の鎮守社だったとの説があります。

弁財天は貧困を救い財物を与える天女で、七福神の一人です。紅葉の名所が多い嵯峨野嵐山界隈で、この護法堂弁財天を訪れる観光客は意外に少なく、紅葉の隠れた名所の一つに数えられています。拝観、参拝は無料でどこを見るのも自由です。11月下旬の紅葉の時期には、苔に覆われた石の上にもみじが散り、緑と赤、黄色のコントラストが映え、美しい模様を形作ります。

京都のおすすめ穴場紅葉スポット10:毘沙門堂見出し

毘沙門堂は京都市山科区にある天台宗の寺院で、地下鉄山科駅から徒歩で約15分のところにあります。山号を護法山と言い、本尊は京都七福神の一つ、毘沙門天です。また、この寺は天台宗京都五門跡の一つでもあります。703年に文武天皇の勅願により、行基が創建した京都市上京区の護法山出雲寺が起元と云われています。

平安末期には荒廃していた出雲寺を、1195年に平親範が平家ゆかりの三寺と合わせ、天台宗の毘沙門天を本尊として仏堂を再建したことから、毘沙門堂と呼ばれるようになったそうです。赤や黄色に染まった葉の色と趣のある寺院との対比が美しく、しばし時を忘れて見惚れてしまいます。紅葉の見頃は11月下旬から12月上旬で、この境内は無料で解放されています。

京都でゆっくり紅葉を満喫しよう見出し

晩秋の京都は紅葉目的の観光客で賑わいを見せます。ただ、清水寺などの人気スポットでは、身動きが取れないぐらい多数の観光客に囲まれ、ゆっくり観賞できないと嘆く人が多いのも事実です。ここでは、混雑する超人気スポットを避け、有名なのに意外と訪問客の少ない穴場の名所に的を絞ってご紹介してみました。この秋京都に行かれる方は是非参考にして頂きたいと思います。

投稿日: 2017年8月23日最終更新日: 2020年10月7日

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